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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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軽井沢へ 

アイリスが、4月頃から計画してくれていた軽井沢旅行。
当初は、1泊で行こうという計画を立てていた。
アイリスは、家族で行きたいと言っていた。
軽井沢は、主人の実家のある長野に帰省する時に、いつも通過していく場所。
高速道路から、碓氷軽井沢の標識を見たり、妙義や浅間の山容を眺めると行ってみたいなぁと思っていた。
『軽井沢なら、長野に近いからお父さんも行ってくれるかも知れないから…』と
そんな理由で、軽井沢にしたようだ。アイリスは、先日、友達とも行って来て、
『とっても素敵な所だからみんなで行こうよ。お姉ちゃんとてっちゃんも連れて。』
せっかく、娘が計画を立ててくれたのに、主人は、『疲れるから行きたくない』の一点張りだった。

「わたしたちも歳をとり、体が動かなくなったら行きたくてもどこにも行けなくなってしまうわ。
そうなったら、いくら、娘たちが連れて行ってくれると言っても行けなくなるのよ。
今のうちに、自分たちのためじゃなく娘たちに良い思い出を残してあげるために行こうよ。」
そんな風に、何回も説得して、やっと主人も渋々と重い腰を上げてくれた。
息子と、義理の息子(てっちゃんパパ)は仕事があるため行けなかったけれど、主人、わたし、アイリス、マーガレット、てっちゃんの5人旅が始った。

朝、7時にマーガレットの家に迎えに行くと、ちょうど、てっちゃんパパが仕事に出かける所だった。
「ごめんね。○○ちゃんが、暑い中お仕事なのに、遊びに連れて行っちゃって…」
『いえ、いいです。よろしくお願いします。』と、てっちゃんパパは笑顔で答えた。
彼をみんなで見送ってから、いざ出発。
てっちゃんは、朝早くから起きていたそうなので、チャイルドシートに載せたら、すぐにスヤスヤと眠ってしまった。
その寝顔が可愛くてつい、見つめてしまう。

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『最初に、一番奥の北軽井沢もある白糸の滝に行こうと思うの。森の中にあるとっても綺麗な滝だよ。』
アイリスとマーガレットは交代で運転して、車は涼やかな森の中の道を滑るように走り抜けていった。
助手席の主人は窓を開け、『外が気持ちいいぞ、エアコンを切って窓を開けていこう』と言った。
開け放たれた窓から、ひんやりとした朝の森の空気が流れ込んできた。
「ほんと、気持ちいいね~♪」わたしは苔むした森や別荘地などを眺めていた。
やがて、駐車場について、森の中の道を白糸の滝まで歩いていく。
森の中を白波を立てて流れる川が美しい。

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黄色い小さな花、ミヤマキンポウゲかなぁ?木漏れ日を浴びて光る水面に揺れている。

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祈り…ふとそんな言葉が浮かんだ。

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トリアシショウマの白い花が、絶え間なく風に揺れながら水しぶきを浴びている。

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いく段にも流れ落ちる川、深い森の中に現れる美しい天然の水の造形にため息が出る。

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そして、白糸の滝が現れた。重なり合った緑の梢から降り注ぐ木漏れ日は、スポットライトのように滝を照らしていた。

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澄み切った水のなんて美しい…

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光が反射して、浅い川床を黄金色に照らしている。

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マーガレットに手を引かれ、てっちゃんも滝を見ている。

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麦わら帽子がお似合いのカントリーボーイ。ママのマーガレットも麦わら帽子がよく似合う女の子だった。

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お隣では、大きなゴールデンも記念撮影。

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いつまでも見ていたいけど…次に行かなくちゃ。もう主人は歩き始めていた。
涼やかな風とマイナスイオン、緑のオアシスのような白糸の滝を後にする。

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帰り道、高い梢のどこかで、美しい声でオオルリが囀っていた。
姿が見えないかなと思いながら、わたしは何度も梢を見上げた。
その度に、重なり合った結葉に、木漏れ日が透過して、まるで緑の灯火のように輝いて見えた。
美しいな…と何度も立ち止まるうち、少しづつ遅れてしまう。わたしが、走っていくと、
娘たちが振り返って、笑顔で手を振っていた。
『いいよ、おかあさん、走らなくっても、ゆっくりおいでよ』そんな風に言ってくれる娘たち、嬉しかった。

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『さぁ、次は、おかあさんのリクエストの、旧三笠ホテルだよ。』
森の中の道を少し下って別荘地の中を走っていく。
苔むした美しい林床に、木立ちに囲まれて建っている瀟洒な別荘…
22歳の時、母たちと家族旅行で訪れた軽井沢が蘇り、懐かしさで胸がキュンとなる。

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『おかあさん、素敵だね~♪どんな人たちが住んでいるんだろう?』
『一日でいいから、こんな別荘にゆっくり泊まってみたいね。』
『きっと、静かだろうね。朝なんて小鳥の声で目を覚ますんだわ、きっと!』
『夜はきっと、フクロウの鳴き声なんか聞こえて、窓辺には、子リスなんかがやってくるかも』
そんな風に、言葉を交わしながら、遠い昔、母と朝の軽井沢の森を散策しながら交わした会話を思い出したりしている。そう言えば、あの時も、同じような事を母と話していたなぁ…。
いつか、娘たちも再び軽井沢を訪れて、今日のこの会話を思い出す日が来るのだろうか?

森の中に、旧三笠ホテルの建物が現れた。

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部屋の中を見学できる。窓辺には緑の森が美しい。

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水彩画も美しい

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木漏れ日の差し込む窓辺、白いレースのカーテン越しの光が柔らかい

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娘たち

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窓際の光の中で、撮ったマーガレットとてっちゃん。
逆光だけれど、光に包まれた幸せそうな母子の姿がとても気に入った一枚。

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緑の中に佇む三笠ホテルを後に、ランチをとるために、旧軽井沢へと移動する。

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軽井沢の街並み

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旧軽井沢の駅。そう言えば、この駅に見覚えがある。遠い昔の記憶の糸が繋がった。

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アイリスが探しておいてくれた、ステーキとハンバーグのお店でランチ

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とっても美味しかった。
ゼラニウムの鉢植えが、何故か綺麗で、パチリ…

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最後に、てっちゃんとマーガレットのために、おもちゃの博物館へ

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素敵な木工細工

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可愛い星

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おみやげ物のコーナー

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もう、閉館のようだね。ちょっと、忙しかったね。また今度ゆっくりくればいいよ。
なんて言いながら、外に出る。

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夕暮れが迫った森に、真っ白な紫陽花が綺麗に浮かび上がった。

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ユウスゲの花も咲いている。

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キキョウの紫が、ひっそりと美しいね。

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ナデシコの花

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マーガレットの花

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今回の旅行でマーガレットは、妹のアイリスにねぎらいと感謝を忘れなかった。
そして、てっちゃんを慈しむ母の顔を何度も覗かせた。
アイリスは、全ての旅行の計画を立て、みんなに気を配ってくれた。
いつの間にか、娘たちは、大人の女性になっていたんだと、改めて感じた。
主人は、やっぱり、疲れた!と言っていたけれど、てっちゃんを良く抱っこしてくれた。
きっと、思い出深い旅行になったのだと思っている。
娘たちとてっちゃんのお陰で、わたしたち夫婦も一日、楽しい思いをさせてもらったと感謝している。

ほんの短い旅行だけれど、小さくて、ほんのり暖かい、思い出が出来た。
家族にはさまざまな形がある。ささやかだけれど、それでもいい…
少しづつ、そんな絆を深めていきたい。
きっとこれが、わたしたち家族のスタイルなんだと思う。

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コメント

しいちゃん、思い出の軽井沢にご家族と再び行くことが出来て、よかったですね。

外出嫌いのご主人もてっちゃんといっしょなら、きっと(早く帰ろう}とは言わなかったでしょう。

手を引かれて麦藁帽子の後姿が何とも愛らしいですね。かわいいなあ。
孫がほしくなっちゃいます。

自分の子がこのくらいの時は早く大きくならないかなあ。と思っていたけれど、小さい頃が懐かしいです。

てっちゃんはいつも子供達のことを思い出させてくれます。

はるか #mauyLjdI | URL | 2010/07/31 23:25 - edit

はるかちゃん、こんばんは(*^_^*)
コメントありがとうございます。
そうですね。年に何回かでも良いので、一緒に日帰り旅行に出かけられたら良いと思っています。
てっちゃんに引かれて主人も楽しめれば良いです。
赤ちゃんの成長は、早いですね。
もうしっかり、自分の意思を主張します。そのうち、一緒に行きたくないなんて言うかもです(笑)

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2010/08/01 23:39 - edit

はるかさん そしてしーちゃん 今晩は♪
去年10月母達と行った軽井沢が懐かしく蘇りました。
夏の白糸の滝は緑が綺麗だし、光りのスポットライトがとても素敵ですね。
旧三笠ホテルは前を通っただけでしたが、中が素敵だったですね。 入れば良かったです。
マーガレットさんとてっちゃんのツーショットも素敵でしたね(^_^)

皆さんの楽しげな軽井沢行き拝見していたらまた行きたくなりました。
皆さんでまた楽しい旅が出来ると良いですね。
ご主人も付いてきてくださって嬉しいことでしたね。 やっぱりてっちゃんのお蔭かな(*^_^*) 

お千賀さん #JalddpaA | URL | 2010/08/04 22:48 - edit

ちかちゃん、こんばんは。
ちかちゃんもご主人との上高地、良かったですね。
うちの主人が重い腰を上げたのも、やはりてっちゃん効果だと思います(笑)
軽井沢、また行きたくなりました。
上高地も行きたいなぁ。行きたい所ばかりで困りますね。
眠くて支離滅裂でごめんね。それじゃまたね

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2010/08/06 01:01 - edit

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