Admin New entry Up load All archives

風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

CM: -- TB: --   

憧れの地へ…1 

奥多摩と奥秩父の県境の山奥に、人知れずフクジュソウの群生地があることを知ったのは昨年のことだった。
自然のままの素晴らしい群生地のため、自然保護の観点から、そして、一般の登山道ではなく地図にも載っていないので危険防止などの理由で詳しい記述は省かれていた。

一般公開されていない秘密の花園だが、わたしは、独身時代に奥武蔵や奥秩父の山を歩いていたこともあり、多少の土地勘があったので、数少ない地名から大体あの辺りだろうとの見当はついた。

この冬中、地図を眺めながら暖めていたいた思いを実行すべく、2月始めにその場所へと足を運んでみた。
最終バス停から、橋を渡り、沢を見ながら林道を進んで上り口を捜してみたが、見つからないままに、とうとう林道の終点まで来てしまった。

目的の秘密の花園には沢に沿って登り上げるようになっていたので、沢に降りて探してみたが、どうもこの場所は違うようだった。
となると、登り口は、杉木立の中へと続く、あの一箇所だけだと思った。
最初から、その日は下見の積もりだったので、目星を付けた道の探険は次回にして林道を戻る事にした。
最初に渡った橋の袂に地元のおじさんがいたので、挨拶を交わし、ちょこっと情報を聞いてみた。

すると、やはり、登り口は、目星を付けたところで間違いないようだった。
おじさんは『まだ、行っても咲いていないよ。お彼岸の頃に来れば、大勢登っているから判ると思うよ。』と、教えてくれた。
そんなにメジャーになってしまったのかと、ちょっと残念な気持ちにもなったが、次回はきっと辿り着けそうな予感がして嬉しくなった。
わたしは、おじさんにお礼を言って別れたのだった。

hanazono_014.jpg

後日、その事をブログに綴ったところ、秩父にお住まいのshinさんが、shinさんの山仲間の方が案内してくださるので、よかったら一緒に行かないかと誘ってくださった。
わたしは、願ってもないチャンスなので、連れて行っていただくことにした。

約束の3月13日、期待に胸を膨らませながら早朝の西武秩父の駅に降り立つと、改札口のところで、shinさんが待っていてくださった。
集合場所の駐車場に行くと、すでに今日のメンバーが待っていてくれた。
shinさんのお友達の秩父山岳会のKEYさん、クロちゃん、群馬山岳会の“大田ハイキングクラブ”の4名のみなさん、そしてわたしの8名が揃った。

わたしは、どなたとも初顔合わせで緊張したが、shinさんがいろいろ気を配ってくださったので、すんなり皆さんのお仲間に溶け込ませていただくことができた。
それぞれ車に便乗し目的地へと向かう道すがら、武甲山は前々日に降った雪で真っ白だった。
今日の主催者のKEYさんとクロちゃんは、雪の状態をしきりに気にされているようだった。
わたしは、その場所に行けると言うだけで嬉しかったけれど、主催者としては、参加者に素晴らしい花園を見せてあげたいと言う思いが強くなるのも分かる気がするのだった。

hanazono_011.jpg

hanazono_013.jpg


目的地に着くと、そこには長閑な山村風景が広がっていた。
ここは獅子舞でも有名な村だと聞いた。路地の所々に、ユニークな木のオブジェが、訪れる者を歓迎してくれ
ていた。

hanazono_002.jpg

地元の方が作ったのだろうか?丸木や枝をそのまま利用した動物たちは、素朴でなかなか素敵だ。
道路ではなく森の中に飾ったら、きっと良く似合うと思った。
たとえば、森の広場にこんな動物たちのオブジェを集めて、森を丸ごとの美術館にしたら素敵だろうなと思う。

hanazono_010.jpg

hanazono_018.jpg

まぁ、そんな空想はさて置き、身支度を整えて歩き出す。
やはり、登り口は、あの杉林へと続く道だった。
最初から雪が深く残っている急坂を登っていくと、杉木立の奥の小高いところに廃村になった集落があるのだという。
群馬の山岳会の方が、この廃村に見事な防風林があるらしいと言ていた。

hanazono_027.jpg

みなさん、良くご存知のようで感心した。しばらくすると行く手の丘に立派な防風林が現れた。
杉の樹と葉を落とした枝先は、ケヤキだろうか?かなり巨木のように見える。
帰りに時間があれば寄ってみようと言うことで先に進む。

hanazono_028.jpg

やがて2軒の廃屋が現れ、ここが最後の集落となる。

hanazono_031.jpg

雪道は30センチほど積もっているが、春のポカポカ陽気に表面が溶け出したっぷりと水気を含んでかなり歩きづらい。
足を乗せるとズボッズボッと沈むのだ。わたしは、足を取られながらも初めての道にワクワクするのだった。

hanazono_026.jpg

hanazono_025.jpg

(次回へ続く)
スポンサーサイト

category: 森・山

CM: 0 TB: 0   

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sion920.blog74.fc2.com/tb.php/47-486e1400
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。