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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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鷹渡り 

田んぼは黄金色で刈り入れの季節…
真っ青な空には、真綿のような雲が流れて、吹く風が気持ちいい…

この季節は、やっぱり鷹渡りを見なければと、心が騒ぎます。


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毎年、飯能にある天覧山に見に行っていましたが、今年は梅の公園に行ってみることにしました。
吉野梅郷にある梅の公園、梅の時季は大変賑やかですが今は訪れる人もなくひっそりしています。
小さな水路に、空が映り込み、桜の葉が少し色づいていました。

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少し小高い場所にある東屋が、観察ポイントになっていました。
野鳥の会の方々が、観察されています。わたしたちは会員ではありませんが、
「こんにちは、ご一緒させていただいても良いですか?」と挨拶をすると、快く迎えてくださいました。

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空は快晴に澄み渡っていますが、まだ、鷹は渡っていないそうです。
イワツバメとトンボが、たくさん飛んでいました。

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バーダーさんのスコープにも、ネギトンボが止まっていました。

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真っ青な空には昼の月が、白くうっすらと滲んでいました。

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ここは、羽田から発着する飛行機の航空路らしく、空を見上げていると時折、真っ白な機体が
青空を飛んでいきます。双眼鏡で見ると、透き通るように輝いてとても綺麗です。

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鷹を待ちながら飛行機雲など追いかけます。

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時折、カラスや鳶が旋回し出すけれど、一向に渡りの鷹の姿はありません。
みなさん、熱心に、空を眺め続けます。

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どなたかが見付けて叫びます。『あ、いた、あの山のヒノキの上、10時の方向!』
みなさんいっせいに双眼鏡を向けます。『サシバですね。もう1羽居ますね!』
『おお、本当だ!回っているね。高いなぁ~』『あと、3羽加わりました!』
『1、2、3、4、…5,6、、7羽います!』『こりゃぁいい!鷹柱を作ってる!!』
『高いですね~!今日は、随分上を飛んでるんだなぁ、見えないわけだ!』
と、次々に、声があがります。わたしも教えていただきながら大空を探します。
高揚していく気持ち…ドキドキします。

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そして、小さく、点になって見える!!

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そして、数羽の鷹が大きく旋回しながら、どんどん高度を上げていく鷹柱が見えます。
みんなの声を聞きながら、何だか胸が熱くなって涙が零れそうになってきます。
(トリミングしていますが、上と下にかろうじて2羽写っています)

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一羽が、すっと首を南西へ向け、流れていくと、また一羽、また一羽と後に続く
大空を渡りゆく者たち…上昇気流をを捕まえてスーッと帆走していく
双眼鏡でなければ見れないほど、大空の彼方で繰り広げられる光景はなんて美しい…
そして、何て神秘的なんだろう。

そうだ、これが見たかったんだ!!と、心の中で呟きました。

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『羽根が透けているね…なんて綺麗なんだろう。』
『やっと見れたねぇ、これが見れないとね~!』
『良かった良かった、みんな見れましたね!』
みなさんが、口々に言っています。最後の鷹が見えなくなるまで見送って、
やっと双眼鏡を外して、みなさん満面の笑顔になります。
みんな、とっても優しいです。

いいなぁ、こういうの…
風と共に大空を渡って行く者たちを、地上でひたすら見上げながら待つ人たちと時間を共有すること。
ちっぽけな人間たちの、だけど、おおらかなロマンの心を共有できるって素敵です。

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その後、鷹は渡りませんでしたけれど、十分でした。今年は、まだ大きな渡りが無いようです。
わたしたちも、3回、渡りを見に行きましたが、やはり数羽を見るのみでした。
何十羽も渡って行く姿に遭遇したら、それは素敵ですけれど、こうして数羽でも見られた幸運に感謝します。
本当に、良いものです。心が広く大きくなります。


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鷹を待つ間、小さな生き物たちにも逢えました。

ヒゲナガカミキリ

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ハナアブ君、複眼がカメレオンみたいで面白いです。

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ダイミョウセセリ、黒地に白い紋を抜いた羽織のようだから付いた名前です。

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お馴染みアキアカネ、それはたくさん飛んでいました。

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一面の野菊が咲き誇っていました。

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ユウガギクかな?

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ノコンギクの蕾

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サンシュの真っ赤な実

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ヤマハッカ

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午後の陽射しに秋草がキラキラ光ります。

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『それでは、みなさん、お先に失礼します。ありがとうございました。』
『お疲れ様でした。また、お逢いしましょう。』
午後2時を過ぎ、バーダーたちは、一人、また一人と、山を降りて行きました。

わたしたちも、お礼を言って梅の公園を後にしました。

大空を渡って行く鷹たちに、大きく、夢見る心を教わり
鷹の渡りを楽しみに見上げる人たちの優しさに、心を温めながら…

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