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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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里山の夏 

もう、過ぎた季節となりました。
夏の終わりには、いつも、寂しさが付きまといます。
大好きな季節だから、やりたいことがたくさんあって、でも、いつも半分も出来なくて
ああ、終わってしまうなぁって感傷的になります。

やりたかったことの一つ、それは日原の山奥の渓流で遊ぶこと。
小さな滝や、流れを越えて歩いてみたかったです。
光り輝くカゲロウが飛ぶ、あのカゲロウ谷にも行ってみたかったなぁ…
緑深い巨樹の森を、彷徨っても見たかったです。

そんなことを思いつつ、歩いた里山、過ぎた日の夏の匂いが漂う花たちをアップします。


里山を流れる小さな川には、オオハンゴンソウが咲き乱れていました。
帰化植物で、北米原産で、地下茎でも伸び、たくさんの種をも生産するので繁殖力が強くて
在来種の生態系を脅かすと言うことで、特定外来生物に指定されているそうです。

特定外来生物とは、勝手に植えてはいけない。駆除する時は刈るのではなく根から抜いて、
さらに焼却しなければならないなどの規制があるのだそうです。
そんな人間の思惑など、どこ吹く風でオオハンゴンソウは、この場所が気に入ったのでしょうか。
清らかな流れのほとりで黄色い花を咲かせ続けています。

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そのかたわらで、ヤブミョウガの花が、小さくて目立たない白い花を咲かせています。

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アップにするとなかなか綺麗。実は、淡いブルー、青、濃紺、黒とさまざまに変化します。
わたしは、濃紺の実が、サファイアみたいで好きです。

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こちらは夏水仙、淡いピンクの花を、夏木立や夏草の深い緑の中で咲かせます。
ヒガンバナ科の花で、花の形も何となく似ています。
ナツズイセンのピンク色は、深みがあって、涼やかな感じがして好きな色です。


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アップにした横顔も、ユリの花に似ていて好きです。

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蕾もすっとして涼やか…

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中国原産の帰化植物だけれど、すっかり里山の風景に馴染んでいて、農家の庭先や畑の隅の草の中や、
蝉時雨の木陰などに、一叢寄り添って咲いていたりすると日本の夏の風物詩になっていると思います。

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葉影に咲いた小さな薄紫の花は、ムラサキシキブです。
秋になれば、ひっそりと綺麗な紫色の実をたくさんつけます。この実は葉が落ちた晩秋まで残り、
どうかすると冬枯れた山道で出逢うことも、早春の雪の上にひとつぶ、ふたつぶ落ちていることもあり
そんな時は、宝石を見つけたような気持ちになります。
だって、そんな季節外れにも、鮮やかな紫色をのこしているんですもの…

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やっぱり涼やかなキキョウの花…キキョウは、やっぱり桔梗と書きたい。
秋の七草のひとつで秋の花だけれど、一番綺麗に咲いているのは暑さ厳しい晩夏だと思います。

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白花の桔梗は、なんとなく浴衣姿のしなやかな女性のよう…
晩夏の陽射しの中、一服の涼風が吹き抜けるよう。簾をかけた縁側に風鈴の音なんて似合いそう。

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コバギボウシの蕾が膨らんでいました。日当たりの良い山野や林の湿地などに群れて咲きます。
この花を見ると、尾瀬の湿原で晩夏の風に吹かれている姿を思い出します。
花はまだ咲いていなかったけれど、淡い紫色の蕾が瑞々しくて綺麗でした。

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ムクゲの花は、初夏から秋口まで、次々と大輪の一日花を咲かせます。
韓国の国花としても知られています。この日は咲き始めの美しい花に出逢えました。
同じくアオイ科のハイビスカスとも良く似ていると思います。シロバナタイプ

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こんもりとした樹にたくさんの花を付けて、なんとなくクリスマスツリーみたいと思いました。

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こちらはアカバナタイプ。タチアオイや芙蓉の花とよく似ていると思います。
厚みのあるピンクの花びらが、光に透けるようでますます柔らかな質感を感じました。

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青空の下…やはり夏の花ですね。

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暑い昼下がり、古民家のうどん屋さんで、涼みましょうか…

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夏は、やっぱり、ぶっかけでしょ(^^)
ここのうどんは、腰が強くて、しこしこしてて、うどん好きには堪りません。
お蕎麦も好きだけど、埼玉県人のわたしは、やっぱりうどん好きなのでした。

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デザートは、白玉アイスのエスプレッソがけ
ほんのり甘い小豆と、白玉と、冷たいアイスに、薫り高いエスプレッソ珈琲をかけていただく。
珈琲の苦みと香りと、アイスクリームの甘さが絶妙にマッチした免品でした。

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静かに流れるJAZZに癒されて心地よい時間を過ごし、また、緑陰の小道を下って行く


林道にウバユリが咲いていました。ユリ科の花なのだけれど、とても地味で目立たない存在。
ウバユリ(姥百合)の名も可愛そうなネーミングだと思います。
植物や自然の事に詳しい友人に教わったのは、花が咲く頃、葉はほとんど枯れてしまって
その姿を、年を取って歯が抜けてしまった姥に例えた名前なのだそうだ。

うーん、やっぱり気の毒だ…花の盛りは、姥百合だってキレイです!!
少し緑がかったオフホワイトの花色は上品だし、少し暗い森影に、慎ましやかにすぼめたて
咲いた花びらも控えめで清楚です。

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こちらは、元気いっぱいの花色のオニユリ。ん?鬼百合…こちらも気の毒な名前です。
炎のような明るい朱色に暗赤色の点々がある花姿から、赤鬼を連想して付けた名前だとか…
でもこの百合にはテンガイユリ(天蓋百合)の別名があります。シャンデリアのごとくぶら下がるように咲く
花姿を仏具の天蓋に見立てたものだそうですが、こちらの名前の方がいいですね。


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紫陽花の花が色褪せて残っていました。花びらと言うかガクは散らないから、いつまでも残り
冬になったらドライフラワーのようになり、ちょっと寂しいです…

でも、少し色が抜けてくすんだ紫色が、なんとなく素敵に思えてカメラを向けました。

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人に個性があるように、花にもいろんな色合いがある…

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さまざまな道を生きて来て、いぶし銀のような輝きを身に着けた人のように…
そんな気持ちになりました。

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もう、アキノタムラソウが咲いていました。
小さな紫色の小花が、草むらにひっそり咲いているのを見るのが好きです。

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そして、ユウガギクも咲き始めています。一輪だけだけれど秋を感じます。清楚ですね…

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この花は正式名称をなんというのでしょうか?
子どもの頃、夏の庭先に普通にあって、花の柄が長いことから、天狗の鼻に見立てて
“テング花”と教わりました。そして、鼻の先に付けて遊んだものです。


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朝顔やつゆ草と一緒に色水づくりや、おままごと、押し花づくりなどした思い出が…


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あまりにも、ビビットで可愛くてアップで撮ってみました。綺麗です。
思い出の中の懐かしい夏の花に出逢えてなんだかほのぼの嬉しかった夏の日でした。


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category: 里山

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コメント

毎年今年こそ、夏山に行こうと、思いますが、忙しく過ぎていきます。

でもこの夏は鷹ノ巣山にトレーニングに一緒に登ることができて、とても楽しかったです。
ありがとうね。安曇野さんとしいちゃんと感謝でいっぱいです。

一緒ならどんな山にも登れると自信になりました。よしころんちゃんもゆっくり時間を掛ければ、大丈夫だと、言ってくれました。

しいちゃんは夏が好きだったね、
桔梗やムクゲがとても素敵。
白花桔梗もいいなあ。
うどんも大好きです。母は群馬出身で小さい頃からうどんを年中食べとりました。
蕎麦は、最近好きになりました。
写真見ていたら、明日はうどんに決めました。

はるか #T2PFTBgw | URL | 2013/09/08 00:51 - edit

はるかちゃんへ

はるかちゃん、こんにちは(^^)
昨日は、ほんとうにありがとうね(^_-)そして、こちらにもコメントありがとう。

そうそう、山は、マイペースで登れば、絶対大丈夫だと思います。
あとは、天候と万全の体調ということかな。
わたしも、ゆっくりだよ。また、一緒にゆっくり上れる山歩きしましょう。
きっと、山は、素敵な何かをくれますよね(*^_^*)

うどんね、はるかちゃんもうどん好き(*^_^*)
今度、あの奥武蔵のうどん屋さんにはるかちゃんを連れて行きたいなぁ。
うどん好きには、たまらないよ(^_-)v

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/09/09 14:20 - edit

身近な里山

こんにちは、モナスマです。ご無沙汰致しております。
拝読はさせて頂いていたのですが、素晴らしいお写真に圧倒されてコメを残せずにおりました。(皆様の専門的なコメントにも気後れしてしまって・・汗)

「北アルプスの風、ふたたび~~最終章 山に入りて山を知る」まで、
山と景色と愛らしい花の数々とを、美しい文章と共に感動の坩堝に浸りながら堪能させて頂きました。

sizukuさん、今夏も北アルプスに登れて幸せでしたね。ご夫婦で山登りが出来るってとても素晴らしい事ですものね。
既に来年の青写真も出来ていらっしゃるご様子。楽しみに向けて日々の張り合いも違ってくるのではないでしょうか。

私にとっては、文字通り高嶺の花。どんなに素敵でも会いに行く事は出来そうにないな~永遠の憧れですね。

私の身の丈に合った、里山の花たちが愛おしく思えました。
水辺や山陰にそっとだけれど気丈に咲いている花々。
和風美人の桔梗、ムクゲ(シロハナタイプ)真ん中の鮮やかな紅が稚児の位星みたい(数が多いけどw)
オオハンゴンソウはどこでも見掛ける気がするけれど、面倒な制約があるのですね。
お気に入りはムラサキシキブでした。
あと、白玉アイスのエスプレッソかけです(笑)

身近なこんな小径、一人でぶらり歩きするのも良いものですね。

モナリザ スマイル #- | URL | 2013/09/12 16:33 - edit

モナスマさんへ

モナスマさん、おはようございます(^^)
唐松岳の長いレポも読んでいただきましてありがとうございます。
今回、お花の写真が多すぎて、あんなに長くなりました^_^;
でも、一つ一つ、想いを巡らし、見ていただいてありがたいなぁと思っています。
時間をかけて書いた甲斐がありました。モナスマさん、ありがとう(^^)

唐松岳は、天気さえ良ければ、少しも難しい所は無い山です。
小さなお子さんも、ご年配登山者も元気に登っていますよ(^_-)
そして、八方池までは、観光客もたくさん登って来ています。
1900m地点まで、ロープウェイ&リフトが運んでくれますから、大半は歩かなくて済むのです。
最終リフトを降りて、1時間も登れば、天空の八方池です。
ここまでの散策で、たくさんの高山植物に逢えます。

機会がありましたら、ぜひ、ご主人とお出かけください。
リフトで吹かれる心地よい北アルプスの風を、モナスマさんにも感じていただきたいです(^_-)v

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/09/13 08:43 - edit

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