Admin New entry Up load All archives

風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

CM: -- TB: --   

ローカル線テツコな旅 

若草女子会のはるかちゃんから、7月2日に女子会しませんか?とメールが来ました。
はるかちゃんも7月2週目以降、いろいろ大変な状況になり忙しくなってしまうとのこと、
その前にしーちゃんに逢いたいと思って、メールしましたと、言ってくれました。

このところ、私用で多忙なわたしを山に誘ってくれたのですが、まだ体調がいまいちなわたし。
ちょっと山はムリそうなので、まったりテツコな旅はどうかしら?と提案しました。
はるかちゃんも自称、テツコさんなので良いかなと思い、かねてから乗り鉄したいと思っていた
わたらせ渓谷鉄道を選びました。

若草女子会の他のメンバーさんは、仕事や、旅行などで都合が、つかなかったので、
今回は、はるかちゃんとわたしとの二人旅になりました。
二人なら、まったりテツコな旅も良いかなぁ…ということで、大した計画も立てずに集合時間と
集合場所だけを決めて出発です。

はるかちゃんは、はるばる千葉から列車を乗り継ぎ、わたしは、八高線で高崎経由で桐生を目指します。
ほとんど同じ時刻に家を出た晴れ女な二人、真っ赤な太陽が登り始めて今日の晴天は約束されました。

八高線もローカル線で、列車も気動車です。早朝の田園風景の中を走ります。

watetu13-6_001.jpg

踏切のある風景も大好きです。ポーっと、ホイッスルを鳴らして通過します。

watetu13-6_002.jpg

こんな風景もたまりません。そうだ、今度は八高線を撮ってみようかな?なんて思いました。

watetu13-6_005.jpg

高崎から両毛線に乗り換えて一路桐生を目指します。途中、小山ではるかちゃんと合流しました。
お互い3時間の長い道のりでしたけれど、テツコなので苦にならないところが可笑しいです。
桐生の駅に着いて、わ轍の切符を買おうと思っていたら、なんと「待っていたよ」と言うように
ホームの片隅に慎ましやかに、くすんだエンジ色の一両だけの車両が止まっているではありませんか。

watetu13-6_013.jpg

優しい笑顔の車掌さんが、車内で1日フリー切符の販売をしていると教えてくれました。
運転手さんも車掌さんも、優しげで温かみがあって、ローカル線の魅力に触れた思いです。
乗車したのはわたしたちの他に二人の乗客のみでした。

watetu13-6_017.jpg

途中、車掌さんが、休日のみ運行されるわっしー号と、トロッコ列車が停車していると教えてくれました。
もちろん、わたしたちは、ゆっくりと走り去る列車の窓から激写です。

watetu13-6_028.jpg

遠ざかるトロッコ列車、煙は、わたしたちが乗っている列車の煙です。
蒸気機関車とは違うのですが、動力で走る列車を気動車と呼ぶそうです。
わたしは、そのあたりの事を良く知らなかったので調べてみました。

watetu13-6_032.jpg

※ここで、気動車についてウィキペディアから、転記します。
気動車(きどうしゃ)とは、人員・荷物もしくは貨物を積載する空間を有し、
運転に必要な動力源として熱機関を搭載して自走する鉄道車両である。

現在の気動車は、動力として一般に内燃機関の中でも熱効率と安全性に優れる
ディーゼルエンジンが用いられている。そのため、日本では「ディーゼル動車」
または「ディーゼルカー」(Diesel Car, DC)、「汽車」 などとも呼ばれる。

気動車は、電気を動力とする電車と違い、車体事態に動力を搭載しているので、
大がかりな変電所などの地上施設が要りません。つまりローカル線向けの車両の事を言います。
キハ30なんて呼称がありますが、これは国鉄時代の呼び名だそうです。
キは、気動車のキ、ハは、普通車という意味だそうです。

watetu13-6_036.jpg

わたしたちが購入した一日フリー切符は乗り降り自由な切符です。
平日なので本数も少ないし、帰りの時間もあるので何度も乗り降りできるわけではありませんが、
3つの駅で途中下車することに決めました。まず最初の下車駅は、上神梅(かみかんばい)駅です。
この駅で降りたのはわたしたちだけ…

watetu13-6_038.jpg

この駅は大正元年に作られた駅で、わ轍沿線で現存する一番古い駅舎だそうです。
木造の改札口や待合室の佇まい、小さなプラットホームも懐かしさいっぱいです。
無人駅ですが、地元の人に大切に管理されていてとても綺麗な駅です。

待合室もローカル色が濃くていい感じ。床には水が撒かれた跡があり、お掃除も行き届いています。

watetu13-6_042.jpg

今は駅員さんが立つことはない改札口。
そういえば、こんな木製の改札口を子どもの頃、通った記憶がありました。
駅員さんが、素晴らしいスピードで切符にハサミを入れるのを感動の眼差しで眺めていたっけ。

watetu13-6_046.jpg


苔生した屋根や、木目も美しい壁板、駅名の看板も良くマッチしています。

watetu13-6_050.jpg


緑に囲まれたプラットホームは花がいっぱいです。

watetu13-6_059.jpg


「このお花は何かな?子猫のしっぽみたい。キャットテイルだっけ?」
『うん、似てるけど、ちょっと違うかな?たしかキャットテイルは赤くてもっと短かったよね。』
なんて、わたしたちの会話も長閑です。

watetu13-6_052.jpg

駅舎前の広場には、古い電信柱がありました。
この電信柱も大正時代のものでしょうか、山間の小さな駅の小さな広場を、
ほんわかと照らす裸電球の明かりを想ってみたら、ほのぼのです。

watetu13-6_051.jpg

次の列車が来るまでの時間は1時間弱あります。あと、30分ほどで上り列車が来ますが、
それまで、な~あ~んにもありません(笑)


そこにあるのは夏の朝の清々しい空気と、緩やかにカーブしながら消えていく線路と

watetu13-6_069.jpg

watetu13-6_077.jpg


時が止まったままのような、古い駅舎と、

watetu13-6_072.jpg

キラキラとした太陽の光と緑の風を、パクパク食べてしまっているような夏色の花たちです。

watetu13-6_120.jpg


わたしは、こんな時間が大好きなのだけれど、はるかちゃんは退屈しないかしら?と
チョッピリ心配でしたけれど、『しーちゃん、この駅いいねぇ~♪何だか気持ちいい~♪』
と言ってくれてホッとしました。

二人して写真を撮ったり、低いホームに腰かけて足をぶらぶらさせながらおしゃべりしたり
何とも言えない時間を過ごします。こういうのを心がほどけていくって言うんだろうなぁ…

あっ!上り列車が来たよ!!
緑の繁りの中から、豆粒みたいに現れた小豆色の車体

watetu13-6_080.jpg


ゆっくりと大きくなって近づいてきます。ドキドキと胸が高鳴ってきます。
やっぱり、わたしは列車が好きなんだと思える瞬間です。

watetu13-6_082.jpg


わたしたちは、何度もシャッターを切りました。

watetu13-6_085.jpg


ローカルな駅に、ローカルな列車、最高にいいなぁ…

watetu13-6_088.jpg


ゆっくりとホームに滑り込んだ列車は、降りる人もなくホームを離れて行きました。

watetu13-6_092.jpg

SLほどじゃないけれど、黒い煙を吐きながら、可愛らしいピーっというホイッスルを響かせて
ガタゴト走って行きます。

watetu13-6_100.jpg

その後ろ姿が、なんともノスタルジックで胸キュンなんです。
はるかちゃんも激写中(*^_^*)

watetu13-6_104.jpg


踏切を渡って、遠ざかる風景…
見送ってしばらくすると、下り列車がやってきました。

watetu13-6_107.jpg


さあ、下り列車に乗り込みます。この列車には10人ほどの乗客が乗っていました。
神戸(ごうと)と言う駅で、4分の停車します。この駅も古くて味わい深い駅です。
この駅には“清流レストラン”という、旧ロマンスカーの車両を利用した列車のレストランがあります。
↓の写真の奥に見える白っぽい車両が、食堂車の様な清流レストランの車両です。

watetu13-6_127.jpg

ここで、食事もできますが、わたしたちは駅弁を注文しておいたので、駅弁を取りに走りました。
『お弁当を取りに行くと言えば、多少時間が遅れても、運転手さんが出発を待っていてくれるよ』と
駅弁を手渡してくれた店員さんが言いました。ローカル線の良さですね。

わたしたちは、列車に乗る前にパチリと写真を撮りました。

watetu13-6_123.jpg


ここで、車掌さんは交代のようです。はるかちゃんが手を振ると車掌さんも手を振ってくれました。

watetu13-6_125.jpg


走り出した車内から、古い駅舎を撮りました。
一昨年、娘と秋に来た時、駅舎の側に佇む銀杏の木が色づいた葉を散らし、屋根の上が一面
レモンイエローだったのを思い出しました。秋も素敵なわ轍です。


watetu13-6_130.jpg


ここから列車は草木湖の側を走って行きます。とっても長いトンネルを2つ通過します。


watetu13-6_135.jpg


一瞬、トンネルを抜けるのですが、すぐにまたトンネルに入ります。
乗客はまた4人だけ…

watetu13-6_140.jpg


そして、次の駅、沢入(そうり)駅で途中下車します。
この駅はプラットホームにたくさんの紫陽花が咲き、ホームには大正時代の待合所があります。

watetu13-6_143.jpg


紫陽花の奥に、わ轍をぼんやり滲ませるように撮りたかったのだけれど…失敗^_^;

watetu13-6_149.jpg


普通に撮った方がいいのかな?

watetu13-6_150.jpg


緑の木立ちに囲まれた沢入駅もまた、素敵なんです。

watetu13-6_154.jpg


木立ちの中にあるのが、大正時代の待合室。なんとも可愛らしいんです。

watetu13-6_155.jpg

白い窓枠が、お洒落です。ガラガラと引き戸を引いて室内に入ります。

watetu13-6_195.jpg

窓辺には緑がいっぱいです。

watetu13-6_199.jpg

そして、紫陽花も咲いています。

watetu13-6_201.jpg

まるで、小さな小部屋みたい。滴るような緑が窓ガラスに映り込み、ああ、ため息…
この小部屋から、行きかう列車を、行きかう人々を、行きかう時を…ずっと見ていたい。

watetu13-6_202.jpg


プラットホーム全体の姿も哀愁&郷愁を感じます。

watetu13-6_219.jpg

長くなったので、続きは、また今度綴ります。
スポンサーサイト

category: プチ鉄

CM: 8 TB: 0   

コメント

No title

郷愁を誘う駅舎,出発の汽笛,近づいてくる列車。待つ間の静かな時間。すべてがいいですね。
改めて見ると本当に旅に出かけたくなります。山合いの小さな駅で降りて沢で遊んで・・・。
いい景色です。ありがとうございました。

nitta245 #- | URL | 2013/07/10 06:50 - edit

No title

こんな鉄道の小さな旅も良いですね。
八高線からの眺め、何となく見覚えのあるような景色です。
乗降客の居ない駅舎、草の生えた線路、紫陽花の向こうの
風景、郷愁を誘うカットが続きますね。
鉄道事業としての採算はともかく、こうした原風景って、いつ
までも残しておきたいですよね。

翼 #ZGMDThxQ | URL | 2013/07/10 09:25 - edit

nitta245さんへ

nitta245さん、コメントありがとうございます。
この小さな駅は、本当に静かです。列車が行ってしまうと、次の列車が来るまで
1時間以上待ちます。でも、その時間が苦にならないんですよね。
ベンチに座ってぼんやりしているのもいいし、低いホームを飛び下りて、スタンドバイミーの世界のように
線路の上を歩いて行きたくもなります。
nittaさんが、おっしゃるように近くの沢まで行って澄んだ水に足を浸して緑に染まるのもいいですね。
気動車って、郷愁をそそるような魅力がありますね。
そして、時が止まったような駅舎が、限りなくいいです。広場の電信柱、nittaさんなら、賢治さんの
「月夜と電信柱」を思い起こされたことでしょう。わたしもそうでしたから、きっと…

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/07/11 01:00 - edit

翼さんへ

翼さん、いつもコメントありがとうございます。
八高線沿いの景色、翼さんにとっては見慣れた風景ですよね(^^)
いつも、越生から明覚辺りを通る時、里山逍遥の世界を思い出します。

そして、丹生辺りを通ると、この辺りで降りて散策してみたいと思ってしまいます。
八高線は身近なローカル線、またゆっくりと歩いてみたくなりました。

わたらせ渓谷鉄道は、この他にも心の原風景と言えるような駅が続きます。
時間が許せば、ひとつひとつ降りてみたいです。
そして、春の桜や桃の季節、若葉色の新緑の季節、錦秋の季節や晩秋、そして粉雪の舞う季節
あまり上手く撮れませんが、そんな季節の風景も撮ってみたいと思わせます。
いつかまた、訪れてみたいです。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/07/11 01:14 - edit

鉄子さん!の旅

しいちゃん、わたらせ鉄道の旅では、何から何までお世話になり、
ありがとうございました。

両毛線の伊勢崎駅のホームに、電車が入って来ると、一番前の車両にしいちゃんが腰掛けているのが見えたので、走って前の車両に乗り込みました。
小山駅ではなく、伊勢崎。あの電車は小山行きでござるよ。

桐生駅の端っこにわたらせ鉄道のあの小さい車両を見た時は、感激してしまいましたね。
以前銚子に行った時にも銚子電鉄もやはり一番隅っこに止まっていたです。
こんなローカル線の慎ましさが、私たちは心惹かれるますね。

上神梅の駅舎にいたら、昭和にワープしたようでした。
懐かしい子供の頃の原風景がそこにあり、こうしてしいちゃんの写真を見ていると、あの時が蘇ってきます。

桜咲く頃や紅葉の頃、雪の時期も見たいね。
私は少し忙しくて、ブログはまだできずにいますが、続き楽しみにしてます。

はるか #T2PFTBgw | URL | 2013/07/11 23:46 - edit

はるかちゃんへ

はるかちゃん、お疲れ様(^^)
忙しいのに、コメありがとう。そして、テツコ旅ではこちらこそお世話になりました。
いつも、ほんとうにありがとう。はるかちゃんとは、テツコとしても気が合うし嬉しいです。
いつか、時間がかかっても春夏秋冬のわたらせ渓谷鉄道を見てみたいね。

あれ?伊勢崎からだったの?そうか、あの列車は小山行だったのね。
こんなことでは、テツコなどと言い難いね(笑)
そうそう、わたしたちは、ローカル線テツコだものね(笑)

昭和にワープ、うん、そんな感じだったね(*^_^*)
早くこの先も、書きたかったんだけれど、やっぱり忙しくなってきました。しばらくおまちくださいね

sizuku #N6d/9naE | URL | 2013/07/12 00:48 - edit

お姉ちゃまたちへ

sizukuお姉ちゃま、こんにちは^^

同じく晴れ女の妹です(笑)
あの日の朝、お!さすがのお天気ね~~ 思ったもの^^

ローカル鉄子旅、とってもいい感じ♪
二人の電車のなかでのおしゃべりしてる様子が目に浮かぶようです。
このあたり、車ではよく走るのだけど、電車の車窓からの風景がまた違って見えそう。
続きも楽しみにしていますね^^

よしころん #lkhMWM3g | URL | 2013/07/14 17:18 - edit

よしこちゃんへ

よしこちゃん、お帰り、そして、早速コメありがとう~♪
ほんと、わたしたち、4姉妹は晴れ女(笑)そうそう、かなちゃんや、あっちゃんも晴れ女みたいだね。

ローカル線テツコ旅は、まったりでした(笑)
よしこちゃんに連れて行ってもらった袈裟丸山の事なんか話していたよ(*^_^*)
この少し先にある庚申山には、その山だけに咲く庚申草というお花もあるらしいよ。

今夜は眠れずよしこちゃんから見たら、恐ろしく夜更かしなsizuku姉です。でも、もう、寝ます~zzz

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/07/15 04:02 - edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sion920.blog74.fc2.com/tb.php/388-13df04da
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。