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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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桃源郷を探して その1 

最近、気になる駅がある。
昨年、秋の遠足の前日に立ち寄った石神前という駅。
無人のこの駅は、まるで、小さな公園のようだった。
その時は紅葉の時期だったので楓の木々が、美しい彩りを競っていた。
桜の木も多数あって、桜の季節にはとても華やいでいたことを、山への行き帰りに、いつも電車の中から
眺めていたと記憶している。けれど、一度も降りたことはなかった。

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大きな桜の木が堂々と枝を広げていて花の時季に見てみたいと思った。

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この駅のすぐ隣に、駅名の由来になった「石神社」という小さな神社があり、そこに銀杏の巨樹があると
山仲間から教えてもらっていたので、遠足の後、もう一度訪ねてみた。

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その時、向かい側のブリジストンの保養所の紅葉があまりに素晴らしく、吸い寄せられるように
向かったのだった。ちょうど植木の手入れをしている方に声をかけると、園内に入ることを快く許してくれた。
お蔭で、わたしは、それは素晴らしい紅葉を見せていただく事が出来たのだった。

家に帰って、石神前駅で検索して、その駅名にまつわる歴史を知った。
石神前駅は、昭和3年に青梅電気鉄道直営の遊園地「楽々園」の最寄り駅「楽々園停留所」として設置された。
その後、楽々園は廃業し、跡地はブリヂストンに売却され、現在は、保養施設「奥多摩園」となっている。

昭和19年、国鉄青梅線の駅となり、駅名を「三田村駅」改称した。さらに昭和22年「石神前駅」に改称された。
わたしは、この経緯に大いに興味をそそられたのだった。
戦前にあった「楽々園」とは、どんな遊園地だったのだろう?

そんなことを考えつつ、川縁まで降りてみた。
キラキラと目映い川が静かに流れて、ヤマちゃんはいるかなと思ったが見つけられなかった。

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陽射し遊ぶ森の中にはタチツボスミレが咲きだしていたし、

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水仙の群生地も見つけた。また来なくっちゃ(*^_^*)

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一足早く咲きだした水仙も顔をのぞかせていた。

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少し、寄り道をしてしまったけれど、今日の本当の目的は、違うところにあった。
青梅か奥多摩で、フクジュソウの自生地はないだろうかと、ネット検索したら、4年前に書かれた“栗平”という地区のことを載せた記事がヒットしたのだった。

この栗平集落は”青梅の隠れ里”と言われ 地元青梅の人でも、その存在を知っている人は僅かだそうだ。
民家が3軒と自然農法の理論を実践している「賢治の学校」があり、野生のフクジュソウが自生しているという。
このフクジュソウは、青梅草とも呼ばれていて、少し緑がかった色をしているのだとか。

ここは、織田信長に敗れ滅亡した甲斐武田氏の末裔が、この地に逃れ流れつき、安住の地として定住したと
伝えられているという。最初は9軒あった民家も、今では三軒だけになってしまったそうだ。
こんな落人伝説も隠れ里と言う言葉にぴったりだ。そんな集落が青梅の山中にあるなんて…
しかも自然農法の賢治の学校って…ますます魅力的だ。

わたしは、探してみたいと言う気持ちが湧き上がった。その記事を何度も読んで大体の位置は見当がついたが
登山口などの詳しい記述がない。でも青梅丘陵の北側斜面のどこかである事は確かだと思う。
そこで、この青梅丘陵を歩いてみたら手がかりがあるのではと思った。

踏切を渡り、線路の山側を行く。いままで歩いたことはなかったが、何て長閑なんだろう。

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小さな路地には、あちこちに梅畑があるし、

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こんなガード下を歩くのも楽しい。

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長閑な里道を歩いて行く

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お地蔵様に挨拶をして、気ままな一人旅

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春を思わせるような抜けるような青空が気持ちいいなぁ…気持ちは自然と弾んでくるのだった。
隠れ里が見つけられても、見つけられなくても、こうして歩くだけで嬉しい。
もし、手がかりだけでも掴めたなら、なお嬉しい。
わたしは、通りかかったおばあちゃんに、声を掛けてみた。

「すみません。栗平を探しているのですが、ご存じでしょうか?」
『ああ、栗平ね。知っていますよ。でも、道は良く知らないのよ。行きたいの?』
「はい!!行ってみたいんです。青梅丘陵に登る登り口だけでも教えていただけますか?」
わたしは、思わず、力を込めて言ったのだった。

長くなりました、続きは明日(*^_^*)

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category: 里山

CM: 14 TB: 0   

コメント

興味津々

興味津々です。つづき楽しみです(にこにこ)

こいちゃん #HdSy5Q9E | URL | 2013/02/06 07:13 - edit

No title

潜んでいた冒険心が疼きだしましたね(笑)
「隠れ里」に惹かれます。
その先の風景、楽しみです。

翼 #ZGMDThxQ | URL | 2013/02/06 08:30 - edit

No title

神様があちこちでそ~っと覗いていそうな、そんな気のするところですね♡
春の気配と一緒にお散歩するお姉ちゃんのニコニコ笑顔が届きます。
続きは旅から戻ってゆっくりと・・・・・(*^。^*)

hidamari #- | URL | 2013/02/06 15:45 - edit

No title

とっても長閑だけど、青梅も東京なんですよね
東京っていうとコンクリートジャングルのイメージだけど
小笠原みたいな島もあれば、青梅や奥多摩みたいな山もあり
東京奥が深いです
いつまでも、この長閑さを持ち続けて欲しいなぁ
地元出身で田舎がないので、小学生のときに
夏休みに田舎に遊びに行く友達が羨ましかったのですが
私の頭の中にイメージする田舎は、まさにこんな感じです。
青梅は引越しするなら住んでみたい町
テレビ見ながら、お地蔵さんに供える前掛け縫ったりや
鶴折ったりしてるような気がします

なみちゃん #LGxQMfeo | URL | 2013/02/06 20:35 - edit

No title

津々です。
ブリジストンのあたりの河原、1日張ってればヤマちゃん来そうな雰囲気がしますが(^-^;)

てばまる #elaeQlTI | URL | 2013/02/07 00:58 - edit

こいちゃんへ

こいちゃん、こんばんは(*^_^*)
興味津々でしょう?
きっと、こいちゃんも気に入りますよ。
青梅も奥多摩も、まだまだ、未知の宝物をいっぱい隠しているんです。
週一の散策では、足りないくらい…
今日あたりは、隠れ里のフクジュソウは満開かも知れません。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/07 21:08 - edit

翼さんへ

はい!!疼きました(*^_^*)
久しぶりに、一人で野山を歩いていると、ああ、わたしは、こういう風に歩きたかったんだなぁと
思います。ちいちゃな冒険ですが、楽しいです♪
冒険家sizuku…昔々、自分のことをそう名乗っていましたね。若かったなぁ~^_^;
あの頃が懐かしいです。

その先の風景、お見せしますよ!!待っててくださいね。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/07 21:12 - edit

ひだまりちゃんへ

ひだまりちゃん、ナイス!
“神様があちこちでそ~っと覗いていそうな” ホント、そんな感じです。
わたしも、神様に導かれたとしか思えないような展開で、びっくりしています。

ひだまりちゃん、明日の朝から、いよいよだね(*^_^*)気を付けて行って来てね。
今日は、逢いに行けず、ごめんね<m(__)m>
でも、よしこちゃんと素敵な一日になったようで、良かったね!!

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/07 21:19 - edit

なみちゃんへ

なみちゃん、こんばんは(*^_^*)
青梅には、なみちゃんの好きな古民家もたくさんあります。
そんなお家に住んでみるのもまた楽しいかも。
それに、青梅には手作りの大好きな作家さんがたくさんいます。
工房やアトリエも点在しています。ぜったい、なみちゃんのツボだと思うんだけれどね。
この長閑な里山にも、“るりいろ工房”という、ガラス工房を見つけました。
体験教室もあるようです。今度、みんなで体験してみましょうか?
それと、あと、一軒、素敵なイングリッシュガーデンも見つけました(*^_^*)

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/07 21:30 - edit

てばまるさん

興味津々でしょう(*^_^*)v
ブリジストンのこの川岸は、釣り人も絶対入ってこないような気がします。
秋に訪れた時から、心に温めていました。
この日も、ケケケケという声を聞いたように感じましたが、わたしには姿を見つけられませんでした。
てばまるさんなら、見つけられるかもしれません(^_-)

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/07 21:36 - edit

No title

こんにちは
sizukuさんの栗平集落のお話しにビックリしています!
今も甲斐武田家の子孫の方が住んで生活しておられるのでしょうか
甲斐武田家の家系を調べているのでとても興味深く感じました。



こつこつ #- | URL | 2013/02/09 12:30 - edit

こつこつさんへ

こつこつさん、こんばんは(*^_^*)

栗平の記事に興味を持っていただけたのですね。コメントありがとうございます。
こつこつさんは、甲斐武田家の家系を調べていらっしゃるのですか。
この集落には、築300年と言われる旧家があるそうです。
その鬼瓦には、武田菱の家紋が入っているそうですよ。
大学の先生の調査も入ったとか聞いています。
ご興味がおありでしたら、今度、ご一緒にいらっしゃいますか?
後程、メールさせていただきますね。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/09 21:34 - edit

No title

sizukuさん、こんばんは
 
昭和19年に駅名が三田村駅になったと言うお話ですが
どんな謂れで駅名が使われたか?
分かりましたらお願い致します!

こつこつ #- | URL | 2013/02/15 19:26 - edit

こつこつさんへ

お返事が遅くなりました。
三田村駅の謂れについての記述は見つけられませんでした。
わたしの想像ですが、戦国時代からの豪族三田氏は、この石神前駅の裏山の辛垣城を構え
青梅のみならず、遠く入間や飯能辺りにも勢力を及ぼしていたそうです。
落城し、滅亡したとはいえ、今もなお、青梅のあちこちにその足跡が残されているそうです。
三田氏の治めたこの里を、三田村と呼んでいても不思議はないのではと思います。
駅名は、三田村にある駅と言うことで付けたのではと想像してみましたがいかがでしょう。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2013/02/17 09:31 - edit

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