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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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お花畑を越えて 2 

猿倉から白馬尻までは、1時間10分、白馬尻から葱平までが、2時間30分
葱平から、村営小屋までが、2時間、頂上直下の白馬山荘まで、30分
通常のコースタイムは6時間10分でした。

<大きな画像:クリックしてどうぞ>
sirouma_382.jpg

わたしたちがかけた時間は…
猿倉の出発時間は6時40分、葱平に着いたのが2時30分でした。
約、8時間を費やした事になります。
わたしの考えでは、午後4時には山頂の白馬山荘に着ける予定でしたが、
このペースでは、とても着けそうもありません。

<大きな画像:クリックしてどうぞ>
sirouma_468.jpg

午後になって時折ガスが発生していますが、お天気の崩れがなさそうなのが救いでした。
あれほど数珠繋ぎだった登山者も、すでにピークを過ぎたように感じます。
夏山なので日が落ちるまでには着くだろうけど…ちょっと不安が過りました。

そよぐ夏草が草の匂いを運んできました。咲き乱れる花々の姿が緑に染まり、
花から花へと飛び回る蜂たちの羽音、ひらひらと舞う蝶たちのの姿が、
ふっと和やかな気持ちにさせてくれました。

さぁ、元気を出して歩き始めましょうか。わたしたちは、疲れた体を起こし、
立ち上がり、歩き出します。高みへ高みへと…
ゆっくりとした足取りで、そんな風に歩き始めたわたしたちでした。
しばらく行くと岩の上から見下ろしている一人の女性がいました。
『こんにちは』と笑顔で声をかけてくれます。美しい娘さんでした。

sirouma_362.jpg


やがて、上から降りてきた青年も笑顔で挨拶してくれました。
安曇野さんが、小屋まで後どのくらいかかるかと聞いていました。
青年は、まだ、3時間はかかりますね。と答えていました。
そろいのユニホームを来ていて、腕にも腕章を巻いているので、山岳パトロール
の方ですか?とお聞きすると、『ぼくたちは、白馬山荘で診療所を開いている
昭和大学の学生です。体調が悪くなった方とか、怪我をされた方の手当などしています。
何か用がありましたら、お気軽に声をかけてください。先生もいらっしゃいますので。』
とのことでした。

sirouma_383.jpg

しばらく立ち話をした後、彼らは岩の上に腰を下ろし談笑しながら景色を見つめていました。
3000m近い高山で、こうして登山者の安全を守る仕事をしている若者たちでした。
振り返ると、山々に対峙する彼らの姿が例えようもなく美しく見えました。
山の中では、本当にちっぽけな人間なのに、どうしてこんなに美しいのだろうと思いました。
若さゆえでしょうか…もう、けして若くはないけれど、わたしたちも山の中にいて美しいと見える
岳人になりたいと本気で思ったのでした。

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お花畑は次第に密度を増していきます。
小さい写真では、良くわからないので。少し大きめの写真を使っています。

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イワカガミとアオノツガザクラ

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アオノツガザクラ

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シナノキンバイ

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ハクサンイチゲ

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ミヤマダイコンソウ

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ウルップソウ

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水場

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クロバナロウゲ

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ミヤマキンポウゲ

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このお花は?

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この辺りは、クルマユリとミソガワソウとハクサンフウロがたくさん

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一面のお花畑の中を、必死に登り、必死にカメラを向けました。長くなったので続きます。
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category: 森・山

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コメント

sizukuさん、おはようございます。♪
さすがに天下の白馬岳は遠い道のりですね。
山はどうしても日中ガスってしまいます。
でも、これだけ素晴らしいお花畑が広がると景色は翌朝に後回ししても良さそうです。(=^0^=)
こちらにも天空の診療所がありましたか。
大きな山では心強いです。
さあ、あと少しガンバ!ですね。(^^)/

クロちゃん #QfAHIh9c | URL | 2012/08/14 06:47 - edit

おはようございます!

もう40年以上も昔ですが2度ほど大雪渓を登ったことがあります。

最初は会社のワンゲル部で行きましたが雪渓半ばあたりから広がるお花畑が
忘れられず翌年夏は仲間に振られ単独で行きました。

その頃は現在の様な色彩豊かで機能の優れたザックと違いキスリングと呼ばれる
蝋をコーテングした帆布で作られた両側にポケットの付いた四角い袋に
背負い帯をつけたものでした。
背中の部分のパットなどなく固い物が背中に当たらないよう上手にパッキングするのが
登山技術のひとつでもありました。

サイズも今のように容積表示ではなく寸法表示でしかも尺表示でした。
当時尺6と呼ばれた1尺6寸サイズの物を持っています。

今では絶対に使う事がなく只の大きいボロ袋ですが
アルプスの山々を一緒に歩いて喜びや辛さをともにした相棒で
未だに捨てきれずにいます。

sizukuさんのレポでまたあの頃を懐かしく想い出しています。

shin #gg06ppQg | URL | 2012/08/14 09:34 - edit

クロちゃんへ

クロちゃん、こんばんは(*^_^*)
コメントありがとうございます。白馬岳も遠い道のりでしたが、
わたしのブログも遠い道のりで申し訳ありません。
飽きずにお付き合いいただき、暖かい激励の言葉も嬉しいです。
頑張って、今夜は、一気に山頂小屋に着きたいと思います(笑)
どうぞ、最後までお付き合いくださいね~よろしくお願いします~(^_-)☆

そうそう、天空の診療所がありました。安曇野さんが写真撮ってました。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2012/08/14 21:58 - edit

shinさんへ

shinさん、こんばんは~(*^_^*)
殿下にお越しいただけるとは光栄です~(笑)
ありがとうございます。

なんと、shinさんは、二回も白馬大雪渓を登っていらしたのですね!!
shinさんが、アルピニストだったなんて、初めて知りました~♪
キスリング。。。見たことありますよ!叔母が持っていました。
子どもの頃のリュックサックに似た形でしたね。
袋の上部にハトメ穴があって、太い紐が通されていて、ぎゅーっと縛るのですよね。
黄色い色が色褪せて、何だか迫力があったのを覚えています。
わたしが山好きなのを知って、叔母がくれたのですが、さすがにキスリングの人は
いなかったので、使うことは無かったです。

そうそう、今も昔も、パッキングは登山技術の一つですね。
わたしたちは、その基本がなってなくて、必要以上に重い荷物を担いでしまいました。
ベテランになるほど、荷物は軽くなるんだそうです。
次回は、必要最小限度の荷物と、上手なパッキングで臨みたいです。

わたしのレポで、あの頃を思い出してくださったなんて嬉しい限りです。
こんど、shinさんのアルプス談義お聞きかせくださいね~(*^_^*)v

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2012/08/14 22:18 - edit

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