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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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怪しい森… 

1月11日、今年になって、初めての散策に出かけた。
そろそろ、早春の花がちらほらと咲き始めるんじゃないかと思っていた。
まず、蝋梅でも見に行こうかな?ということで、秩父方面へと向かった。
最初の目的は、芦ヶ久保に山の花道という自然散策路があるのだが、そこへ行って見ることにした。

そして、次なる目的は、秩父の山懐深く、福寿草が咲く大群生地を探す事。
グランド程の広さのところに一面福寿草が咲いて、「秘密の花園」と呼ばれているらしい。
昨年、その存在を知って、今年はぜひ、訪れてみたいと思っていた。
地図にも載っていないような場所で、かなり高度も登り上げなければならないような場所だから、一回で見つけるのは無理だと思う。
今は、まだ雪の下だろうから、花が咲く3月までには、探して見たいと思っている。取り合えず、登り口だけでも探してみたいというのが、今日の目的だった。
なかなか辿り着けないのは常なので、今年は見つけられないかもしれないけれど、それでも良いと思っている。
そう簡単に見つけてしまったら、おもしろみがない。何度も敗退して、やっと見つけられた時の、喜びが大きい事をしっているから…(*^_^*)

そんな意気込みで出かけたが、最初の目的地に着く前に、さっそく、寄り道をしてしまった。
名栗から山伏峠を越えていく山道に、“旧正丸峠へ至る”という、小さな案内板を数年前から見つけていた。
十代の頃、正丸峠、伊豆が岳、武川岳、子の権現、竹寺と、この界隈は良く歩いた場所だった。
いつかは、これらの低山を巡る山旅をしてみたいと思っているのだが、当時の記憶はうろ覚えであまりよく覚えていないのだった。
だから、秩父に向かう道すがら、この案内板を見かける度に、ちょっと歩いてみたいと思っていたのだった。
この日、かねてからの思いを実行する事にした。

民家の脇を曲がる道は、そのまま、廃屋になった民家の庭を突っ切って続いていて、すぐに杉の植林帯を登っていくようになる。
この道は、昔の旧道で、今は、歩く人もないのかひっそりと静まり返っていて寂しい道だった。
なんとなく、ドキドキしながら歩いていたら、しばらく登ったその先に、かなり怪しい妖気を放つ巨木が、突然現て、凄く驚いた。

早朝にもかかわらず薄暗い杉の森の中で、怖いくらいのすさまじい迫力の樹が立っているのだ。

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何の巨樹だろう?最初見た時、そのごつごつとした樹形から、カエデではないかと思った。
でも降り積もった落ち葉の形は、カエデでは無いようだった?ひこばえ見たいな、細い枝もたくさん出ている???
カツラ?ケヤキ?やっぱりカエデ?この時は判らなかったが、家に帰って調べたら、ミツデカエデだと判った。
ミツバカエデとは、細長い葉っぱで、葉の形はどちらかと言うとケヤキとかに似た感じの1葉で、5葉に分かれたカエデの葉っぱとは全然似ていないのだった。

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カエデの根っこは節くれだって、うねうねと地面を這うように伸びていたし
根元には、2体のお地蔵様が奉られていて、ちょっと気味悪かった。

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苔むした古めかしい道しるべの石もあった。その石のそばを細々とした道が山へと続いていた。
この道が、旧正丸峠へと続く旧道のようだ。

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それにしても、迫力ある樹だった。あとで、知ったのだが、ミツデカエデという機種はあまりないそうで、それが3メートルを越える巨木となるとかなり稀少なのだそうだ。
幹周りは測ってみなかったけれど、4メートルぐらいありそうだと思った。今度は、計って見たいと思う。

その先まで細い林道を登りあげると、林道はそこまでで、細い山道となった。
そして、その辺りにカタクリの群生地という、古い看板があった。
遊歩道らしく柵もあるのだが、荒れている。花の時季には整備されるのだろうか?
それとも、やはりあまり訪れる人はいないのだろうか?花の時季に、もう一度来てみたい。
この辺りに、カタクリの群生地があるとは聞いていたが、いきなりヒットしてしまうとはラッキーだった。

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この辺りは、治水のための、堰が設けられているが、それがコンクリートの堰ではなく、山から切り出した木材で作られているという、看板が立っていた。
人工物の堰なのだけれど、なんとなく木の温もりが感じられ、辺りの景観にもマッチしているような気がした。

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この木も、不思議な樹だ。やはりカエデかな?一本の太い幹から、何本もの幹に枝分かれしていた。
イヌブナのようにも見えるのだが…?

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寒いわけだ、樹から染み出した樹液が凍ったのだろうか?キハダ?か、ハリギリ?の幹にツララが下がっていた。

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そんな不思議な森を歩いていたら、もうひとつの林道が延びていた。
ちょっとだけ、入ってみようと思って登っていったら、杉林の中に作業小屋があり、ぽっかり開いた広場には、いくつかの、バンガローのような木の小屋が立っていた。
どの小屋も小さくて、個性的な形をしていたけれど、特に不思議なものを見つけた。

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一本の杉の木を中心にした家が現れた。なんと、これは、鬼太郎の木の家じゃないの!!
思わず、飛びついて下まで駆け寄ってみたら、ハシゴの脇に、ちゃんと入り口があるようだ。
外側にも、木組みを外せば窓も開くように出来ているみたい!
とても良く出来ている、子供たちなら、凄く喜ぶだろうなと持った。

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きっと、キャンプ場か何かを作っている最中なのかもしれないが、何だか秘密基地のような場所で、凄く楽しい。
ハックルベリーやトムソーヤにもなれそうな、夢のある場所だと思った。
奥のほうで、作業をしている人がいるのか、トラックもあったので、早々に退散したけれど、不思議な、怪しげな場所だと思ったのだった。(怪しい場所がお好きなお二人さんにも、教えてあげたいな)(笑)

さて、寄り道はこれくらいにして、当初の目的地の山の花道へと向かった。
果樹園の中の道を登っていくと、暖かな陽射しが温もる長閑な山里風景が広がっている。
燦々と日当りのいい路地には、早くも白梅の花が咲き始めていた。梅の小枝にはメジロもやってきた。

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登る毎に、武甲山の雄姿が目に飛び込んできた。

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山の花道には、3分咲き程度で、透けるようなロウバイの花が咲いていた。

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小さな灯りを点したような、小さな蕾がうつむいて、愛らしい。

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武甲山の稜線を眺めながら、春色のロウバイが、香る。

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透き通った花びらをいっぱいに広げ、夢見るような花が、頑張って咲いていた。
春は、もうそこまで来ているのだった。(続く)

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category: 森・山

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コメント

いいものみ~つけた

いいものみ~つけたって感じですねv-14

私は、「鬼太郎の家」=「ツリーハウス」が小さい頃から欲しくて作りたくているんです。思わず、いいものめ~っけと思いました。

それと・・・ロウバイ。好きな花です。

ちょっとここのところ心が沈んだり怒ったりする事があったので二つのいいものが見られて感謝です。

びるげ #L1ch7n1I | URL | 2010/01/22 15:43 - edit

びるげさんへ

びるげさんにも、鬼太郎の家に見えましたか(*^_^*)
入り口のカエデの巨樹が、妖怪っぽかったから、なお更、鬼太郎を連想してしまいました。
でも、本当に、上手に出来ていましたよ♪
他の小屋も、見張り小屋みたいなのや、煙突が付いた小屋とか。
ここに、泊まったら、絶対、楽しいだろうなぁと思いました。

sizuku #N6d/9naE | URL | 2010/01/22 19:51 - edit

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