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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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続 秋の御岳渓谷 

紫の秋の花なら、野原アザミ、刺がないのがタムラソウ

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こちらは、タカオヒゴタイ、アザミに似た花姿だけれど小さくて質素。

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サラシナショウマの白い花穂が、風にそよぐと子猫のしっぽのよう。

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やっと探した、たった一輪のリンドウの花
まだ、薄青い蕾のままに…つんと空を見上げている
もっともっと、青く染まれ…

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白いレースのような、やわらかな花姿

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だけど、ドクゼリという名だったね。花嫁さんのベールのように素敵なのにね。

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こぼれたこの紅いの花は、なんの花だと思う?

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拾い上げて、黄色い葉の上に乗せたら、かわいかった。

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種明かしは、コレ! 最初は固い実がはじけて

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こんなふうになって、実がこぼれた後のガク…
そう、ツリバナの実ガラ

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ハリギリのとげとげの幹の先にも、秋がそっと…
これから、緑の葉は、シックな煉瓦色に染まっていく

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サンショの実は、こんなにも赤く染まるのね

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ヤマシャクヤクの実は、なんてエキゾチックなの
こんなにも色彩豊かに、どうどうと身をさらけ出している

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たわわに実ったヤマナシの実
川に落ちたら、カニの親子が追いかけて川底を走るのだろうか?

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黒いつややかな実は、ツヅラフジの実かな?

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葉っぱの縁にきれいに並んだ秋の雫…

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ヤマハッカの薄紫の花色がとても好き。
小さな花を数個づつ、何段もつける。

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花が散ったあとの額も紫色の星屑の様で綺麗だと思う。
足元の草のなかを、そっと見てほしい…
よく見るとこんなにも綺麗なんだよ。

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白地に淡いピンクの縁取りのサザンカの花を見上げた時、
ふわりと舞い降りた蝶…
「あっ、アサギマダラだ…」わたしは息を呑んだ

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透きとおった水色の翅で、ふわり、ひらりと、たおやかに優雅に飛ぶ、
その飛翔からは、海を越えて渡りをする蝶だとは、とても想像できない。
でも、秋の初めに、鷹たちが力強い飛翔で果敢に渡りゆく、同じ空を
アサギマダラもまた、渡って行くのだという。
こんなに小さくて、儚げで、美しい宝石のような蝶なのに、
どこに、そんな力を秘めているのだろう。

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「まだ、居たんだね。それとも、もう、渡れないの?」
カメラを向けた時、片方の翅が大きく破れている事に気が付いた
たった、一頭になってしまったんだね…
きっと、この蝶は、旅路の果てに、ここで終わるのだと思った。
サザンカの花から花へ、ふわり、ひらりと…

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緑の葉を、そっと寄せてみたら、葉影に、いくつもの赤い実を隠していた。
こんなにも見事な球形の赤い実をそっと実らせていたのね。
いつか、鳥たちがついばみ、消えて行く定めなんだね。

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ヤブミョウガの実は七色に変わるよ。
青、碧、翠、紺、紫、灰、白、そう、微妙な七色に…

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スグリの実って、透きとおった赤い色をしている。
子どもの頃読んだ、外国の童話や小説の中に、「庭のスグリの実は…」
みたいな、フレーズがあって、イチイの木と同じくらい憧れていた。
いま、大人になっても、やっぱり外国の香りを感じる木なのだった。

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かすかに咲き残った、晩夏の名残りのウツボグサ

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これは、“冬のハナワラビ”という、素敵な名前が付いた草

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セキヤノアキノチョウジという、長い名前のお花
群れて咲く青紫の花が綺麗で、見とれてしまう。

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細い細い枝先に、いくつもの花がさいて、美しい。

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そして、はらはらと散り敷いた姿も美しくて、思わずうっとりしてしまう。
儚げで、こぼれ萩と同じくらい情緒があると思う。

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ピラカンサスが鈴なりになった小道を辿る。
この実は冬遅くまでついていることから、野鳥たちがよくやってくるのだった。

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渓谷を流れる川が大岩を洗う音が響く。

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山の麓を走り抜ける電車の音が響く。

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河原には白いノギクが花盛り…
千草咲く道、秋の小道、

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雨上がりの渓谷に続く道をここまで歩いて来て、
小さな目立たない草木や花に、心を通わせて癒されていた事に気が付いた。
秋の匂いに包まれながら歩いた小道。
秋ってもののあわれを感じる季節だと思った。
カラマツ林は無かったけれど、北原白秋の落葉松の一節をつぶやいた。

からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。

世の中よ、あはれなりけり。
常なれどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。

ああ、今度は、晩秋の落葉松の小道を歩きたくなった。
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category: 森・山

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コメント

小さき者の命

こんばんは、usaです。

足元に咲く小さき可憐な草花。それら全てに名前があって、それぞれがそれぞれの生き方で、小さな生命の綱を脈々と繋げている。

秋の野に揺れる草花、sizukuさんの柔らかく語り掛けるような文章と思いのこもったお写真で楽しませて頂きました。

「ハリギリ」4月の植物観察会で見たときは、トゲだけの裸ん坊だったような記憶。こんなモミジのような形の葉なのですね。

「ヤマナシ」・・・『どうだ、やっぱりやまなしだよ』ですね。

葉っぱの縁にお行儀良く並んだ雫は自然の芸術。

海をも渡る蝶がいるなんて、初めて知りました!!!!

散りゆく花へも慈しみのまなざしを向けるsizukuさん。心から自然を愛するお方なのですね。

(少し長くなりますがお許しくださいね)

以前に、『蝶の中には成虫のまま越冬する蝶がいること』を教えてくださいましたね。私は、知らなくてどんな蝶が越冬するのか検索してみました。覚えられるまでには到達できませんが、そういう事を知っただけでも新たな発見でした。

5月の植物観察会の折、「サルトリイバラ」の実を見たときに、ルリタテハの幼虫に入り込む寄生蜂の話を聞きました。

童謡の歌詞のように、花から花へヒラヒラ飛び遊んでいるのが蝶の世界かと思っておりましたが、決してそうではない事に気付きました。

sizukuさんが、成虫のまま越冬した蝶に春先出逢った時涙すると書かれた文を読みまして、正月に読んだエッセイを思い出しました。

【冬の雪間の草々は、けな気にも地面に張り付いて寒さを凌いでいる。地面に平にへばり付いたその形を切るとバラの花型に似た美しいフォルムをしているのでロゼッタ葉と言われている。~中略~冷たい土の上の小さな草々の姿に命の輝きを感じる】・・・私がとっている書道誌の巻頭文より。

sizukuさんもこの筆者も小さきものが教えてくれる生命力に感動できるような人ですね。私もそうありたいと思います。

usagisan #- | URL | 2011/11/12 00:57 - edit

usaさんへ

usaさん、こんばんは(^^♪
心のこもった感想をいただき大変嬉しく拝見いたしました。ありがとうございました。
お返事をと思っていたのですが、週末の2日間、御嶽~奥多摩湖界隈を、
お友達をご案内していたものですから、遅れてしまいごめんなさいね。
河鹿園という御嶽にある老舗旅館に泊まりましたが、昭和レトロのせせらぎの宿でした。
そこで見つけたもの。たくさんあるのですが、“書”を鑑賞しました。
これは、usaさんが、わたしに教えてくださった“素敵”です。
そのうち、ブログで紹介いたしますので待っていてくださいね。
越冬する蝶も、海を渡る蝶も、お友達から教わりました。
その存在に気付いた時、小さな命って、本当に愛おしいですね。
それが伝わって嬉しいです。
ロゼッタ葉、凍てついた大地に葉を広げ、霜に焼けて、薄赤く色づいた姿、
ローズ色と表現された美しさに感動です。ナズナやタンポポなどもそうですよね。
そうやって冬を越し、春真っ先に花を付けるんですよね。
お茶でも頂きながら、いつか、いろんなこと、お話ししたいですね(*^_^*)

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2011/11/15 00:09 - edit

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