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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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ふと… 

26日と27日は、我が家の大掃除に当てた。
日ごろ、土曜か日曜のどちらかは出歩いているので、週末の2日間を掃除に当てるなんて珍しい。
家族はそれぞれ出かけているので、わたし一人だけだけれど、張り切ってお掃除を始めた。
レンジ周り、トイレやお風呂場の水周りは先週終わらせたので、今日は、日ごろ行き届かない床掃除や、食器棚の整理、押入れの整理、本棚やCDの整理整頓をすることにした。

床を磨きながら、ふと、子どもの頃の大掃除を思い出していた。
年末が近づいてきた日曜日、「明日は大掃除をするから、みんな手伝ってくれよ。」と言う父の言葉で大掃除が始った。
昔は、畳を上げて、外に干し、床の消毒後、新聞紙を敷いて、畳を引くという手の込んだお掃除だった。
父は1人で畳を担ぎ上げて運んでいた。人一倍、働きながら、大きな声でわたしたちに指示を飛ばす、そんな父の姿が浮かんだ。
床のワックスがけや、窓ガラス吹きは、わたしたち子どもの仕事だった。
今のように、一度吹きで良い洗剤は無くて、いったん、洗剤で汚れを落とした後、ワックスを塗り、その後、から拭きして磨き上げるものだった。
わたしは、拭き掃除は苦手だったけれど、ぴかぴかになった窓ガラスや床を見るのは気持ち良かったし、父や母が「とっても綺麗になったね。」「助かったよ、ありがとう。」と、褒めてくれるのが嬉しかった。
そして、大掃除の合間のお茶の時間の、お菓子や、料理が上手だった母が、腕をふるった晩御飯のご馳走を、みんなで楽しく食べるのが好きだった。

そんなことを思い出していると、つい、拭き掃除の手が止まりぼんやりしてしまうのだった。
「ああ、いけない、いけない。ぼんやりしちゃった。今日は、どうしてこんなに父や母の事を思い出すんだろう・・・」と独り言を言いながら、わたしは、また、仕事に精を出すのだった。

ところが、本棚を整理していたら、小さな紙のアルバムが出てきて、何だろう?と思って開いたら、母が亡くなったばかりの頃のお花見の写真だった。
「元気になったら、お花見に行こうね。」そう、約束していたけれど、3月に旅立った母は、大好きな桜の花を見ることが叶わなかった。
そんな母に、桜を見せてあげたいと言って、父は、小さな母の遺影を持って出かけた。
満開の桜の下で、いっぺんに年を取った父の姿が写っていた。寂しそうな笑顔…あの時、父は何を思っていたのだろうか。
父もそうだけれど、母の最期を思い出すとせつなくて、ずっと心に封印している。
なのに、思い出しちゃったなぁ…と、また、独り言。

月日は、優しい…って、あなたは教えてくれたね。

月日は流れゆくもの…跡形もなく流れてゆくように思えるけれど、
流れた月日の中には、かけがえのない思い出や、生きてきた足跡が残っているものだ。

そして、月日には、過ぎて去っていく優しさがある。
辛い事も悲しいことも月日と共に過ぎ去っていく。だからこそ生きていける。
心の傷も月日が癒してくれるから…

月日は優しいと気づいた時、人は時の流れに身を委ね生きることができるのだって…

そうなのかも知れないね。でも、ちょっと今日は思い出してしまったなぁ…
わたしは、さっぱりと綺麗になった家の中を見まわして、思ったのだった。
30日には、みんなで、最後の仕上げの大掃除をしよう。
そして、弟も呼んで忘年会をしようと。

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category: 日々の思い

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