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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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眠りにつく尾瀬 

『今日、NHKのBSで尾瀬ヶ原の旅が放送されるけどご存知かしら?』
尾瀬仲間の和風子さんから、携帯にメールをいただいた。
見逃すと困るので、録画して、そして、早めに夕食の支度が終わったのでテレビの前へ…

番組が始まるとすぐに、尾瀬の玄関口の戸倉の様子が映し出される。
そして、車は鳩待峠へと登りあげる。
わたしは10年ほど前、毎年尾瀬へと出かけていた。
出かけたと言っても、春に一度、夏に一度、秋に一度、年に3回行けたなら多い方だったけれど。

そんなわたしの尾瀬通いも5年ほどで終わってしまった。
以前は、行けない事が寂しくて哀しかったが、今は、その想いにも
封印する術を身に付けた。
尾瀬仲間のみなさんとの交流は今も続き、こうして気遣ってくださるのだ。
尾瀬には行けなくなったが、わたしにかけがえのない仲間が残った。

やがて、テレビは鳩待峠の佇まいを映しだす。
石造りの鳩待山荘の建物、アヤメ平に向かう登り口
至仏山への登山口、そして、山の鼻へと降りて行く木道、
ブナの巨木、至仏山を見渡せる場所
トチノキ、クロベの巨樹、テンマ沢、川上川、
面影橋を渡れば、山の鼻の山小屋が見えてくる。
風立ちぬベンチの脇に立つ、幹が折れたシラビソの樹
ベンチに座り、遠く、燧ケ岳を望み、風の行くへに耳を澄ますのが好きだった。
白樺林、エゾリンドウの紫、イワショウブの赤い花穂、ヒツジグサの池塘

どこまでも燧ケ岳が見守り、至仏山が見送る木道。
そして、見晴らしの山小屋群を見つめながら歩いた朽ちた木道
原の小屋は、19歳の春、初めて宿泊した想い出の小屋だった。
赤田代へと向かう、水芭蕉の咲く丘や、分岐に置かれたベンチ
静かなるベンチと名付けたそのベンチに座って、遥か至仏を望み、
湿原を渡る風を見るのが好きだった。

降るような星空にも、燃えるような朝焼けにも、池塘を染める夕日も
かつて、知っていた。

番組を見ながら、懐かしさが込み上げてきた。
いつか、いつか、必ず帰ろう。眠りにつく晩秋の尾瀬に…

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category: 森・山

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コメント

しいちゃん、尾瀬にはしいちゃんが名付けた場所がたくさんあるね。

私は未だにいつも素通りしていく、見本園の風のべんちがわかりません(~_~;)

「燧ヶ岳が見守り、至仏山が見送る」尾瀬ヶ原を、尾瀬病さんたちと歩きたいね。
この尾瀬病もしいちゃんが言い出したんだね。

赤田代の水芭蕉の丘、私が行く平日はいつも誰もいないよ。
あの丘は私も大好きです。見とれていると、木道でコケてしまうけど、今年は木道が新しくなったみたいです。

これから、雪の季節。



はるか #3v9IlUEY | URL | 2011/11/01 01:06 - edit

はるかちゃんへ

はるかちゃん、コメントありがとう(^^♪
何だか、尾瀬の番組を見たら、忘れていた血が騒ぎました(笑)
戸倉の街並みや、鳩待峠の佇まいさえ懐かしかったです。
こんなふうに、通っていた頃があったんだなぁと、
そして、随分月日が流れてしまったなぁと思いました。
よく、尾瀬は逃げないから、いつでもいらっしゃいと言う言葉をかけていただく事がありますが、
行けない身としては、ちょっと辛い時があります。
尾瀬は、変わらずにあるけれど、年々、自分は衰えていくような、軽い焦りを感じるからです。
もうちょっと若かったらなぁ…なんて、思う今日この頃。
昔の写真を見てたら、やっぱり尾瀬はいいなぁとそんな気持ちばかりでした。
はるかちゃんと、いつか尾瀬を歩きたいですね。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2011/11/02 00:30 - edit

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