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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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5月の小さな旅2 

森の中の地中海

五日市にある地中海料理のお店に行って見たいと思っていた。
やっと、チャンスが巡ってきたので出かけて見ることにした。
青梅から山一つ越えて五日市へと向かう。
長閑な里山の景色を楽しんでいると、茅葺屋根のお宅が目に入った。

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手入れの行き届いた美しい茅葺屋根。
『やはり、人が住んでいて生活観がないと興味が湧かないんだ。』
と、茅葺屋根が好きな友人がそう言っていたけど、納得だった。
わたしは、後方の畑に回って写真を撮った。
それにしても見れば見るほど素晴らしい建物だと思った。
できたら、内部も拝見させてもらえたらなぁ。なんて思ったりした。

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五日市の駅を通過して、山に向かって走って行く。
沢渡橋のバス停から、さらに細い林道を山の中へと登っていく。
回りには杉木立ばかり、本当にこんな山奥にお店があるのだろうか?
と心配になった頃、古びた一軒のお店が現われた。

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「あっ!あれだわ、きっと!!」わたしは、思わずつぶやいた。
建物は洒落た感じの洋館なのだが、白い漆喰の壁は、少し汚れていて、
煙突の部分とかがかなり崩れていた。
壁にかかった水色の看板には「地中海料理 メリダ」と書かれていた。
「ここに間違いないけれど、やっているのかしら?」
外観のイメージから、ちょっと不安になったけれど、駐車スペースには
何台も車が止まっていたし、お店の窓辺にも明かりが漏れていた。
「よかった!やってるみたい♪」わたしは、すっかり安心して笑顔になった。
友人も、興味津々の顔で目を輝かせていた。

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さっそく、扉を開けて中に入ると、とってもお洒落な感じ、
煉瓦と小石を組み合わせた床や、塗りっぱなしの漆喰の壁や、暖炉。
ほの暗い照明や、窓の外の緑、形の違うテーブルや椅子も雰囲気がある。

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厨房から現われたオーナーさんは、フラメンコを踊りそうな?
エキゾチックな感じの女性と、顎鬚をたくわえたのマスターだった。

わたしたちは、パエリアのランチコースをオーダーした。
トマトをたっぷり利かせた冷いオニオンスープは、トッピングに
ゆで卵やハム、赤ピーマンなどのピクルスがついてくる。

サラダはたっぷりの野菜と鴨肉のローストとブルーチーズ。

そして、メインディッシュのパエリアは、魚介のスープがたっぷりで
とっても美味しかった。

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食事に大満足のわたしたちは、オーナーの女性と少しお話をさせていただいた。
この建物は、ニコンの保養所だったものを、自分たちの手で数年かけて改装して
開店されたそうだ。道路を挟んで向かい側に、ネオエポックというギャラリーも
併設されていて、最初にギャラリーを作り、後に、このレストランを開業されたそうだ。

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メリダの二階は、宿泊施設になっていて泊まれると言う事だった。
また、メリダという名前は、地中海面した街の名前だそうだ。

『よろしかったら、ギャラリーの方もぜひご覧になってください。』と進められ、
わたしたちは、ネオエポックを見学することにした。

向かいといっても、少し離れた場所に、可愛らしい建物が立っていた。
坂道を登っていくと、猫がお出迎えしてくれた。
こちらは、今もなお、増改築がされているようで、作りかけの部分があるようだ。
外観は、何だか、森の中に忽然と現われたお菓子の家みたいな感じ。
メルヘンチックなんだけれど、チョッピリ怪しい…(笑)

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ネコがお出迎え(笑)

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どんなギャラリーなんだろう?そう思いながら、恐る恐る扉を開けた。
「いらっしゃいませ」と、声がして若い女性が迎えてくれた。
一歩足を踏み入れた途端、その素敵な雰囲気に不意を突かれた感じで
すっかり飲み込まれてしまった。

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“イタリア歌劇の世界へようこそ”というコーナーがまず目に入った。

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仮面をつけた人形やピエロの人形が存在感を持って、テーブルや窓辺に飾られていた。
陶器の持つ、土の柔らかさや素朴さが、なんとも味わい深い。
そして、その人形の持つ表情が異国情緒を感じさせ、中世のイタリアに旅してきたような気がした。

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テーブルや椅子やドアも雰囲気がある。全て手作りのようだった。

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その他にも、絵画やガラス細工のネックレスや装飾品、草木染の服飾品など、多数の
ものが展示され販売されていた。

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わたしたちは迷路のようになった室内をひとつひとつ見て歩いた。
いくつかの階段があり、吹き抜けになったようなところを上って二階へといけるよう
にもなっていた。

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二階には喫茶スペースもあり、斜めになった床に、作り付けのテーブルが並んでいたり、
とにかく、空間の利用が上手で本当に楽しかった。
まだまだ、これから、増築される部分もあり、未完成なところがまた楽しい。

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ゆっくりギャラリースペースを見て歩いた後、気に入ったアクセサリーと、陶器の木の実の置物を購入した。
そのラッピングも可愛らしくてすっかり気に入ってしまった。

友人は、『森の中で見つけた地中海だね。とっても素敵な一日をありがとう!』と、
喜んでくれた。

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帰りに、メリダとネオエポックとの間にある、神社に寄ってみた。

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ひっそりとした境内には、杉の巨樹が繁り、何だか静かで時が止まっているようだった。

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階段の上に鎮座した狛犬が、まるでお稲荷さんのキツネみたいで
夕日に照らされた顔を覗き込んだら、笑ってるみたいに見えた…

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その先の集落も、石垣を巡らせた路地や段々畑など、何だかタイムマシンに
乗ったような気持ちになった。

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一日で地中海と、日本昔話の世界を歩いたようで、とても不思議な旅になった気がしたのだった。

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category: お店

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コメント

メリダ、随分山の奥にありますね。
私の琴線に触れるレストランだけど、ちょっと高め?
吉川英治記念館や玉堂美術館と組み合わせれば、充実する一日がおくれそう。

kan #5wY3J9rw | URL | 2011/06/16 00:14 - edit

kanさんへ

kanさん、こんばんは^_^
ご覧いただきありがとうございます。
そうなんです。バス通りからさらに山の中に入っていきます。
この山が杉でなく自然林なら最高なんですけれどね。
でも、お料理もお店の雰囲気もとても良かったです。ちょっと怪しげな香りもして、
きっと、Kanさんも気にいると思います。
お料理のお値段ですが、濃厚で美味しいスープ+たっぷり野菜やイクラやブルーチーズの
乗ったボリュウムサラダ+魚介たっぷりのパエリア+コーヒーor紅茶で、1800円は、
大満足でリーズナブルでしたよ。
コース料理の他に、各種パスタなど単品もあったと思います。
ギャラリーは、まさに不思議さ満載でした。ぜひ、Kanさんも行ってみてください。お勧めですよ。
青梅の夏への扉や繭蔵もお勧め。吉川英治記念館もなかなか良いです~♪
また、いつかのようにmasaさん、kanさんとワイワイいいながら訪れてみたい場所です(^^♪

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2011/06/16 23:24 - edit

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