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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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福島 

19歳の時、福島を旅しました。
ずっと、憧れていた裏磐梯高原や五色沼を散策しました。
五色沼は、それぞれに美しい色の水を湛えた神秘の湖…
毘沙門沼だったかな?瑠璃沼だったかな?とっても綺麗な藍色で
木立の間にひっそりと、さざ波がキラキラと流れていきました。
その湖畔で木にもたれて佇んでいる写真…
若々しい、少女の頃のわたしがそこにいました。

その翌日、西吾妻山に登り、美しいミヤマキンバイとチングルマが
咲き乱れるお花畑で、笑顔で写っている写真。
西吾妻山を縦走して、ちょっと道に迷って遭難しかけたこと。
大きな声で呼んだら、登山道を歩いていたおじさんが、助けてくれた事。
最終バスに乗って、裏磐梯スキー場へ…

そして、次の日は、磐梯山へ登りました。
中腹にある、温泉付きの一軒宿の山小屋に宿泊しました。
とっても元気なおばあちゃんと、熊のような風貌の山男さんが
切り盛りしていて、中の湯だったかなぁ…
温泉は、天井がスパッと抜け落ちていて、灯りは点いてなくて
お風呂に入りながら星空が見える野趣満点なお風呂でした。

翌日、磐梯山の山頂経由で、大きな猪苗代湖を眺めながら、
雄大な田園風景の広がる裾野を持った磐梯山を下山しました。
人も自然も雄大で暖かい…そんな福島が好きになりました。
あの、美しい場所に、また出かけてみたいです。
地震や津波や原発…いくつもの困難を抱えてしまった福島を
心から応援したいです。

酪農家や農家の方々は、本当に大変だと聞きます。
今年の分の種もみを全部廃棄している農家の方や、
やせ細った牛の背中を撫ぜ続ける酪農家の人たちの切ない姿…
一日も早く、安心して生活できる福島になって欲しいと思います。

  哀しみ

  やせ細った牛よ…
  おまえたちには、何の罪もない
  もう、立っている力も無く
  牛舎にうずくまり、じっと見上げる
  その、黒い瞳に、何も答える術がない

  牧草は、放射能にまみれた
  去年の干草も底をついたら、
  おまえたちに、食べさせるものがなくなる
  ただ、死を待つだけなのか…
  力無く鳴く声を聞くのが辛い

  おれは、酪農家だ
  酪農家が牛を飼えなくなったらおしまいだ。
  手塩にかけて育てた牛の背を、
  ずっと、撫ぜ続けている節くれだった優しい手が、
  やり場の無い哀しみを語っていた。


kurasawamay_150.jpg
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category: 森・山

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コメント

原発の20キロ圏内の人々は2~3日避難すれば、家に戻れると思い、
家畜やペットを置いていったそうですね。
私もニュースで競走馬がやせ細っているのを見て、厩舎の持ち主は
どれほどに悲しいことだろうと、やりきれない思いでした。

本当にこの事故は悲惨です。私達は何もできないことも、もどかしいばかりです。

私も福島は大好きです。県内のスキー場も南会津の尾瀬口も、毎年のように行っていました。
あの美しい自然豊かな県が、世界にこの事故で有名になるのは、耐えられないことです。

一日でも早く収まってほしいものです。

はるか #mauyLjdI | URL | 2011/04/20 20:14 - edit

はるかちゃんへ

はるかちゃん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
本当に悲惨な原状ですね。福島の人々は、津波と地震と原発と風評被害と4重苦を背負わされてしまいました。
特に原発は、終息するのは、10年先とも20年先とも言われ先が全く見えないですね。
こんな苦しみを突然背負わされ、絶えざるを得ない福島の人々を救う手立てはないのでしょうか…
考えれば考えるほど辛いですね。
ただ、祈ることしかできない、わたしたちは無力です…
美しい福島を忘れてはいけないと思いました。

sizuku #a8vfL3MM | URL | 2011/04/21 00:00 - edit

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