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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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93歳の笑顔 

夕べ遅くに、また地震がありました。
そろそろ家族が休もうとしている時でした。
慌ててニュースを見ると、東北全域の海岸に津波警報が発令され、
今すぐ、高台に避難してくださいとアナウンサーが繰り返し呼びかけていました。

前回ほどではなかったけれど、あの悪夢がまた蘇った気がしました。
こんな夜中に、また、避難を余儀なくされている被災地の方々の
ことを思うと胸が痛みました。
どんなに、不安で心細く、恐ろしかったことでしょうね…

一体いつになったら、地震がおさまってくれるのでしょう。
被災地の人々をもう、これ以上苦しめないでくださいと、
みなさんの無事を祈りつつ、願いました。
もし、神様がいらっしゃるのなら、どうかもう、これ以上…


頭に手拭いで鉢巻を巻いた、白髪のおばあちゃんがテレビに映っていました。
おがあちゃんは、93歳、とてもお元気で快活に笑っていました。
このおばあちゃんは、16歳の時、三陸沖地震で被災していました。

その時も津波が村を襲い、多くの方が亡くなり、村は壊滅状態となったそうです。
おばあちゃん自身も肉親を亡くし、悲しみに打ちのめされ途方にくれたけれど、
残った村人たちが、本当に献身的に復興のために協力し合って働らく姿に、
生き抜く勇気と元気を貰ったそうです。

『金銭じゃないんだぁ、そんなものじゃ、成し遂げられないんだ。
みんな、自分に出来ることを精一杯やったんだよ。』

おばあちゃんは、今度は、自分が元気をみんなに与えなければと思っていました。
『笑顔が一番、元気がでるべ。93歳のおばあが、元気で笑っていれば、
みんなも元気になるっぺ』と、笑い、鉢巻を締めなおしました。
そして、東北訛りで、周りの人に掛け声をかけ、子どもに笑いかけました。

避難所の人たちは、どっと笑い、子どもたちも無邪気に笑い転げます。
おばあちゃんの東北訛り…あったかくてやさしかったです。
おばあちゃんの笑顔、シワに刻まれて、おひさまみたいに明るかったです。

一生のうちで、2度も、恐ろしい地震と津波を経験した人の芯の強さに
テレビの映像を、わたしたち家族は、一緒に泣き笑いで見ていました。
そのニュースを見たばかりの後の、大きな地震。
あのおばあちゃんは、ご無事だろうか…と、胸が痛みました。
どうか、ご無事で…
そして一日も早く、懐かしい故郷が蘇りますように。

takanokura-1.jpg

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