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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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奥多摩分校秋の遠足候補地1 

奥多摩でも、高い山では紅葉が見頃となったようです。
これから徐々に麓へと降りて来ます。
毎年、この時期に、奥多摩分校の秋の遠足を開催しています。
紅葉の様子を見ながら、開催日とにらめっこ、どの辺りに行こうかと考えています。

自分の頭の中では、いくつかコースを組み立てていますが、正直悩みます(笑)
でも、それが楽しいのです。そして、上手く紅葉の良い場所にご案内できたて皆さんに
喜んでいただけたら、ホスト役としてこんなうれしい事はありません。
今日は午後から時間が空いたので、いくつかの候補地を歩いてみました。

山々に囲まれた白丸と言う無人駅から、今日の旅は始まります。

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白丸は、川井玉堂(日本画の大家)ゆかりの場所で、戦時中のひと時を疎開していた村だそうです。
“玉堂が愛した散歩道”という石畳の道が残されています。

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本当に、何もない山里の道ですが、素朴な時間が流れているような気がします。

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石畳は、片側が修復されていますが、味わい深い道です。

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さらに、畑の脇を細い小道が続きます。

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小さな神社の銀杏の木はまだ青いままでした。夏にはこの境内で獅子舞も行われるそうです。

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野辺の花が秋の日に…

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エノコロ草もキラキラ

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ススキの穂は銀色に

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かわいいムラサキシキブの実がとても好きです。

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草生した垣根にはホトトギスの花も残ります。

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青空を鳶が舞います。

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集落の一番上にある観音堂へと細い石段を登り上げれば、古い石仏が眺めているこんな景色。

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周りの山々の紅葉はまだまだだけれど、遠足の頃には良くなるかな?

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かつては奥多摩を結ぶ道でした。江戸時代に拓かれた数馬の切り通し

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石門

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白丸湖の青い湖面がのぞきます。

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湖面に続く細い道を降りてみます。

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カヌーを浮かべる人も…

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まだ、紅葉には早いですが、独特のコバルトブルーの水面はいつみても神秘的です。
もう一度登り返し、川岸に佇むカフェ、アースガーデンに向かいます。
ここは、以前、うどん懐石 鴨の下 という落ち着いた和の雰囲気の素敵なお店でした。
でも、オーナーが代わり、建物はそのままですがだいぶ雰囲気が変わってしまいました。

以前のお店が大好きでしたので、新しいお店になって、まだ一度も足を運んでいません。
今日は、初めて訪れる事にしました。

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店内もテーブルも以前のままでした。

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お料理は、ヘルシーな感じで体にいいものを使っているそうです。
奥多摩特産のわさびやこんにゃく、きのこなど、食材も良いですね。
わたしは、マコモタケのドリアと言うのを注文しました。
アツアツで、キノコとわさびの風味が効いていて美味しかったです。
キノコのスープがとても美味しかったなぁ…

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食後に珈琲とお豆腐ケーキを注文したら、『よかったら、テラス席に移動されますか?』と、
わざわざ席を移動させてくださいました。
白丸湖に面したテラスで、風を感じながらのティータイムは、気持ちいい。
寒くないようにとひざ掛けも用意していただき、温かく過ごせました。

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お豆腐ケーキは、チーズケーキのような味わいに、ほんのりお豆腐の風味、なかなか美味でした。
珈琲も薫り高くて、おいしかったので、満足でした。

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この日も店内は混み合っていたので、日曜日は混みますかと聞いてみました。
紅葉期間は激混みで、かなりお待ちいただくようですとの答え。人気のお店らしいです。
それでは、遠足の時の昼食は、無理そう…ほかのお店にすることにしましょう。
でも、お茶に寄るのはいいかも…(^^)v

お店を後にし、数馬峡橋を渡ります。
今は、まだ、こんなに緑ですが、遠足の頃には、美しい紅葉がこのコバルトブルーの湖面に
映えていたらいいのですけれど…

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夕陽に輝く紅葉と、映り込んだ錦の水面を、みなさんにお見せしたいと思っているのですが。
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category: 森・山

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森羅万象 

森羅万象…森を歩く時、いつもこの言葉が浮かびます。
深い森であればなおさら…

木々が繁り、連なり、そしてそこに生きとし生けるものすべての姿、在り様、
それは宇宙の広がりの全てにまで通じるものと思ったりします。

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金岱山のミズナラ…その樹の存在を知ったのは、6年ほど前だったでしょうか、巨樹が好きだったわたしは、
奥多摩にもたくさんの巨樹があることを知って、捜し歩くようになっていました。
そして、奥多摩の駅前の観光案内所で、その樹の写真に出逢いました。

巨樹は新緑の森の中に、大きな体を曲げるように前方に伸ばした姿で写っていました。
その幹に付いた不思議な形の瘤は、口の形、あるいは目、あるいは耳のようにも見えました。
二本の腕を空に伸ばしたような姿、わたしは、心を掴まれたように釘付けになりました。



金岱山のミズナラ《2006年11月に撮影》

両腕を空に伸ばした姿

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背筋が逞しく成長した背中

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大きな口(目、耳)のように見える瘤

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この樹に逢いたい…その頃は正式な登山道も無くて、教えてくれる人もなく、
見つけるのが大変でしたが、逢えた時は、本当に感無量でした。


わたしには、この瘤は口に見えました。
巨樹が『よく来たな』と言っているような気がしたのでした。

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でも、今年の8月、その樹が折れてしまったと聞きました。始めは倒伏してしまったのかと思いました。
哀しくて残念な気持ちでいっぱいになりましたが、一本の幹を落としたけれど、生きているらしいのです。
わたしは居ても立ってもいられず、逢いに行く事にしました。

台風が去った後の快晴の一日、抜けるような青空の下、一年ぶりで日原行のバスに乗り込みました。
日原鍾乳洞近くの山々はまだ紅葉には間がありそうです。川は水嵩もまし迫力のある流れでした。

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急な山道を黙々と登ります。木々の間からは、石灰岩の巨岩の燕岩が聳えているのが望めます。
この山中には他にも巨木が多くあります。



ケヤキの巨樹

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巨岩に根を張った山桜の巨木

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イヌブナの株立ちの巨木

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すでに倒伏してしまった山桜の巨樹

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黙々と高度を上げていくと、真っ赤なカエデの紅葉が目に入りタワ尾根に出ます。

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ハウチワカエデ

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木洩れ日の中のコハウチワカエデ(オレンジがかった紅葉が美しい)

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はっきりしたピークはありませんが、この辺りが一石山です。以前は無かった山名標がありました。
どなたが作ったのでしょう?なかなか素敵な標識でした(*^_^*)

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タワ尾根はやっぱり素晴らしい…いち早く染まりだしたカエデの紅葉が目を楽しませてくれます。
コハウチワカエデ

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陽に透けてなんて美しい…
ハウチワカエデ、全体に丸みを帯びているので、別名をメイゲツカエデといいます。
英名も月を連想するもので、フルムーン・メイプルと呼ばれているそうです。


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まだ、緑の葉も輝いている ハウチワカエデ

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まるで金色に輝く葉、コハウチワカエデ
コハウチワカエデは、別名をイタヤメイゲツといいます。
ハウチワカエデと形はそっくりですが、少し小さめで、色もオレンジがかっています。

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青空に、錦の星  ハウチワカエデ

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上ばかり眺めていたけれど、足元にはたくさんのミズナラの実が落ちていました。
まだ、帽子をかぶったものもあって可愛いです。

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紅い実もたくさん…いくつか拾ってみて、フルーツバスケット(^^)
紅い実は、オオカメノキかガマズミの実でしょうか?

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こちらはカマツカの実かな?色合いが素敵!

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カエデの翼果、多分ハウチワカエデの実です。

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ホウの落ち葉に、光が射しこんで、まるで灯りが点ったようでした。

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森のサンゴみたいな、ミズキの実殻です。黒紫色の実と真っ赤な枝、何ともエキゾチックな装いですね。

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色とりどりの葉がまるで星のよう…たぶんイロハカエデですね。
これから秋の深まりと共に赤く、赤く、染まって晩秋まで燃えています。

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カエデの尾根が尽きると、ミズナラ、山桜、ブナ、ケヤキ、シデなどの森になります。
大きな葉っぱは、ウダイカンバ、高級木材になる樹だと教えていただいたことがあります。

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白樺の幹に似ているけれど、銀色に輝いて見える樹肌です。

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横縞模様がとっても綺麗な山桜の幹。真っ直ぐに伸びあがっています。

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この幹には、クマさんのひっかき傷が残っています。登るんですね!クマさん。

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たくさんの広葉樹の中の、細々と続く、結構急な登りを登って行きます。
わたしは、いつ、ミズナラの巨樹が姿を現すだろうかと、祈るような気持ちで足を運びました。
そろそろ・・・この辺で上の方が見えたはず。でも、見えない。
ああ、もしかしたら…

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そんな想いで、最後のカーブを曲がったら…ああ、見えました。立っていていてくれました。でも…


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それは、壮絶な姿でした。
二股に分かれた幹を、まるで両腕を斜め上に目いっぱい伸ばしたような樹形の樹でした。
幼木の頃から、光を求めて斜め前方に伸びて行ったのでしょうか、斜めに傾いた体を支え続けた根は、
大きくしっかりと張り、幹の背中にあたる部分は、筋骨逞しいく背筋が発達していました。
まるで、大きな恐竜か巨人を思わせるような樹でした。

その、片方の幹が、引き裂かれたように、もぎ取られたように、折れて地に伏せていました。

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痛々しいその傷跡に絶句して身動きできずに立ち尽くしてしまいました。
あのシンボルだった、大きな口のような瘤は、無残にも地面にめり込んでいました。
少し愛嬌のある、あの姿で話しかけてくれることもないのでしょうか?

しばらくして、思い直し、巨樹の下に進み出てその幹に触れてみました。
「痛かったろうね…」
でも、見上げると、残ったもう一方の幹は力強く空へと伸びてたくさんの葉を繁らせていました。
わたしは、心の中で話しかけながら巨樹の周りをぐるっと回ってみました。

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その背中もその根も、変わらずに生命感に満ち溢れていました。
「元気なんだね。よかった、生きていてくれて…」

___大丈夫だ、わたしは、まだ死にはしない___

___生き抜くために、片方の腕を落としたのだよ___

巨樹がそう言ってくれたような気がしました。
そう、巨樹は自ら選択して、幹を落としたのですね。山地に生き抜く巨樹は、こうして命を繋いでいくと
巨樹の事を教えてくれた友人から聞いたことがありました。日原には、そういう樹がたくさん存在すると。

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自然は、あまりに偉大ですね。気の遠くなるような長い年月を生きてきた巨樹たち。
今、その前に立ち、その幹に触れているわたしは、あまりに小さいと思うと同時に、時空を越えて
その長い記憶の片隅を垣間見、一端を共有できているのかもしれないと思えるのでした。

森羅万象、遥かな宇宙と一体化するような不思議な気持ちになりました。
森には神が宿っているのかも知れない…

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傷ついたミズナラが、なぜか、より大きくなったような気がしました。
逢いに来て、良かったと心からそう思いました。
きっと、これからも金岱山のミズナラは、生き続けることでしょう。
小さな人間のわたしの命が途絶えた後も、ずっと…

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わたしは、ミズナラと共にお弁当を食べました。初めてここに来た日のように静かな静かな森でした。
巨樹の周りには、たくさんのミズナラたちが生きています。

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そのひとつ、“ナラ太朗”ミズナラの幹が曲がったところに、笑っている顔が見えますか?
ニッコリ笑った丸顔のかわいいお顔が、あなたには、見えるかなぁ(^^)

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“ナラ太朗”の幹は、こんなに元気です。

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倒木には緑の苔が生えています。そこに、カツラの葉っぱ

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カエデの葉っぱとサルノコシカケ

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ポトリと落ちたミズナラの実が、もう、芽を出しました。

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ミズナラの幹に映えたキノコ、ちょっと食べられそうなキノコに見えるけど?
やっぱり、毒キノコかしら?

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さようなら。金岱山のミズナラさん。あなたの傷が癒えて元気になってくれますように…
また来る時には、何を語ってくれますか?また、逢いに来ます。

わたしは、何度も振り返りながら、ミズナラの森に別れを告げました。
___また、おいで___と、巨樹が手を振ってくれたような気がしました。

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美しいブナも多くある森です。ブナの黄葉はもう少し先のようですね。

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真っ直ぐな白い幹を、美しいなぁと思います。

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午後の陽射しは、少し力を弱めています。急いで降りましょう。

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わたしは辿り来た道を急いで降りて行きました。尾根からの下りは急坂なので慎重に、慎重に。
綺麗な幹の夏椿を撮った後は、もう夢中で降りたので写真はありません(笑)


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気の抜けない下りを降り切って、一石山神社に降りて来ました。そう、あのミズナラに出逢ったのは、
この一石神社から始まりました。今回も無事に行って来れたことに感謝します。
山の神さま、ありがとうございました。

帰り道、薄紫のリンドウが、道路のアスファルトの隙間に咲いていました。健気ですね。

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ヤクシソウもネットの下から体を起こして咲いています。綺麗な花色です。

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リュウノウギクの花束が、あんなところに…野の花たちも逞しいです。

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日原川の流れを眺め、この渓谷沿いが、木々の彩りに飾られた頃、もう一度来ようと思いました。
でも、金岱山のミズナラには、また、しばらくは逢いに行けないと思いますが…

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category: 森・山

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今年の紅葉は… 

台風の影響で、毎日毎日、雨…伊豆大島や、酷い被害の出ている地域の方に比べれば
これだけで済んでいるのだからありがたい事ですが、そろそろ青空が見たくなりました。

明日は、お天気が回復しそうですね。すっかり奥多摩の山々から遠ざかっていたので
今年の紅葉が全然読めません。古い写真を見返していたら、今頃は紅葉を追いかけて
奥多摩の山に登っていました。去年はこんなに綺麗なイロハモミジを見ていたんですね。

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この日も、曇り空だったなぁ…

懐かしくなって、アップしないままお蔵入りだった画像を引っ張り出してみることに…
森の入り口にあるトチノキの巨樹…今年も逢いたいなぁ。

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しばらく、巨樹を見ていません。巨樹は森の住人、いつもそこに佇み続ける…と思っていたけれど、
数百年を生きてきた巨樹にも命の限りがある。ずっと生き続けるとは限らないのだよね。

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尾根筋の欅は、早々と葉を落としていたり

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ミズナラはその葉を黄色く染めて、そして、茶色に変え始めていたり

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ドウダンツツジは、まるで燃えているように緋色に染まります。

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微妙な色合いに染まるのはミツバツツジ

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そして、シックで深い色合いのサラサドウダン

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木々の紅葉って千差万別、様々な色が交錯する秋色の森を彷徨いました。
カエデたちの彩りは、見上げては歩く、わたしの心をときめかせてくれるのです。

艶やかなヒナウチワカエデ

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柔らかなオレンジ色はヤマモミジかな?

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緑の中に緋色を滲ませて、オオモミジ

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ギザギザの葉っぱはコミネモミジ、これからだんだんと色を染めて行く。

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ミネカエデ、深山の美しいカエデ

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一番好きなかわいい形…ウリハダカエデ

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ウリハダカエデに似てるけど、ホソエカエデ…たぶん。

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カエデの葉っぱに似てないけれど、カエデの仲間、メグスリノキ
鮮やかな色合いは、本当に綺麗…晩秋の遅くまで色を残してくれる

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やっぱりカエデの仲間、チドリノキ

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こちらもカエデ、ヒトツバカエデ

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大きめの葉っぱ、カジカエデ

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綺麗な黄葉のイタヤカエデ、奥多摩にはたくさんの巨樹がある。

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春先に真っ先に花を付けるマンサク

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チュウリップみたいな葉っぱのダンコウバイ

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サクラの紅葉を、さくらもみじって言うんです。

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可愛いツートンカラーはナツハゼでしょうか?

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ブナの黄葉は、燃えているようで、つい立ち止まってしまう。

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そして紅い実たちも、主張を始めます…

ツリバナは、風に揺らいで、なかなか撮らせてくれないね。

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シックなワイン色の葉っぱの陰で、仲良しな赤い実は、オトコヨウゾメだよね。

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小さな赤い実が、まばらになってる、鳥にあげたの?コバノガマズミ

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森の小道に、ゆかしく咲くリンドウの花

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やっぱり大好きな花だから、逢えると嬉しい。薄紫の花色は、冬に望む奥多摩の山の色。。。

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紫色の小花に見えるのは花が散って残ったガク、カメバヒキオコシ

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滝音が響き、三頭大滝が現れます。

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紅葉の岩肌を滑り降りる一条の流れ

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滝つぼは、美しい紅葉に彩られている。

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上からながめると、まるでカエデの傘のよう…

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コアジサイの黄葉の向こうに白い滝

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岩肌に飛ぶ水しぶき、夏のそれとは違って見える。

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落葉松の葉が散り始めた渓谷を辿れば

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錦秋の中に道は続く

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美しいカツラの巨樹…大好きな樹、あの香ばしい香りは秋の想いを奏でている

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大きなホウの葉っぱと、ハート形のカツラの葉っぱ、

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サワシバの巨樹、幹に絡み付いた蔦もシダも、ものともしないで聳えている

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苔生した倒木に、落ち葉が舞い降りて

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紅葉の森を彷徨って、渓流を下ってきた。

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吊り橋を見下ろす景色も、煙るように…

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拾い集めた秋の色…綺麗な色を見つけては一枚、一枚、つい拾い集めてしまいます。
今年も、また、のんびりとこんな山歩きをしたいと思います。

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category: 森・山

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友情の会津駒(雲上の楽園) 

もしかしたら会津駒の山頂だけなのかな?って、思っていたら、
『もちろん、中門まで行くよ~!おねえちゃんがせっかくここまで来たんだからね(^_-)v』と、ひだまりちゃん。
「やったー!!嬉しい!!」わたしは、飛び上がるくらい嬉しかったんです。ありがとう、ひだまりちゃん!

まず、中門岳まで行って帰りに会津駒の山頂を踏んでくるとのこと。
『よしころんちゃんとのぶさんが上ってくるまでに戻ってくるから、写真は帰りね!』と言われたけど…
カメラとお水だけ持って、さぁ、いざ出発!!


最初の登りを登り切って振り返ると、この景色!!まるで箱庭のような駒の小屋…

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やっぱりカメラを向けずにはいられないのです。
あら?この丸い緑の球体、レンズの悪戯だろうけれど、なんとなく精霊がいるみたい(^^)

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会津駒を巻いて行くと目の前に、草紅葉に彩られた秋色の稜線が飛び込んできました。
『わぁ~♪ 綺麗~♪』『なんて気持ちいい!!』緩やかな傾斜を登り上げて行きます。


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稜線を登り上げると、見えました!!青い燧ケ岳とその奥に至仏山、
そして、その間に白く霧が湧く尾瀬ヶ原が見えます。もう、凄く凄く綺麗!!凄く凄く感激!!

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『本当に綺麗に見えているね~!!』 『良かった、良かった!』
『尾瀬の全てが見えているなんて、最高だね!』 「青い燧と水色の至仏、そして白い尾瀬ヶ原」

朝日に輝く稜線で、この景色を愛でるわたしたち。最高にしあわせ(*^_^*)

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青空の下、キツネ色の稜線が伸びて行きます。風雨にさらされて古びた木道が味わい深くて…

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草紅葉が萌えています。

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大きな池塘の向こうに、燧ケ岳と至仏山が、ああ。美しすぎます。
燧ケ岳の大きく裾野を伸ばした美しい双耳峰、なんて秀麗な姿なんでしょう。
わたしは、じっと見入ってしまいました。こんな風に尾瀬の全部を眺めたのは初めてです。
尾瀬は、山々に囲まれたその奥に存在する秘境なんだと実感しました。
わたしにとって、今は追憶の尾瀬、遠い憧れ…

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そして、左手奥には、日光白根や男体山など奥日光の山々が連なります。
うーん、冬の奥日光も行ってみたいな…

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『ああ、気持ちいいね~♪』今日は、この言葉を何回言うだろう。
立ち止まる度に、新しい景色が始まる度に、わたしたちは合言葉みたいに呟きます。
そして、大きく深呼吸、胸の奥にまで、澄み切った空気が入り込みます。

あら?ここでも、緑の球体が…(池塘の上)

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緩やかな傾斜を登り上げれば、金色の湿原に、さらに道は続いています。
さながら、ナウシカの世界。そのもの青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし…


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木道が、ニコって笑っています。わたしたちを歓迎してくれてるんだね…(*^_^*)

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緑の熊笹と、金色の草紅葉と、幾重にも連なる山々と、水色の空と…

おじーが、『あっ、ここでも、バッタが死んでる…』と言います。
こころ優しいおじーは、木道の上で冷たく動かなくなった小さなバッタにも目が行くのです。
この大自然の中で生き抜いた、何千、何万という小さな命にも想いを馳せることが出来るって素敵です。


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そして、おじーは、ミヤマキンポウゲの綺麗な黄色い花が一輪、咲き残っていたのを見つけます。
朝露をいっぱい宿した何の痛みもない綺麗な花でした。カメラを近づけたら、その花の中で
小さな羽虫が死んでいました。こんなに綺麗な花のベットで、眠っているようでした。


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枯葉色に凍えても、なお、青紫の花色を残すオヤマリンドウの花、その花にも、枯れた葉にも、
絡んだクモの糸にも、白玉のような朝露を宿し、キラキラと輝いていました。


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そしてそのそばには、大きな株のオヤマリンドウが、まだ綺麗なままに咲き誇っていました。
まだ、こんな綺麗な花に逢えて嬉しいです。リンドウは大好きな花だから…
わたしは、尾瀬ヶ原に咲くエゾリンドウが好きでした。尾瀬の秋を飾る最後の花…

「ひだまりちゃん、駒にはエゾリンドウは咲かないの?」と聞いてみました。
『会津駒に咲くのは、オヤマリンドウで、エゾリンドウは咲かないんだよ。どうしてだろうね。』

「そうなんだ。標高差なのかしらね。」そう答えながら、優しい尾瀬ヶ原の風景が脳裏に浮かびました。
そして、秋色の湿原に、青い空に恋をして、青く、青く咲く…エゾリンドウに逢いたくなりました。


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この木道の先には、薄紫にたなびく雲と空があるだけで何もない…そんな気にさせる風景。


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けれど、その先にも道は続いているのでした。雲の彼方に続く雲上の道…

おじーが、『おねえちゃんの言葉って綺麗だね。雲がたなびくって、素敵』と言ってくれました。
ありがとう、おじー。年の功だよ、きっと…

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ああ、どこまでも、いくつかの池塘を散りばめながら続く道


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緩やかに登る傾斜湿原に、大きな青い池塘が現れました。
手前の焦げ茶色の花殻は、コバイケイソウの実です。今は無風だけれど、風が吹いたらカラカラなりそうです。

花の時季は、白い花房が無限の波のように風に揺れていたのでしょう。霧の日には、白い花灯りとなって、
雨の日には、しめやかに佇んで…ああ、そんな季節にも訪ねてみたいと思いました。

キツネ色の湿原の向こうには、山また山…あまなす山の連なりが、朝日に白く霞んで見えました。


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池塘の岸辺に、黄色に色づいた灌木が…その小さな色が、とってもやさしい。
みんなで、立ち止まって、大きく深呼吸。ああ、気持ちいいね~♪

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朝日に草の葉先が眩しいくらいキラキラ煌めくんです。「キラキラの光の波が写せないかなぁ。」
そう言いながら、撮ってみたけれど…

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そして、気持ちのいい温かそうな湿原の傾斜を辿って行くと…

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見えました。少し鞍部になったような場所に湿原に囲まれた大きな青い池塘が見えます。
そう、それはまるでアヤメ平のようでした。
そして、少し傾きかけた白い標柱が…

「わぁ~!着いたのね!!」 『ここが、中門岳!!』 『なんて綺麗なの!!』
わたしたちは、嬉しさのあまり駆け寄ったのだと思います。実は、どうやってあの標柱まで行ったのか
まったく思い出せないのです。気が付いたら、標柱にハグしてました(笑)

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  中門岳 この一帯を云う

その標柱には、とても素晴らしい文字でこう刻まれ、黒く「中門岳」の文字が浮かび上がっていました。
夢にまで見たこの標柱は、風雨にさらされ、表面が滑らかになめされ、白く乾いた手触りでした。
頬を寄せると、太陽に温められてほんのりと温もり、乾いた木の匂いがしました。


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わたしたちは、この標柱の前でジャンプをする約束でした。
ひだまりちゃんのブログに載っていた“尾瀬で働く女子達のオフ会”で、女の子たちがジャンプする姿が
とってもカッコ良かったから、わたしたちも真似してやってみたい!!と言うことになってました。

『飛べるかな?』 『大丈夫、必殺、10連写で行くから、どれかに写るでしょう!』
『じゃあ、行くよ!』シャッターの赤いランプがピッ、ピッ、ピッ、ピッ、…と点滅を始めたところで
『1,2,3、ジャンプ~!!』カシャ、カシャ、カシャ、…10回のシャッター音
その間に、ピョンピョンするも、バラバラ(笑)

『あはは、これじゃ、ダメだね!じゃ、手を繋いでもう一回!』そして、再挑戦しましたが、
やっぱりカメなわたしたち、つないだ手がウェーブになってました(笑)

モニターをチェックして大笑い。『ダメじゃん、全然飛べてないよ!』『おまけに揃ってないし』
『やっぱり、若い子ちゃんたちみたいにはいかないよ~』『10連写の意味がないね~』
いいの、いいの、これがわたしたち流、カメな女子らしくっていいんじゃない(^_-)v

(カメなジャンプ写真は、ひだまりちゃんのブログでどうぞ(^^)尾瀬のひだまり

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いっぱい笑って楽しんだけれど、『いけない、もう7時半になるよ。帰りに向おう』と言うことで
中門岳とお別れです。「ありがとう、中門岳、また来ます!!」と、みんな手を振って別れました。
さようなら、中門岳、また来る時にも、ハグしてください。

中門岳の大きな池塘の向こうには、さらに伸びる木道があった事を、わたしは見逃しませんでした。
また来る時には、あの先の道を辿ってみたいと、またひとつ、憧れが出来ました。
夢や憧れは、残しておいたほうが良い、それこそが浪漫だから…そうですよね。

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帰り道、さっきの傾斜湿原の大きな池塘に、白い雲と太陽が映っていました。

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風草が風に揺れて…キラキラ 光の波

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枯れてもなお凛と咲く、リンドウの花姿が、枯れ色の湿原で誇らしげに見えました。

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薄紫の蕾にも…その健気さにじーん。また、来年逢いましょうね。

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谷から、うっすらと靄が上がって来て、一瞬幻想的な風景になりました。

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池塘は空を映して、真っ青に…

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そして、会津駒ケ岳の山頂へと続く木道が陽射しに、白く反射しています。
まるで、光の道のよう…

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空が青い、草紅葉は金色、その間にわたしたち…

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サラサドウダンかな?ツツジ科の灌木が美しい色合いに染まり始めました。

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彼方に見えるのは奥日光の山々、男体山は、右端かな?

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『あっ、燧ケ岳が煙吐いてるよ!』 『ほんとだ、至仏山も!』 「噴火だ、噴火だ!!」 (爆)

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けっこう急な登りです。頑張って登りましょう。すでに、8時です。

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カメな女子でも今日は身軽なわたしたち、よしころんちゃんたちとの再会が近づいているのが嬉しくて
どんどん高度を上げて行きます。しかも、美味しい朝食がちらついて…食いしん坊なわたしたち(笑)

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「もしかして、よしこちゃんたち、先に着いて頂上で待ってるかも、」
『そんなサプライズ、あり得るね~!』と、そんなことを話しながら、頑張るわたしたち(笑)

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8時20分、頂上に着きました。

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早速、駒の小屋方面を覗いたはるかちゃんが、颯爽と登ってくる二人ずれ発見!よしこちゃんたちだ!!
『よしこちゃん~~~!!』と、2回叫んだはるかちゃん。『違った、あれは男性だ~!』(笑)


遠く連なる山々、その中に燧ケ岳と至仏山が聳えている。そしてその下には、おもちゃのような駒の小屋が
オオシラビソの森に囲まれて建っています。


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眼下に駒の小屋が美しく見えます。本当に美しい夢のような景色です。

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『美しいね~!!まるで北欧の森みたい。』わたしたちはため息をつきながら眺めていました。
陽射しに照らされた湿原の草紅葉が、一面金色に輝くのを見つめた時、その中を登ってくる人影…
『あ~!!よしこちゃんだ!! のぶさんだ!!』みんな異口同音に叫びました。

今度は、間違いありません。呼んでみよう!せーの!!『よしこちゃ~~~ん!!』
『のぶさぁ~~~ん!!』わたしたちのラブコールは、二人に届いたようです(笑)

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わたしたちは、駒の小屋目指して急いで降りて行きました。
湿原のところどころには、黄色やオレンジ色のミネカエデがとっても綺麗です。

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よしこちゃんが、駒の大池を越えてこちらに迎えに来てくれました。
お互いに手を振り、お互いにカメラを構えて(笑) 近づくわたしたち。最後は駆け寄って、

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『よしこちゃん、お待たせ~♪』 『みんなぁ、しばらく~♪』逢えて嬉しいよ!!喜びのハグ!
北ア裏銀座の山旅を終えたばかりで駆けつけてくれたよしころんちゃんの笑顔は、キラキラと輝いて
何だかとっても綺麗でした。
今、ご夫婦で山三昧の日々を送っているよしこちゃん。きっと、充実の日々なのだと思いました。

『おねえちゃま、良かったね!』と、よしこちゃんが言いました。
わたしたちの顔を一目見て、ああ、良い山旅だったんだなと判ったのだそうです。
本当に、わたしたち若草姉妹は不思議だね。みんな思うことは同じなんだもの。




すでに、8時40分になっていました。駒の大池は、目映い白い太陽を映し込んでいました。

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小屋のベンチでお待たせしてしまったのぶさんにもご挨拶。のぶさん、本当にありがとうございます。
のぶさんの笑顔が、よしこちゃん同様に、輝いて眩しかったのは言うまでもありません(*^_^*)

さぁ、お腹すいたね!!朝ごはん朝ごはん、
ひだまりちゃんとおじーが用意してくれた朝食は、とっても、とっても素敵なものでした。

二人のザックから出てきたのは、ハム、クリームチーズ、トマト、アボガド、スモークサーモン、
ベーグル・ベーグルに、手作りスコーンと手作りリンゴジャム、ポタージュスープにアップルティー
素晴らしい食材が、あっという間にテーブルの上に並びます。

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ベーグルにクリームチーズとアボガドを塗り、その上にハムとサーモンとトマトを乗せてサンドします。
それを、「いただきま~~す」と、かぶりつけば、う~ん!!最高!!
とってもとっても美味しいのでした。

おじーの手作りスコーンに、これまたおじーの手作りリンゴジャムをたっぷり付けていただきます。
リンゴの大きな欠片が、いっぱい入っていて甘酸っぱくて、とっても美味しいです。
長蔵小屋の忙しい仕事を終えてから、前日に手作りしてくれたんだち思います。

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食事しながらお話が弾んだのは、もちろんでした。
ひだまりちゃん、おじー、心づくしの美味しい朝ごはん、本当にご馳走様
これだけの食材を荷揚げするのは大変だった事でしょう。本当にありがとうね。

おいしい、たのしい、お食事をしている間に、登山者は次々と登って来て、次々と旅立っていかれます。
とっても優しい笑顔の駒中、Yさんを、駒の姉さまが、お見送りしていました。
こうして、お一人お一人お見送りをする暖かさが、駒の小屋の信条なんだろうなと思いました。
姉さまの駒T、やっぱり一番お似合いです。“とんでもない わたしは山に行きますよ”

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さぁ、次はわたしたちの番です。駒の小屋グッツをお土産にゲットして駒の姉さまにお別れのご挨拶です。
「お世話になりました。とっても楽しい二日間でした。」『また来年、お花が咲く頃来ます。』
名残惜しいけれど、小屋の前で記念撮影です。黒一点ののぶさんが、みんなのカメラで撮ってくれました。
のぶさん、ありがとうございます。この写真、宝物です(*^_^*)

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駒の小屋の、ゆるキャラたちを、撮ってあげましょう。

まずは、ハクサンコザクラを飾った、ツキノワグマさん(*^_^*)

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ユニークな駒の小屋の看板と、バンダナクマ子ちゃん。

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なんといっても、強烈な個性のゆるキャラ、おこじょのカップル。
姉さま、曰く『みんな、気持ち悪い~~~!って言いながら、それでも写真撮って行くよ(^^)』
ひだまりちゃん情報だと、最近塗り替えられて、さらに強烈キャラになったらしいです(笑)

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小屋の壁に飾られた、大きなクマの毛皮… 凄い迫力です。

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みんなで、名残を惜しんで、ワイワイ言っている時、駒の小屋上空を数百羽の鳥が渡って行きました。
多分、ヒヨドリかなと思います。秋も深まって行きますね。
さぁ、わたしたちも旅立ちましょう。

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駒の姉さま、楽しくて、暖かくて、快適で、素敵な二日間でした。どうもありがとうございます。
来年もまた姉さまに逢いに来たいです。残りの日々、体に気を付けて、この素敵な小屋を守ってください。

湿原の中に続く道をしばらく降りて振り返ったら、もう、駒の小屋は小さく遠くなっていました。

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そして、最後の燧ケ岳の姿は、秋色の空に包まれて穏やかにありました。
わたしの憧れよ、さようなら…ありがとう。



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帰る道もまた、みんなは、わたしを先頭に歩かせてくれました。さりげない思いやりに感謝です。
昨日、見たパッチワークの山肌よりも、さらに紅葉が進んだ気がします。

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アカモノがたくさん!白い清楚な花が、こんなに紅い実になるなんてね。

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マイヅルソウ、やっぱり撮ってしまいます。

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赤い実の中に太陽が入っているように見えます。

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ブナの黄葉も、ダケカンバの黄葉も、昨日より輝いて見えます。

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ナナカマドの紅葉も、進んだのかな?

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登りも厳しかったけれど、下りも厳しい。次の角を曲がったら水場?と何度もニセカーブに惑わされ、
笑いあいながら降りて行きます。6人になると、行よりも、もっと賑やかです。

ちょうど水場に着いた時、登ってこられた駒の兄さまとお逢いしました。
水を汲みに行く駒の兄さまの後に着いて、わたしたちも汲みに降ります。今度はわたしも行きます。


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急な下りの途中で、ツルリンドウの紅い実を見つけました。

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崖の割れ目に緑に隠れるように水場がありました。

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緑の苔の間から、絶え間なく澄んだ雫がしたたり落ちています。

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その滴りを集めた水が、細いホースの先から絶え間なく流れ出ています。
わたしは、早速、持ってきたペットボトルに、その水を汲みました。すごく冷たいです。
思わず、ゴクゴクと咽喉を鳴らして飲んでしまうくらい、美味しいお水です。

わたしたちは、代わる代わる汲んでは、何倍も飲みました。
そして、それぞれにペットボトルに汲んで、満足して戻ります。

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駒の兄さまと、みんなで、しばらく談笑し、お見送りしました。重い荷物はすべてビールだそうです。
こうした、小屋の方の努力は、本当に大したものだと頭が下がります。

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駒の兄さまは、20キロあるという重い荷物をがっしりと背負い、一歩一歩踏みしめながら、
キツイ山道を登って行きました。どうぞ気を付けて…

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それからのわたしたちは、降りたら食べるはずの桧枝岐の裁蕎麦と、二日間の汗を流す温泉に
思いを馳せながら、下山したのでした。合言葉は、『お蕎麦!』『お風呂』(笑)


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そして、ついに現れました。この山旅の最初の入り口だった、あの急な階段が…
『わぁ~!!やったね!!』 『ついに帰って来たんだね!!』 『本当に行って来たんだね!!』
口々に呟きながら、無事に行って来られた喜びのハイタッチ!!

またしても、のぶさんに撮っていただいた宝物の記念写真です。
みんな、やり遂げたいい笑顔をしています。(*^_^*)

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そして、お目当てだった美味しい桧枝岐のお蕎麦にありつけました。
なんと、新蕎麦、そのお味は、最高に美味しかったです。
もちろん、みんな (*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)ヽ(^。^)ノ


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その後、ヒノキの香りが気持ちいい燧の湯で、ゆっくり汗を流し、いよいよお別れです。
ひだまりちゃんはおじーを送って御池経由で帰ります。
よしこちゃんとのぶさんも、今夜は御池泊まりで、次の山行計画を練るそうです。
はるかちゃんはわたしを、久喜まで送り届けてくれて、一路千葉までの長い道中です。

お別れのハグは、万感の想いがこみ上げて、いつも半べそになります。
とくにひだまりちゃんとは、熱いハグとなりました。
憧れの駒に連れて行ってくれて、本当にありがとうね。ひだまりちゃんに甘えさせてもらいました。
体調が悪い時でも、辛くてもいつもニコニコしているひだまりちゃん。無理しちゃだめだよ。

かわいい、かわいい、おじー、一緒に行ってくれて本当にありがとう。
帰りの水場でいっぱい水を汲んでくれていたのは、わたしたちに持たせてくれるためだったなんて…
その優しさに、はるかちゃんとわたしは、今でも思い出しては涙しています。
おじーの真心が籠った、おいしい、おいしいお水だったよ。あなたの夢が叶うことを祈っています。

よしこちゃん、のぶさん、忙しい中ピストン登山で駆けつけてくれてありがとう。
山さえ登ぼれりゃご満悦の山旅、続けてください。輝かしい記録を応援してるよ(^^)
そして、また、わたしたちを素敵な山に連れて行ってね。よしころん隊長!!


そして、そして、はるかちゃん、はるかちゃんには、凄く感謝しています。
いつも、自分の事より、みんなの事を思ってくれて、人一倍気遣ってくれて…
本当に、ちょっと男勝りで心優しい、若草物語の次女ジョーそのものだよ。
今回、長い運転を一人で頑張ってくれて、お世話になりました。ありがとう。

みんなに逢えて、ほんとうに良かったです。


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長い長いレポになってしまいました。最後まで読んでくださったみなさま。
本当にありがとうございました これで、やっと終わります…^_^;

あっ、最後になりましたけれど、今回の会津駒を書いた、みんなのブログをご紹介します。
とっても素敵なブログですので、よろしければ、どうぞご訪問ください(*^_^*)

☆はるかちゃんのブログはるか日誌
☆よしころんちゃんのブログ季節の花と山を訪ねて
☆ひだまりちゃんのブログ尾瀬のひだまり

category: 女子会

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友情の会津駒(朝焼けのドラマ) 

2時半に目を覚まし、外で20分あまり星を見上げていました。部屋に戻って布団に潜りこむけれど、
すっかり目が冴えて眠れなくなってしまいました。目を閉じて昨日一日の事を、ぼんやり考えていました。
こうして、駒の小屋に、今、自分がいることが信じられないくらいです。
隣りに眠っているはるかちゃんや、ひだまりちゃんや、おじー、そして、よしこちゃん。
人生の後半で、出逢えた素敵な友人達のお陰と、巡り合せの妙を思いました。


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はるかちゃんと知り合ったのは、かれこれ8~9年ぐらい前でしょうか。
尾瀬や山に行けなくなってしばらくしてからの事でした。
あの頃からずっと、わたしが尾瀬に帰る日を願ってくれています。

そのはるかちゃん繋がりで、知り合ったひだまりちゃんとよしこちゃん、二人と出逢ったのは、
昨年の2月、ひだまりちゃんが、千葉に水仙を見に来るというので、わたしも誘ってもらいました。
わたしの娘と同い年のおじーは、昨年の12月、ひだまりちゃんと一緒に奥多摩に遊びに来てくれ出逢いました。


若草女子会を名乗るようになって、まだ日は浅いのに、なぜだかずっと前から一緒にいる気がします。
そして、きっと、これからもずーっと一緒にいてくれると思います。
約束を交わした訳ではないけれど、わたしたち、おばあちゃんになっても“若草”のままだよね(^_-)

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そろそろ、黎明を迎える頃かなと思って、再び、ごそごそと起き出して小屋の外に出てみました。
まだ、夜と朝の間のしじまの中に、夜の名残りの星たちが瞬いています。
空の色がだんだん藍色に透けてきて、星の輝きが少しづつ沈んで行きました。
天空に残る明けの明星…ああ、この空の色を思い出しました。

暗いうちから小屋を出て、ヘッドライト頼りで、ひとり木道を辿った…
しっとりと降りた朝露の匂い、拠水林の向こうに聳える燧ケ岳、白々と明けていく天空、
尾瀬で夜明けを待っている時のあの空の色でした。

彼方の山際が明るくなって、だんだんと茜色に染まりだしました。
さぁ、素晴らしい朝焼けのドラマが始まろうとしています。わたしはみんなを起こしに戻りました。

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日の出前の朝焼けの中を、旅立っていく人がいます。大きな荷を背負った青年でした。
彼は、昨日、中門岳で夕日を見て真っ暗な中を降りて来たと話してくれました。
今日は、遥かな山旅を行くそうです。わたしが起き出した頃、一人朝食を作っていました。

『おはようございます。』『行ってらっしゃい気を付けて』居合わせた人みんなに見送られ
青年は笑顔で朝焼けの中に旅立って行きました。池の水面に映るザックを背負った彼の姿だけが、
ゆっくりと動き消えて行きました。いいですね、山の夜明けって…そして旅立ちって…


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だんだんと空は赤みを帯びて行きます。
水面には、さざ波が渡り、時々魚が浮かび上がるのか、丸い水紋が浮かんでは消えます。

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日の出を待つ人たちは東の空をじっと見つめ佇み続けています。
清々しい朝の空気がみなぎり、人々は同じ朝を共有しています。美しい光景だなと思いました。

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だんだんと、駒の池の水面も、茜色が染めて行きます。
微風が渡り、水面は小さなさざ波に揺れていますが、それがまた、優しさを醸し出しています。

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微妙な色のグラデーションに、ただただ、シャッターを切り続けました。
綺麗…とつぶやきながら。

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なんて優しい色、バラ色の夜明けだなぁと思います。

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待ち続ける人々の顔を染めて、バラ色は、輝かしい黄金色に…

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何となく人々の横に天使が佇んでいるような気がします。じっと頭を垂れて神々しい夜明けを待っている。

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そして、夜明けの光と共に空に帰って行くような…そんな錯覚を覚えました。

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空はすっかり青みを増してきました。

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水面も、いつのまにか、澄んだブルーに…

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『出るよ!日の出だよ!』その瞬間、ひだまりちゃんが小さく叫びました。
まるで、針の先のような、黄金色の一点が、みるみる滲むように広がって行きました。

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『出た~~~!!』みんなが叫びました。金色の太陽です。

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美しい日の出です。今日も素晴らしい日が約束されたかのように、生まれたばかりの太陽が
混じりけのない純粋な色で輝いていました。

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嬉しそうに笑顔で見つめる人たちの顔を優しく照らしながら…

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日の出と共に、立ち昇りだした朝靄が、柔らかいベールで太陽を包みます。

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何て幻想的なんでしょう…

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一瞬、太陽の周りに光輪が射し、神々しい光景にハッとしました。

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小屋に戻る途中、ベンチに一人腰かけて、じっと朝焼けを見続けているKさんを見かけました。
昨日がお誕生日だったというKさん。昨日も、ずっと、夕焼けを見つめていました。

『お誕生日の翌日も、素晴らしい朝焼けで良かったですね!』と、ひだまりちゃんが声をかけます。
Kさんは、嬉しそうに振り向いて笑顔を見せます。ひだまりちゃんて素敵な人だなぁと思いました。

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朝靄の中に滲む太陽が、神々しく、そして、とっても優しくKさんを祝福しているようでした。

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Kさんは、この光景を愛おしむように、いつまでも、見つめ続けていました。
それぞれの心に、それぞれのドラマがあるんですね。

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駒の大池は鏡のように澄んでいました。

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駒の姉さまに、『良いお天気で、朝焼けが見れて良かったね。』と言ってもらいました。
今日は早朝から、よしころんちゃんとパートナーさんが、駒の小屋目指して登って来てくれます。
きっと日の出前から歩きだしているはずです。この朝焼けをよしこちゃんたちもどこかで見たことでしょう。
わたしたちは、よしこちゃんたちが着く前に、会津駒ケ岳の山頂と中門岳を踏んでこなければ…
駒の姉さまに見送られ、カメ足隊の出発です。

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こんな素晴らしい朝焼けのドラマを若草女子会のみんなと見れたこと、忘れないと思います。
朝焼けだけで、長くなってしまいました。すみません。カメ足レポ、まだまだ、続きます^_^;
もうしばらく、お付き合いくださいね

category: 女子会

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友情の会津駒 

『しいちゃん、10月7日・8日で会津駒に行きませんか?ひだまりちゃんが、休暇を合わせてくれるそうです。』
と、はるかちゃんがメールをくれました。
思えば、昨年の9月末、若草女子会で行こうと、よしころんちゃんが企画してくれた会津駒ケ岳でした。
みんな行く気満々で、はるかちゃんは会津駒の急登に備えてよしこちゃんと山トレを積んで望んでいました。

ところが、9月に行った栂池で、まさかの膝を痛めたわたし、それを聞いたよしころん隊長は、
『お姉ちゃま、その膝では駒は無理よ。行先を変えましょう。大丈夫、駒は逃げないから…』ときっぱり。
みんなも、『駒はまた今度ね、那須でまったりトレッキング&温泉三昧にしよう!』と言ってくれました。

《ブナの黄葉》
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それから一年、本当に会津駒に登るチャンスが巡ってきました。
今、よしころん隊長はパートナーさんと山三昧中、隊長に変わってはるかちゃんが企画してくれたのでした。
交通的にも不便な会津駒は、どうしても日帰りでは無理な場所です。はるかちゃんは忙しいお仕事で、
年に何回も取れない貴重なお休みを取ってくれていました。
ひだまりちゃんもおじーも、忙しい尾瀬での仕事をやりくりしてくれています。

よしころんちゃんは、北ア裏銀座と東北八甲田山の合間に、日帰りで駆けつけてくれるそうです。
これは、行くしかないでしょ!!と言うことで、安曇野さんにお願いして行かせてもらえる事になりました。


《木洩れ日の静かな山道》
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会津駒は、尾瀬を歩き始めた頃からの憧れの山でした。19歳の頃に、山渓のアルパインガイドで、
何度も何度も眺めていた山域です。でも、どうしても行くのは難しいかなと諦めていた遠い山でもあります。

そんな夢のような会津駒ケ岳に登れる…。大好きな仲間たちがわたしを連れて行ってくれるのです。
会津駒行きが決まったその日から、わたしの心は、そわそわ、ドキドキと騒いでいました。
日、一日と近づいてくる日々「本当に、行けるんだよね。夢じゃないよね?」と、ぼんやり考えながら
ほっぺをつねってみたい心境でした(笑)


そして、ついに当日、始発の列車に揺られ、はるかちゃんとの待ち合わせ場所の久喜駅へと向かいます。
わたしが、会津駒に行けることを知ったちかちゃんとmeaちゃんから激励のメールが届きます。
みんな自分の事のように喜んでくれて…楽しんできてねと言ってくれます。ありがとう、もうウルウルです。
はるかちゃんと落ち合う寸前に、よしころんちゃんからもメールが届きます。離れていても心は一つだね(^^)v


《黄葉前のブナ》
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久喜駅から3時間半の道のりを、はるかちゃんは一人で運転してくれました。
『しいちゃんは、後ろの席に乗ってくださいね。わたし、人を乗せるのは初めてだから、安全運転で行きますから。』
と、はるかちゃんは言います。「わたしは、助手席で大丈夫よ。」と言おうと思ったけれど、
はるかちゃんの言葉通り、後部座席に乗せてもらいました。はるかちゃんの真心に打たれながら…

那須高原を過ぎる辺りから、鄙びた美しい原野が続きます。空は抜けるほどに青いし、森影に咲く野菊や
原野に咲くコスモスや、刈り入れの済んだ田んぼの稲を積み上げたいくつもの杭や…見るもの全てに感動して
わたしは、子どものように車窓に釘づけ… はるかちゃん、呑気でごめんね、そしてありがとう。



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10時半、約束の桧枝岐に着きました。あっ!!ひだまりちゃんだ、おじーもいる(*^_^*)
ひだまりちゃんは、あの温かいひだまりスマイルで迎えてくれました。
逢うのは、昨年の奥多摩以来のおじーも、懐かしくてかわいらしい笑顔で微笑んでいます。

『ひだまりちゃん、お久しぶり、逢いたかったよ!!』『おじー、とっても綺麗になったね~!!』
わたしたちは熱い抱擁を交わします。ハグしたとたんに、逢えなかった時間が、すーっと消えて行くんです。

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そして、登山口の駐車場へと車を移します。すでに満杯でしたけれど、ちょうど下山してきた方がいて
上手く車を止めることが出来ました。駐車場を開けてくださった方たちは、『上はすごく綺麗よ!』
『今夜は泊まり?』『きっと明日もいいわよ!行ってらっしゃい!!』と笑顔で言ってくれました。

わたしたちは身支度をしていざ出発!
空は青いし、朝の光を浴びて木々の葉が、黄緑色に輝きを増します。
もうじき、この唐松も金色の針のような葉っぱを、ハラハラ、ハラハラ雨のように降らすでしょう。

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ススキの穂も綺麗です。駐車場で、すでにもう、テンションあがります(*^_^*)v
憧れの会津駒ケ岳の麓に、今立っている。それだけで、しあわせ♪

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ミズナラの巨木に見送られ、急な階段から登山道へと入って行きます。
『おねえちゃん先頭を行って。おねえちゃんのペースに合わせるから。』と、ひだまりちゃんが言います。
「え、わたし、ゆっくりだよ。いいの?」『いいの、いいの、早かったら、みんな付いて行けないし(^^)』

みんなの笑顔に押されて、「それじゃぁ、行かせてもらうね!みんな、がんばって行くよ~!!」 
『おお~!!』(笑)
さりげなく、わたしを先頭に立たせてくれる…ありがとう。なんて可愛い妹たち…

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『水場までは、かなりキツイ急登だよ』と、よしころん隊長から聞いています。
さっき、矢車草ちゃんからも『水場を越えれば、あとは楽ちんになるよ。』とのメールが届きました。

「よーし!水場まで頑張ろう!!」と、水場を目指して頑張りましたが、水場からもキツイ登りと言うことが
後から判明します。結局、1100mの標高差をひたすら登り続ける登山道なのでした(笑)

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真っ先に色づき始めたトチノキの大きな葉っぱ

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オオハウチワカエデの葉っぱも綺麗なオレンジ色に色づいてます。

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登山道には1キロ毎に、標柱があるそうですが、まだ一つ目が現れません。
そんなところに、駒の小屋の兄さまが軽やかに下山してこられました。

お逢いしたかった駒の兄さまに、こんな所でお逢いするとは…と言うことは今夜はお留守?
でも、明日また荷揚げされるとのこと、再会を期待してお見送りしました。
想像以上に素敵な山男さんでした。せっかく有名人に逢えたのに写真を撮り忘れ、こんな写真のみ^_^;

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木の根の階段を登ったり、雨水で浸食した道を登ったり、岩を越えたり、歩幅に合わないような登りだったり

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苦しい登りが続きますが、ミズナラやブナの巨木たちが癒してくれます。

ミズナラ
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ブナ
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青空に美しい紅葉が映えます。

ハウチワカエデ
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真っ赤な実も…何の実だろう?とずっと考えていたけれど、ガマズミかな?

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陽が射すと、こんなに綺麗!ああ、しあわせ♪

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いくつもの色が重なる登山道、標高が上るごとに紅葉がだんだんと…

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綺麗だね!綺麗だね!って、何度も見上げて、牛歩の歩み。

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その度に、立ち止まって…ごめんねみんな。立ち止まってばかりで…

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そう、謝れば、『いいよ、おねえちゃん。おねえちゃんが足を止めたら、綺麗な景色があるもの。
一緒に見れて、すっごく嬉しいよ(^^)』と、おじーがやさしく言ってくれる。

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『だって、綺麗なんだもの。仕方ないよね(^^)今日は小屋まで行けばいいんだから、ゆっくりでいいよ。』
とひだまりちゃんが言ってくれる。

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『わたしには、ちょうどいいよ。これ以上早かったらへばってるよ。』と、はるかちゃんも…
みんな優しいなぁ… わたしは、なんてしあわせなんだろう。
ああ、ミネカエデが黄色く燃えているよ!!

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さっきから、ポトリ、ポトリとブナの実が落ちてくるの。
帽子にコトンと当たったよ。ああ、いいなぁ、ポトリ、ポトリ…

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以前、同じ音を聞いたことがあるよ。そうだ、あれは奥多摩のミズナラの森だった。
森の主のような巨樹の側で、お弁当を食べている時だった。
シーンと静まった森の中、ポトリ、ポトリ、
あちらからもこちらからも、小さなポトリ、ポトリ、ミズナラの実を巨樹が降らせているのだった。
見上げれば、色づく梢越しに覗く小さな水色の空…森の精が現れそうだったな。

今日は、みんなと聞く、ポトリ、ポトリ、楽しいなぁ…森のクマさんが現れそうだよね。

『ブナの実って食べられるの?』と、おじー。
『うん、食べられるよ。森のナッツだよ。』と、ひだまりちゃん。

おじーが早速、食べてみて、『お~!美味しい~!』 わたしも、皮をむいて食べてみる。
「本当だ、アーモンドみたい!クマさんも、美味しい物を食べてるね~!」

『でも、お腹一杯になるのは、大変だね。』
「クマさんも、こんな風に皮を剥いて食べてたら面白いね。」
『一粒、一粒、拾って歩いてね。』

『そうだ、この実を入れてケーキ焼いてみようか?』
「うんうん、それいいね~!ブナの実ケーキだ!」『松の実ケーキみたいに焼けば良さそうだね~♪』

それから、おじーとひだまりちゃんは、両手いっぱいのブナの実を拾いました。

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『ひだまりさん、これで、ケーキ焼いてください(*^_^*)』 『OK!OK!(*^_^*)』

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そんな楽しい会話をしたり、写真を撮ったり、牛歩どころか、カメ足のわたしたちでした。

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そんなこんなで、やっと水場に着きました。

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みんなは、水場へと降りて行きましたが、わたしは何だか目まいがして、この場で休んでいることにしました。
しばらく待っていると、みんなが戻ってきました。『はい、おねえちゃん!美味しいよ!』と、
ひだまりちゃんが、ペットボトルに汲んだ冷たいお水を差しだしてくれます。「ありがとう~!!」

そのお水は冷たくて、柔らかくて、まろやかで、喉の奥に染み入って、とっても美味しいお水でした。
甘露、甘露、みんなの優しさがこもっていて、何十倍も、何百倍も美味しいよ。しあわせだなぁ。

そして、若いおじーは、たくさんのお水を背負って登ってくれたのです。
おじーのザックは、この水場から、大きく膨れ上がっていました。たくさんの食材を背負って
ただでさえ肩に食い込む重い荷物なのに…おじーはそんな事一言も言わずに黙って背負ってくれたね。
おじー、本当にありがとう

赤と黄色が綺麗~♪ ハウチワカエデvsミネカエデ

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オオハウチワカエデ、やっぱり綺麗だね。

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あっ、この何とも言えない透明感のある淡い黄色は、コシアブラ
うーん、綺麗… ひだまりちゃんも、大好きだと言っていました。みんなでうっとり眺めます。

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あら!ツルリンドウが咲いているよ。一輪だけだけれど、うれしいなぁ。

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ヤマウルシの鮮やかな紅葉。オレンジから、真っ赤な燃えるような色まで様々です。

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あら~♪ 大好きなマイヅルソウの実がありますよ。
「怪獣の卵みたいな実だよね。」と言ったら、おじーに受けました。
おじーは、『おねえちゃんが、そう言ったから、怪獣の卵にしか見えないよ~!』と笑っていました。

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怪獣の卵は、やがてルビーのように真っ赤な、真っ赤な実になるんだよね。
わたしは、透き通るようなこの実が好き。いつか、ずっと前の事、尾瀬沼から尾瀬ヶ原に抜ける道で、
遅い午後の光が射しこんで、マイヅルソウの真っ赤な実をさらに赤く染めていた。
あの時、赤い実の中に夕日が入っているような気がしたんだ。

夕陽に輝く草紅葉…古い朽ちかけた木道を竜宮を目指して歩いたっけ…夕陽を追いかけながら。
遠い晩秋の思い出。

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すると、左手の木立ちの間から、ほんの少し山が見えてきました。

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一瞬、見え隠れするのは…「ひだまりちゃん、もしかして、あれは燧ケ岳…?」
『え?あれ、ここから見えたっけ?』そう言いながら覗いたひだまりちゃんが、後ろから叫びました。
『そうそう、おねえちゃん、燧ケ岳だよ!!もう少し登ったらもっと良く見えるよ!!』
やっぱり、やっぱりそうなんだ!!一瞬で隠れてしまったけれど感無量…ウルウルだよ。

そして、今度は右手に、木の間越しに、パッチワークの山肌がのぞきます。ああ秋の色、綺麗だね!

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オオカメノキの葉っぱの、シックなオレンジ色が美しいね。

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オオカメノキの赤い実も

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おや?ユキザサの真っ赤な実だね。

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あっ!!あの立ち枯れの樹、真っ白でまっすぐに佇んでいてカッコイイね!!

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オオシラビソの樹って力強くて好きだな。おじーは、紫色の実がフクロウに見えるといいました。
ほんと、ほんと、かわいいフクロウだね~(^^)

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ナナカマドの赤い実

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ブナの大木は、シックな茶色に… こんな色もいいなぁ

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だんだん開けてきたよ。『あと、もうひと頑張りで稜線に出ますよ。』と、ひだまりちゃん。

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山頂まで1.7K の標柱が現れ、森林限界を抜け目の前に湿原が広がりました。
わぁ、やったぁ~ヽ(^。^)ノ 最後はやっと足を前に運んでいた辛い登りも一瞬に吹き飛ぶ解放感

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草紅葉の湿原を、紅葉の山肌を、陽射しが動きます。ああ、美しいなぁ…

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ダケカンバの白い幹が輝き、黄葉が燃えているようです。ああ、しあわせ…

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目を転じれば、遥か彼方の草紅葉の稜線に、大草原の小さな家のような駒の小屋が…
ついに、憧れの駒の小屋が見えました~感激!!本当はこのまま一気に登ればいいんだけれど、

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ちょうど4つ、休んで行きなさいとでもいうように、木のベンチが現れます。
お疲れ様ベンチだね。せっかくだから休んで行こうよ…(*^_^*)

この景色をずーっと見ていたくて、わたしたちはベンチで休みます。
本当は、もう、一歩も歩けなくて…(笑)

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肩に食い込む重たいザックを下ろしたら、思わずベンチに寝転びたくなりました。

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ベンチに寝転んでみんなで見上げた空の、何て青かったことでしょう。
ほんわか浮かぶ白い雲が、何て近かったでしょう。
わたしは、どこまでも青いこの空の色を、けして忘れることはないと思います。

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そっと目を閉じれば、さらさらと湿原を渡るさやけき風の音、
わたしの頬を髪をそっと撫ぜていくような風の感触、なんて心地よい風の音色でしょう。
「ああ、本当にしあわせだよ…」言葉に出して言ってみる。
「ここまで、何回しあわせって言ったかな?」

『おねえちゃん、しあわせは、いっぱいあっていいんだよ。』と、ひだまりちゃんが微笑みます。

『ここで、鍋でもいいよね。(笑)』『ここで、テン泊も良いよね。(笑)』『無い、無い、無い(笑)』
そんな冗談を言いながら、笑いあう時間、最高~♪

『さぁ、駒の姉さまが、小屋の前で見ているかもよ。そろそろ、出発しましょう!』と、ひだまりちゃん。
みんなで、駒の小屋に向って手を振りました。
『姉さま~~~!!今行きますよ~~~!!』『今、って言っても、あと、1時間後かなぁ?(笑)』(爆)


湿原には静かな水面を湛えた池塘が浮かんでいます。

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その池塘には青い空が映っています。


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陽の当たる山肌は金色に、そして彼方に連なる会津の山々に雲が影を落として綺麗~♪しあわせ~♪

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そして、金色に輝く草紅葉の向こうに、薄青く燧ケ岳が見えました…
尾瀬沼から見上げる燧ケ岳とも、尾瀬ヶ原を見守るように聳える燧ケ岳とも、違う姿…
会津駒から見える燧ケ岳は、とても秀麗で美しい青い双耳峰でした。
その向こうに薄っすらと見えるのは至仏山です。


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わたしが、ここに来ることに、想いを馳せていてくれた遠い友達に。
憧れが見えましたよ…こころの中で呟きました。わたしはとてもしあわせです。
涙が頬を伝いましたが、わたしは、まっすぐ前を向いて歩きました。

友の笑顔を夕日が染めます。

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大きな荷物のおじーの背中を夕日がそっと押します。

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駒の小屋を眺めながら歩く道、わたしたちの影が長く草紅葉の中に伸びていきます。

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もう、すっかり夕寂びて、暮れ色の暮色の中…古い木道が、草紅葉の中に伸びています。
こんな光景、大好きな尾瀬ヶ原を思い出すなぁ。


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木道の脇にオヤマリンドウがポツンと、風を聞きながら行く秋を詩っていました。
ひっそりと寂しげで偲びやかだけど、とても好きな風景です。

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駒の小屋へと続く木道、結構きつい最後の登りです。あと少し、あと少しで、駒の姉さまに逢えます。


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とうとう、駒の大池に着きました。色づいた灌木が水面に映り込みます。

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遥か彼方に登って来た道程が…

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そして、明日向かう道程が…

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そしてこの角を曲がれば…

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着きました!!駒の小屋です。11時30分に登り始めて、夕方5時少し前に到着しました。
CT 3時間半のコースを5時間半かけて登り切りました。遅いです、でも最高に満足です。

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「はるかちゃん、やったね!ついに駒の小屋に来れたね。」『しいちゃん、やったね!嬉しいね!!』
はるかちゃんとわたしが感慨に浸っていると、小屋の中からひだまりちゃんが呼んでます。


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そして、憧れだった駒の姉さまにご挨拶。駒の姉さまは、とってもスリムで、美しい人でした。
大きな澄んだ瞳が、人懐っこく、ちょっと悪戯っぽく、キラキラ輝いています。
ひだまりちゃんと一緒で、笑顔が、とびきり爽やかで、誰でもすぐに打ち解ける魔法をもっているみたい。
その魅力に、いっぺんで好きになってしまいました。

「駒の姉さま、ずっと、お逢いしたかったんです。逢えて嬉しいです!!」握手して
はるかちゃんとわたしは、有名人に逢って、ポ~っとしているファンのようでした♡(笑)

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駒の姉さまに、お部屋に案内して貰い、わたしたちは二階のお部屋に入りました。
4人で着替えを始めた時、急に安堵して張りつめていた想いがほどけて行きました。
そして、本当に今、ここにいることのしあわせがひしひしと胸にこみ上げてきました。

「みんなのお蔭で、憧れだった駒の小屋に来ることができたよ。みんな本当にありがとう…」
後は、言葉にならなくて胸が熱くなって、あたたかい涙が溢れてきました。
『おねえちゃん、良かったね。おねえちゃんがこんなに喜んでいるのが、一番嬉しいよ。』
『なんだか、もらい泣きしちゃうよ』そんな風に、みんなが言ってくれたよね。

ありがとう。若草女子会の友情が、わたしを憧れの場所に連れて来てくれました。
後は、泣き笑い(*^_^*) 『さぁ、鍋パーティだよ!!』


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『おねえちゃん、小屋の裏手に回ると、木の間からだけれど燧ケ岳が見えるよ。見ておいでよ。』
ひだまりちゃんにそう言われて、カメラを持って見に行ってみました。

裏手は森になっていて、奥までは行けないけれど、見えました!!感無量です。


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そして、急速に暮れて行く西の空…

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駒の大池は、ほんのり暮れ色…

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暮色に包まれていく駒の小屋

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駒の姉さまが、燈してくれたランプの灯りが、優しく揺れて…

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ひだまりシェフは、お鍋を作ってくれています。(ありがとうね。)

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外のベンチにもランプが灯ります。周りの景色が藍色に沈みます。ああ、なんてステキなんでしょう。

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はるかちゃんと、おじーとひだまりちゃんが、手際よく食事の準備をしてくれてます。

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さぁ、出来たよ~♪ おいしそう(*^_^*)
はるかちゃん、お鍋の具材を全部用意してくれてありがとう。お蔭で美味しい寄せ鍋でした。
ひだまりちゃんが、持ってきてくれた、天然マイタケが投入されると、ぷ~んと良い香り!!

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姉さまから、デザートの差し入れ、ご馳走様です。

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いつの間にか、空には満天の星が… わわぁ~!きれい~~~!!
あまりにたくさんの星だから、馴染みの星座も見つけられないくらいです。
『えーと、あれが、カシオペア座』 「この白く霞むのが天の川」
『その天の川を挟んだ十字が、白鳥座』「北斗七星はどこだろう?」

「はるかちゃん、銀河鉄道の夜みたいだね。」 『うん…素敵!』
『あっ!流れ星…』と、おじー。おじー、願い事出来たかな?

ベンチはますます漆黒の闇に包まれて、ランプの炎が、胸キュンです。

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大分、夜露が降りて濡れてきました。そろそろ、小屋の炊事場に戻ろうか?
小屋では、何やら楽しげに盛り上がってる様子(*^_^*)
『さぁ、宴会に突入しよう!』ひだまりちゃんが居てくれるから、初めてのわたしたちも駒中さん
(駒の小屋の常連さんで、会津駒ヶ岳中毒の人の事を言います)の輪の中に入れていただきました。

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小屋の中では、ちょうど今日、お誕生日を迎えたというKさんのお誕生日を祝っていました。
わたしたちも一緒に、おめでとう~♪ わたしも白ワインをご馳走になりました。
駒の姉さまのお人柄で、楽しい夜が更けて行きました。

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やがて、8時の消灯時間となり、楽しい会もお開きになりました。
『明日、日の出を見ようね。』と、約束して布団にもぐりこみました。おやすみなさい。
わたしは、ワインが効いたのか、ぐっすり(*^_^*)
そして、2時半に目覚めました。星空が見たくなって、そっと布団を抜けだし外へ。

見上げた夜空はゆっくりと動き、南西の空にはオリオンが昇っていました。
ああ、オリオンだ…と、オリオンのベルト、三ツ星辺りを見上げていたら、スーッと
流れ星が流れたのです。ああ、しあわせ…

ずっと、尾瀬から離れていたわたしが、仲間たちの友情に支えられ会津駒に来れました。
いつか、きっと、この仲間たちと、尾瀬に行く事が出来ますように…

そっと、そっと、星に願いをかけたのでした。


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長い長いレポを読んでいただきありがとうございました。
翌日、美しい日の出を迎えたわたしたち…もう少し続きます。よろしければ、お付き合いくださいね。

category: 女子会

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秋のTea Roomへ 

川に向って坂道を一気に走り抜け、小さな石段を、空色号を担いで降りて(笑)
住宅街の細い路地をすり抜ければ、多摩川の畔りに出ます。そして、川沿いの森影を少し行けば、
大好きなお店、Tea Roomへ

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見てる間に、ベビーカーを押した若いご夫婦が…
『綺麗だね~!』 『うん、とってもいい感じ~♪』 そんな声が聞こえます。

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誰もがみんな素敵と思う。そんなお店です。

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緑の木漏れ日が、アーチを作って…

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わたしも空色号を止めて、お庭に入ります。


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今はハロウィンのお庭です。

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テーブルに何気なく飾られたキバナコスモスもハロウィン色です。

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ちょっとエキゾチックな花の向こうば、ウッドデッキ

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川風が、ふっと吹き抜けるデッキで憩う人たち

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緑の中で憩う人たち

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裏庭には、小さなキャンドルランプが灯って、何だかやさしい雰囲気…

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緑色に色を変えた紫陽花の小道も、なんて素敵な色かしら…

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白い小花は、清純な憧れ

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サーモンピンクのサルビアって、どこか秋色。

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綺麗なピンク色のお花って、かわいいらしくって好きです。

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ママと娘さんの自転車が素敵

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白い小花咲く小径をめぐり

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ベンチのある小径へ

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緑が映えるお庭に

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白樺の樹が美しい、ウッドデッキのテラス

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蔦の絡まるランプ

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バードバスも、緑の蔦に覆われて


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オープンテラスに座って、グラスに映る木洩れ日なんかを眺めてる

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ペーパータオルに、コスモスの花添えて…

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美味しいハーブティーとケーキに癒されます。

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オーナーさんとしばし、おしゃべりを交わし、素敵なTea Room を後にしました。


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川畔のススキが午後の陽に輝いていました。

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さぁ、日が暮れないうちに、次のお店に行きましょう。

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シンボルツリーに、また来ますねと呟きました。

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《おまけ》

次のお店は、吉野梅郷のそばにある、I'm Home というお店。
どことなく、オールドアメリカンって感じのお店です。前々から興味があったのだけれどなかなか来れなくて
今日は念願かなって訪れる事が出来ました。

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まるで緑の中の隠れ家に入って行くような入り口が素敵です。

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店内は、クラッシックな魅力に溢れ

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BGMも懐かしいナンバー

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ステンドグラスの窓も素敵な感じです。

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今日は閉店ギリギリだったから、コーヒーのみのでした。

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また、ゆっくり訪れてみたいお店でした。

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category: お店

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秋色の午後は… 

あんまり空が青いから、そして風が気持ちいいから、
こんな日の午後は、家にいるのがもったいなくて、空色号で出かけます。


霞川沿いの遊歩道を少し行くと、色とりどりのコスモスロード、どなたが植えてくれたのでしょう?

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大岳山や奥多摩の山並みが見渡せる広々とした田園地帯に入ります。
滑走路みたいな農道を、ひと走り…気持ち良くって羽があったら飛べそうです(笑)

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まだ黄金色の田んぼでは、子供と遊ぶお父さん。イナゴでも撮っているのかな?いいなぁ(^^)

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刈り入れの済んだ田んぼには、稲架が作られていました。遠くに見えるのは大岳山
日本の風物詩だなぁ…

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休耕田では、黄色のセイタカアワダチソウ。嫌われ者の花だけれど、わたしは好きです。

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どこからともなく流れてくる笛や太鼓に誘われて小さな路地を入って行くと
お祭りの真っ最中

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良いなぁ…こういうのも

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右側の大きな幹はスダジイの巨樹です。トトロの樹みたいに根っこに大きな雨露があります。

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昭和レトロな青梅宿の外れに入りました。細い路地には、神社やお寺がたくさんあります。

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青梅市街地に唯一残る旅館だそうです。創業は明治3年。外観や部屋は昭和初期に改装されているが
骨組みは当時のままだとか…青梅は昭和30年頃までは織物で栄え、宿泊客も多かったそうです。

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この行燈は唯一、明治時代のものだそうです。宿場町の風情を感じます。

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明治20年創業の、青梅せんべいのお店です。
ちょうど、外国のお嬢さんたちがやって来て入って行きました。
最近、青梅の街中で、外人さんを見かけるようになりました。
昭和レトロ、外国の方にも感じるところがあるのかもしれませんね。

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民家もレトロです。ちょっと空色号を止めてみました。

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こんな外灯も、良いですね~(*^_^*)


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街角で目にする“ぶらり青梅宿”の看板とネコ

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交番もネコ(笑)そして、青梅宿と言えば、昭和レトロな映画看板
今は全国で3人となってしまった映画看板師の板観さんの出身地でもある青梅、
町中には、板観さん直筆のものも含めて100枚もの映画看板がかかっています。

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交差点にも映画看板

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青梅宿は、まだまだ、昭和レトロが満載なんですが、今日はさわりだけで別の場所に向かいます。
坂の街でもある青梅、なんとなく、この先に海があるような錯覚に

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蔦の絡まる坂道を川に向かって降りて行きます。

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さて、目的地は、どこでしょうね?(笑)

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蔦が綺麗でうっとりでした。

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category: お店

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鷹渡り 

田んぼは黄金色で刈り入れの季節…
真っ青な空には、真綿のような雲が流れて、吹く風が気持ちいい…

この季節は、やっぱり鷹渡りを見なければと、心が騒ぎます。


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毎年、飯能にある天覧山に見に行っていましたが、今年は梅の公園に行ってみることにしました。
吉野梅郷にある梅の公園、梅の時季は大変賑やかですが今は訪れる人もなくひっそりしています。
小さな水路に、空が映り込み、桜の葉が少し色づいていました。

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少し小高い場所にある東屋が、観察ポイントになっていました。
野鳥の会の方々が、観察されています。わたしたちは会員ではありませんが、
「こんにちは、ご一緒させていただいても良いですか?」と挨拶をすると、快く迎えてくださいました。

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空は快晴に澄み渡っていますが、まだ、鷹は渡っていないそうです。
イワツバメとトンボが、たくさん飛んでいました。

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バーダーさんのスコープにも、ネギトンボが止まっていました。

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真っ青な空には昼の月が、白くうっすらと滲んでいました。

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ここは、羽田から発着する飛行機の航空路らしく、空を見上げていると時折、真っ白な機体が
青空を飛んでいきます。双眼鏡で見ると、透き通るように輝いてとても綺麗です。

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鷹を待ちながら飛行機雲など追いかけます。

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時折、カラスや鳶が旋回し出すけれど、一向に渡りの鷹の姿はありません。
みなさん、熱心に、空を眺め続けます。

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どなたかが見付けて叫びます。『あ、いた、あの山のヒノキの上、10時の方向!』
みなさんいっせいに双眼鏡を向けます。『サシバですね。もう1羽居ますね!』
『おお、本当だ!回っているね。高いなぁ~』『あと、3羽加わりました!』
『1、2、3、4、…5,6、、7羽います!』『こりゃぁいい!鷹柱を作ってる!!』
『高いですね~!今日は、随分上を飛んでるんだなぁ、見えないわけだ!』
と、次々に、声があがります。わたしも教えていただきながら大空を探します。
高揚していく気持ち…ドキドキします。

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そして、小さく、点になって見える!!

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そして、数羽の鷹が大きく旋回しながら、どんどん高度を上げていく鷹柱が見えます。
みんなの声を聞きながら、何だか胸が熱くなって涙が零れそうになってきます。
(トリミングしていますが、上と下にかろうじて2羽写っています)

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一羽が、すっと首を南西へ向け、流れていくと、また一羽、また一羽と後に続く
大空を渡りゆく者たち…上昇気流をを捕まえてスーッと帆走していく
双眼鏡でなければ見れないほど、大空の彼方で繰り広げられる光景はなんて美しい…
そして、何て神秘的なんだろう。

そうだ、これが見たかったんだ!!と、心の中で呟きました。

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『羽根が透けているね…なんて綺麗なんだろう。』
『やっと見れたねぇ、これが見れないとね~!』
『良かった良かった、みんな見れましたね!』
みなさんが、口々に言っています。最後の鷹が見えなくなるまで見送って、
やっと双眼鏡を外して、みなさん満面の笑顔になります。
みんな、とっても優しいです。

いいなぁ、こういうの…
風と共に大空を渡って行く者たちを、地上でひたすら見上げながら待つ人たちと時間を共有すること。
ちっぽけな人間たちの、だけど、おおらかなロマンの心を共有できるって素敵です。

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その後、鷹は渡りませんでしたけれど、十分でした。今年は、まだ大きな渡りが無いようです。
わたしたちも、3回、渡りを見に行きましたが、やはり数羽を見るのみでした。
何十羽も渡って行く姿に遭遇したら、それは素敵ですけれど、こうして数羽でも見られた幸運に感謝します。
本当に、良いものです。心が広く大きくなります。


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鷹を待つ間、小さな生き物たちにも逢えました。

ヒゲナガカミキリ

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ハナアブ君、複眼がカメレオンみたいで面白いです。

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ダイミョウセセリ、黒地に白い紋を抜いた羽織のようだから付いた名前です。

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お馴染みアキアカネ、それはたくさん飛んでいました。

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一面の野菊が咲き誇っていました。

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ユウガギクかな?

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ノコンギクの蕾

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サンシュの真っ赤な実

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ヤマハッカ

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午後の陽射しに秋草がキラキラ光ります。

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『それでは、みなさん、お先に失礼します。ありがとうございました。』
『お疲れ様でした。また、お逢いしましょう。』
午後2時を過ぎ、バーダーたちは、一人、また一人と、山を降りて行きました。

わたしたちも、お礼を言って梅の公園を後にしました。

大空を渡って行く鷹たちに、大きく、夢見る心を教わり
鷹の渡りを楽しみに見上げる人たちの優しさに、心を温めながら…

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