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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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小さなおにいちゃん 

この日は、一日中、小雨降る日でした。
たくちゃんの調乳指導とかで、ママとたくちゃんは半日病院に行くので、しょうちゃんはわたしとお留守番です。


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一番上のおにいちゃんのてっちゃんは、この4月から保育園に通っています。
行ってしまえば、毎日、楽しく一日を終えて帰ってくるようなのですが、朝は「行きたくない!!」と駄々をこねて大変だったそうです。

特に6月に入ってからは、ママの出産を察知したのか、頑固に行きたくないを繰り返し、入院中は、毎朝、毎晩、
『てっちゃん、保育園に行かないからね。』と、わたしに訴えていました。
ママが退院した1週間後、ばあばが喘息で倒れたのを機に、保育園を再開したそうです。

娘は、心を鬼にして、嫌がるてっちゃんを保育園に送って行ったのでした。
それが、数日後、『かあちゃん、早く保育園に行こう!』と、言うようになったそうです。
『もう、びっくり。あんなに嫌がっていたのに、嬉しそうに出かけていくの。』と、娘もホッとしたようです。
おにいちゃんに、なったということなのでしょうか?急にてっちゃんが大人びて見えました。

そして、しょうちゃんも変わりました。出産前、ママにべったりで、機嫌が良い時はおとなしいのですが、
ひとたび、機嫌を損なった時には、大泣きでどうやっても泣き止まなくて、ほとほと手を焼きました。
こんなに気難しくては、ママの入院中、大丈夫だろうかと、わたしは密かに心配していましたが、
予想に反して、入院中の五日間、我が家に泊まっている間、大泣きすることもなく、とてもいい子でした。
ママが、たくちゃんを連れて退院してきてからも、焼きもちを焼く事もなく、ママを独占することもなく
母乳を与える時もニコニコしながら見ています。


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ベットでたくちゃんが泣き始めると、急いで駆け寄ります。どうするのかな?と見ていると。
振り返ってママを探します。ママが、忙しそうに洗い物をしているのを見ると、また、じっと泣いているたくちゃんを見ます。
そして、そーっとサークルから手を差し伸べて、毛布の上から、やさしい手つきでトントンしています。
ママは、その様子を嬉しそうに眺めながら、『しょうちゃん、ありがとう。おにいちゃんだね、えらいね~!』
と、しょうちゃんの体をぎゅっと抱きしめます。
そして、『てっちゃんが、おにいちゃんのお手本示してくれてるからだね。てっちゃん、ありがとうね。』と
てっちゃんの頭を撫でて抱きしめます。てっちゃんも、しょうちゃんも満足そうな顔をしてまた遊びだします。

まぁ、そうは言っても、相変わらずに言うことを聞かず、ママはへとへとになることも多いようですが、
てっちゃんとしょうちゃんが、おにいちゃんらしく振舞った、ワンシーンが印象に残ったので書いてみました^_^;


今日は、お外は雨降り、ママが出かける前、しょうちゃんはお部屋を走り回って遊んでいます。

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ママが病院に出かけた後は、大好きなブロック遊びで、長い事、熱心に一人遊びをしています。
お兄ちゃんのてっちゃんは、短気みたいで、こんなふうにじっくりと遊ぶということはないのですが、
弟のしょうちゃんは、壊れても、崩れても、根気よく、また最初から積み上げていきます。
こんな所にも個性が表れて、おもしろいです。たくちゃんは、どんな子に育つんだろう…楽しみな気がします。


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あーあ、倒れちゃった。でも、メゲずに、真剣な眼差しでブロックを積み上げます。



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思わず、立ち上がってブロックを積むしょうちゃんです。


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倒れるな、倒れるな…と念じてるのかな?

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やったぁ~♪倒れないよ!!と言いたげなしょうちゃんの表情がおもしろいです。


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ひとしきり、ブロック遊びをした後、お気に入りの王冠(てっちゃんがお誕生日会で先生からいただいたもの)を
かぶって、ジャングルジムとブランコ遊びです。ニコニコ、笑顔が可愛いです。




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そして、大好きな“隣のトトロ”のアニメを、熱心に見ながら、いつの間にかお昼寝してしまいました。
あんなに手が掛かる子だったのに、嘘のようにおとなしくて手が掛からなくてびっくりです。
子どもの成長って、不思議な力を持っているんですね。自分が子育てしていた時は夢中で判らなかったけれど
こうして、外から孫の成長を見ていると、子どもの計り知れない可能性や力に気づかされます。
ばあば業もいいもんだなぁと、あどけないしょうちゃんの寝顔を見ながら思いました。



足をバタバタさせながら、ゴロン…眠そうです。
熱心にトトロを見ているしょうちゃん、この後、眠ってしまいました(*^_^*)


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ばぁば馬鹿ブログにお付き合いいただきありがとうございました


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category: 日々の思い

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友情 

先日、お友達のはるかちゃんから、小包が届きました。
まだ、ゴホゴホと咳をしている時でした。

はるかちゃんからだ~!何かしら?と、思って封を切りました。
シックな茶緑色の包の中から現れたのは、紅白のお茶でした。とっても綺麗でおしゃれな緑茶でした。
「福茶」と「べにふうき」100%有機栽培のお茶だそうです。


早速、メールでお礼を送ると、
『べにふうきは、アレルギーに効くと言われています。しーちゃんの喘息が少しでも早く治まればと思って…』
わたしは、そのメールを読んで、ジーンと胸が熱くなってしまいました。
わたしの体調をずっと気にかけて心配していてくれたはるかちゃん。
喘息の発作も、心配して何度もメールをいただいていました。
少しでも、楽になれば良いと、わざわざ、買い求めに行ってくれたんだね。
はるかちゃんも、とっても忙しい毎日を送っているのに、わたしのために時間を割いてお店に向ってくれた
姿が目に浮かび涙がこぼれました。


ありがとう、はるかちゃん・・・
なんだか、本当の妹のような気がします。友達ってありがたいなぁと思いました。
早速、いただきました。馥郁と良い香りで、とってもマイルドな優しい味で心も体も温まりました。
はるかちゃんの優しさが、わたしの体を労わってくれている…そんな感じです。
アイリスが、『お母さん、良かったね。お母さんにはいいお友達がたくさんいて羨ましいなぁ』と言いました。
「うん、しあわせだよね。きっと、一生涯の友達だよ。大切にしなくちゃね。」

今日も、べにふうきをいただきました。お蔭で、喘息も良くなってきました。
はるかちゃんはじめ、たくさんのお友だちに心配していただきありがとうございました。
本当に、わたしは、しあわせ者です


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category: 日々の思い

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春愁メモリー4 

5月5日 最後のスミレを追いかけて春愁メモリー

そろそろ、奥多摩のスミレも終わりかなと思いつつ、少し標高をあげて最後のスミレ探索に出かけました。
この日、奥多摩の山には山藤が美しく咲き誇り、重なり合う緑が眩しかったです。

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ハウチワカエデでしょうか?青空に美しく映えます。
重なり合う、緑の影、光の影が踊ります。

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しばらく登ると植林の森は、スギからカラマツ林になりました。
落葉松の新芽は、本当に可愛くて大好きです。

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ふっと、視界が開けて、向かいの山並みが見渡せます。とっても明るい若緑色…
そして、山桜が点々と咲いています。標高をあげると、季節は少しだけ逆戻り、今が新緑の季節です。

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山桜はカスミザクラでしょうか? 綺麗だなぁ…と、立ち止まってしまいます。
麓では過ぎてしまった季節のなかを、もう一度歩ける幸せをわたしは噛みしめます。

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なぜかな…思い返せば、涙ぐみたくなるような季節なんです。
生き生きとして美しくて、あっという間に駆け抜けていった季節だからでしょうか。

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大好きなカツラの新緑にも、もう一度逢えました。

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キラキラ輝くハート形の葉っぱ…愛してる

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そして、ブナの葉かしら?それともチドリノキ?

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見上げた梢には、小さな赤い花が目に留まります。ズミの蕾でしょうか?

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森の中には、タチツボスミレが、たくさん咲いています。

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濃い紫色のアカネスミレも咲いています。

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夏鳥が囀る明るい森の中をしばらく登りましたが、
そよ風が吹き抜けるカラマツ林には、他のスミレは見つけられませんでした。


本当は、このままどこまでも登って行きたいけれど、早めに家に帰らなければなりません。
わたしは、後ろ髪を引かれる思いで、来た道を下り始めました。
ほんのひと時、そよ風と一緒に、過ぎ去った季節をもう一度歩けてしああせでした。

スミレ探索の終わりは、タチツボスミレ達が見送ってくれました。
早春からずっと、ひっそりといつも咲いていてくれてありがとう…
春愁メモリーは、これでおしまいです。過ぎ去った季節をご一緒に歩いてくださってありがとうございました。

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category: 森・山

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春愁メモリー3 

4月23日 もう一度マキノ尾根へ

こいちゃんから、昨年の大株、健在!!の情報をいただいて、やっぱり、もう一度、マキノ尾根に行きました。
そして、見つけました!昨年の大株、ミドリミツモリスミレを…

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わたしが見逃さないように、そっと石を積んで目印にしてくれていました。
こいちゃん、ありがとうございます。お蔭ですぐに見つかりましたよ(^_-)

去年と同様、大株には蕾が12個ほどありました。今、咲いている花が5個ほどで、すでに終わった花もあり、
今年はブーケのようにはならないかもしれませんが、わたしには、十分でした。

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小さな目立たない花ですが、マキノスミレの紫とフモトスミレの白を掛け合わせたような透き通るような紫色。
この上品な花色と、深い緑色の大きな葉っぱが、ミドリミツモリスミレの良さじゃないかと思います。

何枚も撮ったのにいいカットが無くて、わたしの写真では、上手くその良さが伝えられないのが残念ですけれど。

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この間見つけた、マキノスミレの大株も綺麗に咲いていて惚れ惚れです。

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急な斜面に咲いているので、ずるっと滑り落ちそうになりながらの撮影です。

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普通は、マキノスミレはこんな感じで、一輪ずつ咲いています。
葉っぱも、花茎も、ピンと張っていて、木漏れ日の林床で凛とした佇まいが素敵なスミレです。

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梢には、先週は咲いていなかったオトコヨウゾメの可愛らしい花が咲き出していました。
絶え間ない尾根風に揺れていて、撮影チャンスが巡って来ません。高い所に咲いている小花は難しいです。

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この日は、もう一つ場所を移してのスミレ探索です。
明るい林道を登って行くと、ずーっと咲き続いていました。モミジイチゴの白い花です。
こんなに咲いていたら、たくさんの実がなってジャムを作れるんじゃないかしら?

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まるでペーパーフラワーみたいな、ちょっとクシャッとさせたようなクサイチゴの花びら…
こちらも好きなんですよね

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そして、こちらの尾根には、去年てばまるさんが見つけてくれた不思議なスミレがあるんです。
ミドリタチツボスミレといって、先祖返りしたスミレだそうです。

確か、この辺だった!記憶を頼りに、杣道を登って行くと、ありました。今年も咲いていました。
しかも、昨年より数が増えていました

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このスミレ、普通のタチツボスミレとどこが違うか判りますか?
まず、花びらの色が、くすんだ緑がかった色をしています。

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そして、スミレの特徴でもあり、名前の語源(墨入れ)にもなった距(フモト)と呼ばれる部分がないのです。
直接、茎に花が付いている感じなのです。

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そして、今年は一緒に咲いているものの中に、タチツボスミレとミドリタチツボスミレの中間と思われるものがありました。
距が、あるにはあるのだけれど、下向きで、茎のつきかたも明らかにタチツボスミレとは異なっています。
花色も、タチツボスミレに近い色です。

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わたしが、思うには、ミドリタチツボスミレが普通のタチツボに変わって行く過程なのかな?と考えてみました。
どうでしょうね?わたしの仮説、当たらずとも遠からずってとこじゃないでしょうか?^_^;

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こんなこと考えていると、楽しくて、ますますスミレの魅力にはまってしまいます。

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普通のタチツボスミレもたくさん咲いていました。ここは標高が1000mと高いので、どのタチツボスミレも咲きたてで綺麗です。

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こちらの尾根には、アケボノスミレも咲いています。
ふっくらとした丸みを帯びた花びらをしていて濃いピンク色のスミレです。
葉よりも少し先に花が展開するので、最初は花だけで咲いていたり、側に丸まった開き切らない葉っぱがあるので判りやすいです。

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後姿も可愛らしいですね。

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こんな感じで葉っぱと花が別々みたいな咲き方です。

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ふくよかな花びらが魅力的で美しいスミレです。

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この日は、可愛らしいフモトスミレがたくさん咲いていました。

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こちらはフイリフモトスミレ、葉っぱに斑が入ったものを言います。
このフイリフモトスミレとマキノスミレの交雑種を、ミツモリスミレといい、ミドリミツモリスミレよりも先に見つかったそうです。

後から、斑のない交雑種が見つかったので、こちらをミドリミツモリと命名したそうです。(ややこしいですね)
奥多摩では、ミツモリスミレが見つかっていないみたいですので、いつかは見つけていたいです。

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小さなフモトスミレに、大きなロマンを感じつつ、この日のスミレ探索を終えました。春愁メモリー…

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category: 森・山

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春愁メモリー2 

4月19日 マキノスミレ咲く尾根へ再訪

林道には、朝の陽射しが射しこみ、いっせいに下草たちを輝かせました。
昼間も鬱蒼とした杉の植林帯も、朝のこの時間だけは、見違えるほど光り輝く緑の世界なのです。

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美しいなぁ…と思ってカメラを向ければ、光のシャワーは、暗い谷底にまで届きました。

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木漏れ日の射しこむ梢を見上げれば、ツクバネウツギの愛らしい花が二つ並んで谷風に揺れていました。

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もうひとつ、先週は咲いていなかったクサイチゴの白い花が目に留まります。
絶え間なくそよ風に揺れる清楚な花も、気を付けないと枝先に隠れた棘にやられます。
でも、なぜか好きなんですよね…バラ科のこの小花が。

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そして、林道沿いに群れて咲く、薄紫のタチツボスミレたちも、涼やかな色に染まります。

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早春の一番早い時期から咲き続けているタチツボスミレさん…
この時期になると、スミレ愛好家たちさえ、あまり見向きもしなくなるけれど、わたしは好きです。
透き通るような薄紫、ほら、おはようって囁きかけているようでしょう。
足を止めて、見つめてあげてください。早春の明るい林辺で真っ先に歌いだしたタチツボスミレを…

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見慣れないこの小さな花は?いまだに名前の判らないままのお花です。
小さくてかわいいお花でした。どなたかご存知でしたら教えてください。このお花も春愁メモリーです。

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急な山道を少し息を切らせて登ります。あのスミレたちは、この木漏れ日の中どんな佇まいで咲いているのだろう?
早く逢いたい…早く、その姿が見たい…   あっ! 咲いていた…
端正で、気品があって、凛とした佇まいのマキノスミレが、林床にぽつん、ぽつんと咲き出していました。


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うっかりしたら見逃してしまうほど、とても小さくて目立たないのだけれど、気が付けば絶対に忘れられない。
そんなスミレだともいます。
重たい100mmのマクロレンズを構えて地面に這うようにして震える指でシャッターを押します。
手の震えがどうしても映り込んでしまうような写真しか撮れませんが、これが精一杯…

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少し、森を分け入れば、ほら、こんな大株もありました。嬉しい♪


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そして、先週見つけた、ミドリミツモリらしきスミレです。やっぱり、そうだと思うんですけれど…
来年は、もっと大株になるのかな?楽しみです。


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ミドリミツモリがあると言うことは、もうひとつの母種のフモトスミレが咲いているはず…
まわりを探すと咲いていました。マキノスミレよりもさらに小さいフモトスミレです。

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やはりマクロで真剣勝負です。(笑)
距が丸みを帯びていて、紫色で可愛らしいすみれなんです。

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とても小さい花で、しかもここのフモトスミレは背が高いので、わたしの腕では、どうにも手に負えません。
白い花弁が、まるで蝶が飛んでいるように見えて好きなんですけれど、難しいです。

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先週、ちらほらと咲き出していたヤマブキソウが辺り一面に美しい花を咲かせていました。

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スミレを求めてあちこち歩き回って、そろそろ午後の陽も傾きました。
芽吹いた葉が金色に輝きます。

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スミレの尾根を降り始めれば、林床に一面、チゴユリの可憐な花が揺れていました。
この花は、風が似合うなぁ…と思うのだけれど、何年か前、雨の日に奥多摩を歩いた時の、
雫を宿したチゴユリの風情が忘れられません。この花もまた、春愁メモリー…

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category: 森・山

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春愁メモリー1 

夏至も過ぎ、季節は夏ですね~♪
大好きな夏の到来、らしくないけど、わたしは夏女なんです。
梅雨明けの眩しい太陽、夏草の香り、重なりあった結葉を揺らして涼風が吹けば、
走り出したくなるような衝動にかられます。

森影の小道には、白い十字のドクダミに変わり、真っ青な瞳のつゆ草が咲き始めます。
ぽとりと零れる夏椿に、またたびの白い花、ああ、山に行きたいなぁ…

気分は、早くも夏山に飛んでますが、その前に、わたしを惹きつけて止まなかった春の野辺に、
可憐な野辺の花たちに、そっと別れを告げたいと思います。
過ぎてしまった季節に惜別の想いを込めて、春愁メモリー…と名付けましょう。




あれは、7,8年前の事でしょうか?奥多摩にミドリミツモリスミレが咲くと知りました。
日の出山某尾根…聞きなれない言葉に地図を広げるも、場所の特定どころか登り口さえ判りません。
日の出山に登ってみれば、この地図にも載っていないマイナーな尾根への手がかりが掴めるのでは?
と思い、体調不良を押して出かけた5月のある日、結局見つけることも出来ず、熱を出して寝込みました。
夢でさえ、ミドリミツモリ、ミドリミツモリと呪文のように唱えていたらしかったです^_^;

そんなわたしの夢を、日の出山で偶然出会った奥多摩友達のこいちゃんが叶えてくれました。
こいちゃんは、自分の勘と足を頼りに、日の出山某尾根を見つけ出してくれたのでした。
そして、なんと、ミドリミツモリスミレを探し当ててくれたのです。
たくさんの薄紫の花をブーケのように咲かせた見事なミドリミツモリスミレを目の当たりにした時の
高鳴る感動は忘れられません。夢にまで見たミドリミツモリスミレに、今年も逢いに行きたい…

4月12日…
そろそろ、ミドリミツモリスミレの母種である、フモトスミレとマキノスミレが咲き始めるのでは?と出かけてみました。

山桜咲き、新緑萌える季節でした。

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イロハカエデの花が柔らかな新緑に映えます。

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青空に一際大きく、一際美しく、純白の花を咲かせるのはヤマナシの大木です。

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やっぱり水色の空に映える愛らしい桃色の花は、カイドウ。

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水仙の黄色、ヤマブキの元気な黄色、

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ヤマブキ

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尾根道に取り着けば、林床には、イカリソウがたくさん咲いていますが、この花はいつも上手に撮れません。

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木漏れ日を浴びて、ミヤマシキミが満開でした。

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たくさんのタチツボスミレが咲いていますが、こんな風に一輪、咲いていると気品を感じます。


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そして、小さな、小さな、フモトスミレが、やっと咲き始めたばかりでした。

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マキノスミレも、やっと数輪咲き出したばかりです。

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去年の大株を見つけられませんでしたが、代わりにミドリミツモリらしきスミレを見つけました。

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花は、マキノスミレっぽいのですが…

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葉っぱが、フモトスミレに似ていて、幅が広くて大きいです。
きっと、ミドリミツモリなのではと思います。また来週、確かめに来ることにしてこの日は帰りました。

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山から降りてくると、午後の陽射しに、渓谷がとっても綺麗に輝いていました。

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夕映えの山々を背に、ムラサキハナナが雰囲気良く咲いてます。

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昨年見つけた、ヤマブキソウ…今年も咲いていました。
夕映えに、鮮やかな山吹色を、さらに輝かせて…

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草むらに埋もれるように咲いていたマムシ草に、西日が当たって、ちょっとギョッとしました。

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春先から咲いていたムラサキケマンもそろそろ終盤です。夕日が最後の輝きを与えているみたい。
春愁メモリー…

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category: 森・山

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退院、その後。 

いったん、退院できたたくちゃんですが、黄疸の値が強いということで、退院2日目でまた入院してしまいました。
24時間、紫外線の照射をするとかで、丸1日の入院です。
ママは、朝と、午後2時に、授乳のために病院に出かけて行かねばならず、大変です。

わたしも退院後、手伝いに3日間、娘の所に通いましたが、寝不足と先月から喘息が出ていたのとで、
疲れが出てきました。ちょうど台風並みの大型低気圧のせいで19日の晩、喘息の悪化で敢え無くダウン、
夜中に総合病院の緊急外来を受診し、翌朝帰宅しました。

娘の所も気になりましたが、2日間、家で養生し、昨日、やっと娘の家に行ってきました。
ただ、行っただけで、何にも出来ませんでしたけれど…情けない話です(/_;)

たくちゃんは、その後、退院し、明日、また病院に行くそうです。
おっぱいもだいぶ飲めるようになってきたので、多分、今度は平気だと思うと、娘は明るく言っていました。
本当に少し大きくなった見たいです(*^_^*)v

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前は、50㏄飲ますのに大変だったけれど、何とか飲み切れるようになりました。

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沐浴風景

たくちゃんは、お風呂が好きみたいで、気持ち良さそうです。


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ママの掌に乗ってしまうほどに、小さいです。
ママは、馴れた手つきで、手際よく沐浴させます。なかなか上手ですね。

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てっちゃんも保育園に行き始めたし、生活が軌道に乗って来たから、何とか大丈夫よ。
おかあさんも体を無理しないようにしてね。と娘が言ってくれました。
3人のママは、頼もしいです。もうしばらくしたら、わたしも自分の時間が作れそうです。

たくちゃん、すくすく、大きくなってね。
帰り際、空を見上げたら、雨上がりの夏の空でした…


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これでお仕舞です。長い日記にお付き合いいただきましてありがとうございました。

category: 日々の思い

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ばあば奮闘記 

さて、二人の孫を連れて家に帰ります。
心配していたしょうちゃんは、ママがいないことを忘れているかのように、激しく泣くこともありません。
でも、お家とは違うので、わたしのそばを離れることが出来なくて、どこへ行くにもまとわりついています。

てっちゃんは、おにいちゃんらしく、『しょうちゃん、いい子にしてないといけないんだよ。』なんて言ってます。
ところが、明け方のママの様子を目の当たりにして、子どもながらに少なからず動揺しているようなのです。

『ばあば、かあちゃん、死なない?』なんて、時々、不安そうに聞くのです。
「うん、大丈夫だよ。もう、かあちゃんは、たくちゃんを生んだから、心配いらないよ。
たくちゃんに、おっぱいをあげないと、たくちゃんがお腹すいちゃうから病院にいるだけだからね。」

『かあちゃんは、あした帰ってくるの?』
「てっちゃんとしょうちゃんが、4つ、ばあばのお家でねんねしたら帰ってくるからね。明日、かあちゃんに逢いに行こうね。」

孫にかかりっきりのわたしに代わり、仕事から帰ったアイリスが夕飯の支度を手伝ってくれました。
息子は、アンパンマンのビデオやおもちゃを買い込んでの帰宅です(笑)
子どもたちの好きそうなハンバーグにしたのですが、しょうちゃんはしっかり食べるのに、てっちゃんはいらないと食べません。
「少しだけ食べようね。食べないと、明日、ママに逢いに行けないよ。」なんて、あの手この手で食べさせようとしますが、ガンとして食べようとしないのです。
「じゃ、おうどん作ってあげようか?」「パン食べようか?」 「リンゴ、食べる?」「ぶどう食べようか?」
やっと何とか二口ほど、食べただけでした。しかも、水分も取らないのです。
「お茶は?」「ジュース飲む?」「ポカリスエットは?」と、こちらもほんの一口しか飲みません。

仕方なくお風呂に入れて、歯磨きをして寝かそうとしますが、もう10時を過ぎたと言うのに寝ようとしません。
てっちゃんもしょうちゃんも、目がらんらん!!すっかり興奮しちゃってます。
あまりに寝ないので、アイリスが、車を出してくれドライブすること40分、やっと寝ました。
でも、夜中に、何度か目覚めて泣くので、ばあば、寝不足…^_^;

翌日も、てっちゃんは、あまりご飯を食べずに、でも、元気いっぱいに遊んでばあばを翻弄します。
しょうちゃんは、ばあばに抱っこばかり…^_^;じいじも、しょうちゃんのお相手をしてくれたり、じいじもばあばも他の事が手に着かない状態でした。
夕方、ママの病院にお見舞いに行きます。
すると、てっちゃんを抱っこしたママが、『あら?熱があるかも』と言います。
慌てて、熱を測ると、なんと39度近い高熱です。「え~!!全然、気が付かなかったわ…ごめんね。」
『知恵熱かも。この子、熱には強いけど、夜あまり高かったら座薬を使ってみて。お母さん悪いけれどよろしくお願いします。』

風邪だったら、ママに移したら良くないので、早々に病院から帰ります。
その晩からてっちゃんは、39度の高熱を出してしまいました。咳も酷いです。
しかし、寝かそうとすると、『寝ない!明日まで起きてる!』と聞きません。
まるで、眠らなければ、早く明日が来るとでも思っているかのようでした。
きっと、朝が来れば、早くママに逢えると、幼心に思っていたのでしょうか?
水枕をしたり、冷えぴたシートを貼ったり、ずーっと抱っこしたり…
でも、やっぱり寝ないと言い張るので、この夜も、雨の中、息子の車でドライブで寝かせます。

夜中は高熱に浮かされて、暴れまくります。てっちゃんの回し蹴りに、しょうちゃんの蹴り、蹴り攻撃…
ばあば、眠れません。^_^;

翌朝もてっちゃんの熱が下がらないので、病院に連れて行かなければならないのですが、あいにくじいじはお仕事の日です。
息子も娘も仕事なので、ばあばは、自力で連れて行かなければなりません。
タクシーを使い雨の中病院に向かいますが、幼い二人の子どもを連れての病院通いは本当に大変でした。
娘は、大きなお腹で良くやっていたなぁと感心します。

翌日もてっちゃんの熱は下がらず、その晩には、しょうちゃんも高熱を出しました。
もう、子どもの看病にかかりっきりのばあばに代わり、家族みんなでサポートしてくれましたが
夜中に何度も起きては、泣いたり暴れたりする二人をかわりばんこに寝かせて、ばあば眠れず^_^;

ママも、心配して、毎晩、電話をしてきます。電話を変わると、てっちゃんは、『だいじょうぶ…』と頷いています。
『てっちゃん、いい子にしてるから、かあちゃん、はやくかえってきてよ。』何て言っている姿がいじらしいです。

やっと5日目の、16日、ママの退院の日です。主人と一緒に送って行きます。
何とか二人とも熱が落ち着いた状態で、ママの元に送り返すことが出来てホッとしました。
やっと、ママとパパに逢えててっちゃんもしょうちゃんも、とっても嬉しそうでした。
そして、小さな、小さな、新しい家族の一員の、たくちゃんがベッドですやすや眠っていました。


てっちゃんも、しょうちゃんも早速ベットの側に行き、トントンしてます。

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ママに抱っこされた、たくちゃん、あら~!ちょっとお目目開けたよ。
『ほんとだ~。』とてっちゃん、しょうちゃんは、背伸びしながら覗いています。

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たくちゃんは、小さすぎて、おっぱいが上手に飲めないので搾乳してから与えるので、ママも大変です。

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おてても、あんよも、折れちゃそうなほど、小さくて細くて…

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てっちゃんは、寄り添って見守り続けます。

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その晩、娘から改めてお礼のメールが入りました。
『お父さん、お母さん、お兄ちゃん、アイリス。5日間、子どもたちを預かっていただいてお世話になりました。
お蔭で、今日、無事に退院することが出来て、たくみも交えて、家族5人が揃いました。
これから、パパと協力して、子どもたちを大切に育てて行きますので、どうぞこれからも見守ってください。
本当に、ありがとうございました。』

娘のメールを読みながら、自分が3人目の子どもを出産した時の事を思い出していました。
上の子が小1で7歳、下の子が、幼稚園年少で4才半でした。長男の学校があったので、実家には預けず、
夜は、母が、家に泊まりに来て、子ども達の面倒を見てくれたのだったなぁ…
病弱な母を案じて、、父も早朝から来て、子どもたちの面倒を見て、家事を手伝ってくれた事でしょう。
今さらながら、母は、さぞかし大変だった事だろうと思います。そして、父も大変だったことでしょう。
父母のありがたさを、自分が、子どもを持った時に、身に染みて思いましたけれど、父母の計り知れない恩を
自分が孫を持って見て、しみじみ感じることが出来ました。

10年も前に他界してしまった父母に、もう、お礼を言う術は無いけれど、こころからありがとうと言いたいと思いました。
おとうさん、おかあさん、いつもいつもたくさんの無償の愛を注いでいただいて本当にありがとう。
なのに、わたしは親孝行も出来ずにごめんなさいね。

『親にしてもらった事を、子どもに返していけばいいんだよ。』優しい父母の声が聞こえたような気がしました。
そうだね。わたしも、ばあば業、がんばります…(*^_^*)


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category: 日々の思い

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はじめまして、たくちゃん(*^_^*) 

6月11日(火)いつものように、長女のところへお手伝いに行くと、長女が腰が痛いと辛そうにしていました。
『出産予定日2週間を切ったし、そろそろ近いかもしれないね。』と話しながら腰をさすってやりました。
長女は、そんな状況でも子供を保育園に迎えに行き、2人の子供をお風呂に入れなければなりません。
娘の夫は仕事柄、帰りが遅くなるので、いままでもすっと一人でやってきたことでしたが、なかなか大変です。
少しはわたしも手助けをしましたが、とくに臨月に入ってからは大きなお腹で大変だったことでしょう。

夜中、ふと目が覚めました。時計を見ると2時少し前でしたが、なんとなく胸騒ぎがして寝付けません。
1時間ほど、布団の中で目覚めていましたが、やっぱり眠れなくて起き出してしまいました。
そして、PCに向かい、書きかけていた“Junebride”の記事を書き上げました。
外が薄明るくなってきた頃、電話が鳴り、すぐ切れてしまいました。
アイリスが目覚めて大急ぎで階下に降りて来ました。『おかあさん、おねえちゃん?』
「うん、すぐ、切れちゃったけど…おねえちゃんなら携帯にかかってくるよ、きっと…」
二人して、じっと待っていると、それから30分ほどして、長女から、少し慌てた声で電話がかかってきました。
破水してしまい、子どもたちも連れて、夫と今、病院に向かっているとの事でした。
『病院に着いて、様子が判ったら、また電話しますので、子どもたちの事、よろしくお願いします。』

大急ぎで、おにぎりだけ作り、アイリスがプリントしてくれた病院までの地図とを持って、主人とわたしは
病院へ向かいました。梅雨らしい小雨交じりの朝でした。

病院に着くと、駐車場の車の中で子どもたちを遊ばせながら、長女の夫が待っていました。
今日は、どうしても外せない仕事があって、これから板橋の現場まで向かわなければならないので、
申し訳ないけれど行かせてほしい。なるべく早く帰って来ますのでよろしくお願いしますとの事でした。
そして、わたしたちに子どもを託すと、そのまま長女には逢わず出かけて行きました。

分娩室の娘を訪ねると、しっかりした口調で、『わたしは、もう三人目だから、一人で大丈夫。
お父さん、お母さん、申し訳ないけれど子どもたちの事、よろしくお願いします。』と言います。
そして、慌てて出てきたから、子どもたちの着替えを十分に用意できなかったから、
実家に連れて行く時は、悪いけれど、足りないものを持って行って欲しいと言います。

お産は、いつだって命がけ、3回目だからって不安が無い訳では無かったろうと思います。
まして、全破水してしまって、今まで経験したことがない状況なのです。きっと不安でいっぱいだったことでしょう。
でも、わたしは大丈夫だから子どもたちの事を頼むというあたり、やはり母は強しです。娘の覚悟を感じました。

「子どもたちの事は、心配しなくていいよ。お母さんも、三人目は破水してからの出産だったけれど、
大丈夫だったから、無事、生まれるから安心してがんばってね…」手を握って、そう、励ましました。
『ありがとう。生れたら電話するから、てっちゃん、ばあばの言うこと良く聞いてね。』
てっちゃんは、ママの側を離れがたそうでしたが、ママに即されて、わたしと一緒に病院を後にしました。
ママからは難れたことが無くて心配していた弟のしょうちゃんは、泣きもせずニコニコしています。

そして、娘の家で待機している間、子供たちの面倒を見ているとあっという間に時間が流れて行きます。
時計を見るともう12時、昼食を食べさせながら、時間がかかっているなぁ…大丈夫かしら?と不安が過ります。
心配で、たまらなくなってきた頃、娘から電話が来ました。

1時少し前に生れました。母子共に健康です。パパには真っ先に電話して、頑張ってくれてありがとうと
言われたと、報告してくれました。そして、開口一番に、子どもたちはどうしてますか?の言葉でした。
ああ、本当に良かったと胸を撫で下ろし、さっき、昼休みに心配して電話してきたアイリスにも電話しました。
『ほんと!良かった~!!おねえちゃん偉いね!!』と、涙声が返って来ました。

夕方4時頃、二人の子どもを連れて面会に行くと、長女は玄関まで迎えに降りてきました。
てっちゃんもしょうちゃんも、嬉しそうにママに抱きつきます。
まだ、出産して3時間ぐらいしか経っていないのに、やっぱり母は強しです。

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赤ちゃんは、予定日より2週間早かったので、2400gで、少し小さめなので保育器に入っていなければならず
しばらく母子同室にはならないのだそうですが、心配はいらないとの事でした。
みんなで新生児室に覗きに行くと、本当に小さくて、でも懸命に小さな手足を動かしたりして、今はすやすや寝ています。

てっちゃんは、4歳1ヶ月、しょうちゃんは、1才10ヶ月、新しい弟とのご対面です。

はじめまして、たくみくん(*^_^*) きみも、そんなに小さな体で良く頑張って生れて来てくれたね。
ありがとう…そして、見守ってくれたであろうおかあさん、ありがとうと心の中で呟きました。


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個室なので、ママのベットで大騒ぎのてっちゃんとしょうちゃんです。
てっちゃんは、ママから、『てっちゃん、かあちゃんが退院するまで、しょうちゃんの面倒見てね。
ばあばやじいじの言うことを良く聞くんだよ。かあちゃんは、たくちゃんがいるからお家に帰れないからね。』

てっちゃんは、はい、はい、と頷いていました。
しょうちゃんは、ママのお膝に乗って甘えていました。


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それから、ママが退院するまでのてっちゃんとしょうちゃんを預かっての4日間のばぁば奮闘記は次回へ(笑)

category: 日々の思い

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june bride 

ジューンブライド 6月の花嫁はしあわせになるという…
女の子なら誰でも憧れる言葉ではないでしょうか?
かく言うわたしも、若い頃、憧れました。
でも、実際は、夫の実家が農業を営んでいたので、農繁期の如月の花嫁でしたけれど…

末娘のアイリスが婚約しました。18歳から、10年、幼い恋を温め続けてようやく挙式へとたどり着きました。
先日、式場でのドレスの試着と、実際のウェディングセレモニーの模擬体験をしてきました。
娘たちの希望もあり、近親者だけの参列の家族婚となります。

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ガーデンウェディングが出来ると言う、郊外の式場
広大な敷地に森が広がり、美しい緑に囲まれたチャペルでした。

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おりしも、6月の森には、ドクダミの純白の花が咲き敷いていました。
アイリスもわたしも、ドクダミの花の清楚な美しさが好きでしたから、
思わず、“綺麗ね~!”と声をあげました。
本来なら、華やかな薔薇などのお花が相応しいのかもしれませんが、自然のままの森を演出した
ナチュラルさが、とてもいいなぁと思えたのでした。

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ジューンブライドなら、こんな新緑の中での挙式となったのですね。
でも、アイリスは、9月の挙式に決めました。6月は姉の出産を控えていたからです。
『おねえちゃんと、おねえちゃんの家族には、どうしても出席してほしいから、式は遅らせるわ。
9月ごろなら、赤ちゃんも3カ月になるから少しは落ち着いているかなぁ…』
憧れのジューンブライドではないけれど、きっと、初秋の風が祝福してくれることでしょう。

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そして、ウェディングドレスを試着した娘は…
なんだか美しくて、涙が出てしまいそうでした。(親馬鹿ですけれど)

純白のドレスに身を包み、ウェディングベールをまとった姿は、娘の生涯で、きっと一番美しく輝いている瞬間なのだと思います。
そんな、佳き日を迎えたなら、やはり涙にくれてしまいそうです…


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あの、チャペルで、ウェディングベルを鳴らして、わたしたちの元を離れていくのね。
嬉しいのだけれど、やっぱり、ちょっと寂しいなぁ…

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9月には、このお庭にはどんな花が咲いているのかしら…

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そんなことを思いながら、若い二人を見つめていました。

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そして、アイリスが二十歳の時に一緒に行った、尾瀬の旅を思い出していました。
中学の同級生だった二人が、18歳から育んだ愛の軌跡に想いを馳せました。
二十歳の時、一度だけ、離れそうになった二人、幼かったけれど、幼いなりに精一杯、思いやり気を使っていたアイリスの健気さを思い出しました。

それと同時に、わたしの尾瀬への思慕も思い出しました。
アイリス、しあわせになってね。そして、いつか、また一緒に尾瀬に行けたなら、いいなぁ…

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category: 日々の思い

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6月の里山 (ミニベロでお散歩) 

5月中旬に、上の娘が体調を崩したこともあり、一週間のうち4日ぐらいは、娘の家まで出かけています。
そして、先週ぐらいから、残りの2日は下の娘と出かけていて、残りの1日は、あるにはあるけれど、
家事やら、なにやら?で、なんとなく終わってしまいます。
自分の時間は夜だけ…。ダメだ~(/_;)最近、山が足りません(笑)

そんな訳で、峠越えして辿り着く、娘の家までの道中を時々、遠回りしています。
裏道、寄り道大好きなわたし。行きは、ほぼ、まっすぐに向かいますが、帰り道はまっすぐ帰った試しなしです。
先日はカメラを持参したので、長閑な里道をパチリ、パチリと撮りました。
お蔭で、娘の家を4時半に出たのに、家に辿り着いたのは6時半。峠を3つも越えちゃいました。
その時の写真で綴ってみましょう。ミニベロでお散歩第2弾です。

6月の里山は、心地よい風が吹いていました。
最初の峠道の森影には、清楚なドクダミの花が咲き始めていました。

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雨の雫を宿した白い十字の花ドクダミは、紫陽花と同じくらい美しくて好きな花です。

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この峠道、行きは下り坂で颯爽と風になりますが、帰り道はだらだらの長い登り道になります。
でも、なだらかな坂道なのでミニベロなら、何とか降りずに登りきれます。

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だけど、狭いうえにダンプカーがたくさん通るので結構怖いです。
峠を下りきると、茅葺屋根の雰囲気を残した民家が現れます。

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6月の里道には、お日様みたいなキンケイギクが咲き競います。
ああ、今年もこの花に逢えたなぁって、毎年思うお花です。

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ここから、またまた、裏道へ

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畑の中に続く農道を走ります。

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畑の縁には、可憐なコスモスがもう、咲いています。風の行方が見えるお花です。

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そして、矢車草や、ハーブの花がパステルカラーの色に風を染めます。

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そうか…麦秋の季節なんですね。

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空色くんも気持ち良さそうにしているでしょう(^^)

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いつもは、この川の遥か向うの道を行くのですが、やはり路が狭いうえに、大型車の通行量が多いので
気を使いますが、この辺りは長閑で明るい川面を眺めながら走れる道です。

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川辺のニセアカシアの花は、もう終わってしまい茶色の花殻が散り敷いていました。
甘い花の香りを漂わせていたんだろうなぁ…花の時期にゆっくり訪れてみたかったです。
この花もこの時期に逢いたい花です。

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この階段を降りて行くと、観音堂があるのですが、今日は行きません。

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近くにはこんな民家もあり、大きなお庭にはキュウイフルーツの棚もありました。

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しばらく、バス通りを走り、こんな橋で川を渡り


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ゼニアオイの花が咲く神社の角を曲がると、娘の家です。

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娘の家で、孫たちのお世話をしたり、家事の手伝いを少ししてあげるだけなのですが、たとえ少しでも
娘の手助けをしてあげたいと思うのです。わたしが、車を運転できたなら、てっちゃんの保育園の送り迎えや
病院の送迎、買い物にも行ってあげられるのですが、わたしは免許を持っていないので、あまり役に立たない、ばあばなのです。^_^;

しばらく、孫たちと遊んで、お風呂に入れるのを手伝った後、家に帰ります。
自転車の時は少し早めに、4時半に娘の家を出ました。
「ちょっと寄り道をするから、家に着くのが遅くても心配しないでね。」
『はい、おかあさん、どうもありがとう。気を付けて帰ってね』と娘と孫に見送られて家に向かいます。

でも、まっすぐ帰れないわたし(笑)
毎回、気になっていた古い民家とその外壁に掲げられた古い絵地図

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前回、ミニベロでお散歩で、紹介した七国峠までのハイキングコースに続く道のようです。
秋葉山ハイキングコース入り口と書かれた道標から入って行きます。
秋葉山って、この前、通った秋葉大権現のことかしら?興味津々^_^;さっそく寄り道です。

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それでは、どんな道なのか、途中まで入ってみましょう。
民家の間の細い路地を入って行くと、こんないい感じの道です。

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その先には緑の森の際まで、野原や畑が続いています。
本当に長閑で、表の通りからはこんな景色があることを、全く想像できませんでした。

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道はだんだん細くなって、草生してきます。ヘビさんとか出てきそうな道ですね。

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コアジサイの紫の小花が咲いています。

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大好きなこの花に、今年はまだ山道で逢っていなかったから、嬉しくて(*^_^*)

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奥多摩の森影で、いつも楚々と咲いていた、水無月の星屑のような、水色の花火のような小花。

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ふわり、ふわりと風に揺れていたのは、ニガナの花

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この赤い実は、クサイチゴ?やっぱりヘビイチゴかな?

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森の木立ちの間を縫って、夕方のオレンジ色の光りが射しこんできました。
この辺りで、戻りましょう。

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また、少し走っていたら、こんな道標が…そうそう、ここも気になっていたんです。

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やっぱり少しだけ、入ってみましょう。どんな道があるのかしら?
坂道を登り始めてすぐに、「あっ!!ホタルブクロ!!もう、咲いていたのね。」

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ホタルブクロが咲いていた、あの夏の日を思い出す。
蛍を見に行きたいねと、目映い陽射しに目を細めた、
あんな夏があった事を…

そして、草の土手に、森影の線路の側に、
ノカンゾウが咲いていた熱い夏の日の事を…

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父が好きだった、タチアオイの花は、ずっと昔の夏の匂いを乗せてくる

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小さな山寺へと続く路に、郷愁と言う名の夏の花が咲き始めていました。

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ここから、道を大きく離れて、知らない道を行ってみました。
この道を行ったらどこに行くのかな?のいつもの好奇心の赴くままに…回り道です。
ゼニアオイの花が良い感じに咲いていて、やっぱり立ち止まってしまうのです。

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緑がそよいで、川面に映ります。何て、綺麗な川なんでしょう。
こんな綺麗な川が流れる里山があったなんて、今まで知らなかったなぁ…

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アオダモ?カラスザンショウ?ナナカマド?アワブキ? うーん、判らない???
どなたか教えてください(画像がいまいちなので、判らないかもですね)

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緩やかにカーブしながら続く長閑な里道を、快適に走っていたら、あれ!?と思う光景が…

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この道の先に気になる茅葺屋根が見えます。空色くんを矢車草の花畑に待たせて、偵察に行ってみましょう。

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ちょっと古くて茅葺屋根が痛んではいるものの、人が住んでいらっしゃるようです。

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垣根の雰囲気も、もう何十年も変わらずにあるような雰囲気です。

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民家の脇の細い山道を登れば、小さなお堂がありました。

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昔話に出てくるような何とも素朴な茅葺屋根の佇まいです。

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二軒の茅葺屋根の民家を眺めながら戻ります。

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道路から眺めたら、お堂も一緒に見えて、やっぱり一昔前の景色ですね。

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手入れの行き届いた畑

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矢車草咲く野原

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栗の花咲く野道を曲がって行けば、

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村の鎮守の森がこんもりとあります。
その森に夕日が光りを投げかけて、もう夕暮れ時が迫っています。

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そろそろ、いつもの道へ戻ろうかと思ったけれど、ちょっとそそられる景色に、もう少し回り道をしてみることに。
マーガレット咲く、小道

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草むらに、流木と、石碑がありました。

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ネギ坊主みたいあポンポン。このお花はなんでしたっけ?紫色がとっても綺麗です。

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チガヤのそよぎは、わたしに6月の里山を思い出させてくれます。

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またまた、ツボな建物現るです。こんな建物が、小さな路地裏に、ひっそりとあるのが溜まりません。
夕暮れ時と相まって、郷愁の風景になっています。

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シモツケも咲き出しました。

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何とも気持ちの良い道を快適に走っていたら、あれれ?こんな所へ出るんだ~!

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ちょっと遠くまで来すぎました^_^;
お蔭で、こんな長ったらしいアプローチの峠を2つ、越えなければなりませんでした。

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頑張って峠を越えたら、こんなご褒美が待っていました。

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空色くんも嬉しそうですね。

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二つ目の峠を越える時、夕日が沈んで行きました。
疲れたけれど、少しだけ、山切れが補充されたかもしれません。

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やっぱり、寄り道、回り道大好き!!また、この続きをいつか書きますね(*^_^*)

category: 里山

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旅の終わりに 

一泊二日のタイトな旅ですが、わたしたち母娘には忘れがたい旅となりました。
万葉のふるさと奈良を巡る旅、今回もたくさんの出逢いがあり、とても一口では語れません。
長々と綴ってしまったブログ…興味のない方には退屈なものだったと思います^_^;すみません。
まぁ、自分の忘備録と思い書いてみましたので、お許しを。

旅の最後は京都駅で、早めの夕食&お土産を買い、アイリスと美味しいお薄(抹茶)と和菓子をいただきながら
旅の締めくくりとしました。
京都駅の11Fにあるレストラン街へのエスカレーターを上がります。
この大階段はライトアップされて美しいです。

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12月に訪れた時はクリスマスバージョンでしたが、今回は、こいのぼりですね(*^_^*)

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11Fからは、京都タワーも良く見えます。
暮れて間もないコバルトブルーの空に美しく映えます。

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なんだか幻想的で、それでいて近代的な京都タワー。その昔、修学旅行の時に京都駅から眺めた印象とは
大分違っていて、とってもモダンで素敵でした。
こちらの最上階にはラウンジがあって、お食事が出来ると以前ちかちゃんから教えていただきました。
今度、訪れる時には、あのレストランで京都の夜景を見ながらディナーを楽しもうと、アイリスと約束しました。
叶う日が来るといいなぁと思います。

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駅ビルもお洒落ですね。

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わたしたちが乗る列車は、8時ちょうどの東京行です。
ちかちゃんは、お姉さんご夫婦のお見送りで、京都駅に来ているので、わたしたちに逢に来てくださるそうです。
いつもながら、わざわざ京都駅まで逢いに来てくださるちかちゃんの優しさが嬉しくて,ついついお言葉に甘えてしまいます。

この日も、大忙しで駆けつけてくださいました。
先日、春の高尾山でお逢いしたばかりですけれど、京都駅で逢うちかちゃんは、また違った印象です。
穏やかで、しっとりしていて、やわらかな京ことばも、より一層京都の良さを感じます。
『しーちゃん、アイリスちゃん、よく来てくれはりました~!』
やさしい笑顔とともに、駆け寄ってハグハグ…
娘はニコニコしながら見ています。

『アイリスちゃん、ご結婚されるそうで、おめでとうございます。』そう言って、ちかちゃんはアイリスの手を取り、
プレゼントを手渡してくれました。
『え~!いいんですか?わぁ、ありがとうございます。』アイリスは頬を染めて嬉しそうです。
『ほんの気持ちなんやけど、箸置きなの。使っていただこうと思って…』
『ありがとうございます。すごく嬉しいです。大切に使わせていただきます。』

アイリスはとっても嬉しそうでした。
旅の最後に、こんなに素敵なプレゼントをいただいて、ちかちゃん、優しいお気づかいをどうもありがとう。

すぐに、電車が滑り込んできて、慌ただしくお別れとなってしまいましたが、ホームでいつまでも手を振ってくれるちかちゃん。
ちかちゃん、いつも、本当にありがとう。今回は京都散策は出来なかったけれど、吉野はちかちゃんのお父さんの故郷で、子どもの頃、毎年夏を過ごしたところだそうです。

あの蔵王権現堂も、何度も訪れた事があるそうです。いつの日か、ちかちゃんと吉野を歩くことが出来たなら
すごく嬉しいなぁと思いました。
京都にも、また来たいし、その時はちかちゃんと一緒に歩けたならしあわせです。

家に帰り、アイリスはちかちゃんにいただいたプレゼントを開けて、感嘆の声をあげていました。
『すごく可愛くて、お洒落な箸置き!♪お千賀さんにこんな素敵なプレゼントをいただいていいのかしら。
おかあさん、大切に使わせていただきますと伝えてね。』

ちかちゃん、本当にありがとうございました。わたしからも感謝の気持ちいっぱいです~(*^_^*)

素敵な絵柄の箸置き、きっと、アイリスのお料理に花を添えてくれることでしょう。
ちかちゃん、あんまり嬉しかったので、箸置きをアップさせていただきました。
許可なしでごめんなさい

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奈良の旅のデジブックを作りました。よろしければどうぞ。

☆ 万葉の路(吉野)





☆ 万葉の旅(長谷寺)

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初瀬の旅2 

長谷寺は、山の中にあり、たくさんのお寺が集まっています。
その最上部に建つ観音堂が、大きな舞台を持っていて、そこからすべてを見下ろせるように出来ているようです。
まずは、観音堂へと続く回廊を登って行きます。
その回廊にはすべて屋根があり、なだらかな石段を上るようになっています。

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老若男女や小さな子供まで頑張って登って行きます。階段の高さが10センチぐらいなので、とても歩きやすいのだと思います。

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回廊とは別に、他の石段もあり、五重塔や鐘付堂など、行き先は様々です。牡丹の花も石段に映えます。

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登り上げるほどに。新緑は滴るように頭上を覆います。

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回廊とは別の階段を一人登って行く女性
万緑の中を歩いて行くように見えました。とても凛々しく感じました。

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やがて、頂上の観音堂に着きました。

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娘が感動したと言う、特別拝観の観音様の足元へと入って行きます。
観音様は、とても狭い四角い部屋に立っておられて、そのまわりをぐるりと回ることが出来ます。
観音立像は、とても大きく二階までも突き破って聳えていました。
かろうじて足元を回り、薄暗い部屋に膝まづいて、その御み足に触れることが出来るようになっています。
わたしたちも、前の人に続いて、御み足に手を置きました。たくさんの参拝客が撫ぜるので、観音様の御み足は丸みを帯びてすべすべになっていました。
足元に膝まづいて見上げれば、部屋が狭いだけにより一層観音様が大きく見えるのでした。

アイリスは、前回訪れた時、誰も参拝者は居なくて、友人とたった二人でこの部屋にいたのだと言いました。
とても静かで、頭上から微かに光が零れていて、見上げていると何とも言えない神々しさと、見守られているような優しさを感じて、心が震えて涙が出るほど感動したといいます。

『お寺の方も、わたしたち二人だけにしてくれて、そっと部屋を出て行かれたの。あの空間は、本当に素晴らしかったわ。
きっと、後にも先にも、そんな空間を共有できることはないような気がしてた。でも、もしかしたら、
お母さんにも今日、味わってもらえたらいいなと思っていたんだけれど、やはり今日は参拝者が多いから無理だったね。』

「そうね。きっと、それは選ばれたと言うことなんだと思うわ。とっても幸運だったね。その感覚を忘れないでね。
でも、お母さんも、今日、こうしてアイリスと二人で観音様とご縁が結べて幸せよ。またいつか一緒に逢いに来ようね。」

観音様の慈悲深い眼差しに、心を癒されながら母と娘は、改めて心を結びあった気がしました。
わたしの娘に生れてきてくれてありがとう…きっと、生まれる前から結ばれていたのかも知れないね。
そんなふうに、心の中でつぶやいたのでした。


外に出て、舞台側から観音堂を見ると、先ほどの観音様の、胸から上のお姿を見れるような作りになっているのでした。
観音堂を拝観しなかった人は、観音像が立像だとは知らずに通り過ぎてしまうのかも知れませんね。
足元から見上げる観音さまと、こうして、遠くから見つめる観音さまとは表情が違って見えました。

それにしても奈良の仏像たちは美しいです。つくづく芸術の域だと実感します。
ミケランジェロとかに匹敵します。いいえ、それ以上かも…
千年以上も前に、これだけ立体的で均整のとれた姿を、しかもこれほど大きな仏像を完璧に彫り上げる才能を
持っていた仏師に尊敬の念を抱かずにはいられません。わたしたちの祖先は偉大ですね。

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風に揺らぐ五色の布が眩しいです。

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観音堂の前は舞台のようにせり出していて、遠くの山並みや、足下の寺院の佇まいが眺められます。

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大勢の人たちが、この景色を眺め、風に吹かれていました。
ここまで、遥かな道のりを登って来た人びとは何を受け取り、何を思うのでしょうか?
舞台の片隅に腰を下ろしたご夫婦の姿が、何だかいいなぁと感じて、シャッターを押させていただきました。
観音様の優しさが、溢れている聖地で、きっと、いにしえの人々も、こうして癒されてきたのでしょうね。

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観音堂から、五重塔に向かい急な石段を登っていくと、緑の木立ちに囲まれた森になります。
そして、木漏れ日の森はシャクナゲの森でもありました。

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キラキラと森に浮かぶ、気高い花たち…

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まるで、シャクナゲのトンネルを歩いているようで、小高い山道を歩いているような錯覚に落ちました。

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透き通るように、美しいです。

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わたしは、つい夢中で何枚も何枚も撮りました。

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白いシャクナゲもありました。

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やさしい花色…

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まるで森にランプを灯したようです。

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そして、楓の若葉が美しいです。

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葉影に覗く、線香花火のような花と、小さな竹とんぼのような翼果が可愛いです。
やっぱり、何枚も撮ってしまって、アイリスを待たせてしまいました。
文句も言わず、待っていてくれたアイリス。夢中になってしまってごめんね。
それなのに、あんまり良い写真が撮れていませんね^_^;

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シャクナゲとお寺の屋根が素敵で、また、パチリ

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お庭には、牡丹が美しく咲き競っていてまたまた、パチリ
でも、アイリスも一生懸命撮っていました

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そして、思わずハッとする光景に出合いました。
お堂の入り口に咲いた牡丹に目をやると、磨きこまれた廊下があり、その奥に楓の若葉が、まるで紅葉のように紅色に輝いていました。
そして、その廊下に正座した一人の僧侶の姿がありました。
じっと、中庭の楓を見つめるその姿が、とても美しくて、思わずカメラを向けました。

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ずいぶん、ゆっくりと長谷寺を巡りました。
わたしたちは、長谷寺を後にして、この旅を終えようとしていました。
振り返れば、緑の山肌に、観音堂が望めました。

わたしたちは、今日、あの場所に行ってきました。
柔らかな清々しい緑がずっとそばにあった万葉の路、それはすべてあの長谷観音へと続く道でした。
万葉人も、きっと同じように旅したことでしょう。

そんな万葉人の心が息づいている…と思える長谷の旅でした。
この地は初瀬と言う地名だそうです。初瀬の長谷寺、美しい言葉の響きです。

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帰り道、お坊さんと笑顔で話す、街のおばあちゃんがいました。
とっても素敵な笑顔でした。

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わたしたちは、心惹かれる街並を胸に刻みながら、駅へと戻りました。
そして、京都行の列車に身を任せました。
二日間の奈良の旅は終わろうとしていました。
車窓を流れる景色を眺めながら、アイリスと『また、来たいね…』と話していました。
各駅停車の列車で、京都まで時間がかかりましたが、なぜか急行に乗る気になれませんでした。
ふたりとも、少しでも長く奈良を感じていたかったのかも知れません。

長い旅行記になってしまいましたね。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます
明日は、京都での再会で終わります。もう少し、お付き合いくださいね。

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