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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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嵐山花灯路 

地下鉄、烏丸四条駅で待っていてくれたちかちゃんと再会した。
11月11日、奥多摩遠足に、夜行バスに揺られて駆けつけてくれたちかちゃん
その一か月後の12月12日に、今度は、わたしが、京都に来れるなんて…
こんな再会が実現するなんて、夢のよう(*^_^*)

ちかちゃんの、にこにこと優しい笑顔に出逢うと、嬉しさに思わず走り寄っていた。
まるで、幼馴染に出逢ったように手を取り合ってハグハグ(笑)
「ちかちゃん、また、逢えたね。お忙しい所ありがとう♪」
『しーちゃん、アイリスさんも、京都に、よく来てくれはったね♪起こしやす~』
ああ、ちかちゃん、なんて素敵な人でしょう。

ちかちゃんは、お仕事の後、ご主人のお夕飯の支度を済ませ駆けつけてくださったのだった。
『花灯路、お付き合いしますよ!晩御飯もご一緒しましょ!』と、快く言ってくださる
ちかちゃんに、祇園祭同様に、今回も甘えさせてもらうことに(*^_^*)ちかちゃんありがとう。

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まずは、わたしたちの泊まるホテルまで連れて行ってもらい、チェックインを済ませた。
昨年できたばかりの綺麗なホテルで、ゆっくり休めそうだ。
ちかちゃんも、一緒に入ってもらって、三人でお部屋チェーック!!(笑)
三人とも、わぁ~!素敵!!でした。ちかちゃんは、お部屋が東向きなので、東山に昇る日の出が
見れるかもと、さすが、地元の人ですね(*^_^*)

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さて、出発です。花灯路は、8時までなので、夕飯はその後にすることにした。
地下鉄と嵐山電鉄を乗り継いで、嵐山を目指すのだけれど、ちかちゃんが案内してくれるので
すっかり安心してしまい、お任せになってしまった^_^;
嵐電は、1両だけのかわいらしい電車、車体の色も紫色で良い色だこと~♪
「なんとなく鎌倉の江ノ電に似ていない。」『うん、そういえば、似てるかも』
そんな会話のあと、ローカル線テツコのわたしは大喜びで写真に収めたのだった。

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嵐山の駅に着いてすぐ。花灯路のオブジェが迎えてくれた。
和の雰囲気の中に飾られたクリスマスツリーも、なかなか美しい(*^_^*)
そして、遠くの山肌が何だか、薄紫色に見えた。
わたしと、アイリスは同時に、「あっ!!紫色の桜が咲いている!」と叫んでいた。
冬枯れの山が、まるで花が咲いたように、一面薄紫のグラデーションで浮かび上がっているのだ。
なんとも幻想的で、その色合いが薄紫ってところが、上品で古都の雰囲気を醸し出している
素敵過ぎる演出に、さすがと感動してしまった。

『すごく、綺麗!!これを見ただけで来た甲斐があるわ』と、アイリスがつぶやいた。

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『じゃぁ、まず、渡月橋の方に行ってみましょうか?あのライトアップが見えるかもしれないわ。』と、
ちかちゃんが先に立って歩き出す。わたしたちは、通り沿いに並ぶお店にキョロキョロしたり、
灯りの中を走り抜ける人力車に見惚れたり、ふたりだけだとしたら、きっと寄り道をしていて、
辿り着けないと思った。ちかちゃんがいてくれて、とっても心強いのだった。

何て綺麗なのかしら。ライトアップした渡月橋の後ろの山が、まるで一面花の山になったようだった。
わたしは、シャッター速度がめちゃめちゃ遅い中、何とか写真を撮りたいと何枚もシャッターを押した。
そして、渡月橋の奥に、お寺のライトアップが浮かんだ。
どちらのお寺かも判らないけれど、今度は、嵐山・嵯峨野界隈を歩いてみたいと思ったのだった。

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そのあと、龍安寺脇の、竹林を通る。天まで届くような竹林のライトアップした姿は格別に輝くようだった。
『ここは、昼間通っても、本当に素敵なところなのよ。』と、ちかちゃんがアイリスに話しかけてくれている。
アイリスは、楽しそうに頷きながら、何度も、何度も、空を見上げながら、歩いている。

見上げると漆黒の夜空に、幻想的な色合いの竹の葉さきが、波打つようにゆらゆらと揺れていた。
きっと、アイリスは、風を見ているのだと思った。
『あっ、フウクウリ…』と、アイリスが小さく言った。うん、風の妖精が確かに吹き抜けて行ったよね。
ふたりだけに分かる、風の妖精の物語…そんな瞬間が嬉しい。


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この後、大河内庭園に連れて行っていただいた。
ここは、銀幕のスター大河内伝次郎と言う人が作った庭園で、とても広いのだそうだ。
今日は夜間拝観できるということで、ちかちゃんは、そちらへ向かったのだった。

門を入ると緩やかに登って行く道沿いに、竹をくり抜いて作った灯篭が、等間隔で立っていて
足元を優しく照らしてくれている。暗い庭園内もそこここにライトアップが施されていて、
日本庭園が闇の中に浮かび上がり、とても美しい。
初冬のお庭も、苔の緑や松の緑が綺麗に浮かび上がって、緑の野山を歩いているようだ。
突き当りに茶室があり、さらにその上に、展望台のあづまやがある。

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ここまで来て、わたしたちは、『わぁ~!!凄い!!』と叫んでいた。
思っても見なかった景色が広がっていたのだ。そう、京都の夜景が望めるのだった。
「あっ!京都タワーが見える!」 『綺麗、光の海のよう…』わたしたちは、うっとりと眺めた。
京都の町の灯は、深海の底の宝物のような気がした。

見上げれば、大きな夜空には、瞬く冬の星座が広がっていた。
『オリオンが見えるね。スバルも輝いている。』「あちらは、北斗七星ね。」
わたしは、京都で、こんな星空が見えるとは思っても見なかった。
ちかちゃん、ここに連れて来てくれて本当にありがとう。
『ここはね。昼間も、ほんまに素敵やから、ぜひ、明るい時にも来てみてほしいわ。』
と、ちかちゃんが、力を込めて勧めてくれる。
そんな誠実なちかちゃんの人柄が、わたしたちの心に染みてくる。
ちかちゃん、本当にありがとう。柔らかな暖色の灯りが、優しくちかちゃんの笑顔を照らしていた。


花灯路の様子は、デジブックにしましたので、よろしければご覧ください。




☆おまけ☆

ちかちゃんに、美味しいイタリアンのお店に連れて行っていただき、ゆっくりと夕食を楽しんだ。
今日は、お昼を簡単に済ませていたから、最高に幸せな夕ご飯に、アイリスも嬉しそう(*^_^*)
食事の後、ホテルまで送っていただき、ちかちゃんは、ここから歩いて自宅へ帰られた。
『地下鉄でもいいけれど、歩いてもそんなに遠くないのよ。それじゃ、ゆっくり休んでね。
また、明日、帰る時、京都の駅にお見送りに行きますからね』そう言って、ちかちゃんは、
何度も振り返って手を振りながら、京都の街並みに見えなくなった。
わたしたちは、ちかちゃんの優しさを改めて胸に刻んだのだった。

わたしたちは、部屋に戻り、ゆっくりお風呂に浸かって、今日の旅の疲れを癒したのだった。
お風呂上りに、アイリスが、『おかあさん、パックしよう。』と言って、温めておいた、
小さな化粧水の袋を手渡した。『たっぷり、化粧水を付けた後、このパックで顔を覆うのよ』
「こう?」
『そうそう、そのまま、10分間。おかあさんは普段ゆっくりお肌のお手入れできないからね。』

ふたりとも、目と口だけ開いた、白いお化け状態(笑)ふたりして笑いあいました。

パックが済んだら、何だか、肌がしっとりしたみたい。
女の子がいるっていいなと、そう思いました。
普段、口に出して言わないけれど、心の中で言いました。
「アイリス、わたしの娘に生れて来てくれてありがとう。」

最後に、親ばかで申し訳ありません^_^;でも、今年最後ってコトでお許しくださいね。

今年も、いよいよ大晦日ですね。
今年も、たくさんのお友達に、支えられて楽しく過ごすことが出来ました。
そして、今年は、新しいお友達にたくさん出会えた出逢いの年でした。
このブログを通して、広がって行ったお友達の輪に感謝です。

古くからのお友達も、新しく出逢えたお友達もわたしの宝物です。
いつも、変わらぬ優しさをありがとうございました。
そして、まだ、言葉を交わしていないけれど、このブログを訪れてくださいましたみなさん、
読んでくださってありがとうございました。いつか、お話させていただけると嬉しいです。

それでは、みなさん、今年一年大変お世話になりました。
来たる年も、変わりませず、よろしくお願いいたします。
みなさまの、さらなるご活躍を祈って、今年最後のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました(*^_^*)

2012年 12月31日 sizuku
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不断の桜と淡雪と 

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次のお寺は、坂道に途中にあった実光院に立ち寄ることにした。
このお寺は、先の勝林院の子院で、仏教音楽の“声明”を広めるための道場として建立されたそうだ。
声明(せいみょう)は、インドから伝えられたそうで、平安初期に、比叡山に天台宗開いた“最澄”の
一番弟子の“円仁”が唐に渡り、十余年間の仏教修行を終え帰国した時に持ち帰ったのだという。

その後、平安末期には、大原は声明の修学地として栄えたそうだ。
往時は、どれほどの賑わいの里だったことだろう、そう考えた時、ふと悠久の時を感じて、
思わず、あの往生極楽院や、勝林院の仏像を思い浮かべてしまうのだった。

でも、実光院の外観は比較的新しい、建て替えをされたのかも知れないと思った。

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瓦屋根に残った淡雪に冬の足音を感じる。

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軒先のハート型の風鈴が可愛いとアイリスが言う。娘の目の付け所はわたしとは違って面白い。

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重厚な門扉にもハート型と桜型(*^_^*)をアイリスが見つけた。 

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わたしは、こういうところには気づかないで、門扉のこちら側を撮っていたけれど…^_^;

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こちらのお寺も、拝観料+抹茶付だった。さっきいただいたばかりだけれど、まっ、いいか。
こじんまりした玄関を入れば、すぐに窓の向こう側に庭園が見渡せる。
そして、広々としたお部屋へと続いていた。

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今しがた、参拝を終えた人たちとすれ違った。やはり、こちらもわたしたち二人だけだった。
今日はつくづくラッキーだ。広々とした美しい庭園を眺めながら窓越しの景色を楽しんだ。

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すると、奥の庭にある大きく枝を広げた楓の大木に、野鳥たちが集まり始めた。
『あっ!!メジロ♪』小さな鶯色の小鳥、メジロが大好きなアイリスは目を輝かせた。
「シジュウカラに、ヤマガラ、エナガもいるわ!」カラ類たちの混群だった。
小鳥たちは、楓の小枝の中を、くるくると良く飛び回ったり、止まったりしながら
可愛らしい声で囀り交わしている。

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大原の古寺のお庭にいることもすっかり忘れ、わたしたちは嬉々としながら
野鳥の姿を目で追った。花鳥風月と言うけれど、花を愛で、鳥を愛で、風を愛で、月を愛でる
こんな素敵なお部屋で、自然の事象のあらゆるものを感じられたら幸せだろうなと思った。

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やがて、お抹茶が運ばれてきたので、わたしたちは庭の見渡せる場所に座った。
『あちらに見えるのが、不断の桜です。決まって、11月になると咲き始め、来春まで咲き続く
珍しい桜でございます。先日の雪で少し痛んでしまいましたがごゆっくりご覧ください。』
と、お茶を出しながら、女性が説明してくれた。

さっきまで、野鳥を追いかけてはしゃいでいたのに、チョットすましてお薄をいただく。
『結構なお手前で…』なんてね。わたしたちは、顔を見合わせて笑い合った。

窓越しに微かに薄いピンク色の花が見え、白い淡雪が見えるのだった。ああ、何て風情があるのでしょう。

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わたしのは、春の柄のお茶碗、桜の花がモチーフに

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アイリスのは、秋の柄のお茶碗、色づいた楓と銀杏の葉
夏と冬の図柄は、どんなふうなのだろうか?興味津々だ^_^;

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庭園を鑑賞しつつ、お抹茶をいただいた。
先ほどの宝泉院のお抹茶とは、また少し味わいが違うことが判った。
茶道の心得はないのだけれど、きっと奥が深いのだろうなと思う。
床の間に活けられた茶花にも、季節を愛でる心がある。
目にも美しい茶緑色のお薄の馥郁とした香りに、静かに心が満たされる。
『美味しい…』と、アイリスがつぶやいた。
本当に、静かな贅沢な時間を過ごしたよね。

帰りがけに、ふと見ると、お庭に通じる引き戸の外にサンダルが用意されていた。
『どうぞ、お庭を散策されてください。』と、先ほどの方が声を掛けてくださる。
『先日の雪で、ぬかるんだところもありますので、お気をつけて。』

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なんて、嬉しい!このお庭を散策できるなんて!!
しかも、わたしたち、二人占め…わたしたちは、早速外に出た。
お部屋からは見えなかった池があり、その畔に大きな桜の木があった。
淡い花色の小さな花がひっそりと咲いていた。

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こちらでいう、冬桜と同じ種類だろうか?
春に咲く桜とは違い、晩秋に咲き始め、寒い冬のさなかにも健気に花を開き早春まで咲き続けると言う。
“不断の桜”とは、言いえた名前だと思う。

淡い花色、優しげな花姿…数日前に降った淡雪とシンクロするような美しさだ。

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枝先にはたくさんの蕾がある。これから次々と咲き続くのだろう…

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初冬の空に溶け込んでしまうほど儚げな不断の桜…
なかなか上手に撮れなくて残念だけれど、蕾がとっても可愛かった。

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つくばいの水も凍りついたままだ。

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消え残る雪の中に埋もれたカエデの葉

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微かに残る、艶やかな秋の色彩…

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緑の苔と紅い万両の実

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午後、三時、わたしたちは実光院を後にした。
三千院の参道には、土産物店に灯りが燈り始めていた。

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わずかに残ったカエデの葉が、夕日を密やかに受けて精一杯な色を映し出した。

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お店の看板、やっぱり苔が良い味を出している。

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ここで、美味しいみたらし団子をいただいた。関東のお団子は4個だけれど、こちらは5個ある。
そして、とっても柔らかくって美味しい~(*^_^*)

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漬物屋さんの店先も、灯りが点ると、なんとなく違った風情になる

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店先の柚子も、お土産物も傾いていく西日に照らされて…

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降り積もった楓の落ち葉も、新たな色を醸し出す

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土手の桜が、夕映えに一際、輝いた。ああ、綺麗だなと思う。
その梢でジョウビタキがひとしきり鳴いていた。

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細い野辺の道も、

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山里の小さな畑も、

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道野辺の道祖神も、
夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る…って感じの心象風景だった。

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大原の山里の風情を満喫しながら、バス停まで歩いた。
そして、美しい夕映えに包まれながら京都駅へと向かったのだった。

『しいちゃん、参拝は終わりましたか?娘さんとの大原の里は楽しめましたか?
烏丸四条の駅で待っていますから、そちらを出る時メールくださいね。』

ちかちゃんから、そんなメールをいただいていた。
今日は、これから、嵯峨野・嵐山で開催されている渡月橋や竹林などのライトアップ“花灯路”に
ちかちゃんが、案内してくださることになっていた。
夏の祇園祭りの夜も、ちかちゃんに案内していただいた。今回もまた、わたしたちのために
お忙しい中、駆けつけてくださるのだった。ちかちゃんの友情に感謝しつつ、メールを打った。

「ちかちゃん、とても、とても素晴らしかったよ。ありがとう。5時頃、そちらに着くと思います。」
旅先の駅で待っていてくれる人がいる幸せ…
わたしは、本当に幸せ者だなぁとつくづく思ったのだった。

長レポ、読んでいただきありがとうございます。嵐山花灯路 に、続きます。

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静寂の時 

三千院で、思いがけず二人だけの静寂の時を持たせていただいた。
これも、めぐり合わせの妙、あるいは必然だったのか、なんとなく導かれて今ここに
来れたような不思議な感覚のまま、わたしたちは、三千院の門を出て参道を進んで行った。

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広い石畳の道を歩いて行くと、実光院、勝林院、宝泉院と、徒歩10分内の圏内に続いている。
わたしたちは、まず突き当りの勝林院へと向かった。

また、勝林院のポスターが目に留まった。なんとなく背筋がピンと伸びる心地がする。

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やがて行く手に、とても古くて大きな茅葺屋根のお寺が見えてきた。
入り口に小さな受付所があるのだが誰もいない。しばらく待っていると、庭仕事をしていた
年配の方が、『お待たせしました。』と、やってきた。
帽子をかぶり、腕に黒い手甲をはめた、いかにも働き者らしい小柄な方だった。
『ご朱印帳はお預けいただければ、お帰りまでにお書きしておきます。』と、
丁寧な対応が、誠実そうなお人柄を偲ばせた。わたしは、その方を一目見た時から
父の面影がダブって仕方がなかった。行きずりの人なのに、何故かなぁ…
その方は、『どうぞ、ごゆっくりご参拝ください。』と、見送ってくれた。

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何人かの方が見学しているのが見えた。とても大きな建物で圧倒されるのだが、
杮葺の屋根のせいだろうか、とても素朴で優しげに迎えてくれているように思えるのだった。
やはり、このお寺の予備知識は何もなかったのだが、長和2年(1013)建立した寺院で、安永7年(1773)
に再建され、屋根は杮葺き、柱、床板はすべて欅だそうだ。

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障子の影から、阿弥陀様が垣間見れた。物凄く大きい!!迫力あるお姿だった。
堂内も広くて、ゆっくり参拝することが出来た。
阿弥陀如来は、金色の姿で美しく神々しく、心の中が安らかになれる気がした。
本当に静かな空間を、心置きなく共有できることに感謝したのだった。

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とても手の込んだ透かし彫りと言う彫刻。立体感があって素晴らしい。

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鐘楼のハート型が、かわいいとアイリス(*^_^*)

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庭に残った薄雪が綺麗

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石畳の道と、緩やかに下る坂道の階段が情緒あるなぁ。

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続いては、勝林院の東隣にある、宝泉院へと足を運んだ。
こちらのお寺は、平安時代に建立されたお寺で、樹齢700年の五葉松の巨木や、お部屋の柱と柱の
間を額縁に見立てて、鑑賞する『額縁庭園』があることでも有名なお寺だ。

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入り口から見た五葉松の古木。この日は植木屋さんが入って選定中だったが、脚立に乗ったふたりの
植木屋さんによって、綺麗な台形に刈り込まれていく姿に、アイリスと感心しきりで眺めてしまった。

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こちらのお寺は拝観料にお抹茶が組み込まれていて、抹茶をいただきながら庭園を鑑賞できるそうだ。

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門をくぐると、お地蔵様に供えられた柚子の黄色い実が目に鮮やかだった。

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小さな池があって、その池の水面に架かるような、ヒヨドリジョウゴの赤い実が目を引いた。

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池の周りの岩に組み込まれたような不動明王の像

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やはり、こちらでも拝観するのはわたしたちだけのようだ。
『お抹茶をご用意いたしますので、どうぞ、お好きなところにお座りください。』対応に現れた
若い女性は、笑顔が素敵な、とても感じのいい方だった。
「室内の写真は大丈夫ですか?」と尋ねると、『どうぞ、どちらも構いませんよ。』と、
ありがたいお返事だった(*^_^*)v

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まずは、清々しい配色の生け花が目に留まる。
アイリスが好きなお花“ブルーのアイリス”が活けられていた。

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つくばいも良い感じ。ふと、耳を澄ますと、どこからともなく妙なる音色が響いている。

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『あら?水琴窟の音色が聞こえるね。どこにあるのかしら?』アイリスも気づいたらしく、
縁側を歩きながら、音の場所を探していた。やがて、対面の片隅にあるのを見つけたようだ。
『竹筒に耳を当てて聞いてみたけれど、お部屋の中で聞く、微かな音色の方が情緒があるわ。』
と、言っている。うん、うん、同感(*^_^*)

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やがて、先ほどの女性がお抹茶を運んできた。
わたしたちは、他に誰も見学者がいないので、このお部屋の中で一番良いとされているという
場所に席を取ることにした。
前に額縁庭園を見て、後ろには鶴亀庭園を茶室の窓越しに望めるのだと言う。

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本当に額縁の中の、絵を見ているような錯覚に陥るなぁ…

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竹林の向こうには大原の里が垣間見える。
畑を焼く煙だろうか、薄紫にたなびく煙も悪くない。

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そして、背中には、茶室の窓越しに江戸時代の有名な庭師が作ったという名園“鶴亀庭園”が…
ゆっくりと、お茶をいただき、微かな水琴窟の音色に耳を澄ませば、何も言うことはない。

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目を、西に転ずれば、樹齢700年という五葉松の見事な枝ぶりと逞しい幹とが重厚に
存在している。
狭いお庭なのに、居ながらにして森の中へといざなわれていく感じだ。

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すると、不意に、陽射しが強く輝きだした。まるで、後光が射すように五葉松の後ろから光を投げかけた。
冬の午後2時の陽射しは、太陽の位置が低い分、部屋の奥まで伸びてくる。

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あっという間に、広い座敷の奥深くまで、節くれだった五葉松の影が大きく伸びたのだった。

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それは、何とも言えない素晴らしい光景だった。この部屋全体がふわっと宙に浮かび上がったような
そんな錯覚に、ほんの少し眩暈を感じるほどだった。
わたしたちは、言葉もなくただ見とれていたのだった。

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ふと気づくと、賑やかな声がして数組の見学者が部屋に入ってきて、思い思いの場所に座った。

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わたしたちは、それまでに十分満足させていただいたので、そっと退席した。
部屋を出る時には、もう、あの、眩しい午後の陽射しは跡形もなく消えてしまっていた。
本当に、一瞬の出来事なんだなと思った。刹那と言う言葉が浮かんだ。

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別の部屋に活けてあるお花がとっても素晴らしかった。

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漆黒の夜のとばりに、浮き立つような満開の桜と言った趣の屏風。
もしかして、桜の花は夜光貝かしら?

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書も素敵です。

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こちらは、茶室のようですね。

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珍しい石琴、音階もドレミファソラシドでは無いと書かれていた。
「鳴らしたい方は、お申し出てください。」との張り紙にさっそくお願いしてみた。
快く、「どうぞ」とのお返事。

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どんな音なんだろう…ワクワクしながら叩くと、とても細く、澄み渡るような音色。
『あっ!水琴窟の音色…』と、アイリスが目を輝かせたのだった。

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外に出てみると、新しく作られたという石庭があった。
地球が生まれた原始・太鼓の世界から、現代までをモチーフにした石庭とのこと。
なんとなく、なるほどなぁと思えるような気がする。
アイリスは、このお庭が気に入ったようだ。
『この庭を造るために、一生懸命考え、試行錯誤を繰り返し夢を託したのが感じられる。』
のだそうだ。なるほど…新しいものにも心を開くことが出来るんだね。
柔軟で素直な娘の若い感性に感心したのだった。

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『綺麗な幹、すべすべ…』と、アイリスが、幹をそっと撫でた。
「それは、ヒメシャラと言って沙羅双樹の樹よ。夏椿似た、小さな白い花を咲かせるのよ」
樹のことだけは、ちょっぴり教えられるわたしだった。

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午後の光がそっとこぼれる石庭にも、わたしたち二人だけ。
静寂の時が、庭のそこここにうずくまっているような気がした。

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なかなか進まず申し訳ありません。長くなりましたので、不断の桜と淡雪と に続きます。

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いにしえへの扉 

大原と言えば三千院、長年訪れてみたいと思いながらも、比叡山麓に広がるのどかな田園風景の中に
建つ美しい古刹というぐらいの知識しかなかった。

そこで、パンフレットで仕入れた知識を少し^_^;
大原の地は、今から千有余年前から、魚山(ぎょざん)と呼ばれ、仏教音楽の発祥の地であるとともに
浄土信仰の聖地でもあるそうだ。
三千院の創建は、最澄上人で、比叡山延暦寺の建立の最、その草庵として結ばれたのが始まりだと伝えられている。

広々とした境内には、池を配した庭、『聚碧園』(しゅうへきえん)と、杉木立に苔を配した
『有清園』(ゆうせいえん)とがあり、庭園の中ほどには、国宝の阿弥陀三尊を安置した
往生極楽院(おうじょうごくらくいん)がある。

仏像や室内は撮影禁止だが、お庭は良いらしい。さっそく、池庭の『聚碧園』を撮ってみた。

窓越しに眺めるお庭もまた良い感じ。

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縁側にに出て、回り込んで、色々な角度でお庭を眺めることが出来る。

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緑に覆われたつくばいも、風流な感じ。風知草だろうか?

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池には、たくさんの楓の葉が沈んでいた。空も映りこんで、楓の葉が星のようにも見えた。
もっと、色のあるうちであれば、なお美しかったことだろう。

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まだ、一昨日の雪が残り、初冬の庭の雰囲気を楽しめた。

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こちらのつくばいはユキノシタが植えられている。絶え間なく流れ落ちる微かな水音を聞き、
しぶきに濡れるユキノシタを見つめていると、まるで自然の中の渓流の畔を思わせる。

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磨きこまれた床の上に、冬日が動く、もし紅葉の時期であったなら紅き葉が映りんだだろうか。

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ここから、靴を履き、苔のお庭へと出られる。
『わぁ~!!綺麗!ふかふかな感じよ!』と、アイリスが小さくつぶやいた。
まっすぐな北山杉が点在する庭に、一面に柔らかな緑の苔の絨毯が敷き詰められている。

屋根に雪を残した、往生極楽院の質素で簡略な建物が、木々の間に配され美しいなぁと思う。

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苔の上に、ころころと、杉玉が転がっている…これもまた風流

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マンリョウの朱い実

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杉の根元には、新しい生命の息吹

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根っこに沿って雪が残る

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日陰に残る雪に

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光がこぼれて、輝いた

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そんなのを、ただ、綺麗だなぁと眺めていた

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静寂の空間に、山茶花の淡い花色が優しく寄り添う

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この庭を、歩く人は、今、アイリスとわたしだけ。そして、その、苔の中に、小さな童を見つけた。

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誰が作ったのだろうか?いつからここにあるのだろうか?苔むした童たち
三千院のホームページにもパンフレットにも、どこにも詳細は載っていなかった。
ただ、“わらべ地蔵”とだけパンフレットには書かれていた。

頬杖をついて、腹ばいになって足をバタバタさせているようなしぐさのわらべさん。
お顔は、ちょっと大人びているかなぁ^_^ でも、三等身は、やっぱり幼子のようだ。
かかとが、とっても愛らしい。なんだか、孫のてっちゃんを思い出した。


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こちらは、寄り添って、何かささやき合っているようなわらべさん。
苔のお庭に、埋もれてしまいそうなくらい溶け込んでいる。
じっと見ていると、物語の世界にいざなわれていきそうな感じ。

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杉の木の根元で、小首をかしげ、手を合わせているわらべさん。
そのお顔は、伏せ目がちにはにかんでいるようにも見える。うっすらとほほえみを浮かべ
誰かを思っているのかな。ずっと以前、ちかちゃんのHPでみたわらべさんにやっと出逢えた(*^_^*)

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こちらのわらべさんは、すっかり苔に埋もれてしまった。
よくよくみると、ほんのわずかにお顔の表情が見てとれる気がする。
笑っているのかな?池のほとりで、あなたは何年ここでこうして佇んでいるの?
そっと、苔を落として、そのあどけない笑顔をもう一度見せてほしいなと思う。

わらべ地蔵さんのまえの、ヤブコウジの小さな赤い実が何だか愛しい… 

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『おかあさん、凄い!凄いよ!ああ、なんてすばらしい…』
わらべ地蔵さんに向き合っているわたしを、アイリスが呼んでいる。振り返ってみると
アイリスは、往生極楽院の前に立ち尽くしている。

わたしは、アイリスのそばへと駆け寄った。そして、アイリスが見たものにわたしも息を呑んだ。
アイリスの鼓動が、ドキ、ドキっと伝わってくるような気がした。
いいえ、それは私の鼓動だったかもしれない。それは、神々しいとしか言いようがない光景…
薄暗いお堂の中に、阿弥陀三尊像が、静まり返った空間の中に鎮座していた。

わたしたちは、言葉を失くしてしまって、黙って靴を脱ぎお堂の中へと入って行った。
小さなお堂に対して、大きな阿弥陀三尊像を収める工夫として、天井を船底型にしてあるのだそうだ。
立派な阿弥陀如来像を見上げると、まるで目線が合うような気がして、何とも言えない安らぎを覚えた。
両脇に控えた、観音菩薩と勢至菩薩は、「大和座り」という少し前かがみになるような姿勢で座っていて
慈悲深い眼差しで見つめている。

わたしたちは、ご朱印をいただき、外に出てやっと言葉を交わした。
『わたし、ここに来れただけで、今回の旅が完結した気がした。このまま帰ってしまっても
いいとさえ思えるくらい、感動したわ。』と、アイリスがつぶやいた。
そして、すかさず、『でも、まだ、帰らないけどね(^o^)』といたずらっぽく笑った。


わたしも、同じ気持ちだった。仏像の良さって、やはり、その安置されている環境が大事だと思う。
悠久の時を、たった今、あの小さなお堂の空間の中で共有することが出来た気がする。
なんて、贅沢な時間だったろう…わたしたちは、満足して歩き出した。


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振り向いて、望遠で撮ってみました、雰囲気が伝わるでしょうか?

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わたしたちは、苔の庭をもう一度楽しんで、『有清園』後にしました。

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帰り際、ふと、円融蔵(えんにゅうぞう)の前にあるポスターが目に留まった。
円融蔵は重要文化財を展示しているが、なんと往生極楽院の舟形天井の復元模写を展示してあるそうだ。

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“宇宙より深い極楽のグラデーション 
八百五十年という時空に、心に染みる青が隠れていたなんて”

このキャッチコピーにやられてしまった。もちろん、早速見学することに…
『ああ、なんて綺麗な青…』もう、感動で言葉になりません。
それがレプリカであることも忘れるくらい、心を打たれました。
八百五十年の時空を超えて、その美しい世界に触れることが出来たのだと思うとなんてすばらしい。

本当に宇宙と言う言葉がぴったりで、心に染みわたりました。

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今の往生極楽院の舟形天井は、長い年月に黒くすすけたようになっていて、こんな美しい青が
隠されていることなど、全く分からないけれど、ほんのわずかなひと隅から、このように
復元される技術を素晴らしいと思った。阿弥陀三尊像は、このような美しい天井のもとに
鎮座していたのだと思うと感慨深いものがあった。

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わたしたちは、感動を口にしながら、素晴らしかった三千院を後にした。
アイリスじゃないけれど、このまま帰ってしまってもいいとさえ思えるくらい満足していたが、
せっかくなので、勝林院、宝泉院、実光院、も見学することにした。
美しい庭園を拝観しながら。お抹茶をいただく、これも魅力的だった。(^_-)


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長くなりました。最後まで読んでくださってありがとうございます。
次は、静寂の時 に続きます。


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古都の雪 

わたしたちは、ちかちゃんから教わったとおりに、京都駅から地下鉄に乗り、国際会館前で下車し、
大原行きのバスに乗り込むことにした。でもでも、今日はついてない。タッチの差でバスを逃したのだった。

バス停に着いた時、バスはちょうど発車したところでした^_^;奥のお山は比叡山!!

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あと、30分ほどの待ち時間、じゃあ、何か食べようか?わたしたちは駅の売店に戻り、天むすを購入し、
バスを待つ間、ベンチでいただくことにした。『美味しい!!』おむすびの形も細長くて上品(^_-)
今日のお昼は、これじゃ、ちょっと寂しけど、時間を節約しようと言うことで、夜ご飯を奮発しようね!!(^^♪

やがて、やって来たバスに乗り込み、約、40分ほどで、大原の里へと着いたのだった。
平日なのに、京都の駅は観光客でいっぱいだった。けれど、ここ大原の里には数えるほどの観光客しかいない。
『いいじゃな~い!!』わたしたちは、山里の澄んだ空気を胸いっぱい吸い込んだ。なんだかホッとするよね。

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この道を曲がれば、何が見えるんだろう?

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低山が連なる長閑な山里の景色は、ここが京都であることが信じられない光景だったけれど、バス通りを
横切って、三千院へと向かう坂道には、京都らしいお土産物を売る店が軒を連ね、なんともいい感じ。
お店の人が、『お茶飲んで、おいきやす~』と声をかける京都言葉も、ああ、やわらかい~(^^♪

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わたしたちは、おせんべいやさんで、立ち止まり、焼きたてのおせんべいを買って食べ歩き。
お行儀が悪いコト…とは、思うのだけれど、旅先では止められないのだった。^_^;
おせんべい屋さんの、おじいちゃんは、『帰りに、お茶を飲みに寄っていっておくれやす』なんて言ってくれる。
はんなりな京言葉、よろしいおすなぁ~(^^♪

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片側を流れる浅い流れに、一面、枯れた落ち葉が降り積もり、土手には白い雪が残っている。
漬物やさんの大きな樽や、色とりどりの小物屋さん、格子戸の店構えも、緩やかな坂道も、
京都の風情で、よろしおすなぁ~(^^♪

川沿いに緩やかな坂道を辿ります。土手には消え残る初雪が…

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漬物屋さんの大きな樽もいい感じ。

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店先には、さりげなくこんなつくばいも…

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格子戸の門構えの松がりっぱ!!
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老舗の宿らしい。大原温泉と書いてあった。泊まってみたいなぁ。

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三日前には、こんなに雪が降ったのね。可愛い雪だるま(*^_^*)

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♪京都、大原三千院~♪なんて、古い歌を歌いたくなる。古すぎて、アイリスは知らないだろうなぁ…
日向ぼっこでお昼寝中のネコ君も、なんだか、まったりな時間が流れているみたい。

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やがて、三千院の御殿門が現れた。立派な石塀に囲まれた古い門扉は、重々しくて歴史を感じさせるのだった。

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門の向こうには、青く連なる山並みが見えている。大原はやはり山里深いなと実感する。

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さぁ、憧れの大原三千院に来たんだね。まずは受付を済ませ客殿から入るのだった。
ひんやりと冷たい床と、ぴんと張りつめた空気感に、心も凛と澄んでくる。
わたしたちは、ワクワクする心を鎮めながら、いにしえへの扉をたたいた。

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いにしえの扉へ 続きます。

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娘とふたり旅、京都へ 


娘と、時々『京都に行きたいね~』と話していた。
行きたいところはたくさんあって、花巻にも、秋田にも、宮島にも、奈良にも行きたい。
でも、やはり、二人の意見が一致したのは京都だった。
今年は、3月、8月と奈良と京都に訪れている。でも、どちらかというと奈良をメインに
回っていたので、今度、行くなら、じっくり京都の侘び寂びに浸りたい。

娘が連休を取れたのは、紅葉も終った12月12日と13日、晩秋から初冬へと移り往く、
古都の風情が楽しめそうだ。
そうと決めたら一泊二日の短い旅だけれど、心もわくわく弾んでくる。

一年に三回も京都に行くなんて、わたしたちには、ちょっと贅沢かしら…?
でも、いままで、行きたくても行けなかったんだもの。行ける時に行こうよ!!と、
ここは気持ちを強く持って決行することにした。

いつものわたしたちの旅は、行き当たりばったりの計画性のないものだったけれど、
今回は、時間もあることだし、2度の訪問で少しは京都のことが分かるようになってきたので、
しっかり計画を立てて、悔いのないような旅にしようということになった。

まずは、どこへ行きたい?から始まって、あーでもない、こーでもない。
娘は、『お母さんの行きたいところでいいよ』と言う。
わたしはわたしで、娘の行きたいところに行ってあげたいと思う。
お互いに、相手をおもんばかって、かえって、話がまとまらないのだった(苦笑)

うーん、やっぱり、わたしたちには、完璧なコース決めは無理だということに気がついた。
それじゃぁ、一日目は洛北界隈の散策で、二人が一番行きたいと思っている瑠璃光院と円通寺。
二日目は、東寺と祇園散策にしようと言う事に決まったのは、旅行も近づいた2日前のことだった。

そして、今回も京都在住のちかちゃんが、事前にいろいろアドバイスしてくださった。
一日目の夜はちかちゃんの案内で嵐山の花灯路を見に行けることになった。
今年の夏の祇園祭の時も、ちかちゃんにいろいろ案内していただいた。
また、いっぱいお世話になってしまうけれど、ちかちゃんと一緒に京都を歩けるなんて夢のよう…。
旅のもうひとつの楽しみに、胸が膨らむのだった。

旅行の前日まで二人とも仕事、旅行から帰って来てからも、娘は3日間、わたしは4日間仕事と
いう、ハードスケジュールで、果たしてどれだけ遊んでこれるのか疑問だけれど、出発前夜
は、あれこれ考えて眠れない夜を過ごした。

一夜明けて旅行の朝、わたしの失態で、最寄り駅の快速電車に乗り遅れてしまった。
次の電車だと東京駅に着いてからの乗り換え時間が10分しかない(>_<)
中央線のホームから新幹線のホームは、一番遠い端っこどうし。うーん、乗れるだろうか???
娘とわたしは、電車がホームに滑り込むと同時に走るように新幹線乗り場を目指した。

今年、2回利用していたこともあり、迷わず新幹線ホームに辿り着き、もう、ホーム
に停車中の列車に飛び乗ったのは、なんと、発車の3分前\(◎o◎)/!
はーはー、ぜーぜー、ま、間に合った!!と、こんな顛末だった(苦笑)

何はともあれ間に合って良かった。ふたりは、何事もなかったかのように車中の人となったのだった。
途中、富士山がよーく見える場所で、パチリ。コーヒー飲んでまったり、
名古屋を過ぎた辺りはなんと、雪で真っ白で『わぁ~!!雪だぁ~!!』と、
ふたりともテンションが上がるのだった。

富士山、大きくて綺麗です~♪
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わぁ!!冬ですよ冬!!
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ふと、携帯を見ると、ちかちゃんからメールが入っていた。
なんと、瑠璃光院が、昨日で秋季公開を終えてしまったとのことだった。
こちらのお寺は元々は非公開のお寺で、春と秋だけの限定期間の公開となるのだそうだ。
「それは残念。アイリス、どうしようか?」と、言いながら、すでにわたしたちの心は決まっていた。
そう、車窓から雪景色を見た瞬間から、大原に行けば雪景色が見られるかも…と思って心が動いていたのだった。
『じゃぁ、大原に行こうよ!』と、どちらからともなくそう言った。

実は、今年最初の京都行きの時から、大原は行きたい場所のトップだったのだけれど、
京都の中心地よりもかなり離れているということで時間のある時にしようと二の足を踏んでいたのだった。
瑠璃光院が行けなくなったお陰で、なんの迷いもなく大原行きが決まったことがむしろ滑稽な気がした。
そうこうしているうちに、列車は京都駅に滑り込んだ。

まだ、8月の記憶も新しく、わたしたちは師走の京都駅を歩き始めた。
平日の朝にも関わらず、京都駅にはすでに観光客がたくさんいたのだった。
青空に聳える京都タワーが、温かく迎えてくれたような気がして、娘との京都の旅が始まったのだった。


京都タワーさん、おひさしぶり~♪
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京都駅はクリスマスの飾り付けも綺麗ね(*^_^*)(^o^)/
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☆読んでいただきありがとうございます。古都の雪に続きます。

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若草女子隊 奥多摩の巨樹巡り 

少し前のレポとなってしまいましたが、12月4日の若草女子会の事を書きたいと思います。
今回の女子会は、尾瀬でお仕事をしているひだまりちゃんが、オフを利用して奥多摩の
最高峰の雲取山に登りに来ると言うところから始まります。

案内するのは、もちろん、若草女子会No.1の山ガールのよしころんちゃんです。
雲取山は、わたしの青春の山なんです。17歳の時、初めて一人で登った2000m級の山でした。
山に憧れて山に恋していたあの頃…いまでも思い出すと胸キュンなんです。
一緒に登りたいなぁ…と思ったけれど、次の週、娘との京都旅行でお仕事をお休みするので
やっぱり今週は無理だよなぁ…(/_;)と言うことで、雲取山はご一緒出来ないけれど、
良かったら、奥多摩の奥座敷の日原の巨樹巡りをしない?とお誘いしました(^_-)☆

『うん、行く、行く、お姉ちゃま、嬉しいお誘いありがとう!どうぞよろしく~♫ 』
二つ返事でひだまりちゃん、よしこちゃん、はるかちゃんの若草姉妹が名乗りをあげました。
そして、なんと、花なら蕾のお年頃、本物の若草ちゃんも参加してくれるとのことです。
尾瀬でお仕事していた娘ちゃんたちです。これは楽しみになりました。
若草姉妹 + 本物若草蕾姉妹 と言うことで、今回は若草女子会改め、若草女子隊結成!!

今回、残念ながら、2女のはるかちゃんが、大切な用事が出来て欠席でしたが、
心は一緒に登っていたよね(^_-)v だって、事あるごとに、みんなではるかちゃんの噂
していたんだよ。『はるかちゃんがいたら、何て言うかなぁ…?』とか、
『きっと、最高のボケを聞かせてくれてるよね~♪』とか、
『やっぱり、はるかお姉ちゃんがいないと、ダメなのよね~!』とか、
次回は、元気印のはるか語録をいっぱい聞かせてね(^_-)v

本物若草蕾姉妹は、おじーとKちゃん。とっても可愛くってナチュラルな娘ちゃんたち、
さすが、若い時から尾瀬を愛している娘(こ)は違うね~って、感じです。
すぐに打ち解けて、わたしのことも、『ねえちゃん!』と呼んでくれるんです。
『母ちゃん』って呼ばれてもおかしくない年齢なのに、うれしいこと(*^_^*)
ありがとう、おじーとKちゃん、また、奥多摩に遊びに来てね~

この日は、朝のうちは小雨、ちょこっと晴れて、雨、また晴れて、なんと雹(@_@)
そして最後は、快晴になりました。めまぐるしく変わる天気にびっくりでしたが、
最後は綺麗な夕焼けになって、明日からの若草女子隊の雲取登頂を祝福してくれるかの
ようで安心しました。
ちょっと悪天の中、奥深いマイナーな森に連れて行ってしまったけれど、そこは、さすがの
若草女子隊です。全然めげることなく、『いいなぁ!!いいねぇ!!』と、付いてきてくれます。
とっても楽しい一日を過ごすことが出来ました。

よしころんちゃん、ひだまりちゃん、おじー、Kちゃん、そしてはるかちゃん、ありがとうヽ(^。^)ノ

巨樹巡りの様子は、デジブックでご覧ください(*^_^*)





そして、わたしの昔のレポ↓です。もし、良かったらどうぞ(*^_^*)

奥多摩 青春の森

奥多摩 青春の山(雲取山へ)

category: 女子会

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黄昏時はよい時 

吉川英治記念館をゆっくりと堪能したので、もうひとつ回る予定だった即清寺は、
時間切れとなってしまいました。
歴史の古い青梅には、たくさんの社寺がありますが、中でも、立派な伽藍を構えた
素晴らしいお寺で見所もあるのですが、次回のハナネコ女子会で訪れることにしました。
即清寺前のバス停で、2時40分頃のバスに乗り、釜の淵公園近くのバス停で降ります。


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住宅街の中の坂道を降りて行くと、すぐに釜の淵公園に行き当たります。
大岩の間を白波を蹴立てて勇壮に流れていた多摩川の流れも、ここ、釜の淵に着く頃には
同じ川とは思えないほど、川幅も広くなり、ゆったりと穏やかな流れにと変化して来ます。


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そして、周りの景観もまた、少しづつ変化して、そんなところに気付かされるのも面白いです。
御嶽渓谷の橋とは、また趣の違う二つの橋、柳瀬橋と鮎美橋を渡ると、釜の淵自然公園に
隣接したカフェ、Tea Room があります。

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こちらのお店は、土日限定なのですが、多摩川に面したロケーションと、瀟洒なログハウス
カツラやシラカバの木立ちの点在する中に、作られたガーデンが素敵です。
もう、晩秋ともなると、お花の数は減ってきますが、それでもシクラメンやパンジー
アネモネやハーブ系のお花たちが、美しく咲いています。

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そして、枯れ姿もまた美しいギボウシの黄色い葉や降り積もった落ち葉など、まるで
軽井沢などの別荘地の森を歩いているようで、この時期の楽しみを魅せてくれます。

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まだ、冬の佇まいの2月に、初めて訪れてから、春、初夏、晩夏、晩秋と季節を変えて
訪れましたが、いつ来ても心地よい安らぎに包まれてしまう、そんなカフェです。
オーナーさんの、母娘さんのお人柄も優しくて素敵で、また、お逢いしたくなるのです。
この日、ハナネコ女子会で訪れた時間は、午後三時を回っていました。


日の短い晩秋ですから、あっという間に黄昏時となりました。
公園のメサテコイヤのオレンジ系の紅葉と、対岸の銀杏の黄葉が残照に照り映えて、
それは美しく、ほんのりと穏やかな夕映えが空を染めまていました。

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わたしたちは、Tea Room のテラスでケーキとお茶を楽しみながら
それらの景色を眺め、お庭の花々を愛でました。

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もう、お店の中にはクリスマスツリーが飾られて、赤と緑のクリスマスカラー、
小物やキャンドルや暖炉も素敵です。クリスマス雑貨の数々を手にとっては
選ぶのも楽しい時間でした。
やがて、ガーデンの小さなランプにも灯が点り始めました。

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灯ともし頃とも、黄昏時とも言いますが、一日の余韻が残る夕暮れの空の色は良いものですね。
わたしたちは、名残惜しさを残しつつ、Tea Room を後にしました。
『いつも、ありがとうございます。』と、オーナーさんが外に出て見送ってくださいました。
そんなところが、このお店の素敵なところ…「また、来させていただきますね。」
わたしたちは、少し冷たくなった街角を抜け、駅への道を急いだのでした。
青梅の駅では、お約束の映画看板が見送ってくれました。

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ハナネコ女子会のみなさん、楽しい一日をありがとうございました。
また、次回、新春の青梅路でも歩きましょうか?(*^_^*)

訪れたのは11月末でしたが、もう、12月は目の前、お店はクリスマスの飾り付けでしたので
『12月のカフェテラス』のタイトルでデジブックを作りました。
暖かな暖炉が燃えている12月のカフェで、あなたもご一緒にお茶でもいかがですか(*^_^*)
よろしければ、↓ の画像をクリックしてご覧ください。



category: 女子会

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草思堂の秋 

わたしたちは玉堂美術館での静かなひと時を満喫し、御嶽小橋を渡り対岸に付けられた
遊歩道を散策しながら、渓谷の紅葉を満喫し、沢井にある楓橋を渡って寒山寺まで来ました。

<玉堂美術館にて>
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<御岳渓谷遊歩道にて>
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綺麗な落ち葉を拾い上げ…(*^_^*)
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ゆずの無人販売所
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ベニバナマンサクの帰り花が見れました。
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寒山寺は、中国の蘇州にある寒山寺にちなんでいるそうです。
青梅市観光協会のHPによれば、

****書家の田口米舫が明治18(1885)年に中国の姑蘇城外の寒山寺を訪れた際、
主僧の祖信師より釈迦仏木1体を託されました。
帰国後、昭和5(1930)年に小澤太平氏の協力によって、ここに寒山寺が建立されました。
御岳渓谷の遊歩道沿いにひっそりと佇むお堂には、渓谷を散策に訪れた人々が立寄り、
鐘をつく姿を見かけます。****と書かれています。
それで、夕方4時頃になると、澤井酒造のスタッフが鍵を掛けにくるのですね。
蘇州といえば、蘇州夜曲ですが、この歌詞の中に寒山寺という名前がありました。
  
  蘇州夜曲
君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の船唄 鳥の唄
水の蘇州の 花散る春を
惜しむか柳が すすり泣く

花をうかべて 流れる水の
明日のゆくえは 知らねども
こよい映した ふたりの姿
消えてくれるな いつまでも

髪に飾ろか くちづけしよか
君が手折りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に
鐘が鳴ります 寒山寺

<寒山寺>
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楓橋からの眺め
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寒山寺の展望台から

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急な石段を少し登ったところにひっそりと佇む寒山寺は、とても小さなお寺ですが、
御嶽渓谷がとても良く望めます。天井に描かれた花鳥風月画も趣があります。
ここの鐘は、想いを込めてつくと、鐘の音は川面を伝い、川下の想い人のところに届いた
という言い伝えがあるそうです。ロマンチックなお話ですね。
この日も、散策の人々が、変わるがわるついていましたけれど、
これでは情緒がないかも(笑)ですね。

寒山寺の裏手の急な坂を上ると、寒山寺のバス停へと出ます。
わたしたちは、次のバスの時刻のぴったり5分前に到着です。
抜けるような青空の下、わたしたちは沢井の集落を望みながらバスを待ちました。

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バス停から、沢井の集落を眺める
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バスで数分の移動で、吉川英治記念館に着きました。
ここは、春に訪れたことがありましたが、秋は初めてでした。
下見と、先日のプチ遠足、今日のハナネコ女子会と、三度訪れましたが、
今日が一番素晴らしい紅葉でした。
記念館の中だけで、素晴らしい楓の紅葉を堪能でき、すっかり秋を満喫しました。

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みなさんにも喜んでいただきご案内できて良かったです。
吉川英治記念館の紅葉は、デジブックにしましたので、よろしければ
↓の画像をクリックしてご覧ください。

<デジブック 草思堂の秋>



吉川英治記念館をゆっくりと堪能したので、もうひとつ回る予定だった即清寺は、
時間切れとなってしまいました。歴史の古い青梅には、たくさんの社寺がありますが、
中でも、立派な伽藍を構えた素晴らしいお寺で見所もあるのですが、こちらは、
次回のハナネコ女子会で訪れることにしました。
即清寺前のバス停を2時40分頃のバスに乗り、釜の淵公園近くのバス停で降ります。

次は、ハナネコ女子会の初回にご案内して以来、メンバーの心を捉えた多素敵なカフェ、
Tea Room に向かいます。春・夏・秋と訪れる事が出来ました。
今回も、とっても素敵な時間を過ごさせていただきました。続きは、次回に(*^_^*)

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煌めく秋を追いかけて 

奥多摩遠足に引き続き、11月24日、ハナネコ女子会に行ってきました。
ハナネコ女子会は、今年の3月、結成しました。
春浅い奥多摩に、ハナネコノメの花に出逢うために集まった乙女???6名(笑)
ブログのお付き合いも1年あまりのメンバーとそのお友達でした。

きっかけは、わたしのブログに載せたハナネコノメの花が、可愛いと言って
1年前から、見たいと言っていたはなはなちゃんとの約束を果たすために企画でしたものでした。
そして、やはり奥多摩を歩きたいと言っていたモナスマさんもご一緒にとお声をかけました。
でも、面識のない者どうし、お一人では心細いでしょうから、よかったらお友達も誘って
いらっしゃいませんかと…はなはなちゃんのお友達のなみちゃん。モナスマさんのお友達の
いくさんと、Kさん。こうして、集まった初対面どうしのハナネコ女子会でした。

奥多摩の早春の妖精、ハナネコノメに、みなさん、とっても喜んでくださいました。
見ず知らずだった6人の心が、そっと手を伸ばすように繋がったのでした。
それから、4月のイワウチワ遠足、5月のなみちゃんのオープンガーデンと横浜散策、
6月の花菖蒲と青梅宿散策、8月のレンゲショウマと、会を重ねるごとにお友達も増えました。
今では、akkoさん、しずかさん、ハンちゃん、オクちゃんと10名のハナネコ女子会になりました。

11月は、錦秋の奥多摩をご案内したいなぁと、あれこれ、行き先を考えていましたが、
芸術の秋にちなんで、奥多摩と青梅愛した芸術家、日本画の巨匠、川合玉堂の玉堂美術館と
文豪、吉川英治の吉川英治記念館を訪ね、釜の淵にあるティールームへと巡るミュージアムと
紅葉の散策を企画しました。

今回、三連休の中日と言う日にち設定も無理があり、都合がつかないメンバーさんも多く
モナスマさん、akkoさん、しずかさん、sizukuの4名でしたが、楽しい散策になりました。
晴天に恵まれた秋の一日、銀杏や楓の彩も一段と美しく輝くばかりでした。
今も、目を閉じれば、4人で歩いた川沿いの小道や、里山の佇まいが浮かびます。
玉堂美術館では、11月24日は、玉堂さんの生誕の日だったことを知りました。
優しく繊細で美しいスケッチや、墨の濃淡で風光を描いた天才画家の作品に想いを馳せ
大銀杏がまるでともし火のように輝く、美しい石庭に心を奪われました。

渓谷の楓は、そのひと葉までも、輝いているようでした。
玉堂美術館と御岳渓谷、吉川英治記念館と梅郷、ティールームと釜の淵公園の
三部に分けてデジブックにしてみたいと思います。

まずは、玉堂美術館と御岳渓谷から、“煌めく秋を追いかけて”
よろしかったら、ご覧いただけると嬉しいです。

category: 女子会

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