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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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カツラさんに逢いに 

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樹木が好きな人たちは、それぞれ、大好きな樹というものが、あるのではないかと思います。
わたしは、カツラの樹が大好きです。
ブナ、ミズナラ、シオジ、シラカバ、ホウ、メグスリノキ、トチノキ…
好きな樹は数々あれど、やはり、カツラが一番心を惹きます。
毎年、自分の誕生日には、カツラさんに逢いに行きたい。なんて、三年前には思っていたけど
諸事情があって、なかなか実現できなくています。
今年も、お誕生日はもう、過ぎてしまったけれど、やっと逢いに行ってきました。

あいにくの小雨模様でしたけれど、心はウキウキと弾んでいました。
まずは、数馬峡橋から、コバルトグリーンの水面を覗きます。

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この場所は、とても好きな場所です。
少し、雨が強くなって水面はたくさんの雨の波紋が踊ってます。
そして、ここは、野鳥もたくさんいるポイントなんです。
以前に来た時に見たヤマセミ…見れないかなぁ?と思って眺めていたら、
いました。川面を横切る姿、白っぽく見えるあの姿は、ヤマセミに間違いないと思います。
でも、わたしのレンズでは無理でした。

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まだ、緑の葉が多いですが、しなだれ落ちるようなカエデの木々、
紅葉の時は、それは見事なんですよ。あっ、もちろん新緑の時も綺麗です。

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急ぎ足で駅へ向かう野辺に、まだ、キバナアキギリが咲き残っていました。
すると、目の前にジョウビタキの雌が、現れました。ヒッツヒッツ!と囀りながら、
オレンジ色のしっぽを叩くように上下に振ります。今季、初の出逢いです。
「ジョビコ、久しぶりだね…」嬉しさがこみ上げます。

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そして、なんと、帰り花のスミレが咲いていました…薄紫の綺麗なタチツボスミレでした。
この時期に見るスミレは、ことさらに感慨深くて愛しさが募ります。
よく、狂い咲きなんていいますが、それでは、可哀そう…
帰り花、忘れ花と呼んでいます。

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畑の片隅にはセンニチコウ(千日紅)が、しっとりと夏の色を滲ませていました。
サルスベリは(百日紅)百日間、紅い花を咲かし続けると言う…
千日紅も名前の通り、千日もかわいらしい紅い色を灯し続けるのでしょうか?

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奥多摩の西の外れの日原には、豊かな広葉樹の森が多く残されています。
山肌は、ほんの少し、色づき始めたばかりでした。
黄色い葉は、カツラやダンコウバイの黄葉でしょうか。

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日原の素朴な集落を見守るように、どっしりと、稲村岩が聳えています。
この岩には、かつて2回登っています。一度は物凄い雷雨に追い返されました。
そして一度は、三年前、お誕生日のカツラに逢ったあと、登頂に成功しました。
ちょっぴり、スリリングな岩場を登りあげると、狭い頂があり、さらに人一人が立つのが
やっとと言う感じの岩があります。この岩に立ち、360度の視界を眺めまわすと、なかなか
気持ちいいです。訪れたその日は、岩場にたくさんのギボウシが咲いていました。

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長閑な集落の外れに、水垂のモミと水垂のトチの樹とがあります。
どちらも幹周が4メートルを超える巨樹です。
こちらは水垂のモミ、急斜面の崖に立っているので、近寄れません。

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集落を抜けて日原林道へと入ります。
緩やかに川に沿って登る道をしばらく歩いていると、岩場が続く場所があります。
その岩場に群れ咲くダイモンジソウを見つけました。

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もう、終わりかけでしたが、まだまだ綺麗な花もありました。
今年は、逢いそびれてしまったと思っていたから、とっても嬉しいです。
アップでみると、パッチリ開いた瞳のようで、かわいらしい花です。

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清楚な花姿、葉っぱはもう、コックリとした色に紅葉していました。
出逢えたことが嬉しくてたくさん撮ってしまいました。

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この辺りは石灰岩の採掘場があったりするので、林道には電信柱が立っています。
木立の中に溶け込むように立っている電柱は、今は懐かしい木の電柱なんです。
この電柱を見てると、宮沢賢治の、「月夜と電信柱」を思い出してしまいます。
月夜には、電信柱の兵隊さんが行進していそうです。

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むかしながらの木の電柱には、まるで住所みたいに名前が付いていました。
この電柱の場所にカツラさんがいます。

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川岸に、堂々とカツラの巨樹が立っていました。美しい樹形です。
何度もこの道を辿り、初めて見つけた時は嬉しかったです。
今は、巨樹コースとして整備され、林道には案内板が出来ましたが、以前は何もなくて
少ない情報を頼りに探しましたが、最初は巨樹センサーも働かなくてなかなか見つけられませんでした。

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森の中を、草生した道を降りてゆくと、

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カツラの大きな幹が堂々と佇んでいるのが目に飛び込んできます。
日原川の瀬音が絶え間なく響いている、そんな場所です。
辺りには、お醤油のような香ばしい香りが漂います。
カツラは色づき始めるころ、芳香を放ちます。別名を醤油の樹とも呼ばれているそうです。
この香りも、わたしが、カツラを好きな理由の一つなんです。

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大岩をがっちりと抱き込むように伸びた苔むした根っこも立派です。

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横に伸びた枝は、何だか腕のようで、幹にできたコブがおばあさんの横顔に見えます。
ポカフォンタスの物語に出てくる、森の中に佇むおばあさんの樹のように思えて…

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そう見えるのは、わたしだけかもしれませんけれど^_^;
いろんな角度から見ると、それぞれに違った表情を見せてくれるのも巨樹の魅力のひとつかもしれません。

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樹の下の方の葉は、色づく前に、すでに落葉し始めています。
ここは谷底なので、日照時間が短いのだそうです。だから、光を求めて高く高く伸びたんですね。
幹の上の方の葉は、綺麗なレモン色に黄葉していました。
幹に絡まった蔦漆の紅葉とカツラの黄葉とで燃えるようです。今日は雨模様なのでしっとりとした
色合いで綺麗ですが、これで、光が射したら、どれほど美しいのでしょうね。

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大岩の上にすくっと佇む姿は、威風堂々としていて、渓谷の守り神のようです。

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川岸の森の中は、累々と苔むした岩が埋め尽くしています。

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苔、萌~♪なわたし… そっと触ってみたら、水を含んでスポンジみたいに柔らかい

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紅い葉っぱが、ハート型だったので、拾って並べてみました。かわいい~♫

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色とりどりの葉っぱたち、真ん中の黄色はカツラの葉

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緋色の葉っぱ

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シックな茶色系の葉っぱたち

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遊んでみました。「おでん、いかがですか~♪」

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シダの葉は、初夏の頃と同じでした。

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紅い実ひとつ…ヘビイチゴ

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やっぱり、たったひとつ…マムシ草

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流れに枝を伸ばして…この葉が色ずく頃は素敵でしょうね。

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カツラさんに別れを告げて、林道に戻れば…落葉の入り江も遠くなります。

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鮮やかな黄色の黄葉は、サワグルミかな?

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対岸のトチノキが鮮やかに色づいていました。

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こちらも、対岸のカツラの樹

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フサザクラも、茶色く色づき始めています。こんな色目も好きです。

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こちらもかなりの巨樹なのです。樹種はシオジです。葉はまだ青々としていました。

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ダイモンジソウが咲いていた岩場です。

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日原川に架かった橋のたもとにも、トチの巨木があります。
龍のように身をくねらせて空に駆け上りそう…龍のトチノキと名付けようかな?
茶に近いオレンジ色の葉が、静かに燃えているように見えました。

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アスファルトの道路に落ちた、大きな葉っぱは、天狗の団扇のようです。

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日原川の流れに別れを告げてバス停へと急ぎます。

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小雨の中の散策でしたけれど、色づいたカツラの樹に逢えて、心は暖かく満たされました。
薄紫のヨメナが、やさしく見送ってくれました。

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category: 森・山

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森の宝物 

その場所は、ずっと前、何の当てもなく訪ねた場所でした。
そして、今年の春、スミレの花を探して、再び訪れてみました。
スミレの花は、オカスミレとタチツボスミレと、ゲンジスミレかと思ったけれど
園芸種のスミレを見つけました。

その他にも、ヤマブキソウが、それはたくさん咲いていました。
でも、一番驚いたのは、明るい林の中のそこかしこに、薄紫の花束のような
フデリンドウが咲いていたことでした。
まるで、フデリンドウの林といってもいいくらい、こんなにたくさんの
フデリンドウが咲いているのを、今までに見たことがないくらいです。

きっと、秋にも何か発見があるに違いない…そう思って、白丸散策の前に
ちょこっと寄り道してみました。そしたら…やっぱり不思議な場所です。
見たこともない綺麗なお花を見つけました。何だろう???
なんとなく、以前に見たハンカイシオガマという珍しい野草に似ているような
気がしましたが、やはり園芸品種なのかな?とも思ったりしながら、画像に収めました。

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葉や花びらに細かな毛が密生しています。

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家に帰ってから、山野草に詳しいお友達に画像を送ってお聞きしたところ
ゴマノハグサ科のコシオガマということが分かりました。
イネ科などの植物に寄生するそうですが、自分でも葉緑素を持つ半寄生植物だそうです。
なかなか観られない植物とのことですが、ここには、ぽつぽつと咲いていて、見つければ
もっとたくさんありそうです。やっぱりこの森は不思議な森だと思いました。


そして、キノコもたくさん見かけました。
この茶色のかわいらしいキノコは、なんと毒キノコの代表格のテングタケだそうです。
ベニテングタケは結構、図鑑などで見知っていましたが、茶色いテングタケは初めててみました。
笠の上の点々が特徴だそうですが、幼菌にいたっては、可愛くてチョコレート菓子みたいです。

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こちらは、食用のカヤタケじゃないかなと思いましたけど、どうでしょうね。

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この、ドラヤキみたいなキノコは、イッポンシメジという、毒キノコでしょうか?

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ついでに、先日、長野の栂池自然園に行った時に見つけたキノコも載せてみます。

これも一本シメジ?

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ニガグリタケ?

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とがった三角頭のキノコ

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ぬめぬめしたキノコ

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カヤタケ?

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いかにも毒っぽい白いキノコ

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これは、たぶんドクツルタケ、猛毒です。

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これも、判ります。ツキヨタケ、夜には発行するんだとか。
怪しい毒キノコです。でも、青白く発行するところを見てみたいですね。

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これは、たぶん、カエンタケ

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このオレンジのキノコはなにかな?

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可愛いキノコ1

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可愛いキノコ2

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可愛いキノコ3

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可愛いキノコ1と、同じかな?

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可愛いキノコ4

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キノコの名前は、ほとんど判りませんが、森の中に生えているキノコを探しながら
撮影するのはとても楽しいです。宝探しをするみたいに、ついつい夢中になってしまいます。
これで、名前が判ったらもっと楽しいのに…
わたしは、また、知りたくてたまらなくなるのでした。

category: 森・山

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たまには、こんな休日も… 

毎週、歯医者さんへ通っている娘のために、わたしの休日の1日は、
孫の子守に消えてます。山も気になったりするのですが、わたしも子育て中に
良く両親のお世話になっていましたから、これは、その恩返しのようなものですね。
生前、父がよく言っていました。
『自分たちも、親に良くしてもらったから、その恩をお前たちに返しているんだよ。
いつか、お前たちは、自分の子供に返して行けばいい。
そうやって、親の想いは繋がって行くのだよ』と
父の言葉が今更ながら、温かく蘇ります。
わたしも、娘孝行、孫孝行しなくてはです。

安曇野さんに、送ってもらい娘の家にいくと、早速てっちゃんが迎えてくれます。
出窓によじ登って、わたしたちが来るのを今か今かと待っているようで、車が着くと、
玄関の扉を開けて、ニコニコ笑顔で、飛び出してきます。
てっちゃんは、まだ片言のおしゃべりなんですが、だいぶ意思疎通が出来るようになりました。
わたしを送ってすぐ帰ってしまう安曇野さんに、『じいじ、もう帰っちゃうの…』と
ちょっと寂しそうに見送ってます。

弟のしょうちゃんは、台所の収納庫のフックが気になるみたい(*^_^*)

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最近の、てっちゃんの口癖は、『あのね、ヘビいたんだよ~!』
「そう、ヘビがいたんだぁ!!」 『うん、クモもいたんだよ。』
目をくりくりさせながら、裏の窓にわたしを連れていって、草はらを指差します。

この会話は、てっちゃんの言わば、コミニケーションの手段のようなのです。
公園に連れて行った時、5歳ぐらいの子供たちが遊んでいると、早速そばに
飛んで行って『あのね、ヘビいたんだよ。ヘビ…』と、話しかけます。
すると、話しかけられた子は、一瞬、キョトンと戸惑った顔をするのですが、
『オレも、ヘビみたよ。カエルもみたよ。』なんて答えて、ちゃんと会話が成り立っているんです。
てっちゃんは、嬉しそうに、そのおにいちゃんの後にくっついて、しばらく遊んでいたりします。
こんな小さくても、会話は男の子なんだなぁとおかしくなってしまいます。

先月のしょうちゃん

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ママが、歯医者さんに出掛ける時は、玄関で見送ります。
『てっちゃん、行ってくるからね。ばぁばの言うこと、良く聞いていい子でお留守番
していてね。』
すると、てっちゃんは、身振り手振りで、こんなことを言います。
『かあちゃん、いってきてね、きをつけてね。ぶーぶにどかん、しないでね。
いたいいたいして、ちがでないようにね。じてんしゃ、おっこちないでね。
はやくかえってきてね。てっちゃん、いいこでまってるからね。ばあばのいうこときくからね。』
最後は、ママにぎゅーっと抱きしめられて、にっこりお見送りです。
その片言ぶりと、真剣に次の言葉をさがしている仕草が可愛くて、ばあ馬鹿になりました。

遊びに夢中なてっちゃん

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毎朝、5時半に出掛けるパパを見送って、こうして、玄関で言っているのだそうです。
教えたわけじゃないけれど、…と、娘は言ってましたけれど、きっと、ママの言葉を
聞いて覚えたのでしょう。いつの間にか、成長しているのですね。

そして、下の孫のしょうちゃんはといえば、歩き始めたばかりで、両手でバランスを
取りながらヨチヨチ歩く姿が、これがまた、可愛くって(^^♪やっぱり、ばあ馬鹿になってしまいます。

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けれど、二人の孫を一人で預かるのは、大変です。
てっちゃんのお相手で、ウルトラマンごっこを、していると、しょうちゃんが、
滑り台から落っこちて泣いたり、お絵かきしてるとしょうちゃんが、ハイハイして
テーブルによじ登っていたり、そうかと思うと、ミルクを作っている間も待てないくらい
大泣きしていたり、てっちゃんが、ばあば、めがけて飛びついたつもりが、失敗して
落っこちて顔面打ったり…
とにかく、部屋中走り回る子供と、目が話せない赤ちゃんに振り回されっぱなしです。

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子育てって、こんなに大変だったっけ?手のかかる最中の子供たちを毎日、
ひとりで見ている娘は、さぞかし大変だろうと思ったりするのでした。
自分も同じように子育てしてきたはずなのに、おかしいですね^_^;

ようやく、ママが帰ってくると、てっちゃんは、また、玄関に飛んでいって、
『かあちゃん、おかえり~!てっちゃん、いいこでまってたよ~』と、うれしそうに
報告です。
しょうちゃんも、わたしの腕の中で、きゃっきゃと喜んでます。
『ただいま、てっちゃん、いいこにしてたの♪』と、抱きしめる娘の笑顔が
しあわせそうで、なんだか嬉しくなるのでした。

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てっちゃんは、かなりの腕白坊主ですが、しょうちゃんのことを可愛がりますし、
しょうちゃんは、おにいちゃんが大好きみたい。
こんな大笑いしている孫たちを見てると、こちらまで、思わず笑ってしまいます。

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もっと、孫たちと遊んであげたいのですが、今日は、この後、3時開演の映画を
安曇野さんと、観に行くことになっています。
娘に話すと、『へぇ~!!おとうさんと映画?珍しいね~!!』と、びっくりしています。
安曇野さんに迎えに来てもらい、『じゃぁ、デート楽しんできてね。』と娘に見送られ、
映画館のあるモールへと向かいます。安曇野さんと映画なんて、ほんと、何十年ぶりでしょう?
平日の映画館は、シニアばかりでした。
わたしが観たかったのは、中島みゆきの『歌姫』です。
一度はみゆきさんのライブを観てみたいと思いながらも、なかなかチャンスがないので、
ライブの臨場感を味わえるという、この映画を観たいなとずっと思っていたのでした。
そして、もうひとつ、『あなたへ』という映画、ちょうど、2本続けて上映されるので、
「もし、良かったら、映画のはしごをしましょうよ」と、ダメ元で安曇野さんを誘って
みたのでした。
珍しく、安曇野さんも、その気になってくれたので、とんとん拍子に決まりました。
こんなに、上手く、事が運ぶとは、わたしだってびっくりです(笑)

みゆきさんは、数々のヒット曲と、毎年、新曲をリリースしたアルバムも出しているし
文字通り歌姫だなぁと思うのですが、映像を観ていて、歳を重ねても、美しくパワフルで、
本当に素敵な女性だと感じました。

わたしが聴きたかった、“糸”や、“ヘッドライトテールライト”や、“ふるさと”
は収録されていなくて少し残念でしたが、“空と君の間に”や、“銀の竜の背に乗って”
が聴けて嬉しかったです。
そして、わたしにとって、中島みゆきさんを好きになった原点とも言える“時代”が
聴けて最高でした。

みゆきさんは、真っ白なドレスや、ピンクのドレス、深紅の情熱的なドレスなどで
歌っていましたが、ラストのアンコールの設定で歌った“時代” は、ジーンズに、
白いノースリーブのシンプルなシャツという、何の飾りもない素朴な衣装でした。
これが、みゆきさんらしくて、カッコよくて素敵でした。


   ♪いまは、こんなに悲しくて 涙も枯れ果てて 
    もう、二度と笑顔にはなれそうもないけど…♪

悲壮感溢れる歌い出しをアカペラで力強く歌った後、一転して、とても優しい笑顔で、

   ♪そんな時代もあったねと、いつか笑顔で話せるわ、
    だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう♪と歌う。

わたし自身、そんな時代を生きてきて、何度、この歌に励まされたことでしょう…
その時は、こんな穏やかな日は来ないものと思えたけど、振り返ればまるで人生は
この歌そのもののような気がします。
人生の応援歌があるとすれば、わたしはみゆきさんの“時代”をあげたいと思うのでした。
彼女の歌声に、じーんと涙が浮かんできました。

歌い終わったみゆきさんは、そっと傍らにギターを置き、笑顔で会釈をすると、
中央の白い階段を上っていきます。そして、階段の上で振り向いて一度だけ、
きっぱりと手を振り、そのまま消えました。
鳴り止まないアンコールの拍手の音が響き渡り、それが、だんだんと小さくなり、
そこで、映画は終りました。
心地よい疲れに浸り「ああ、観にきて良かった」と、そう思いました。

「次の映画、どうする?」と、安曇野さんに聞くと、『疲れたから帰る』との事でした。
「もう、若くないから、やっぱり映画のはしごなんて出来ないね。」と、
思わず笑って言いながら、帰ってきたのでした。また、こんな日が持てることを願って…

category: 日々の思い

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奥多摩白丸散策 

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                     里の秋


川合玉堂が愛した散歩道という、石畳の小径が墨絵で描かれたパンフレットを
数年前に手に取ったことがありました。
たぶん、その絵は玉堂さんが描いたものだったのかも知れません。
いくつかの玉堂さんの短歌や俳句なども載っていて、興味を惹きました。

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奥多摩のひとつ手前の白丸という無人駅は、駅のホームからそのまま、民家へと
出れるような、そんな長閑な山の駅です。
戦時中、玉堂さんは、御岳に疎開していましたが、さらに戦局が厳しくなって、
白丸村にも疎開していたそうです。そして、この地がたいそう気に入って、
晩年の数年間を婦人と暮らしたといいます。

日本画の巨匠の川合玉堂が愛した
奥多摩の村をいつか歩いてみたいと思ったのですが、いつも、つい、山へと
向かってしまい、心を残しながらも白丸駅で下車することはありませんでした。
今回、ゆっくりと訪れることにしました。

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涼やかな秋の風吹く、白丸駅には、誰も降りる人もなくわたしはゆっくりと歩き始めました。
緩やかな坂道を登ってゆけば、ススキやノコンギクが咲き乱れる草原や、
古い昔からの山村風景がひろがります。ずっと以前に少しだけ歩いた時は、
もっと古めかしい野道でしたが、今は道路も舗装されていました。

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しばらく坂道を登ると“川合玉堂が愛した散歩道”という、道しるべがあらわれました。
雰囲気のある古民家が点在し、風情のある石垣が続いています。
どのお宅も、ひっそりとしていますが、手入れの行き届いた庭木など美しいです。

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そして、ありました!!あの絵にあった石畳の道です。
自然石を積み重ね、今も呼吸している石垣と木造の古い家屋と…あの絵のままの佇まいです。
なんとなく昭和を通り越して大正時代へとタイムスリップしたかのような景観に
なんとも言えない安らぎを覚えながら、てくてくと石畳を登っていきました。

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この消火栓も、昭和と大正が並んでいる感じです。

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玉堂が目指す家あり…と読んだ疎開先の村長さんのお家は、こちらのようです。
やはり石畳の路地を入ると、立派な石の門柱があり、その奥に山を背にした古民家が見えます。
和の佇まいの中に、洒落た洋館も取り入れた建物が、いかにも大正時代の建築様式のように感じます。
玉堂さんは、この洋館に疎開していたのでしょうか?大きな蔵も木立の影に見えていて、
なんだか、お宅やお庭を拝見させていただきたい気持ちになりました。

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尚も山に向かって細々と、緩やかに曲がりながら登っていく道を辿れば、小さな畑があります。
いくつかの畝に青々とした時無し大根の葉が日差しに透けていて、ああ、いいなぁ。と思います。

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時々、振り返れば、彼方の山並みの上に尖った山が見えます。
この散策の終盤に知ることとなるのですが、天地山という山で、地元では奥多摩槍と
呼ばれているそうです。
本当に集落のどこからも望むことが出来て、確かに奥多摩槍と呼ぶのにふさわしい山容です。

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やがてこんもりとした杜に行き当たります。本楢神社といって、銀杏の巨木があります。
この巨木の存在は、わたしが巨樹に興味を持ち始めた頃に、気付いていたのですが、
今、ようやく訪ねることが出来ました。
まだ、青々とした姿ですが黄葉の頃には、きっと美しいことでしょう。

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木漏れ日のスポットライト

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境内には、もう一本、ケヤキの大木もありました。その根元に一叢の彼岸花が咲いていました。
ちょうど、正午の日差しが降り注いでいて、その花は燃えているように光り輝いていました。
ああ、なんて美しい…こころからそう感じて、何枚もシャッターを切りました。

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思い描く田んぼの畦道ではないけれど、山村の片隅にひそやかに咲き誇る彼岸花も
良いものだと感じました。
やはり、この花は、日差しの中で明るく咲くこんな素朴な姿が似合うと一人思うわたしでした。

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森影には、黒真珠のようなヤブミョウガの実

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そして、奥多摩の多くの神社がそうなように、この神社にも古くから伝わる民俗芸能
の獅子舞があるようです。
玉堂さんも疎開時に、この獅子舞を見ていて、こんな歌も残されています。
その歌碑とともに、こんな解説も刻まれていました。

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若い舞手を、兵隊に招集され、残された古老と子供たちとで戦時中も、休むことなく
守り続けられてきた獅子舞、そんな先達たちの想いを受け継いで、今も舞い継がれて
いる獅子舞を来年は見てみたいと思いました。

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狛犬も可愛いです。

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神社の裏手には綺麗な川が流れ、なんと、小さな山葵田もありました。

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草むらにはイヌタデの花

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こちらは、撮影で色が出なかったのではなくて、淡い水色の花びらの薄露草です。

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さらに、登って行くと彼岸花の咲き続く石段があり、小さなお堂がありました。
桜の樹とその下に佇む石仏と、奥多摩槍とを撮ってみました。



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ここからも、奥多摩槍が良く見えます。

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そらには、鳶がのんびり飛んでます。秋天の青空が高くて気持ちいいです。

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さて、ここからは、右手の斜面に広がる畑や、ススキの生い茂る草原を眺めながら
下っていきます。まだ、開いたばかりの若いススキの穂が、日差しに輝いて綺麗です。

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休耕地になっている畑には、たくさんのコスモスの花が、柔らかな風に揺れています。
見せるために植えられた花ではない野趣溢れる花姿が、コスモスの曲がりくねって
絡み合った枝のなかに、大事そうに、ピンクや白や、牡丹色の花を宿しているようで、
なんとなく嬰児を抱いた慈悲深い母の姿に思えてくるのでした。

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そんなコスモスを撮っていたら、ふわりと舞い降りたたおやかな蝶…
なんと、アサギマダラでした。今年は、この蝶に3000メートルの稜線上で出逢い、
青空に溶け込んでしまいそうなほど高みをひらひらと飛びながら越えていく姿に、
涙がこみ上げるほど感動したことを思い出しました。

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ステンドグラスのような透き通る水色の翅

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稜線を 越える蝶あり 晩夏光  その時に作った駄句です^_^;
もう、海を渡って旅立ったものと思っていましたが、まだ、残っていた蝶もいたのですね。
ひらひらと、コスモスの花から花へと渡りながら、蜜を吸う姿を、夢中になって
写しましたけれど、たった一頭で淋しくないの?早く、旅立たないと寒くなってしまうよと、
心の中で呟いていました。後ろ翅が少し痛んだ蝶でした。

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そんな風に歩いていたら、畑仕事をしていたおじいさんが、ニコニコ笑っています。
「あっ、こんにちは~♪」と、ご挨拶。
『なにか、いいものが、あったかね?』と、おじいさん。
「はい、いっぱい♪とっても良い所ですね。」 
『そうかね?白丸は何にもないよ。』

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トンボの翅に、秋の光がキラキラと遊ぶ

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そんな会話がきっかけで、おじいさんは、昔、玉堂さんが絵を描いているのを見たこ
とがあるというお話から、疎開先の大沢家のお話、本楢神社の獅子舞のお話など、
聞かせてくださいました。
白丸湖の碧の湖水がほんの少し見渡せて、秋の空が高く広がり、心地よい風と陽だまりがある
他は何もない…でも、何もないことが心を満たしていくって事もあるんだと思いました。

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真っ赤なダリア

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アメリカセンダングサ

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花の蜜を吸う蛾、オオスカシバ、ハチドリ見たいでしょ!

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まだ、秋海棠が咲いている

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ヨウシュヤマゴボウ

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オオマツヨイグサ

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ヤブマメ

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ヤクシソウ

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ヤクシソウとウマオイかな?

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コウヤボウキ

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石段の道を降りて行きます。

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おじいさんと別れて、畑からも離れて、再び、家々の間の細い路地を下って行きます。
ぽっかりと出た散歩道にこんな道標がありました。

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そして、ここでやっと、どこからも望めたとんがり山が、天地山ということ、そして
奥多摩槍と呼ばれていることを知りました。(^^)本当にいい名前です。
いつか、あの山にも登ってみたいと思ったのでした。

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民家の庭には、晩夏の花と秋の花が一緒に咲き競っていました。

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青空が似合うコスモス

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枯れ色もなお、美しいね。

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純白のシュウメイギク

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ホトトギスの花が、とっても綺麗に…

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日本的な美しさを感じます。

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サルトリイバラ

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リンドウ

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数馬の切り通しへの道しるべ

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そこから、今度はうっそうとした杉林の森へと入り、数馬の切り通しへと向かいます。

数馬の切り通しの起源は、江戸時代に遡ります。江戸で大火があり、多くの家屋が焼失し、
木材が多量に必要になったそうです。奥多摩の山で切り出された木材を運び出す
ための道として、人力とツルハシだけで、大岩の難所を切り開いたのだそうです。


薄暗い杉林をしばらく行くと、行く手には大きな岩がある。

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これが、数馬の切り通し

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岩を熱し、そこに水をかけ、岩をもろくしてツルハシで砕いたそうだ。
気の遠くなるような過酷な作業だと思います。

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そそり立つ岩を見上げて、ダイナマイトもない時代、ここをツルハシと石斧で切り開
くのは容易なことではなかっただろうと思います。昔の人の苦労が偲ばれます。
数馬の切り通しが出来るまでは、奥多摩側から東へと至るには山上の道を
辿るしかなかったので、この開通により、ずいぶんと交易が盛んになったと記されていました。

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その後、大正末期に旧白丸隧道が出来て、数馬の切り通しはその役目を終ります。
そして、昭和に入り、国道が整備され新たな白丸トンネルが開通すると、旧白丸隧道
も役目を終えます。つい最近まで、この旧白丸隧道は通行禁止になって久しかったの
ですが最近通れるようになったようです。数馬の切り通しの上から、白丸湖の湖面と、
この旧道が見えたので、ちょっと降りてみたくなりました。
来た道を戻り、白丸トンネルの脇から旧道へと入ってみました。

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こちらも、見事に岩をくり貫いて作られています。機械などが充実していなかった
頃、いかにも手彫りという感じのごつごつした岩肌に、いくつもの深い溝が刻まれていました。

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ここから木の間越しに見る白丸湖の湖面があまりにも青くて美しいので、降りてみた
くなりました。
どこかに、降りる道はないかなと探していたら、釣り人やカヌーの人が降りるような
細い道を見つけました。細いけれど明瞭な道なので降りていくことにしました。

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広葉樹の森はキノコがにょきにょきとたくさん出ていました。またまた、わたしは、
しばし撮影に夢中になりました。
ようやく写真を止めて降り立った湖面は、細長く入り江のようになった場所でした。

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水際まで、繁った広葉樹林が美しく、紅葉の時期なら、どれほど美しいことか
想像していたら、一艇の青いカヌーが、湖面をすーっと滑るように流れていきました。

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少し後からもう一艇…静かな櫂さばきは、きっとベテランの人なのでしょう。
櫂が水を打つ、パシャっと言う音さえ聞こえないくらい静かに漕いで行きました。
持ち上げた櫂から、玉のようになった水滴が落ち、また、飛まつのような水玉が飛びました。
ほんとうに静かな時間が流れ、わたしは、うっとりと眺めていました。
錦秋の季節にもう一度、訪れたいと思う、玉堂の散歩道でした。

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category: 里山

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秋の点景 

10月2日の女子会帰りに立ち寄ったパーキングで、ほんのり香る芳香に
よしころんちゃんが気が付きました。『あら、金木犀の香り…』
「本当だ、もう、咲き始めたのね…」そう答えて、わたしは、立ち止まったのでした。

一年のうちで、何度か母を偲ぶことがあります。
金木犀には、子どもの頃の母の思い出があって、この季節が巡り来るたびに、
街路樹の金木犀が、咲き始める日を心待ちにしている自分がいます。
何だか、毎年、ブログに書いている気がしますが、今年もやはり書いてしまいました。

金木犀で思い出す母の姿は、わたしが子供だった頃の若い姿です。
もう、その頃の母の年齢をとっくに過ぎてしまったわたしなのに、
まるで子どものように、若い頃の母の面影を偲んでいます。
毎年、金木犀が香りだすと、母の優しさに包まれたような気がします。
母の眼差しを感じて、どこかすぐそばに、母がそっと佇んでいるように思えて、
何度も振り返ってしまうことがあったりします。

金木犀が咲く頃って、運動会の季節なんですよね。あの頃の運動会は、
手弁当を持って、応援にきてくれた家族と一緒に、お昼ご飯を食べたものです。
母の手作りのお弁当は、お稲荷さんとおむすび、煮物やから揚げや、ゆで卵、
栗やみかんやりんごとかだったでしょうか…
わたしは、母の作るお稲荷さんが大好きでした。

そして、好き嫌いが多かった弟のために、母が工夫したおむすびは、
ふりかけをまぶしたご飯に厚焼き玉子を載せて海苔で巻いた、贅沢おむすび
というものでした(*^_^*)弟はコレが大好きでした。
金木犀が咲くと、いつも、こんな些細な思い出をいくつも思い出したりします。

母の作るお稲荷さんの味には敵わないけれど、今度、作ってみようかなと
心の中で話しかけていたりします。

そして、小さなオレンジ色の花が散り敷くと、もう、どこにもあの芳香がなくなって
母がまた往ってしまったと感じて寂しくなってしまいます。
ちょっぴり切ないけれど、毎年、繰り返し母に逢わせてくれる、金木犀の咲く街路樹
の小道はわたしにとって秋の点景のひとつです。

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峠を越えていく時、森影に一叢の薄紫の花が目に留まりました。
車を止めてもらって、その場所へ戻ってみました。
ときめく心で駆けよれば、セキヤノアキノチョウジという野草でした。
こんなに群れて咲いているのに初めて会いました。

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セキヤノアキノチョウジ、ちいさなちいさな薄紫の短冊を、笹の小枝にたくさん結び
つけたような、この花の存在を知ったのはいつのことだったでしょうか?
以前は見たことも名前さえも知りませんでした。
この花のたおやかな風情が好きで、毎年、探しに出掛けます。
薄暗い森影が紫に彩られ、ひっそりと木漏れ日を受けながら咲いていました。
今年も逢えたね。ありがとう。
やがて、ハラハラと散り敷いて地面を紫に染めることでしょう。
そんな姿もわたしにとっての秋の点景なんです。

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最近は、一面に咲き誇る、くれないの彼岸花の群生の写真が主流かもしれませんね。
とても、ドラマチックで、芸術的な作品だと思うのだけれど、わたしが思い描く彼岸花は、
棚田のあぜ道に、点々と、咲いた風景なのでした。

毎年、そんな風景を探し求めていて、もしかしたらここなら見れるのではないかと
心ひそかに思っていた場所がありました。お彼岸の頃、娘と秩父に来た時に、車で通ってもらいました。
美しい金色の棚田が広がっていました。そして、その畦には、硬い蕾の彼岸花が…

先日、秩父の写真展の帰りに寄ってみました。
わたしが思い描いていた光景より、少し、彼岸花が多すぎる気がしましたけれど、
とても長閑な里山の風景に癒されました。今、ちょうど、西日に輝いて燃えているみたいです。

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もう少し早く、金色の稲穂とのコラボを撮りたかったけれど、稲架掛けのある風景も好きです。

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夕空に大きく聳える武甲山の山容がおおらかで美しいです。
武甲山を削りつつけているセメント工場さえ、包み込んで微笑んでいるようにも見えます。
本当に偉大な山…秩父のシンボルですね。いつまでもこの里山を見守り続けて欲しいです。
これ以上痛々しい姿にならないことを祈りたいけれど…

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青空と稲架掛けと彼岸花と

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こんな風に稲穂と一緒に撮るのが夢ですが、やはりイメージ通りには撮れませんでした。

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稲刈りが終わった田んぼに、雨水が溜まって、まるで田植えの頃のような光景

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一列に咲き続く彼岸花、このくらいのまばら加減が好き
彼岸花は難しいけれど、来年もまた、心の点景を求めて、訪ねてみようと思うのでした。

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そして、日は暮れて、急速に光を失くしていきました。黄昏時の棚田は哀愁に満ちて
遠く煙るような山並みが郷愁をそそります。
寂しげだけど、こんな秋の点景も好きです。

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おまけは、晩夏の名残り、森影のツリウネソウをひとつ…

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category: 里山

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秩父かみいしギャラリー 

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尾瀬仲間のshinさんから、『所属している写真の会の展示会があるので
いらっしゃいませんか』と、お誘いをいただきました。
会場は秩父のかみいしギャラリーです。
このギャラリーには、思い出があって、すぐに行ってみたくなりました。
安曇野さんを誘って、10月4日に、お邪魔することにしました。
わたしたちが行く事になったので、急遽,shinさんが受付をしながら
待っていて下さることになりました。そして、お友達のkeykunさんも駆けつけてくださり
嬉しい再会となりました(*^_^*)

一昨年の、ちょうど今頃だったでしょうか?
その頃、秩父がマイブームだったわたし。秩父の駅に降りて街中散策に出かけました。
古い建物や板塀の小道、細い路地裏や、袋小路が大好きなわたしには、
秩父は魅惑の街角でした。(笑)

とくに、猫が歩いていそうな、こんな細い路地、大好き!!

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なにか、面白いことがありそうと、その日も入ってみました。
すると、ギャラリーがあるようです。写真展をしているのかな?

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個人のお宅のようだけど…?裏木戸から覗いてみると素敵な裏庭に蔵があります。

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どうも、この蔵がギャラリーになっているようです。
ご自由にどうぞ。と看板が出ているので、お邪魔しちゃおう…

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そっと、木戸から入ります。蔵の入り口に立って「こんにちわ」と声を掛けたけれど
どなたもいらっしゃらない様子、「いいのかなぁ…」と、独り言を言いながら中を覗いて
「あっ!!」と、思わず声をあげました。なんと、入り口の真正面に尾瀬の写真が壁に
飾られているのが目に入りました。わたしは、何だか導かれるように入り口を開けて
ギャラリーの中に足を踏み入れ、その写真の前に立ちました。

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そして、その写真の下に書かれている名前を見て、二度びっくり!!
なんと尾瀬仲間のshinさんのお名前が書かれていたのでした。
ああ、なんて不思議なご縁なのだろうと、写真展を見学したのでした。と、まぁ、ここまでは、
一昨年のお話です。

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こちらは、今回のshinさんの作品です。
「幸せな朝」と、題された尾瀬ヶ原の美しい夏の朝のシーンです。
昇ったばかりの朝日に照らされて、赤く染まる木道が遥か燧ケ岳へと延びています。
湿原には一面のキンコウカの花が、星のような黄色い花を輝かせています。
うっすらと、名残の朝霧がたなびき、生まれたばかりの朝の光と朝の空気に
身も心も満たされて、今、この場所にいることを幸せに思う…
そんな尾瀬の朝の光景が、見事に映し出されていて、思わず引き込まれてしまいました。
とっても、素敵な写真でした。ヽ(^。^)ノ

他にも、力作ぞろいでしたけれど、わたしはこの作品に目が行きました。
森に射す、光芒を捉えたシーン、やっぱり尾瀬の朝の森を想ってしまいました。

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秋の収穫を捉えたこの作品も素敵でした。豊かな気持ちになれます。

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こちらは、この写真展のポスターにもなっている作品ですが、
鳩と戯れる女性の表情が、とても自然体で生き生きと捉えられていると思いました。

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こちらは、とてもセンスある作品で、このまま何かのポスターになりそうです。
外国の街角の、バイタリティー溢れるイメージも伝わってきます。

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蔵のギャラリーには、自然光が柔らかく入ってきて、素朴で暖かい雰囲気を
醸し出していて、あの時感じた感動が蘇りました。

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今日は、shinさんとkeykunさん、安曇野さんと、賑やかに楽しく拝見できました。

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ギャラリーを見学したあと、shinさんとkeykunさん、お勧めのお蕎麦やさんでお昼を食べました。
keykunさんのお宅の近くだそうですが、秩父らしい長閑な景色が広がっています。
周りを山々に囲まれた広い秩父盆地を実感できるような場所で、空がとっても広くて大きいです。
本当に素敵な所にお住まいでうらやましいです。

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立派な門構えのお蕎麦屋さんです。人気のお蕎麦屋さんなのでしょうね。
たくさんの車が止まっています。

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広い敷地内には、なんと、足湯までありました。ちょっと入ってみたかったです。

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写真が上手に撮れていませんが、お蕎麦は、ボリュームたっぷりで、とってもおいしかったです。
また、食べに行きたいです。keykunさんとは、ここでお別れしましたが、美味しいお蕎麦屋さんに
連れてきていただきありがとうございました。たくさんお話で来て嬉しかったです(*^_^*)

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この後、秩父戻り、地場産業会館を見学しました。ここは、昔、旅館をしていたそうです。
shinさんは、若い時に宿泊したこともあるとお聞きしました。
とても古い立派な建物で、室内も見学することが出来ます。
室内にある井戸とか、何メートルもある大きな神棚とかが見どころです。

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土間の板を外すと、深い井戸があります。

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何メートルだったか忘れましたけれど、すごく大きな神棚で、広角でも収まりません^_^;

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二階に昇る階段

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二階の部屋、昔はここに宿泊したそうです。

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大きな柱時計、今も現役で動いています。

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地元の野菜を売っています。わたしたちは、オクラときゅうりとなすを買いましたけれど、
とってもおいしかったです。

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ここで、shinさんともお別れです。shinさん、素晴らしい写真展にお誘いいただきありがとうございました。
たくさんの楽しいお話もお聞きできて、嬉しかったです。また、よろしくお願いします。

そうそう、こちらの建物は、秩父国際劇場跡だそうです。明治35年に開館したそうで、当時は合掌作りの建物だったそうです。昭和25年に浅草国際劇場を模して改装され、映画館として使われたそうですが、今は廃館となり、
老朽化したので、来年には取り壊されてしまうそうです。歴史ある建物なので惜しいですね。

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この後、安曇野さんが、まだ秩父神社を見たことがなかったので案内することにしました。
山門を入って行くと、何やらたくさんの人がいます。見ると、境内では大きな傘鉾が組み立てられていました。

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どうやら、keykunが話してくださった7日に行われる秩父夜祭の笠鉾の特別曳行の準備のようです。
はっぴ姿の大工さんやとび職の方々が、威勢よく作業を進めています。

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見学に訪れている地元の人々も、嬉々として見守っておられます。
いろいろお話してくださった地元の方も、笠鉾の飾り付けはなかなか見られないんだよ。
今日、見られて運がいいよ。なんて、おっしゃっていました。
見ているだけで、わくわくします。安曇野さんは、本番の7日の曳行も見てみたくなったようです。

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見つめる眼差しも真剣そのもの。

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笠鉾の組み立ては、大がかりでクレーン車も出て柱を撤去します。

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わたしたちは、一時間ほど組み立て作業を見学しましたが、時間がかかりそうなので
切り上げることにしました。

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せっかくなので、秩父神社にお参りしましょう。
秩父神社は、学問の神様でもあるそうで、三人の子どもたちが受験する時、父母がお守りを
いただきに来て、届けてくれた事を思い出します。

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こちらの彫刻は有名だそうです。

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そのあと、街角をちょっと散策しました。
蔦の絡まる建物
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ステンドグラスが素敵です。

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芙蓉の花がたおやかに

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昔、医院だった建物

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古いタバコ屋さんの建物

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洋食屋さんの建物、オムライスが美味しいそうです。

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珈琲が美味しい、じろばた マスターがユニークな人です。

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ケーキやカレーが美味しい泰山堂カフェ、素敵なお店です。

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ハンコ屋さん

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こちらもカフェ

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お蕎麦屋さん

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今も現役の銭湯です。この日もおばあちゃんが入って行きました。

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とっても古いアパート

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そして、かみいしギャラリーへ戻ってきました。
とても有意義で楽しい一日を過ごせました。shinさん、keykunさん、ありがとうございまいた。

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category: 日々の思い

CM: 16 TB: 0   

若草女子会in那須~平成の森 

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10月の女子会は、会津駒ケ岳にしよう。前日に、仕事が終ったら即、家に帰り、
用意しておいた荷物を持って最寄り駅へ、そこからローカル線を乗り継いで久喜駅へ、
千葉から車で迎えに来てくれているよしころん隊長と、はるか隊員と合流して、一路会津へ
そして、ひだまり隊員のお家で仮眠を取らせていただき早朝からアタック開始、
3時間の急登をこなし、一路、会津駒の山頂目指す。と、まぁ、こんな計画でした。

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その急登に備え、はるか隊員は、よしころん隊長の元、トレーニング登山もこなし
ひだまり隊員は、日頃から、何度も登っている山なので、ばっちり。
わたしも、あまりトレーニングにはならないだろうけど、御岳山や栂池自然園で
足慣らしして、望む予定でした。ところが…アクシデント発生!!

山を歩いている時は大丈夫だったのですが、栂池からの帰りに、膝の違和感を
覚えました。あれ?なんか、膝がおかしいよ。
正座しようとしたら、イテテ、90度以上曲げられない!

夏の白馬縦走時に、痛めていた膝が、栂池のトレッキングが仇となり、さらに状態が
悪化してしまいました。一時期、低山歩きなどは少し痛むものの問題ないくらいに
回復していたんですが、翌朝は、膝裏が張り、膝小僧の周りも腫れぼったい感じ、
膝を曲げられなくなり、階段の昇降も支障がきたすように…(/_;)

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二日経っても、やはり同じ感じです。来週の会津駒があるので、早めに整形外科に
受診することにしました。レントゲンなどを撮った結果、膝軟骨変形による痛みと診断されました。
要は、加齢からくるものと、膝に負荷を掛けすぎる登山やウォーキングが原因で、
膝の関節にある軟骨が磨り減ってきているための痛みや炎症との事でした。

治療は、痛みがある間は、リハビリ&シップ&痛み止めで様子を見るとなりました。
まぁ、靭帯とか筋とかを痛めたんじゃなくって良かった。内心そう思いながら、
恐る恐る、先生に聞いてみました。
わたし「あのぉ、来週、登山の予定があるんですけれど、行っても大丈夫でしょうか?」
先生『ウォーキングや登山が好きな人には、止めろとは言えませんが、自分の体重の
90%は、膝にかかっていることを意識して、あまり重いものを背負ったり、体重を増
やしたりしないよう心がけて、膝は大事に使ってあげてください。』

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会津駒は、とても行きたかった山ですし、若草女子会のみんなが楽しみにしている山行です。
三日目になって、腫れぼったさは引いてきたので何とか登れるのではないかと思いました。
補助機能のあるサポーターも出してもらったので、痛みも半減です。
でも、途中で歩けなくなったりしたらみんなに迷惑を掛けることになるし…
と、迷いつつ、ひとまず、隊長に報告することにしました。

メールを送るや否や、隊長から返信がありました。
『なぬ!!おねえちゃま、その足では会津駒は無理です。もし登れたとしても
間違いなく、下山時に痛みが来て最悪、歩けなくなります。
大丈夫、山は逃げないから、今回は、行き先を変えましょう。
行き先は、わたしたちに任せてください。』

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経験に裏打ちされた、隊長の判断は、実に潔くスピーディなものでした。
そして、それを追って、隊員たちからも、メールが届きました。
『しーちゃん、膝が痛むのですか?水臭い、言ってくれれば良かったのに、
わたしが、会津駒、会津駒と騒ぐから言い出しづらかったのね。ごめんなさい。
会津駒は次回に回して、今回はのんびり歩きましょうね。』

『おねえちゃん、会津駒は、またゆっくりと行きましょう。
そして鍋パーティーしよう。
平成の森は2時間もあれば回れるから、バリご飯のお昼や、うわさの
しょうぞうカフェ、鹿の湯で、まったりしましょう。』

もう~(/_;)みんな泣かせるなぁ…。本当にありがとう。そして、ごめんね。
今回はみんなのご好意に甘えさせてもらいます。
膝、ばっちり直して、会津駒、絶対にリベンジするからね。
本当に素敵な仲間、やさしい妹たちに感謝の長女、しずく姉でした。

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そして、迎えた当日、10月2日は、新しく発生した台風の影響なのか、
降ったり止んだりのお天気でした。
でも、若草女子会は、まったくめげる事はありませんでした。

着いたとたんに結構な雨、ここはまずは、ビジターセンターでレクチャーしましょう。
まだ、真新しいビジターセンターは、木の香りが心地よいです。『いい香り~♪』

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やっぱり、気になるキノコです。キノコガチャなるものがあって、本物そっくりな
ベニテングダケや、キヌガサダケ。子供たちの好きな、あのガチャガチャの中に
一個づつ、キノコが入っているもよう・…
「かわいい!コレ、欲しいナ。ガチャガチャは、どこにあるの?」と、早速反応したのですが
どうやら、このビジターセンターには置いていないそうです。残念((+_+))

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綺麗な鳥の羽や、森の模型とかを見ているうちに、雨が小降りになったので
出発することにしました。
ここは、ひだまりちゃんが詳しいので、案内はお任せ、今日は急がない旅だから、
歩き始めからすでにまったりモードでした。
まず、最初に目に付いたのが、綺麗なワイン色に紅葉した木。
房のように下がった実がアクセントで可愛いです。
たぶん、アブラツツジではと、言ことになりました。

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こちらの森は、シロヤシオの木がたくさんあるそうです。
五枚の葉っぱが花のように並んでいます。五葉躑躅とも呼ばれていて、
愛子さまの御印でもあるとか。

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雨にしっとり濡れたコアジサイやエゾアジサイの花ガラも、いい感じです。
そして、森陰には、たくさんのキノコたち。「あっ、ホコリタケよ。」
『ぱふぱふ、してみる~?』言い終わらないうちに、ひだまりちゃんの指がむぎゅう~(笑)
キノコは、ぱふっと、胞子を吐きました。(写真には写らなかったけれど)
『ほんとだぁ、かわいい~♪』と、大はしゃぎ、、、こどもと同じ反応です^m^

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あっちこっちのキノコを探しては、激写!道行く人が不思議そうに、見てゆきます。
『何を撮ってるんですか?』と聞かれ、「はい、キノコとか木の実とか…♪」

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白いキノコは、かわいいけど、たぶん、猛毒…^_^;

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枯れ木がオレンジになってる~(@_@)キノコはこうやって、森を分解していくのですね。

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激写の先には

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このキノコ

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寄り添ったピンク色が、かわいいね♪

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恐ろしく背高のっぽのカラカサダケ

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森の小人さん、冬芽くんを発見、マクロを装着していた、よしころん隊長がぐう~ん
と寄ります。
「ああ、揺れるよん…」 木の枝を持っているひだまりちゃんも、
カメラを向けてる隊長も、
「せぇ~のぉ~!」で、息を止めて撮ってました。『ぐるぢぃ~!!』(大爆)

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左右から覆い重なるような細い枝、比較的若い落葉樹の木々で構成された森は、
深いけれど明るさがあります。
わたしたちは、木々のトンネルのような小径をそぞろ歩きます。
ミズナラ、クヌギ、リョウブ、ダケカンバ、シラカバ、カエデ、混在する木々も
まだ、青い葉のままでした。それにしても、ほとんど木の実がなっていません。
昨年が豊作だったから、今年は裏作なのか、それとも猛暑が原因なのか?
これでは、森のクマさんたちが、困ってしまうよね~

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ミズナラの実、辺りにはたくさんミズナラがありましたが、なっていた実は、このひとつだけ?

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『気持ちいい森だね~!この森なら一日だっていられるよね。』
『わたしたち、晴れ女なのに、きっと、今日この森に訪れている人の中に、
もっと、もっと、強力な雨男さんか雨女さんがいるんだねぇ』
『チゴユリ、かわいいよね。大好き、実を始めてみたわ~♪』
『この赤い実は、ヤブデマリかなぁ?』
元気いっぱいな若草女子会は、もちろん、お口のほうも元気いっぱいです(笑)

ヤブデマリかな?

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チゴユリの実、たくさんありました。みんなチゴユリ好きでした(*^_^*)

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シモバシラ?かなぁ?

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舞い降りたひと葉

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雨が降ってくれば傘を差し、止めばしまい、そんなこんなで、やっとたどり着きました。
滝見台です。

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みんなが見ているのは…

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駒止の滝

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結構な水量で、垂直に落ちるさまは、迫力あります。
滝の上は釜になっているようで、青い水が見てとれます。
もう少しそばまで行ってみたいと思いました。


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霧が湧いて幻想的な風景です。紅葉にはちょっと早かったけれど、
紅葉の最盛期は、きっと綺麗でしょうね。

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帰りは、ウッドチップが敷かれた小道を辿ります。
雨に濡れて、芳香がそこはかとなく湧き上がります。とても落ち着く香りです。
今日は、フィンチッドと、マイナスイオンがたっぷりだね~♪

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小さな秋を見つけながら歩いているうちに、いつの間にか駐車場に着きました。
『お腹すいたね』 『あらら?もう12時回ってるよ!』
ということで、そろそろ平成の森を出て、お昼に向かいます。

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ひだまりちゃん、お勧めのアジアンバザールに移動です。
ここは、とっても不思議空間。那須の森に、こつ然とアジアンな街が出現したって感じ。

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バリ料理でランチ、とっても美味しかったです。もう、お腹一杯(*^_^*)

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異空間を彷徨いました(*^_^*)

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これは、馬?いや、豚?いやいや、ロバでしょ?(笑)

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お名残惜しいけど、アジアンバザールを後にして、総天然かけ流しの湯“鹿の湯”に向かいます。
鹿の湯は、湯川のほとりにあって、古い木造の建物です。
湯治場の雰囲気が、今も色濃く残っていて、鄙びた風情がたまりません。
ああ、いいなぁ~こういうの…一度、入ってみたかったのよ。
中に入ると、薄暗い中に、浴槽が6つほど、41℃から1℃づつ高くなっています。
わたしは、43℃で、止めました。
お風呂なので、写真はありませんが、外観写真を撮っておけば良かったです。

すっかり、温泉を満喫しました。わたしの膝にも良さそうです(*^_^*)
体から硫黄の匂いがプンプンします~!わたしたち、温泉卵状態?(笑)
そして、最後は、噂のショウゾウカフェで、お茶しましょう。
木立の中に浮かぶ姿は、とってもオシャレなカフェのようです。楽しみ~ヽ(^。^)ノ

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とっても雰囲気が良くて、カフェオレが美味しくて寛いでしまいました。
やっぱりここでも、おしゃべりの花が咲きました。
そして、夕暮れが迫るころ、ショウゾウカフェを後にしました。

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若草女子会で、行くんだから当然だけど、今回も、とっても楽しくて、
1日はあっという間でした。名残惜しくひだまりちゃんと別れ、帰路に着きます。

足の無いわたしを、いつも遠回りして迎えに来てくれるよしころんちゃん、
はるかちゃん、本当にありがとう。
そして、ひだまりちゃん、忙しい勤務をやりくりして女子会に合わせてくれてありがとう。
今回は、那須の案内人になってくれて、素敵な所をいっぱい見せてもらいました。
良い想い出が、またひとつ、増えました。みなさん本当にありがとう。

そして、わたしのために、目的を変更してもらって、ありがとう&ごめんね。
きっちり膝を治しますので、また、一緒に山歩きしてください。
いつか、会津駒、リベンジしたいです。このメンバーで…その時は、よろしくね(^o^)/

category: 森・山

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