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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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イワウチワ雑感 

今年も、イワウチワが咲く季節が巡ってきました。
ちょうど巷で桜の便りが聞かれる頃に、山の中でもひっそりと
優しい花色の桜が咲き始めます。

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ゴツゴツとした岩混じりの急斜面に、しがみつくように根を下ろし
咲くイワウチワたちです。
その5弁の花びらと淡い花色が楚々とした桜の花のようだからと、
地元の人たちは昔から岩桜と呼んで大切にしているいるそうです。

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風の谷に咲く愛らしいその花に出逢ったのは、今から6年前のこと。
毎年、5月になるとそわそわと尾瀬に向かっていたわたしが、
尾瀬から遠ざかってから2年目の春でした。

奥多摩を、自分のフィールドにしようと歩き始めてから、たくさんの
魅力に気が付きました。

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そして、このイワウチワとの出逢いは、風の谷との出逢いでもありました。
以来、この谷はわたしに数々の素敵な出逢いを与えてくれています。
それは、ハナネコノメやスミレやヒメレンゲやイワタバコや
タニガワホトトギスやリンドウや巨樹や鳥や蝶だけでなく、
素晴らしい人との出逢いをも与えてくれているのです。

こいちゃんとジークさんと三人で始めた奥多摩遠足も、今回で7年目を
迎えましたが毎回、新しいお友達が増えていきます。
今回も、秩父杣みちの会からは、クロちゃんとkeykunさんが、
まだ結成したばかりのハナネコ女子会からはモナスマさん、イクさんという
お友達が参加してくださいました。
この新しい出逢いも、風の谷が導いてくれたのだとわたしは信じています。

ふと、懐かしくなって、風の谷を見つけた時の事、
そして、なかなか見つからなかったイワウチワの咲く尾根を
初めて見つけた日の事を、ホームページのエッセイのなかから
読み返してみました。

あの頃の、キラキラとした想い。生き生きとしていた自分の姿を
思い出しました。ずーっと変わってはいないと思っていたけれど、
やっぱり変わったんだなぁと…気付きました。
出来る事なら、あの頃に戻りたいなぁ…なんて。

だって、やっぱり若かったなぁ…なんてね(笑)
ちょっと誤字脱字がありますが、良かったら覗いてみてください。

2006年 春
http://www.geocities.jp/yhwsn893/menuu/okutama-kazenotani3.html
奥多摩 風の谷 光と風の季節

2007年 春
早春の約束 イワウチワ咲く尾根を訪ねて
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category: 森・山

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彼の地へ 

今から三年前、わたしはネットで何かを検索していて偶然辿り着いた
“秘密の花園”という言葉に釘付けになった。

山深い秩父の山中に人知れず咲く福寿草の花園があると言う。
そこは、今は人が住まなくなった小さな集落を抜け、崩落しそうな
伐採地を辿り、橋も無い沢を渡り、さらにその先の岩だらけの沢を
遡行して登りあげて、やっと辿り着く場所にあるという。

あまりにも見事で素晴らしい群生地ゆえ、また、登山道が無い
判りにくいルートで遭難者も出た事などから、地元の方も
あえて、公にするのを控えたと言う。

しかしある年に“秘密の花園”として、山渓のグラビアを飾った事から、
ネットなどで有名になり、今では知る人ぞ知る“秘密の花園”になって
しまったのだそうだ。

とは言え、わたしには未知の場所だった。
一度は下見に行ったものの、登り口を見つけ出したに過ぎなかった。
ひとりでは、一回で辿り着くのは無理だろうと思われた。

そんな折、秩父に在住のネット友が、“秘密の花園”に詳しい
友人が同行してくれるので一緒に行かないかと誘ってくれた。
わたしは願ったりかなったりのこのお誘いをありがたく受ける
事にした。2010年3月中旬、わたしが秘密の花園の存在を知ってから、
ちょうど1年目の事だった。

その時は、前日に降った季節外れの大雪のため大変難儀をして登った。
5時間近い時間をかけ、辿り着いた秘密の花園は深い雪の下だった。
けれど、花園の入口にある目印の大木の根元には、雪の中から
顔を覗かせた輝く何個かの花を付けた福寿草の姿があった。

わたしたちは、代り番こにその花姿を写真に収めた。
そして、雪の下に眠っているだろうたくさんの福寿草の芽を
踏んでしまわぬようにと、それ以上登る事を止めた。
心深いリーダーは『みなさんにたくさんの天使の姿をお見せできず
残念ですが、入口に咲いていてくれたこの花たちを見てください。
そして、目を閉じて、この花たちが、この先の斜面を金色に埋め
尽くすばかりに咲き誇る姿を想像してください。』

それは、それは、可愛らしく美しい花姿だった。
わたしは、このリーダーの配慮を忘れられない。
心に残る素晴らしい言葉だった。
いつか、もう一度、この地を訪れる日が来るのなら…
きっと、このリーダーと仲間と共に訪れたいと心に誓ったのだった。

そうして、2年後の今年…2012年3月27日
あの日のリーダーのお二人と、あの日誘ってくれた友と共に、
新しい友人も交えて、再び訪れる事が出来たのだった。

憧れの彼の地へ、憧れの妖精を求めて…
福寿草たちは、本当に最高に美しい姿で咲いていてくれた。
あの日の想いが、あの日の約束が、叶えられた瞬間だった。

山肌を美しい黄色に染めた、目覚めたばかりの春の妖精たちに
出逢う事が出来た時、長い山旅もすっかり忘れてぼんやりと
夢見心地でしばらく佇んでしまったのだった。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

そして、じわじわと、感動が胸に迫り目頭が熱くなりました。
素晴らしい秘密の花園に出逢えたのは、素晴らしい仲間のお陰です。
そんな喜びをデジブックにしました。
よろしければ、どうぞ、ご覧ください。

category: 森・山

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ハナネコ女子会3 

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空を覆い尽くすような見事な紅梅の下を歩いて行きます。
道路には散り敷いた花びらが美しいです。

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さてさて、いよいよクライマックスです(笑)
みなさんをご案内して青梅の外れの釜の淵公園へとやって来ました。
ここは、大きく蛇行した多摩川がまるで巾着のようになった地形です。
川幅も広くなり上流の急峻な渓谷とは様変わりし緩やかな流れになります。

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岸辺には桜並木が続き、川に囲まれた公園内には、様々な樹木があり
郷土博物館や青梅市成木の古民家を移築した旧稲葉家住宅も展示されています。
柳淵橋と鮎美橋という二つの橋を渡って行くと心地良い川風が心を軽くしてくれます。

芽吹き始めた柳の若緑色が美しいです。
芽吹きの頃の柳を見ると啄木の歌が浮かびます。

やわらかに 柳青めり北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに

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古民家では昔の生活道具など展示されていて、常駐されている係の方が
いろいろ説明をしてくださいます。今回もしんばり棒のお話しを聞きました。
一本の棒で、雨戸に内側から開かないようにする方法。
『どういう風にすると思う?今の人には考えも及ばない知恵を昔の人は持っていたんだよ。』
実際にやってみせてもらい、わたしたちは『へぇ~!!凄い!!』と納得したのでした。

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ここには、お雛様が飾られていました。黒光りする床に、緋毛氈
なんとも美しい光景でした。
しみじみと雛の顔を眺めながら『わたしたちが子どもの頃の雛飾りはこうだったわね。』
『そうそう、屋根付きの御殿を組み立てるのが大変だったわね。』
メンバーたちは、そろって懐かしい顔になりました。

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囲炉裏もいい感じです。

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多摩川に架かる二つ目の橋、鮎美橋を渡って最後の目的地へ

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見えてきました。多摩川の流れをロケーションに佇むログハウスの喫茶店

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「ティールーム」というこの喫茶店を見つけたのは、まだ冬の気配が残るころでした。

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ウェルカムボードには、季節のお花が寄せ植えに…わぁ、素敵!と一目で気にいりました。
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暖炉では赤々と火が燃えていました。

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テーブルの水差しには花が飾られ、椅子には膝かけがセットされていました。
細やかな心配りは、女性オーナーさんの優しい気持ちが現れていてホッとする空間です。

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吹き抜けの天井も

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壁に掛けられた絵もセンスあるのです。

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お絞りには、春の小花がさりげなく添えられ

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冷たいお水のグラスにはミントの葉

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ケーキセットは、季節のフルーツを使ったオーナー特製のケーキです。
とても上品な甘さです。紅茶がまたおいしかったです。

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全てが心憎いほど素敵で、これは絶対に女友達を連れて来たいと思いました。

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併設されているイングリッシュガーデンもとっても素敵でした。
この時は、真っ白なクリスマスローズが咲いていました。

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ハナネコ女子会の締めは、ティールームのケーキセットでということで
ここまでご案内したと言うわけです。
あの時よりイングリッシュガーデンのお花たちが増えてより一層綺麗です。

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メンバーの中の、はなはなさんとなみちゃんは、ご自宅でもガーデニングを
されている方たちなので、お花の名前を良くご存知でした。

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こちらのオーナーさん母娘さんも、季節の花々を本当に大切に育てていらっしゃいます。

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冬の間、丹精込めて育てた花たちが美しく咲いてくれる春を心待ちにしている
様子がブログからも読みとれて、ティールームさんのブログは、わたしのお気に入りになりました。

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美しく咲いた花々を愛で、ティールームを後にしました。

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そして、最後の締めくくりは、迷路のようなニャニャ曲がりをくぐり抜け、
青梅駅に飛び出した時、『何だか凄く不思議な気分…』となみちゃんが言いました。
『ほんと、何だかタイムマシーンで旅した気分…』とはなはなさんも呟きました。
わぁ~!大成功!!と、わたしは心の中で呟きました。
青梅の街は不思議な街です。何だか時間がゆっくりと流れているような、
そんなゆるい雰囲気が好きです。古い宿場町や商店街、そんな佇まいの路地裏を
歩けば昭和にタイムスリップしたような気持ちになるのです。

ハナネコ女子会のみなさんが、ほんのひと時、わたしと一緒に時間旅行を楽しんで
もらえたなら本当に嬉しいです。
今日一日、山から街へとみなさんをいっぱい歩かせてしまいましたが、
車窓から手を振りながら、きらきらした笑顔でそれぞれの街へと戻って行かれました。

ハナネコ女子会、ネットの片隅のこんな出逢いも素敵ですね。
もしよろしければ、また、お逢いしましょうね(*^_^*)

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ハナネコ女子会2 

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早春の清流に咲くハナネコたちに別れを告げ次の目的地へと向かいます。
長閑な山里の佇まいの集落を抜けて行きます。
山に囲まれた小さな畑を耕す人に「こんにちは!」と声をかければ
作業の手を止めて笑顔で挨拶を返してくれる。
ほっこりと暖かな気持にさせてくれる素敵な山里です。

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家々の庭にも路地にも畑にも、梅や桃の木がたくさん植えられていて
今はまだ蕾ですが、花の時期にはまさに桃源郷と思われる風景が続く
花の里でもあります。

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そして、民家の庭先には、いろんな春の花に混じってカタクリや
アオイスミレが咲いていたり

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少し花期は過ぎてしまいましたが、日当たりのいい土手には
福寿草がたくさん咲いていました。

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ハナネコ女子会のメンバーは、もうすっかり意気投合して、
道端のオオイヌノフグリやホトケノザや、そんな春の野草たちにも
しゃがみこんで挨拶します。
この青いオオイヌノフグリ、わたしは「星の瞳」って呼んでいます。

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多摩川の流れに沿って続く何でもない林道ですが、発見はいっぱいあるんです。
蒼い流れに映えるようにダンコウバイが可愛らしい黄色い花を咲かせています。

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このワインレッドのシックな花はフサザクラと言います。
奥多摩の渓流沿いにはたくさん自生している木ですが、
早春の早い時期に花を咲かせるのでなかなか目にする事が無い花かも知れません。
花と言っても花びらもガクもなくて、赤い葯の雄蕊だけが目立つ風変りな早春の花です。
「でも、このワインレッドに逢いたくて、毎年見に来てしまうんですよ」と言うと
メンバーたちは、『ほんと、素敵な色だわ。』『見れて良かった~!』と言ってくれました。

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林道の土手でツチグリを見つけました。メンバーたちは、その不思議な物体に興味津津
『なんなんですか?コレ?』『植物なの?何だか動物的?』
「ちょっと、棒でつついて見て」と言うと、はなはなさんが早速、木の枝でツンツン
すると、先端の小さな穴から、煙のように胞子が飛び出します。

『うわぁ~!面白い!やっぱり動物的だわ!!』となみちゃんがカメラを向けます。
煙が出た所を撮るからと、はなはなさんがつついてみたり、みんな大はしゃぎです。
随分前に、初めてツチグリを見た同行していたお友達のお子さんたちが同じように
はしゃいでいたのを思い出して、思わずにっこりしてしまいました。
自然の中で人は童心を思い出すんですね。(*^_^*)

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枯れ枝の先に、ぶら下がった、ライムグリーンの小さな繭…
わたしは、心の中で、やっぱり見つけられたわとつぶやきました。
「ヤママユガの繭です。もう、秋に羽化しているので、繭の中は空っぽなんですよ。」
そんなふうに説明しながら、かつて、わたしに自然の中の事象を教えてくれた友人を思いました。
その友がいなければ、今こうして自然に癒されて歩いているわたしはいないのだと…

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切り立った小さな沢があり、ふと覗くとなんとそこにはびっしりとハナネコノメ
が咲いていました。
ずっと上の岩場にまで咲いているではありませんか。
いままで、ここにもハナネコがいたなんて知りませんでした。
他にもヨゴレネコノメやツルネコノメソウも同居しています。
ハナネコ女子会がなければ見つけられなかった新しい発見でした。

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ツルネコノメソウ

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ヨゴレネコノメソウ

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こうして、30分程の林道歩きを終えて、本日のランチタイムを過ごす丹三郎に着きました。
こちらは古い茅葺屋根の民家を改装したお蕎麦屋さんです。
人気のお蕎麦屋さんで、ここ数年予約しないとなかなか食べられなくなってしまいました。
今日は予約済みなので待たずに食事することができました。

掘りごたつのある店内は、古い民家の作りそのままで趣があります。
なんとなく田舎のおばあちゃんの家に帰って来たような気持ちになり
くつろげます。
でも、庭には順番待ちのお客さんがいるので、ちょっと落ち着けませんが…

見事な枝垂れ梅があるのですが、やはりまだ蕾のままでした。
美味しいお蕎麦を堪能し、今度は電車で青梅に移動します。

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青梅は昭和レトロの街です。
駅のホームにあるお蕎麦屋さんも、すでにレトロチック。
ショウケースに飾られているのもレトロなフィギアに、食券販売機も昭和なんですよね!

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そして青梅は映画看板の街、駅の構内から始まって、街じゅういたる所に
映画看板が掲げられています。
有名な映画看板絵師の板観さん直筆の看板も含め、100枚の映画看板があるそうで、
まだ、わたしもその全部を見たことが無いです。
“青梅シネマチックロード”と名付けられた道を探索する
“路地裏探検女子会”でも、今度は計画してみようかな?

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そして、青梅はネコの街、街の中には探せばいっぱいネコグッツがあります。
住吉神社には青目猫不動、薬師堂には猫地蔵なんてのもあるそうです。

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猫のバス停、可愛らしい絵にみなさん大喜び(*^_^*)

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このレトロチックなとんかつやさんは、あまり開いているのを見たことがありません。
この行燈(あんどん)は、今では、ここと橋本屋旅館の二か所にしか残ってないそうです。

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いろいろご案内したい路地裏はありますが、今回は花巡りと行きましょう。
まずは、大きな桜の樹と白木蓮の樹のあるお寺、延命寺へ
やはり白木蓮はまだ固い蕾でしたが、梅や椿、侘び助、ミモザなど花盛りです。

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サンシュ、いまにもはじけそうな元気な蕾です。

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なんと清楚な白花のアズマイチゲの群落がありました。
お寺の庭でアズマイチゲに逢えるとは…さすが青梅のお寺です。

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侘び助の花色にうっとり

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石垣に映えるピンクの梅が綺麗。遠くの山並みも青く霞んでます。

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沈丁花の花が、そこはかとなく香り

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青空に手を繋ぎそうな梅の枝

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微妙な花色が綺麗な盆栽の梅

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風にそよぐミモザの花

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水琴窟とマキの大木があるお寺の宋建寺にも立ち寄りました。

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古い町屋の板壁に、寄り添うような白梅の樹は青空に枝先を伸ばしています。
ほんのりと梅の香りが漂ってきて、メンバーは「ああ、いい香り~♪」と笑顔です。
こうして花々を愛でながら、曲がりくねった路地裏を川に向かって降りて行きます。

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長くなりましたので、ハナネコ女子会3に続きます。


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ハナネコ女子会(^。^) 

昨年、ハナネコノメのことを載せたわたしのブログをみて、
『こんなにかわいい花があるなんて知りませんでした。見てみたいです。』
とコメントをくださったはなはなさんという女性がいました。
彼女は、わたしの書いた“蛍橋”や青梅のカフェにも興味を持ってくださって
訪れてくれた人でした。

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そんな彼女にはぜひ、ハナネコノメを見て欲しいなぁと思いました。
でも、もうハナネコの季節は終わってしまっていたので、
「もし良かったら来年ご案内しますよ」と約束をしたのでした。

そして、一年、季節は巡り、ようやく奥多摩の渓流にも春が訪れ
一年越しの約束を果たす時がやってきました。
はなはなさん、覚えているかなぁ?と思いながらお誘いすると、
『はい!行きます!!』と元気な答えが返ってきました。
「良かったら、お友達もお誘いしてくださいね。」ということで、
お友達のなみちゃんも参加してくださることになりました。

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そうして、もう一人昨年からブログで交流のあるモナスマさんにも
お声かけしたところ快く参加してくださることになり、
そのお友達のTさんとkさんもご一緒くださることになりました。

こうして、ハナネコがご縁でメンバーの誰もが初対面のオフ会開催
が決まりました。
名付けて“ハナネコ女子会”なんだか楽しくなりそうな予感です。

オレンジ色の蕊のハナネコ

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せっかくお越しくださるのだから、ハナネコの赤い蕊が元気良く
歌っているようなそんな時季にご案内したいと思い、2度ほど
様子を見に行って25日なら間違いなしと日にちを決定しました。
でも、お天気は?
もちろん晴れ女パワーで何とかなるでしょう!(笑)

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そして、当日、朝から申し分ない青空が広がり気分はワクワクです。
待ち合わせ時間に少し余裕があったので、日向和田にある明白院へ

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枝垂れ梅と紅梅と白梅が見事に咲き競っていました。
みなさんにお見せしたい所だけれど、今回は時間的に無理そうです。

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モナスマさんとTさんとKさんが先に着いたので駅裏の散策をしました。
まずは、大きな枝垂れ桜の樹があるお寺へ。
緩やかな坂道を上っていくと、お地蔵様が両脇に並んで迎えてくれます。
一列に並んだ六地蔵は良く見かけますが、こうして向かい合ってる
お地蔵様は珍しいのではないでしょうか?
真新しい赤い帽子も可愛らしくて目を和ませてくれます。

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石段を登って境内へ、こじんまりした境内は見晴らしが良くて、
山里が箱庭のように眺められます。
おもちゃのような電車が駅に入ってきて、またゴトゴトと走り去って
行きます。
電車のスピードが変わるわけではないのに、何だか時間がゆっくりと
流れているような気がします。

枝垂れ桜の蕾は、まだ固かったですが、隣にある枝垂梅は、
今にも咲き出しそうなくらいピンクの蕾が膨らんで、
ちらほらと咲き始めた花もありました。

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そこから、ちょっと坂道を下って、東京都の文化財に
指定されているという熊野神社へ向かいます。
こちらの造りがちょっと変わっています。

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『お寺なら山門は付き物ですが、神社に山門ってありましたっけ?』
さっそく、Tさんが不思議顔です。

『神社なのに、鳥居はないんでしょうか?』モナスマさんも首をかしげます。
『あら、あそこに、大きな鳥居があるわよ。』とKさんが、少し離れた
道路にある鳥居を指差します。

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この山門の造りは、初めてここに来た時に、わたしも凄く不思議でした。
そして山門の下をくぐって境内に入って、振り返ってあっと驚いたのでした。
それは、山門ではなくて、大きな舞台だったのです。

みなさんも、同じように門をくぐって振り返り、『わぁ~!凄い!!』
と納得されました。
5年ほど前に来た時には、戸がなくて、舞台がそのまま見渡せました。
大きな杉の杜に囲まれた古い舞台は、座敷童子でも住んでいそうだなと
思ったものでした。
境内の裏にスミレがたくさんあったので見に行きましたがまだ咲いて
いませんでした。

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★奥多摩観光案内から抜粋
 小丹波熊野神社の舞台(都指定有形民俗文化財)
この舞台は、一般的に神楽殿と呼んでいる、入母屋萱葺(いりもやかやぶき)の農村
舞台です。 この建物は、神社の社殿と相対面し楼門建となっていて、その中央が参
道となり、その上部が神楽殿になっていますが、社庭に立って振り返ると、舞台は地
表から79センチメートルの所にあります。

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そのあと、集落の中を歩いて、タブの樹の巨樹(小丹波のイヌグス)へ
ご案内します。
集落の中の細い路地から見ていると、こんもりした森がありますが、
見た目はそんなに大きな樹だとは分かりません。集落に馴染んで溶け込むように
ひっそりと隠れて存在しているんです。

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畑の中の小さな小道を登っていくと、急にその存在感が感じられます。
そして、その樹の根元に立った時、逞しい根回りや、真っ直ぐに伸びた幹や、
大きく伸ばした樹幹に驚かされます。
春には枝垂桜や梅に囲まれ、その根元にはたくさんの野草も咲くのですが
少し時季が早かったようです。

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ちょうど、ハナハナさんとなみちゃんが着いたので、いよいよハナネコの
谷に向かって出発です。
山の暮らしが見えてくるような長閑な集落の中の道を歩いて行きます。

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日当たりがよくて、水仙や、ムスカリ、クロッカスに、ヒマラヤユキノシタ
などの花たちが咲いています。

タチツボスミレやコスミレ、オオイヌノフグリにヒメオドリコソウ、
野草たちも石垣や畑の片隅で、ほっこりと目覚めています。
いつも美しく咲き誇る枝垂梅は、今にもほころびそう。
気持ちの良い青空の下、みなさん、思い思いに写真を撮ったり、
花々を愛でながら歩いて行きます。

コスミレ

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タチツボスミレ

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ヒマラヤユキノシタ

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タンポポ

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やがて、集落と別れ大きな橋を渡り、しばらくは支流の川沿いに緩やかに
上っていきます。

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小さな滝もあり、澄んだ渓流の音が響く杉木立の中の道は、一気に
山の中に入ったような雰囲気になります。
みなさん、そのギャップに驚かれているうちにハナネコの谷に着きました。

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『え~!!もう着いたんですか~?』
『こんなところに、ハナネコちゃんがいるんですか?』
みなさん、キツネにつままれたような顔になります。
おもむろに、降りやすそうな斜面を選んで、川岸へと降りて行きます。
「ほら、この樹の根元、この子がハナネコちゃんです。」
数個の花が開いたばかりの一番小さな群落を指差します。

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『え~!?こんなに小さいのぉ~!!』はなはなさんが思わず叫びます。
『わぁ、かわゆい!!』なみちゃんが、飛びつきます。
「この辺り一体が、ハナネコの谷です。流れの中の岩とか、
樹の根っことかにいますよ。」

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TさんとOさんは、裏高尾や小下沢でよくご存知のようでしたから、
小ささには驚かれませんでしたが、モナスマさんは、熱心にメモ
されてました。とても前向きな女性です。

次に、小さな橋を渡って対岸の群生地へご案内しました。
みなさん、足場の悪い崖もいとわずに、木につかまりながら頑張って
降りました。
そして、川の中の大きな岩にびっしりと咲いたハナネコちゃんを見て、
みなさん大喜び♪一生懸命撮影です。

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わたしも、そんな、みなさんの姿を見てとっても嬉しいのでした。
川は美しい光を乗せやわらかに流れます。
ハナネコたちは、まるで春を謳歌するようにキラキラと光を撒き
散らしていました。

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奥多摩のハナネコの特徴として、オレンジ色の蕊の花があります。
真っ赤な蕊より、オレンジ色蕊の方がやわらかい感じ、写真では判りずらいですけれど…

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こちらは、紅い蕊のハナネコです。

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続きます。

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