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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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ガーベラコンサート 

ホームページの友人で、ちいさな輝き というホームページを開設していらっしゃる
いちじんさん・けいこさんご夫妻が、東北関東大震災のチャリティーコンサートを
開催されることになりました。

自分たちに出来る事は…
けいこさんが、支援の第一歩としてチャリティーコンサートを開こうと思い立ったのは
まだ、日本中が、大震災のショックの渦中にあった3月20日の事でした。
ご自身のブログ けいこの雑記帳 で、彼女はこう綴っています。

思い立ったのは昨日の朝でした。
 私たちに何かできることは?・・・と。

 そして今日、骨組みがまとまりました。

   中略…
 
 実行委員として協力を求めた人たちからも、みんなで頑張りましょう、
 と心強い声を掛けられました。

 みな、何か行動を起こしたい気持ちを持っているのです。
 そんな心がひとつになって、心温まるコンサートが実現できますように・・・


想いを形にするって、素晴らしい事です。
けいこさんといちじんさんの情熱と実行力に感動しました。
そして、自分たちだけでなく、たくさんの人々と力を合わせ作り上げていく
コンサートは、きっと、素晴らしい想いのエネルギーとになる事でしょう。
わたしも、近ければ何か少しでもお手伝いしたいのですが、せめて、当日に
コンサートに駆けつけさせていただきたいと思っています。

みなさんも、もし、応援してみたいというお気持ちがありましたら
ぜひ、コンサートに足を運んでいただけると嬉しいです。
けいこさんのブログより、ガーベラコンサートの詳細を、ここに
ご紹介させていただきます。

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~支え合おう いつまでも~

東日本大地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さてこのたび、群馬県内に避難されている方々をご招待し、
一緒に音楽を聴いて頂こうと、チャリティーコンサートを企画しました。

収益金は全て日本赤十社を通じ、被災された方々の復興に役立たせて頂きます。


2011年7月2日(土)
開場 13:30 開演14:00
群馬県公社総合ビルホール

チケット2,000円(招待者50名)

演奏者
レーニード・グルチン(チェロ)
ユリア・レヴ(ピアノ)

北原正恵(ソプラノ)
中村陽子(ピアノ)

伊藤正(ピアノ)
杉山直美(フルート)

プログラム
*ソプラノ 見上げてごらん夜の星を 翼をください、など日本の曲を中心に
*ピアノ 子犬のワルツ 美しく青きドナウ、などのワルツ
*フルート G線上のアリア 主よ人の望みよ喜びよ アルルの女 他
*チェロ スペイン風セレナーデ、熊蜂の飛行、日本組曲などロシアと日本の曲

プレイガイド
ピアノプラザ群馬 027-363-1261 赤羽楽器 027-322-4497

主催
2011東日本大震災チャリティーコンサート実行委員会

協賛
小柳プリント

後援
群馬県、群馬県教育委員会、前橋市、前橋市教育委員会、高崎市、高崎市教育委員会
上毛新聞、群馬テレビ、FM群馬、ラジオ高崎

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category: 音楽

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再会を誓って… 

象の背中のような草津白根の山容を眺めながら、志賀草津ルートを下っていく。
草津温泉を通り過ぎる時、わたしは、水芭蕉が咲いている湿地に目を止めた。
「あっ、水芭蕉が咲いていたよ!!見た?」と、わたし。
『うん、見たよ。綺麗に咲いていたね。しーちゃん、撮りたいんでしょ?』
とRiiちゃん。「うん、ちょっと、撮りたいなぁ・・・」

『しーちゃんにとって、今、水芭蕉は禁断状態だもんね。』そう言って、
masaさんは、車をUターンさせてくれた。
「ありがとう~!!すぐ、撮るからね。嬉しいよ♪」
masaさんとRiiちゃんの思いやりが嬉しい。
純白の水芭蕉を見るのは、もう、何年ぶりなんだろう?

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わたしは、急いで車を降りて、水芭蕉のそばに駆け寄った。
masaさんもRiiちゃんもカメラを持って降りてきた。
数枚シャッターを切った時、『おかあさん…』と泣き出しそうな声がした。
見ると、湿地の中で、女の子が立ち往生していた。
そう言えば、さっきまで湿地の中で遊んでいるように見えたのは、
実は、抜けだそうと必死にもがいていたのだと直感した。

うっかり入りこんでしまった湿地は、ぬかるんだ田んぼ状態で、
逃れようとすればするほど足が沈んで抜き差しならなくなったのだろう。
片方の靴が脱げてしまい女の子は震えていた。
masaさんはすぐさま行動に移した。わたしは少女に声をかけた。
「だいじょうぶよ。今、お兄さんが助けてくれるからね。」
masaさんは、自分の靴が濡れるのも構わずに、女の子のそばに行き
さっと抱き上げて、わたしに渡した。

『靴を撮らなくちゃ、何か棒がいるね。』とRiiちゃんが辺りを見回した。
『Rii、車の中からストックを取ってくれ!』と、masaさんが叫び、
すぐさまRiiちゃんが、ストックをmasaさんに手渡した。
無事、靴を回収する事が出来た。

女の子の靴下が泥だらけなのをみたRiiちゃんが、靴下を脱がせて手渡した。
『ほら、素足の方が靴が汚れないからね。この靴下は持って帰ってお母さんに
洗ってもらいな。』
女の子はうなずくと、お母さんのいる方へと駆けて行った。

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「あの子、怖かったろうね。このまま、底なし沼に沈んでしまうと思ったんじゃないかな?」
『うん、あの子にとって、水芭蕉と湿原はこれからトラウマだよきっと(笑)』
『人助けが出来て良かったじゃない。わたしたちが通りかかって良かったよね。』
masaさんの靴は、泥水が入ってしまい悲惨な状況だったけど、さすがmasaさんの車。
他の靴が入っていたので事なきを得た。
それにしても、三人の連係プレーは大したものだと思う。チームワークってやつかな(*^_^*)
女の子を助けて車に戻るまでの時間ってものの15分ほどだったと思う。

わたしたちは、何事もなかったように草津を走り抜け、一路中之条へ…
途中、美しい広葉樹の若葉が茂るつづれおりのカーブを曲がる。
『ここが、暮坂峠って言うんだよ。どう、綺麗な名前でしょ。』とmasaさんが言った。
「あっ、いま、マントを着た人のオブジェが立っていたよ。」
『ああ、きっと、若山牧水の歌碑だよ。』
あっという間に、車は走り抜けたけど、わたしはしっかりその光景を脳裏に焼き付けた。

若山牧水がこの地を愛し、旅して読んだと言う“枯野の旅”という詩の中に
この暮坂峠を読んだことから、その歌碑が立っているのだそうだ。

    上野の草津の湯より
    沢渡の湯へ越ゆる道
    名も寂し暮坂峠

ほんと、綺麗な名前…夕映坂と同じくらい素敵。

そのうち、湯平温泉の看板があった。と、わたしが口にすると
masaさんは、高架になった橋の真ん中で車を止めた。
『ここの温泉は面白いんだよ。さっき、しーちゃんが見た看板の所から
入るんだけれど、旅館は、この川を渡った向こう側にあるんだよ。
ほら、あの中腹にある一軒家がそうさ。』とmasaさんは向こう岸を指差した。

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『温泉は、ほら、あの川岸にあって、風呂に入るためにあの長い階段を
降りて行かなければならないんだよ。そして、風呂上がりにまた、
あの長い階段を上りあげて帰らなければならないんだ。
冬は湯ざめしてしまうし、夏はせっかく汗を流したのに、また大汗かいてしまうってわけ。』

「え~!それは、かなり大変ね。でも、川を眺めながらの露天風呂っていいじゃない入ってみたいな。」

『それに、河原の露天ぶろは混浴らしいよ。』
「え!!それじゃあ、無理かな?それにもしかしてこの橋から丸見え…^m^ 」

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さっきの看板の所から入っていくと、あのつり橋に着くんだよ。
そこに、インターホンがあって連絡すると、旅館からワイヤーを使って
籠がカラカラ降りてくるんだよ。泊まり客が荷物をその籠に入れると、
引き上げてくれるってわけ。そして、人はあのつり橋を渡って、階段を上り
旅館に辿り着くんだよ。面白いだろう?』と、masaさんは説明してくれた。
ほんと、面白い…日帰り入浴も可能だと言うから、いっぺんだけでもいいから入ってみたいな。

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そんな事を話しつつ、車はいよいよエコフィールドへ入ってきた。
『さて、エコさんちって、どの辺り?』と、masaさん。
「あれ、masaさん、行ったことないの?」
『うん、ないよ。』と、軽~く、masaさん。
「え~!? うそ~!? わたし、判らないよ~ 」
『もちろん、一回来ただけだから、わたしだって判らないよぉ~』
と、大騒ぎ。「確か、酒屋さんの角を曲がるんだったよね?」
『酒屋?酒屋なんていっぱいあるじゃん…』と、masaさん。
「えーとね。貴娘の旗が立ってて、古い瓦屋根で…」
『ハハハ、そんなんじゃ、判らないよ』
そんなふうに、もめてるうちに、エコさんから電話が入った。
『つむじという、施設があるから、そこで待っててください』とのこと。
良かった~(笑)

つむじは、地域の文化交流施設のような感じで、いろいろな民芸作品などが展示されていた。
わたしたちが、つむじの施設内をぶらぶら散策している所へ
エコさん、登場!!あ~!!あの、軽トラだ~!
スミレツアーの時、荷台にみんなで乗せてもらって移動した懐かしい軽トラだった。
『いやぁ~!お久しぶりです。』ニコニコと人懐っこい笑顔のエコさんは昔のままだった。
『うわぁ~!エコさん、逢いたかったよ~♪』りーちゃんは、笑顔で飛びついた。
エコさんは、施設内にある喫茶店でコーヒーでも飲みましょうかと案内してくれた。

積もる話に花を咲かせているうちに、奥様のみーちゃんが駆けつけてくれた。
りーちゃんとも、年齢が近く、お酒も強くてオフの時からの仲良しだった。
りーちゃんもみーちゃんも手を取り合って再会を喜び合っていた。
『りーちゃん、元気そう!変わらないねぇ~!』
『みーちゃん、とっても綺麗になったね!かわいいよぉ~!』
逢えなかった時間は一気にちじまっていった、そんな感じ(*^_^*)

1時間ほど、談笑し、話は尽きないのだけれど、Riiちゃんの帰りの
新幹線の時間があるので、おいとますることになった。
誠実で穏やかな中に、情熱というエネルギーを持ったエコさんと
やわらかな花のようなみーちゃん御夫妻に見送られ手を振って別れた。
『エコさんと、みーちゃん変わらないね!逢えて本当に良かった…』
帰りの車の中でRiiちゃんは呟いていた。

すっかり日の落ちた高速を飛ばして一路高崎へ…
だんだんと別れの時間が近づいていく…
楽しかった2日間を思い出しながら、わたしたちは少しだけ口数が少なくなっていった。
数分前に、改札口に到着した。何とかギリギリ、間にあった。

『masaさん、今日は、一日運転ありがとう。本当に楽しかったよ。
しーちゃん、本当にありがとう、感謝してるよ…』
りーちゃんは、持ち前の明るい笑顔でそう言った。

『Rii、ぎりぎりで悪かったなぁ。夕飯食べてる暇なくてごめんな。』
やっぱり笑顔で、さりげなくmasaさんが言った。

「Riiちゃん、来てくれてありがとう。また逢おうね!元気でね…」
別れ際、思わず、Riiちゃんを抱き締めた。

『しーちゃん、泣かないよ。』Riiちゃんは、笑いながらそう言って
振り返って何度も手を振りながら改札の向こうに消えて行った。
これからまた、原発という恐ろしい危険が潜む街へと帰っていく友に、
どうか、元気でね。また逢おうね!と、心の中で繰り返しながら
ぼんやり滲む後ろ姿を見送った。

『行っちゃったね。』と、masaさんが、ポツリと言った。
「だいじょうぶだよね?」と、自分にも言い聞かせながらわたしも答えた。
『うん、大丈夫さ。Riiのあの笑い声を、また、聞きたいよね。
また、近いうちに、みんなで逢おうよ。』
穏やかで力強いmasaさんの言葉を聞きながら、わたしは再会を誓った。

長い紀行文になりました。
みなさん、ほんとうにありがとう!また、逢いましょうね。

category: 森・山

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雪の回廊 

嬬恋の長閑な里山風景を抜け、いよいよ道は万座スキー場へと登っていく。
この辺りから山の斜面は一気に雪が多くなる。『わぁ~!残雪だよ。』
「まだ、スキーが出来るのかな?」と、わたしとRiiちゃんは、代わる代わるに声をあげる。

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『少し上に行けば、まだ余裕で滑れるよ。ここにいい温泉があるんだけど入る?』
と、masaさん。
「うん、入りたい~!」と二つ返事で答えて、どんな温泉だろうと楽しみにしていた。

しばらく登り上げた中腹でmasaさんの車が左に曲った。
程なくして、真っ白なゲレンデを背にした三角屋根のログハウス風の建物が現われた。
「湯の花温泉」と書かれた看板。「ここが、その温泉なのね!」
小屋の玄関を入ると、レンタルのスキー板なんかが置かれた土間があり、
休むためのテーブルと椅子。ここまではどこにでもあるスキー場のイメージだ。

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ところが、奥に目をやって違和感を感じた。
なんと、その奥には囲炉裏があるのだ。
年配のご夫婦がまったりお茶を飲んでいる姿は古い民宿の風情だ。

わたしは、きょろきょろと小屋の内部を眺めていた。
ログハウス風の外観とは一変して、古めかしい帳場があり、
土産物やら、宿帳やらが無造作に置かれていた。
一昔前のペナントや、額に入った写真だとかが、壁に飾られていたり、
古い柱時計が、カチコチと振り子を揺らしながら時を刻んでいたりして
そんな古びた物たちが渾然一体となって鄙びた湯治場の雰囲気を醸し出していた。

わたしは何だかドキッとして、そこから違う時間軸に迷い込んだような気がした。
masaさんが、呼び鈴を押すと、しばらくして奥の廊下から足音が聞こえ
はんてんを着た宿の人が現われた。奥にはさらに曲がりくねった廊下が続き
部屋があるように見える。わたしたちは料金を払い靴を下駄箱に入れた。
温泉には入らないと言うRiiちゃんを残して行くのは気が引けるけど、
『じゃ、Rii、急いで、ひとっ風呂浴びてくるからなぁ!』という事で
masaさんと、わたしは、裸電球のどこか怪しげな光が照らす薄暗い廊下を、
床をきしませながら歩いて行く。

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「なんか、いい感じ!」『でしょう!!』
「この廊下も古びてて、湯治場って感じがするよね。」
『うん、雰囲気いいでしょ』

「硫黄の匂いがぷんぷんするね~!」
『そうなんだよ、温泉がさぁ、白濁したいいお湯なんだよ。
湯舟にサルノコシカケが入ってるんだよ!』

「サルノコシカケ?キノコの?」『そう、キノコの…』「ふーん??」
『まぁ、入ってからのお楽しみさ!さぁ、ここだよ。しーちゃん、ゆっくり楽しんできてね。』
ということで、masaさんとは、ここでお別れ、わたしは、女湯ののれんをくぐった。

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脱衣場に入って、なんとも、いい感じじゃないの~!!と嬉しくなった♪
ひなびた温泉情緒を感じる。そして、お風呂場の扉を開けてまたまた大満足だった。
中央に薄緑白色の温泉が、なみなみと溢れ、窓の外には、数メートル積まれた雪の壁と
どこまでも続く雪原が見渡せるのだった。

masaさんが言っていたサルノコシカケが、湯舟の釜の上にたくさん入れられていて
そこからエキスが温泉の中に染み出しているようだった。
わたしは手足を伸ばし、天然かけ流しのこの温泉をしばし満喫したのだった。

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ここの露天風呂はどこにあるのかなぁ?と思ったけれど、いったん脱衣場を通り、
外の廊下から行かなければならずしかも混浴らしいとmasaさんが言った。
「ちょっと、覗いてみようか?」ということで、ガラガラガラっと引き戸を開け、
masaさんと一緒に覗きに行った。運よく、誰も入っていなかったので写真だけ撮らせていただいた。
masaさん、いい温泉に連れてきてくれてありがとう。

小屋の脇の小さな道を通って
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小さな露天ぶろは、なんともいい感じ
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いつか、入ってみたいなぁ…
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数メートルの雪壁
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まったりと温泉を堪能した後は、一路ハイウェイを登っていく。
『このあたりから、お待ちかねの雪の回廊だよ。オレは運転で撮れないから
Riiが撮っといてくれよ』
「うん、了解!」Riiちゃんは、一生懸命に撮り始めた。
わたしも、そんな二人を、後ろからパチリ(*^。^*)

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一番高い場所かな?良い景色です。

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時々、景色のいい場所で車を止めてくれ、わたしたちは春の雪山の姿をカメラに収めた。
やはり、黄砂の影響でここでも視界はあまり良くなかったが、それでも雄大な風景を堪能した。
時折り、吹き抜ける突風の強さに吹き飛ばされそうになりながら、
わたしたちは、キャアキャア言いながら、しばし撮影を楽しんだ。

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『さぁ、ここまでだよ。この先が志賀高原さ。しゅーさんのエリアだからね。
ここから、引き返すよ。』と、masaさんが言った。
「しゅーさんちはここから近いのかしら?」
『さぁ?でも、そんなに遠くないんじゃないか?』

『じゃぁ、逢いに来たよって、シューさんちまで行ってみようか?(笑)』
『今、志賀高原にいます!ってメールしたら、来ちゃうんじゃないか?(笑)』
「残念、シューさんの携帯番号もメルアドも知らなかった!(笑)」
なんだ、ダメじゃん!!そう言って、わたしたちは笑い転げた。
 あっ、これって、あの時の尾瀬みたい…と、わたしは思った。
「ねぇ、三人で行った尾瀬、覚えてる?あの時も、シューさんの事で盛り上がったよね。」
『そうそう、あの頃は、シューさんじゃなくって、ねこっしゅさんだったよね。』
『うん、うん、そうだった。ねこっしゅさんだった!』
「きのこを見つける度に、パープルネッコシュなんて名前つけちゃって…」

「ああ、楽しかったよね~♪」そんな話をしながら、わたしたちはシューさんに逢いたくなっていた。
『次回のオフは、志賀高原辺りでっていうのもいいかもね。』
そんな事を言い合いながら、来た道を降りてゆく。

緩やかなカーブを巡りながら雪の回廊をすり抜けていく。

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なだらかなスロープが良い感じ、masaさんは、滑りたい!なんて言っていた。
Riiちゃんもスキーが滑れるらしい。尊敬しちゃうな!!

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おもちゃのように見える赤い屋根のヒュッテ

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スノボーを担いで登っている人が見える。
わたしたちは、冬と春が同居した風景を飽かず眺めていた。

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そして、草津白根を通って、いよいよ、エコさんご夫妻が待つ中之条へと向かいます。
続く…

category: 森・山

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浅間嶺… 

さて、車は旧軽井沢の駅前通りを抜け、別荘地が点在する良い感じの森を抜け
白糸の滝の前を通過する。
昨年、家族で出かけた場所を通ったので、何となく見たことがあると感じる風景なのだった。

白糸の滝を過ぎ、浅間白根火山ルート鬼押ハイウェーに入った。
すぐに、鬼押出し岩石園が見えてきた。
とても見おぼえがあるお寺のような建物と黒い火山岩がごつごつと堆積した大地が
目に飛び込んできた。
わたしは、胸がキュンとした。突然、懐かしい思い出が蘇り心を満たしたのだった。

それは、21歳の夏…最後の家族旅行で立ち寄った場所だったからだ。
翌年の春、結婚する事が決まったわたしに、父母が贈ってくれた旅行だった。
当時、大学生だった弟も予定を開けてくれ、家族水入らずで軽井沢を旅した。
断片的にしか覚えていないのだが、軽井沢のホテルの佇まいや、中庭の涼やかさ
夜に聞いた虫の音や、星の美しさ。旧軽井沢の別荘地の苔むした森の道などを
思い出す。そして、鬼押し出し園で見た浅間山の雄大な姿を思い出した。

「ねぇ、masaさん、どこかにカラマツ林越しに浅間山が見える場所なんてないかしらね。」
と、わたしは、ふいにつぶやいていた。
『そうだね、あるかなぁ?でも、どうして?』
「うん、昔、好きだった詩に、カラマツ林の上に浅間嶺を見るというのがあってね。ちょっと思い出したから…」
それは、下の↓落葉松という詩で、軽井沢の家族旅行の時、母と一緒に朝の散歩で
別荘地を歩いていて、ちょうどこんな光景に出逢ったのだった。
あの時の心境を思い出して、ふと、発した言葉だった。

落葉松  北原白秋

からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。

からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけリ。

からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。

からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。

からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり。
からまつとささやきにけり。

からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。

からまつの林の雨は
さびしけれどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。

世の中よ、あわれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。

そんな、突然の個人的なセンチメンタルで、発した言葉だったのに、
masaさんとRiiちゃんは、ずっと、心に留め気にかけていてくれて、
カラマツ林越しに、浅間山が見える場所を探していてくれたのだった。
『ねぇ、しーちゃん、こんな感じでどうだい?』と、masaさん。
『しーちゃん、ほら、この辺りからは、どう?』と、Riiちゃん。
わたしは、ふたりの優しさに、ジーンと胸が熱くなったのだった。

浅間嶺にけぶり立つ見つ。

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浅間山が真ん前に見えるドライブインで、masaさんは、車を止めた。
『Rii、こんなもんで、どうだい?』
『うわぁ~!!浅間山だね♪大きいねぇ…登りたくなる~♪』
Riiちゃんは、そう言って、駐車場の端まで走って行って、熱心に写真を撮っていた。

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ハマーだったけ?こんなジープカッコいいね。

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そこから、嬬恋を走り抜け、わたしたちは、お蕎麦屋さんでお昼にした。
わたしは、嬬恋蕎麦。とっても美味しかった(*^_^*)
嬬恋の里は、桜が満開で美しかった。

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次は、万座へ続きます。

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碓氷峠越え 

「もしかして、ここ、横川のそばじゃない?」
『そうだよ、横川の駅だよ。』
「え~!もしかしたら、SLが走ってくるんじゃない?」と、わたしは身を乗り出した。
昨年の夏、masaさんのお店の開店祝いに来た帰り、ふら~っと来てしまった駅だった。
『ハハハ、しーちゃんは、テツ子さんだったよね。
鉄道ファンには、たまらない鉄道文化村があるらしいよ。寄ってあげられないけどね。』

何でも歴代の列車が多数展示されているらしい。
窓越しに、列車の姿が何台も見えた!!これは、絶対、もう一度こなくっちゃ!!
そんなかぶりつきのわたしは、さておいて、masaさんとりーちゃんは、涼しい顔でドライブ中だった。
『鉄道文化村には寄ってあげられなかったけれど、眼鏡橋は見せてあげられると思うよ。』
「ほんと?眼鏡橋が見られるの?行ってみたかったのよ!!」わたしの喜びようは、
きっと手に取るように分かったんだろうなぁ…(笑)
運転席の二人は、ただニコニコと笑っていた。

木々の芽吹きが始まったばかりの、森の中を抜けてつづら折りの山道を登っていく。

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大好きな芽吹きの薄茶色の森にうっとりしていたら突然、目の前に巨大な建造物が現れた!

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あまりに大きすぎて、そして、あまりに唐突に現れすぎて、何が何だか分からずにいた。

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やっと、我に返って、大騒ぎした(笑)
「凄い!凄い!これが碓氷峠第3アーチ!!こんなに立派で大きいんだ!!」
『さぁ、降りてみようか。』と、masaさんが、車を止めてくれた。
Riiちゃんも、以前に来た事があったらしいけれど、降りたことはなかったみたい。
わたしたちは二人して、ただただ、見上げるばかりだった。

アーチの橋の下を清かな早春の川が流れている。
後ろの山並みは幾重にも深く、木々の芽吹きに霞んでいた。

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masaさんが、しっかりカメラに抑えている。
レンガ造りの橋げたの曲線が美しい…

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masaさんと、Riiちゃんが、アーチの下を歩いて行く。
人はまるで小人のようだ。
それにしても、明治時代に、急峻な山間に、こんな立派な建造物を作るのは大変だったろうと思う。
ただ、実用的なだけの橋ではなく、自然に溶け込むようなやわらかな色彩の煉瓦を使い、
美しいカーブの曲線を持ったアーチ型の橋を造った、昔の人の心意気と美的センスに尊敬の念を抱いた。

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この橋は、明治24年~26年にかけて、イギリス人のパウェル技師の指導により造られたそうだ。
レンガ造りのアーチ橋としては最大級の建造物で、技術面と芸術性で評価を受けているのだと言う。
今もなお、往時を偲ばせる迫力と美しさがあると思う。

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この橋の上を、歩く事が出来るのだそうだ。
わたしたちは、早速登って行った。当時、走っていた列車の写真などが展示されていた。
まだ、この先のトンネルを抜け、いくつものアーチ橋があるのだそうだ。
今、この上の駅まで、ウォーキング道が作られる予定だと言う。
わたしは、また、ぜひ、歩いてみたいと思ったのだった。

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橋の上からは、とても良い眺めを楽しんだ。
芽吹きに染まる山肌には、ところどころに山ザクラの花が満開で、美しく色を添えていた。

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イタヤカエデは新緑の色。淡い黄色の花を咲かせ、ぼんやりと煙るようだ。

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地面には散り敷いた花がいっぱいこぼれ、

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風に揺れるアカシデ(?)の枝先には、ウスバシロチョウが翅を休めていたりした。

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『それじゃ、そろそろ次に行こうか。軽井沢は寄らずに走り抜けて行くよ。』と、masaさん。
わたしたちは、車に乗り込んで、つづれ降りの山道を越えて行った。
わたしは、バックウィンドから、美しいレンガのアーチ橋が木々に隠れて見えなくなるまで眺めていた。
ありがとう!碓氷峠第3アーチが見れて、最高でした(^O^)/

続く…

category: 森・山

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あの頃のまま… 

朝、ホテルの玄関では、masaさんが車を横付けして待っていてくれた。
「おはよう!」「お待たせ~!」『よく眠れたかい?』
そんな、気楽であったかい会話がいい。
さっそく、masaさんの車へ乗り込んで、群馬周遊の旅がスタートした。
『さて、どこに行こうか?まず、しーちゃんのリクエストの展望の丘に寄ろうか?』
「えっ!寄ってくれるんだ!masaさんのブログで見て行ってみたかったんだ!」
『景色、いいの?山が見える?』
『360度、見渡せるんだけど、今日はどうかな?少し雲ってて視界悪そうだからなぁ』
「チューリップ、まだ咲いてるかな?」『どうかな?でも菜の花は咲いてるよ。』

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車はスイスイと街中を抜けて、一路展望の丘へと駆け上がった。
そこは、緩やかな起伏の丘一面に菜の花畑が広がる牧歌的な風景が広がっていた。
『わぁ~!!いいねぇ』「なんか、北海道みたいだよね!!」

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わたしたちは車から降りると、真っ先に、丘の先端へと走って行った。
足下には高崎の市街地が広がり、その先には群馬の山々が連なっているはずだった。

あいにく、黄砂が視界をさえぎり、空はどんよりとくすんだ色になり、見えるはずの
名だたる群馬の明峰や、上信越の名山を望むことは叶わなかった。

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『ああ、浅間山が見たかったのになぁ…すごく残念だよ。』と、Riiちゃんは本当に
残念そうな顔をした。
『今年は、山登りは諦めなくちゃならないから、せめて、群馬の山が見たかったよ…』

『夏になったら、登れるさ。北アルプスは無理でもさ、諦めるなよ』と、masaさんが
力強く言った。
彼の言葉の、嘘のないやさしさは、素直に心にしみてくる。
三人でしばらくは、そこに見えてくるはずだった景色を想像しながら、丘に吹き付け
る風を体に受けていた。

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「わたし、菜の花が一面に咲いているこんな風景見たかったのよ!」
そう言ってカメラを出すと
『しーちゃんが撮り始めたら、2時間ぐらい動かないんじゃないかぁ』(笑)
『うんうん、昨日も、結構撮ってたしね』(笑)
「だいじょうぶよ。そんなに撮らないから。」(笑)

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そういいながらも、あちこち撮りたい風景が広がっていて、わたしは走りまわっている。
『菜の花の迷路があるんだよ』そう、言って、ふたりは一足先に菜の花畑に消えて行った。

腰まで埋まる菜の花畑で、談笑している二人…ほのぼのとメルヘンチック
わたしが、カメラを向けると、Riiちゃんが、笑いながら
『しーちゃん早くおいでよ』と呼んでいる。

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「この迷路、複雑だよ。どうやっていけばいいの?」
『ハハハ、そのまま、道なんか無視しておいでよ』「あっ、なるほどね!」
時が経ったけど、三人とも尾瀬を一緒に歩いたあの時のままだね。

鯉のぼりが、五月の中空にひらひらと泳いで、平和な風景が広がる。
Riiちゃん、大地震も原発事故も今日だけは忘れられるといいね。

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芝桜の丘もあった。

綺麗だね♪

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『キャットテイルだって。』 「ネコのしっぽ?」

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『じゃ、次は、Riiが見たがってる浅間山を見に行こう!』
『やったぁ!!』ということで、軽井沢経由で鬼押ハイウェイへ向かう事になった。

続く
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category: 森・山

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再会(逢いたかった君に…) 

GW、懐かしい友たちとの再会があった。
山が好き、里山が好き、身近な自然に生きる動植物が好き。
そんな仲間たちが、ネット上で知り合ったのは、かれこれ10年近く前の事だった。
わたしがホームページを開設した当初からの友人たちだ。

どこかのBBSで出逢い、友達から、またその友達へみたいな感じで
いつの間にか繋がっていった仲間たちが、最初にオフ会をしたのは、
2005年秋の事、群馬県中之条で、イチゴ農家を営むエコさんのお宅に
一泊させていただいて、散策&夜のキノコ鍋を囲んでの大宴会(^^♪
名付けてキノコオフ。そして、翌年、2006年春に、エコフィールドのスミレを
求めてのスミレオフ。この時も、夜は自分たちで摘んできた山野草の天ぷらを
肴に、大宴会^m^山里に愉快な仲間の笑い声が夜更けまで響いていたと思う。

とにかく、お酒の強いRiiちゃんを囲んでの宴会は、屈託がなく本当に楽しかった。
飲むほどに、みなさん饒舌になり、愉快な話に花が咲いたものだった。
その年の、冬にも日帰り登山のオフ会が開催されたのだが、わたしは
家庭の事情で参加できずに終わった。
その後、みなさん、それぞれに、仕事や趣味や、私生活で多忙となり、
あれほど楽しかったオフ会も、なかなか開催できなくなっていった。

でも、逢えなくても、心の中ではいつも、仲間の事は気にかかっていた。
楽しかったオフ会の思い出は、時々話題にのぼり、いつかはまた逢いたいねと
話したりしていた。
そして、あの頃、想像だにしなかった事態…
あの、東北関東大震災が起きてしまった。大津波の甚大な被害…
そして、原発の大事故…幸い、仲間はみな無事だったけれど、
唯一、福島に住むRiiちゃんの事が、気がかりでたまらなかった。

GWを利用して、福島へみんなで行けないだろうかと考えた。
風評被害で、集客できない会津地方の観光地の様子などテレビで見るにつけ
なんとか少しでも協力出来ないものかと考えていた。
会津若松あたりで、オフ会をして、Rちゃんを元気付けたい…

けれど、実情として、土地勘がないわたしたちでは、難しい所もあり
急な呼びかけでは、みなさんも都合が付かないこともあった。
Riiちゃんは、『他県のみんなが来てくれるという気持ちはすごく
ありがたいけれど、わたしが、そちらに行った方がいいんじゃないかな?』
と、言ってくれていた。福島市のRiiちゃんの所から、会津若松はかなり
遠くて、他県に行くような感じなのだと言う。

そこで、みんなの第2の故郷と言えるべき、群馬でオフ会を開く事にした。
まず、初日は、Riiちゃんが新幹線で到着する高崎駅に、むじなJさんと、わたしが
迎えに行き、高崎で、  「俺のそば」 という、つけ蕎麦屋さんを営む masaさんのお店へ向かった。
美味しいお蕎麦と楽しい会話、masaさんのカッコいい仕事ぶりを楽しんだ。
masaさんがお店をお昼で閉めてくれることになり、masaさんの片付けが
終わるまでの間、わたしたちは、むじなさんの車で観音山へと向かったのだった。



わたしたち三人は、高崎の土地勘はなくて、カーナビ頼りに出かけることに。
とりあえず車を駐車場に入れ、『観音様は、どっちだ?』
「う~ん、こっちじゃない?」なんていいながら、観音山ウォーク(笑)

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白衣の観音様が見えて来ました。『おお何十年ぶりかな~!』とむじなさん。
わたしたちは、初めて見ましたけれど、ほっそりと綺麗なお姿でした。

高崎の観音様
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観音様の下には藤棚が綺麗でした。

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ハナズオウも花の盛り

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ヤマブキが、風にそよいでいました。

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山つつじが緑の中に綺麗に映えていました。

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masaさんが、お店を始める時、群馬に戻ってこようという気にさせられたと言う
観音山の新緑…その新緑が目に染みました。

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土産物屋さんには、看板娘のこんな子も…(^^♪
剥製かと思ったら、生きてます。福を呼ぶフクロウの福ちゃんだそうです。

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次は、達磨寺がある少林山に、移動しました。
山門に立てば長くて急な階段があります。
『どうする?』『登らないで車でも上がれるみたいだよ。』

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でも、「ほら、あんな小さな子も登ってるんだから!登りましょうよ」という事で
『この階段を上りあげたら、また、階段があったりして…』なんて、言いながら
息を切らして登りあげたら…

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「やっぱりね。」お約束のように、また階段がありました。(笑)
でも、藁葺屋根の山門が良い感じ。それに、ケヤキの新緑がなんて、綺麗なの!!

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達磨寺と言われるだけあって、たくさんの達磨が奉納されてます。
『高崎と言えば達磨だろう。』と、むじなさんがおっしゃってました。

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達磨資料館を覗いて、わたしは、達磨法師がインド人だったと言う事を知りました。
「達磨法師って、日本人じゃなかったのね!」と、わたし。
『中国人だっけ?』と、りーちゃん。『違うよ、インド人だよ』とむじなさん。
目からウロコでした~^m^

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帰りは、女道をまったりと降りて行きます。
ジュウニヒトエがたくさん咲いていました。

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ツタの緑が綺麗です。

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枝垂れ桜は終わったけれど、その木の下の山つつじが見事です。

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木下闇には、シャガの花が群れて白く光っていました。

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さて、軽い観光を終え、masaさんのお店に帰ると、ちょうど終わったところでした。
しばし、お店でお話しをして、そろそろ飲み会のお店に移動します。
ここで、いちじんさんとけいこさんが合流です。
以前のままの、優しい笑顔のお二人に、逢えずに過ごした時間は一瞬に埋まり
久々の再会に、Riiちゃんは、ぱっと顔を輝かせました。
時折、ちょっと淋しげに見えたRiiちゃん…
大津波による被害や福島の原発事故を目の当たりにした彼女が受けたであろう
悲しみやショックの大きさを思うと、今回のオフ会に来てもらったのは、
やはり、少し早すぎたのかなと、心配していたのだけれど…。

けいこさんと手を取り合って喜んでいる彼女の心からの笑顔に安心したのでした。
それからの5時間余り、わたしたちの話題は尽きる事がありませんでした。
ただ、会話の中で、『福島ナンバーの車が他県に行くと、石を投げられたり、
ミラーを折られたりするから、怖くて車では出られないんだよ。』という
Riiちゃんの言葉に、わたしたちはみんな信じられない思いになったのでした。

『そんなバカな?そんなこと、する人がいるなんて…』
でも、実際に、Riiちゃんの周りで被害に遭った人たちがたくさんいるそうです。
本当に心の痛む話です。
『わたしたちの間では、あの原発がもっとひどい状態になったら、自分たちは
お終いだと思ってるんだ。最初は、怖がって、いろいろ心配してたよ。
雨には絶対濡れないようにとか、なるべく外に出ないようにしようとかね。
でも、そのうち、疲れちゃって。。。もう、どうにでもなれって感じだよ。
本当は、わたしたちの所も危険なのかもしれないけれど、みんな普通に暮らしているよ。
明日はどうなるか判らない…だから、お金とか持ってても仕方ない。
それより、やりたい事をやって、後悔しないようにしようと話しているよ。』
そんなRiiちゃんの言葉を聞きながら、何もできないもどかしさを感じました。
きっと、当事者でなければ、その不安や悲しみや怒りは判らないんだと思います。

積もる話や、懐かしい思い出話など、楽しい時間は過ぎ去って、そろそろ
お開きになりました。後ろ髪惹かれつつ、何度も手を取り合って、またの再会を
誓い合ってお別れしました。みなさんと別れた後、わたしたちは、もうちょっと
話そうかという事になり、masaさん、お勧めの素敵なバーへ移動しました。
なんか、飲むと言うより、ひたすら食べて話してたかなぁ(笑)

そして、masaさんに送ってもらい、わたしたちがメトロポリタンホテルに
チェックインしたのは、12時を回っておりました^_^;
翌朝、9時にmasaさんが、ホテルに迎えに来てくれる約束になっていました。

長くなりました。続きは、群馬をドライブ、エコフィールドへ<(_ _)>

category: 日々の思い

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すみれ色の風 

山あいの小さな小道を登り上げると、森の中でチゴユリの白い小さな花が揺れていた。
うつむいて咲く目立たない清楚な花だけれど、愛らしくてわたしは好きな花だ。
特に、雨に濡れたチゴユリが好きだけれど、今日のように、
尾根筋を吹いてくる風に絶え間なく揺れている姿も愛おしくなる。

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やがて、杉の枯れ葉に埋もれるようにして、白い小さなスミレが現われる。
花の中心が濃い紫色をしていて、花びらには紫色の細い筋が入る。
ぷっくりとした距と言われる部分も紫色でかわいい。

葉に斑が入る、フイリフモトスミレ
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4つ並んだ花がかわいいね!
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葉に斑の無いタイプ
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そして、同じくらい小さい紫色のスミレが現われる。マキノスミレだ。
小さなスミレだけれど、葉っぱが垂直に立ち上がる特徴があり、
どこかきりりと潔いイメージがする。

斜め後ろから
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横顔と
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木漏れ日の中で咲く姿
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フモトスミレとマキノスミレがいれば…
両種を親とする交雑種のあのスミレ、ミドリミツモリスミレがどこかにいるかもしれない。
わたしは、その幻の花を三年前から探していた。

最初の年は風邪を押して探し回り、翌日から熱を出して寝込んでしまった事もあった。
その時、うわごとのように、「ミドリ・・ミツモリ、ミドリ・・ミツモリ」とつぶやいていたらしい。

なんと、森の中を歩いていたてばまるさんが、事も無げに「あった!」と言った。
慌ててかけよると、こんもりとした大きな株に、蕾が2つ、咲き終わった花殻が1つ。
「これが、ミドリミツモリスミレなのね!」わたしは、座り込んでため息を漏らす。
艶々の緑の葉は、フモトスミレのそれだった。

ミドリミツモリスミレ
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わたしたちは、こいちゃんが見つけたマキノスミレの尾根を少し歩くことにした。
竹林の中の小道を登っていけば、草庵と呼ぶのにふさわしい民家が現われる。
海老茶と黄緑色の楓の新緑が光に透けてうっとりするほど美しい。
こんな古民家で暮らせたら素敵だと思う。

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白壁も緑に染まる
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海老茶と、黄緑のコラボが新鮮。
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わたしたちは、凛々しいマキノスミレやイカリソウをカメラに収め、
シャガの花が群れる谷筋の道を抜け、次の目的地へと向かった。

イカリソウ
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マキノスミレ
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木漏れ日の道を抜け、セリバヒエンソウや、山吹やタンポポが咲き乱れる山の道を行く。

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シロヤマブキ
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セリバヒエンソウ
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ヒメフウロ
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タンポポ
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綿毛がふわふわ♪
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そして、眩しげな、八重咲きの黄色いヤマブキ
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昨年蛍を楽しんだ林道を、どんどんと登り揚げていく、
林道にはニガイチゴやキイチゴ、クサイチゴの白い可憐な花が風に揺れていた。
わたしは、やわらかなベールのように透き通るこの花に心惹かれて止まない…

ニガイチゴ
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ほんのりと赤い花芯が、きれい。
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土手を振り仰ぎ光を散りばめながら、道路にしゃがみこみ谷の緑を映し込みながら、
シャッターを押し続けた。気がつくと、仲間は遙か先をあるいていたりする。
終始、遅れがちになりながら、仲間の後を追いかけていく。

やわらかな花びらと清楚な花姿が、何とも言えず好き…
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いくら、撮っても飽きないのだった。
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クサイチゴ
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やがて、林道の終着点から、登山道へと入っていく。
杉木立の中に、細ぼそと続く登山道は、木洩れ日が時折り落ちてくる森だった。
時折り、綺麗なタチツボスミレが、薄紫の花を風にそよがせている。
ああ、すみれ色の風が吹いているなぁ…やっぱりわたしは、立ち止まってしまう。

タチツボスミレの花色が好き
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群れて咲いても
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木漏れ日に咲いた、小さな一輪にも、すみれ色の風…
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そうそう、綺麗なピンク色のタチツボスミレを見た。
葉っぱの葉脈がちょっと変わっているけれど、ツルタチツボスミレ??

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仲間は、綺麗なフモトスミレや、アケボノスミレを見つけては、わたしを呼んでくれる。
その度に、覗き込み、膝まずいてはカメラを向ける。
アケボノスミレは、その美しい花色に、うっとりさせられる。
なんとも言えないしっとりと落ち着いた深いピンク色…大人びた顔のスミレさん。

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木漏れ日に咲いても
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杉の枯れ葉から、顔を出しても
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ほんとに、美人なスミレさん。
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しばらくは夢中で写真を撮っていると、てばまるさんが、斜面の上のほうから呼んでいる。
『あったよ~!花が咲いてる!』こいちゃんが、急いで駆け寄って驚きと歓びの声をあげる。
『本当だ!ああ、素晴らしい~!!心臓が止まるくらい嬉しい!!』とこいちゃん。
わたしも駆け寄って、歓喜の声をあげてしまった。
なんて、美しく気品があるのだろう!!マキノのあの奥ゆかしい花色と、フモトの愛らしい花姿を併せ持った花。

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こんなに気高い花だとは思っても見なかった。
てばまるさんによれば、交雑種は、みな、花付も良くて、大きな株になるのだという。
でも、大体は、3年程で絶えてしまうのだと言う。
そんな幻の花だからこそ、美しいのかも知れない。

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わたしは、出逢えた事に感謝した。
こいちゃんが、この場所へ案内してくれなければ、逢えなかった。
てばまるさんが、見つけてくれなければ、出逢えなかった。
そして、安曇野さんが、今日、一緒に来てくれなければ、逢えなかったろう。
わたしは、素晴らしい仲間たちに心から感謝したのだった。

帰り路、ヒメレンゲを撮ったり、
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ツクバネウツギを撮ったり、
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ウツギの花を撮ったりしていたら、
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なんでもない斜面を見上げ、てばまるさんが立ち止まっている。
「何か感じるの?」と、わたし。
『うん、道があるなって、思ってね。なんかありそうだなぁ』とてばまるさん。
「じゃぁ、入って見ましょうよ。」と言うことで、すぐさまてばまるさんは登りだした。
そして、すぐに、『あったよ~!』の声。
わたしは、急いで先にいってしまった。こいちゃんと安曇野さんを、携帯電話で呼び戻した。
「てばまるさんが、何か見つけたらしいわよ。戻ってらっしゃいよ。」
『よし、判ったすぐ戻るよ。』

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わたしは、慌てて、てばまるさんの後を追った。
そして、覗き込んでいるスミレを一目見て、「何なのコレ?」と叫んでいた。
後の二人も駆けつけて、わいわい、がやがや、見たことも無いスミレに夢中になった。

『葉の感じはタチツボスミレだけど、距が無いんだよね。』と、てばまるさん。
「ほんとうだ、茎にガクがついていてそこに花が付いてるね。」
『みんな、上を向いて咲いてるなぁ。花の形も変わってる。新種ですか?』とこいちゃん。
安曇野さんは、何が何だか判らない?って、顔をしている。

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てばまるさんは、何となく、どこかで見た気がする。家に帰って調べればきっと判ると思うとの事だった。
そして、その晩、てばまるさんから来たメールには、“ミドリタチツボスミレ”と書かれていた。
タチツボスミレの、突然変異種で、先祖帰りしたスミレだそうだ。
一過性のもので、次の年には元に戻ってしまうそうだが、なんて不思議な出逢いなんだろう。
わたしたちは、心を少年のようにときめかせたまま帰路についたのだった。

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山並みが芽吹きの色に染まり、心地良い風がすみれ色に染まる。
それを柔らかな春の暮れ色が包む林道だった。


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category: 森・山

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春愁の尾根 

2006年の冬から春にかけて、わたしは奥武蔵の山中にあるブナの巨木を探していた。
そのブナは山中のウノタワという窪地にあるという。
地図を広げてみても、ウノタワという地名はどこにもなかった。
どうやら、妻坂峠と鳥首峠へ抜ける稜線上にあるらしいという事は分かった。
でも、名郷の奥にある無名の沢から直登できそうだ。
わたしは、このマイナールートからアクセスしてみたくなったのだった。

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木々の葉が散り敷いた12月。林道を登り上げたところにある沢に辿り着いた。
わたしは早速、踏み後のような道を登り始めた。
静かな水音が響く小さな沢沿いに登って行くと、途中で沢が消え道が二股に
別れているところに辿りついた。

その場所に、大きなサワグルミが立っていて、その幹には、ウノタワと
書かれた木の札が取り付けられていた。その下には、ルートを示した
ブリキの看板があったが、古くて、赤いペンキが消えかけていた。

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わたしは、その看板をじっくり眺め、左の道を選んだ。
ところが、そこからの踏み後は、大量の落ち葉に埋もれ、途中で見失った。
でも、葉を落とした明るい森は良く見渡せるし、ピークは容易に判ると考えた。

わたしは、ひとつのピークを見定めて、急斜面を登り始めた。
途中、何度も振り返ったり、周りの大岩などの目印を頭に叩き込みながら登り
何とか尾根上のピークに辿り着いたが、あるはずの登山道が見当たらなかった。

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結局、ウノタワを見つけることが出来なかったが、美しい枯葉の森を彷徨った
記憶は鮮明に脳裏に残った。
後に判った事だが、この時は、実際よりも大分左よりへと登っていたようだ。

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年が明け、次に訪れたのは、木々の芽吹きが始まる前の早春の季節だった。
相変わらず静かな水音を聞きながら、沢を遡れば、早春の花たちが迎えてくれた。

点々と咲き続くニリンソウ、薄紫のヤマエンゴサクや、ハナネコノメなどに
心惹かれながら、サワグルミの木の下の案内板のところに辿り着いた。
前回、左の道を取ってダメだったので、今度は右の道を行ってみることにした。

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右の道にはガレた沢が続いていて、のっけから倒木などを乗り越えていくような
野趣溢れる道だった。
岩だらけの沢を詰めていくと、大きな岩戸のような巨岩に行く手を阻まれた。

巨岩の裂け目を水が流れ落ちていて、さながら小さな滝のようになっている。
光が当たって輝く滝を見ようと、岩に這い上がって、わたしは声をあげた。
その岩戸には、ハナネコノメの小さな花が群生を作って咲いていたのだ。

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チロチロと流れる水に、陽射しが差し込んで美しく輝きを放った。
何だか、巨人になって、小さな箱庭のような滝を眺めているようで、
「不思議の国のアリスになった気分…」だった。

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素晴らしい聖地に迷い込んだような気がした。
わたしは時を忘れてハナネコノメの撮影に没頭した。
やっと、我にかえり、どこかに道はないかと探したけれど、
どうやら、その先にも道は無いようだった。

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やはりこちらの道も違うようだけれど、このハナネコノメが咲く岩戸を
発見しただけで満足していた。ハナネコノメに、ちょっと後ろ髪を引かれ
ながらも、沢を離れ、枯葉の尾根をもう少し登りあげてみた。

ザクザクと足首まで枯葉に埋もれながら、緩やかな斜面を登り上げると、
一面に、バイケイソウの若葉が芽を出している場所に辿り着いた。
良く見るとそこら一面に、大好きなヒナスミレが咲いている。
バイケイソウの若い緑と、ヒナスミレの淡いピンク色
周りは枯れ色なのに、なんだか、その谷間だけ春が来ているようで、
とても不思議な光景だった。

ヒナスミレ
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バイケイソウ
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そして、翌年の春。ウノタワへの願望は諦めきれずに、もう一度
左の道に挑戦するために、再びこの場所に立った。
それは、前回よりも少し春が進んだ季節だった。

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木々は、芽吹いたばかりの透き通るような緑の葉を風に揺らしていた。
柔らかな若葉のそよぎに光までも緑に染まりそうだった。

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足元には、ニリンソウが群落を作り、水色やピンクのヤマエンゴサクが
小人の三角帽子のような花を風に揺らし、ハナネコノメの花に変わって、
愛らしいコガネネコノメソウや、シックな色合いのヨゴレネコノメソウや、
ツルネコノメソウが沢筋のいたるところで、群れていた。

コガネネコノメ
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ヤマエンゴサク
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ニリンソウ
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大好きなスミレたちも、ナガバノスミレサイシンや、エイザンスミレ、
ヒナスミレ、タチツボスミレ、と咲き誇り、シコクスミレの凛とした
純白の花にも逢えた。

タチツボスミレ
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マルバスミレ
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わたしは、そんな春の花たちに癒されながら登っていく。
前回、間違えた箇所が、今回はしっかりと道が見えていた。
こうして、尾根へと登り上げると今度はカタクリや小さなフモトスミレ
たちに迎えられた。まるで花の道だった。

トウゴクサバノオ
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ヤマエンゴサク
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ミツバコンロンソウ
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ヒトリシズカ
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カタクリ
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ナガバノスミレサイシン
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やがて、杉木立を抜けると、広々とした窪地に飛び出した。
杉苔に覆われたふかふかの湿地、まるでスポンジに乗っているような
心地良い感覚に、わたしは、靴を脱ぎ、裸足になって走り回った。
まるで、子どもになった気分、足裏がすごく気持ちいい…
ここが、ウノタワだった。

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そして、その窪地の先の緩やかに起伏する尾根の向こうに、探していた
ブナの巨木を見つけた。その時の感動は忘れられない。
尾根に続く道には、足の踏み場も無いほどの、フモトスミレの群落も
あったのだった。

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春愁の尾根…あの日の感動を求めて今年もこの季節に訪れた。
残念ながらシコクスミレは蕾のままで、あれほど地面を埋めていた
フモトスミレの姿は、どこにもなかった。
けれど、他の花たちがわたしの心を癒してくれてしあわせだった。

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シコクスミレの蕾
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category: 森・山

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