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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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我が家の忘年会 

12月30日、いよいよ、今年も余すところあと1日になってしまった。

今日も、朝から、大掃除の続きだ。
でも、今日は、1人ではない。主人も、息子も、娘も、みんなが分担して手伝ってくれた。
随分、前もって、大掃除をしていたが、やはり、やらなければいけないことがたくさんあって、夕方までかかってしまった。

でも、今日は、弟も呼んで、忘年会を開く事になっているから、夕飯を作らなくて良いのが嬉しいのだった。

午後、6時半に弟がやってきて、みんなで焼き肉屋さんに出かけた。
息子がご馳走してくれると言うので、こちらも嬉しい(*^_^*)

そして、ゆっくり食事を楽しんだ後、久しぶりにカラオケをしようということになった。
そう言えば、弟とは、一度もカラオケをしたことが無かった。
いったい、彼は、どんな歌を歌うのかな?と思ったら、陽水の“少年時代”尾崎の“I Love You”
ユーミンの“春よ来い”「なかなか良い選曲じゃない♪そうよね、同世代だったんだものね。」といまさら、納得(*^_^*)
しかも、以外に上手で驚いた。弟をちょっと見直したのだった。

我が家の兄妹も、仲良くデュエットして乗り乗りで楽しそうだったし、夫も、気持ち良さそうに歌っていた。
わたしも下手な歌を4曲も歌ってしまった(^_^;)娘と息子とも一緒に歌って楽しかったし、いい忘年会だったなぁと思った。

それにしても“少年時代”そして“春よ来い”なんていい歌詞なんだろう。。。

♪~春よ来い

 夢よ 浅き夢よ わたしはここにいます。
 君を想いながら ひとり歩いています。
 流るる雨のごとく 流るる花のごとく 

 春よ遠き春よ 瞼閉じればそこに
 愛をくれし君の なつかしき声がする。

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category: 日々の思い

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2009最後の小さな旅 

12月も押し迫り、26日27日と大掃除を頑張った。
28日は仕事納め。まだ、大掃除は残っているものの、29日はアイリスも冬休みに入ったので、2009年最後の小さな旅に出かける事にした。

場所は、どこにしようか?と、いろいろ考えたが、やっぱり一昨年の12月30日に出かけた秩父の三峰山に行ってみようという事になった。

とても穏やかで暖かな年末だった。一路三峰へと向かう道すがら、今年の2月末に節分草を見に行く時に、気になっていた橋の下の巨樹を探す事にした。
とても高架になった橋を渡りながら、わたしは、眼下に見える高い梢を見逃しはしなかった。
「その先で、車を止めて貰ってもいい?」いきなり、そんな事を言い出すわたしに、『OK!』と、アイリスは車を道端の小さな草地に横づけしてくれた。
さっそく、飛び出して橋の上まで駆けて行き、下を覗いた。「ほら、あの樹よ。多分、ケヤキだと思うわ。」
『ほんとだ、凄いね!でも、どうやってあそこまで行くの?』
「たぶん、どこかに、降りる道があるはずよ。」わたしは、周りをきょろ、きょろ見回して、小さな墓地の脇に付けられた杉木立ちの中の細い道を降りて行く。
『大丈夫?本当に行けるの?』「大丈夫よ、日原で培った野生の勘かな?(かなり大げさ)」

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思ったとおり、その細い道は巨樹の裏側に繋がっていた。
降りていくにしたがって、その大きな姿が目に飛び込んできて予想をはるかに超えた巨樹にわたしは驚きを隠せないのだった。

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でも、どうも、2本の樹のようだけれど?

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表に回って見て、やはり、この木が2本の寄り添った樹だと言うことが判った。
巨樹にはしめ縄が巻かれ、「夫婦欅」の名前が付けられていた。
2本の樹だとしても、1本がとても大きい。素晴らしい巨樹だと思った。

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見る角度を変えると、また、すさまじい大きさだ。でも、仲良く肩を抱き合っているようで「夫婦欅」の名前が微笑ましい巨樹だった。

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このケヤキの巨樹のすぐ下は、河原になっているようだった。
わたしたちは、ちょっとだけ、河原に出てみようかという事になり、大急ぎで森を抜けてみた。

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陽射しをいっぱいに受けて、キラキラ輝く川面が眩しい。

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遠くには、三峰駅からのバスが走る高いアーチの橋が架かり、河原ではセキレイたちが楽しげに遊んでいた。

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『あっ!魚だ、およよ(魚のこと)がたくさんいるよ♪』
見ると、浅瀬になった陽だまりの流れの中にたくさんの稚魚が泳いでいた。
「あったかくて、なんて気持ちがいいのかしら。魚、何の魚かしらね?」
わたしたちは、しばらく魚を眺めたり、大きく広がる青空を眺めたりした。
本当に風もなくて燦々と陽光が降り注ぎ、暖かくて、眠くなるくらい気持ちのいい河原だった。

空を見上げたその時、一羽のトビが、森から羽ばたいて飛んだ。

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幼鳥だろうか?何だか小さく見える。風が無いからなのだろう、何度も羽ばたきながら低空を飛んでいく。

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やがて、青空へと上がり、少しづつ上昇していく。

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猛禽の飛翔は、いつ見ても胸がすくような気がする。
ここで、のんびり鳥見も良いけれど、三峰山に行く予定なので、また、車に乗り込んだ。
やがて、大滝村へと入り、大輪の集落や、栃本の集落を走り抜ける。
山の斜面や道路沿いに点在する古民家の佇まいが何とも言えずいい。広い庭、日当りの良い縁側、秩父の民家の造りは、二階の出窓の造りに特徴があるような気がする。
写真を撮れないのが残念だけれど、いつか、美しい山村風景を眺めながら村の散策をして見たいものだと思ったりする。

昔は、大輪からケーブルで三峰神社に入ることが出来たのだが、今は、ケーブルは廃業してしまい、随分とこの辺りの観光はさびれてしまったように見える。
ケーブルが無いので、秩父湖(二瀬ダム)を横断してスカイラインを登っていく事になる。
このダムへの道が、実にユニークなのだった。車が一台しか渡れないダムの堤防の上を、時間差で走っていくのだ。
堤防へ出るまでは、狭いトンネルを通って行くのだが、途中で2手に分かれ、直角に曲がったりする。
まるで、遊園地のアトラクションか、インディージョーンズの映画の中に入ったような、迷路のような道なのだった。

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三峰山への道は、とても景色が良くて、素敵だ。
途中、吉ヶ谷の大栗という巨樹もあったりする。


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三峰山に着いて、昼食を食べるために寄ったお店では、とても見晴らしが良くて陽射しが当たるベランダがあり、このベランダの餌台には、ヤマガラやコガラがやって来ては、餌を運んでいく。
思いがけず、かわいい姿を見ることが出来て、わたしたちは嬉しくなってしまった。
山の中で遭遇する鳥たちには、とても思い入れがあるけれど、たまには、こんなに楽チンな鳥見も悪くない(笑)

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しばらく鳥と戯れた後、杉木立の中の参道を通り、三峰神社へと向かった。
昔、アイリスが、小学校4年生の頃の夏休み、アイリスとマーガレットと三人で、奥多摩の鴨沢から雲取山へ登り、一泊して、帰りは三峰神社へと縦走した事があったが、アイリスはすっかり忘れてしまったそうだ。

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重厚な佇まいの本殿が、樹齢何百年もの杉の巨樹に囲まれて立っている。

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古い彫刻が施されていたり、

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きらびやかな蒔絵の世界だったり、

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天井は、一面花の絵を散りばめた見事な造りで、美しい。

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本殿の周りの彫刻は極彩色の色に塗りなおされ、とても華やかだ。

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日光の東照宮を思い出す。派手だけれど、気品がある。

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ここの狛犬は狼らしい。

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午後の傾き始めた陽射しの中、ひっそりと静まり返った拝殿は、神聖な空気に包まれ、否が応でも荘厳な感じがし、心がしんと静まっていく。
わたしたちは、今年一年のお礼をし、来年もしあわせな一年にが巡って来るように願った。

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そして、3時、山々は、最後の彩りに包まれて、穏やかな色に染まり行く。
わたしたちは、こうして、今年最後の小さな旅を終え、家路を急いだのだった。

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category: 森・山

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ふと… 

26日と27日は、我が家の大掃除に当てた。
日ごろ、土曜か日曜のどちらかは出歩いているので、週末の2日間を掃除に当てるなんて珍しい。
家族はそれぞれ出かけているので、わたし一人だけだけれど、張り切ってお掃除を始めた。
レンジ周り、トイレやお風呂場の水周りは先週終わらせたので、今日は、日ごろ行き届かない床掃除や、食器棚の整理、押入れの整理、本棚やCDの整理整頓をすることにした。

床を磨きながら、ふと、子どもの頃の大掃除を思い出していた。
年末が近づいてきた日曜日、「明日は大掃除をするから、みんな手伝ってくれよ。」と言う父の言葉で大掃除が始った。
昔は、畳を上げて、外に干し、床の消毒後、新聞紙を敷いて、畳を引くという手の込んだお掃除だった。
父は1人で畳を担ぎ上げて運んでいた。人一倍、働きながら、大きな声でわたしたちに指示を飛ばす、そんな父の姿が浮かんだ。
床のワックスがけや、窓ガラス吹きは、わたしたち子どもの仕事だった。
今のように、一度吹きで良い洗剤は無くて、いったん、洗剤で汚れを落とした後、ワックスを塗り、その後、から拭きして磨き上げるものだった。
わたしは、拭き掃除は苦手だったけれど、ぴかぴかになった窓ガラスや床を見るのは気持ち良かったし、父や母が「とっても綺麗になったね。」「助かったよ、ありがとう。」と、褒めてくれるのが嬉しかった。
そして、大掃除の合間のお茶の時間の、お菓子や、料理が上手だった母が、腕をふるった晩御飯のご馳走を、みんなで楽しく食べるのが好きだった。

そんなことを思い出していると、つい、拭き掃除の手が止まりぼんやりしてしまうのだった。
「ああ、いけない、いけない。ぼんやりしちゃった。今日は、どうしてこんなに父や母の事を思い出すんだろう・・・」と独り言を言いながら、わたしは、また、仕事に精を出すのだった。

ところが、本棚を整理していたら、小さな紙のアルバムが出てきて、何だろう?と思って開いたら、母が亡くなったばかりの頃のお花見の写真だった。
「元気になったら、お花見に行こうね。」そう、約束していたけれど、3月に旅立った母は、大好きな桜の花を見ることが叶わなかった。
そんな母に、桜を見せてあげたいと言って、父は、小さな母の遺影を持って出かけた。
満開の桜の下で、いっぺんに年を取った父の姿が写っていた。寂しそうな笑顔…あの時、父は何を思っていたのだろうか。
父もそうだけれど、母の最期を思い出すとせつなくて、ずっと心に封印している。
なのに、思い出しちゃったなぁ…と、また、独り言。

月日は、優しい…って、あなたは教えてくれたね。

月日は流れゆくもの…跡形もなく流れてゆくように思えるけれど、
流れた月日の中には、かけがえのない思い出や、生きてきた足跡が残っているものだ。

そして、月日には、過ぎて去っていく優しさがある。
辛い事も悲しいことも月日と共に過ぎ去っていく。だからこそ生きていける。
心の傷も月日が癒してくれるから…

月日は優しいと気づいた時、人は時の流れに身を委ね生きることができるのだって…

そうなのかも知れないね。でも、ちょっと今日は思い出してしまったなぁ…
わたしは、さっぱりと綺麗になった家の中を見まわして、思ったのだった。
30日には、みんなで、最後の仕上げの大掃除をしよう。
そして、弟も呼んで忘年会をしようと。

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category: 日々の思い

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まったり忘年会オフ…後編 

わたしたちが、高野倉に到着すると、むじなさんは庭樹のお手入れの真っ最中だっ
た。
お茶にお誘いしようと思ったが、ちょっと無理そうなので、また次回にお誘いしよ
うということで、おいとました。むじなさんは、自宅のお庭からゆずと金柑とキウイ
フルーツを収穫し、お土産にたくさん持たせてくださった。(むじなさんありがとう
ございました)
「それにしても、高野倉はいいよね。」「こんな所に棲んでみたいよね。」と、わた
したちは話しながら、長閑な風景の中を最終目的地の「月木舎」へと向かった。

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月木舎は、清らかな清流の流れる林道を山に向かってしばらく遡った場所にある。
周りは杉木立ちに囲まれ、ひっそりとした森の只中にある。
これが、落葉樹の森だったらさらに素敵なのに、ちょっと残念だよねと話すkanさ
んが、ポタリングの途中で寄る、御用達のカフェなのだった。

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今年1月の新年会の時、kanさんに連れてきてもらって以来だから、1年ぶりの再訪
だった。「こんな時期には、薪ストーブが恋しいよね。」
「昼間なら、縁側で火鉢っていうのもありだけどね。」などといいながら、早速、そ
の佇まいの素朴さに惹かれ、わたしたちはカメラを向けたのだった。

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ガラガラっと引き戸を開けて室内に入ると、大きなテーブルは満席(4名)だったの
で、わたしたちは、小さな丸テーブルに椅子を引き寄せ座った。
ほんのりと灯る裸電球の柔らかな光の中に、ステンドグラスやガラスの小瓶などが浮
かび上がる。

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素朴な木綿のテーブルクロス、小瓶に飾られた小さな花、ガラス戸の向こうに見える
和室には、籠に入ったゆずや栗、アーティストでもある店主が作りかけているのか、
美しいステンドグラスの硝子板が立てかけてあったり、中庭の様子もうかがい知れる
のだった。

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水出し珈琲と、かぼちゃのプリン、胡桃のバニラ和えプリン、ジャガイモのオープン
サンドとそれぞれ、好みのサブメニューをチョイスした。
テーブルが3つでいっぱいになってしまうくらいの狭いスペースが、なんだか秘密の小部屋みたいだ。
そとは、だんだんと薄暗くなってきて、なかなかいいシチュエーション。薪ストーブがパチパチと燃えていた。

やんわりとした暖かさに包まれて、ランプシェードの火影をみていると、しみじみとした安らぎが湧いてくる。
わたしたちは、思い思いにくつろぎながら、ポツリポツリと言葉を繋ぎ、笑いあった。
何を話したとかじゃなく、気負わない、そんな会話が心地良く居心地が良い空間だった。

美味しいものを食べさせてくれるお店ならたくさんあるだろう。
でも、それだけでは、わたしたちは満足できないのだと思った。
わたしたちが、いいなぁ。。。と感じられる空間、このくつろぎを醸し出している、そんなお店が三人とも大好きなのだった。
「やっぱり、いいよね。月木舎」「ほんと、いいよね。こんな風に、面白いお店を探すのって」
「うん、そういう意味で、今日は大満足だったよ。楽しかったなぁ」
そして、わたしたちは帰りの時間が近づいたので、このお店を後にした。
すっかり日が暮れた闇の中に、お店の明かりが懐かしく灯っていた。

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帰りは、最寄の駅まで送ってもらいお二人と別れた。
別れ際に、kanさんとmasaさんは、こう言った。「次回は、青梅の夏への扉を開けなくちゃね。」
「そうだね。あんまり、遠くない日に、行きましょう!」
いつとは、言わない。でも、近い将来また、三人で、こんな風に歩いている事だろう。
さて、その時、夏への扉は、果たして開いているのだろうか?

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category: 里山

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まったり忘年会オフ…続編 

先ほどの散策の途中で、名栗方面に抜けられそうな道を見つけておいたので、その道を行って見ることにした。
青梅坂というその道は、わたしも始めて通る道だった。
途中で、茅葺き屋根の立派なお寺を発見。kanさんもmasaさんも、茅葺き屋根の民家には黙っていられない。
チョット寄ってみたい感はあったけれど、また、次回のお楽しみに取っておこうと言うことで、今日のところはスルーした(^^)

名栗から、子の権現の山越えをして吾野へと向かった。この山道はロードレーサーたちのメッカなのだそうだ。
kanさんは、「聞きしに勝る激坂だなぁ。やっぱり今度走りに来よう。」と言っていた。
masaさんとわたしは、「こんな激坂、嫌だよねぇ」 「うん、絶対無理…」と意見があったのだった(笑)
こんな風に話題が尽きないまま、川沿いの細い山道を登り上げ、目指すうどん屋さんへ着いたのだった。

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お二人とも、車が着くやいなや、「おお、いいねぇ~!」「いや~!思ってた以上だね♪」と言いながら飛び出した。
そして、思い思いにカメラのアングルを決めてシャッターを押していた。
いつも、すぐに、カメラを向けるのはわたしで、お二人は、よほど気に入らなければ、カメラを向ける事は無いような気がするから、そんな反応が凄く嬉しいのだった。

車から降りると、薪の燃える匂いに包まれ、まず、ああいいなぁと心がゆるゆると寛ぐのを感じる。
そして、煙突から立ち上る薄紫の煙に、思いっきり郷愁を感じたりするのだった。

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立派な一枚板の座卓も、窓ガラスもピカピカに磨かれている。
高い天井の梁には、裸電球の優しい光が揺れている。

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てんぷら付き釜揚げうどん。てんぷらはサクッと美味しくて黒胡椒をブレンドした抹茶塩でいただきました。
竹の器に盛られた釜揚げうどんがなかなかおしゃれで良かった。もちろんうどんも美味しい!

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店内には薪ストーブが赤々と燃え、そんな火を見つめ、黒光りした古い調度品などを眺めていると、それだけで落ち着いたしあわせな雰囲気に浸れるのだった。

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薪ストーブの置いてあるカウンター席もちょっと魅力的だった。

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囲炉裏が切ってあるスペースには、いろいろなものが飾ってあったり置いてあったり…
例えば、地球儀とか、コーラの空き瓶とか、木工細工の箱とか、エッフェル塔の絵だったりとか・・・
統一感が無いように無造作に置かれている感じなのに、違和感無く見れるのは、実は、細かく計算された演出なのか…どちらにしてもセンスの良さが光っている。


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こちらは、夏に来た時の写真なのだけれど、外にも出られるようになっていて、納屋とか花とか眺めていると田舎の家に帰ってきたような錯覚に落ちるのだった。

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納屋の佇まいも自然。

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とにかく、いろいろなものを駆使して癒しの空間が生まれている。

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下駄も用意されています。

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「ここにいたら、何時間でも過ごせそうだなぁ。何だか遠くに旅してきたみたいだ。」とkanさんがつぶやく。
「非日常って感じで、時間の流れまで違うような気がするね。」とmasaさん。

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お二人がおおいに気に入ってくれて、本当に良かったと思う。

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さて、最後の目的地は越生になる。またまた山越えで越生に入り、真っ直ぐに三人の共通のお友達のむじなさんのお宅へと向かった。
長くなったので、続きは、また、明日ということで。

category: 里山

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まったり忘年会オフ 

いつも、仲良くしてもらっている山友のkanさん、masaさんと青梅~吾野~越生へと、食べ歩きオフ会を楽しんだ。
今日は“山”は抜きの食べ歩きなので、出発は遅めの9時に、いつものコンビニで待ち合わせ「お久しぶり~!」と、笑顔で挨拶を交わし、masaさんの車に乗り込み、一路、青梅へ。

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青梅は旧宿場町として栄えた町、町のいたるところに当時の名残りを残した、古い蔵や、木造の家屋を残している。
本日の、青梅inの目的は、「夏への扉」を開けること。
以前、ブログに綴った「夏への扉」の記事を読んで、masaさんは、この古めかしいカフェにとても興味を持ってくれていた。この店の名前の由来になった同名の小説まで読んで、この日を楽しみにしていてくれたのだと言う。
わたしも、彼がどんな反応を示してくれるのか楽しみ(^^)同じような感性を感じるmasaさんだから、きっと喜んでくれるに違いないと思うのだけれど…
早速、懐かしさを感じる佇まいの青梅駅をスタート。メインストリートは歩かずに、のっけから、裏道の「六兵衛通り」を歩き出す。
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まだ、朝の清々しさが、小さな路地裏に漂い、何だか気持ちがいい。三人でおしゃべりしながら歩いていく。
小さな路地に大楠の木を見つけたり、その先の踏み切りに曲がったり、kanさんもmasaさんも、歩きながら「面白そう!」と感じる場所を見つけるのが、似通っていてそこが楽しい。
小さな踏切の先の、石段を登ったら、古びたお稲荷さんがあったりした。

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「こんな、山辺の道を自転車で走るのもいいんだよね」「チョット歩いてみようか?」こんな乗りで、行き当たりバッタリが心地よい。
路地裏から、表通りに出ると、古い町並みが並ぶ。

蔵造りの民家…masaさん、お気に入り!昔の家屋は味わいがるよねと、kanさんも古民家が大好き。

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お茶屋さんの、趣ある店構えに、三人とも「いいなぁ~♪」

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角のたばこやさん。店番のおばあちゃんがいたりしそう、それに丸ポストがしっくり(^^)

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「おや?あの煙突は?」 「レンガ造りでめずらしいなぁ」 二人は早速、気になるものを見つけたみたい。

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その煙突が見える前にある「旧稲葉家住宅」という古民家を見学する。
江戸時代後期の土蔵造りの家屋で、この宿場の豪商だった材木問屋の建物だと言う。
格子戸の小さな入り口を入ると、広い土間になる。ここで靴を脱ぎ、家屋の内部も見学できるのだった。

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部屋の内部

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曲がり廊下と言われる廊下。窓ガラスも少し歪みがある古いもの。ピカピカに磨かれて味わい深い。

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直角に曲がる廊下のつなぎ目が面白い。

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窓から、あの煙突を見つけた!この煙突は造り酒屋さんのものだったが、5年ほど前に店じまいをしたそうだ。

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白壁作りの建物が青空にマッチして綺麗。庭に出て、古梅の木にたくさんの蕾を確認したり、冬桜の花がたくさん咲いているのを見たりした。

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昭和初期の写真も飾られていて、なんとも味わい深い。

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稲葉家住宅の管理をされている方に伺って、青梅の名の由来になった金剛寺の梅を見にいってみた。
この梅は、平安時代に平将門が植えたものだとの言い伝えがあるのだとか。
実が熟しても、いつまでたっても青いままで、そこから青梅の名が付いたとか。

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そのあと、古いお店の佇まいなど眺めつつ

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夏への扉へと向かったのだが…

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坂の上に現れた、そのお店は、なんとなく、様子が変?
なんと、今日は臨時休業だった。どおりで、窓のブラインドが閉まったままな訳だ。

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ここが本日の目的のメインだっただけに、ちょっと残念ではあったが、masaさんも、kanさんも、このお店の佇まいがとても気に入ったようす。「いっぺんに、辿り着いちゃ、面白くないよ。」「次回に、また、来てみたくなったよ。」と言ってくれ、あまり遠くない日に、再訪を約束しあったのだった。
「これで、また、次回、訪れる楽しみが増えたよ♪」と、masaさんは、笑った(^^)

それでは、てっちゃんのお宮参りをした神社に寄ってみようということで、長い石段を上り、住吉神社に寄って見た。
ここは、江戸時代に建てられた神社と言う事で、そんなに古くは無いのだけれど、彫刻が見事で、それをお二人にお見せしたかったのだった。

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この透かし彫りは、本当に見事!いたるところに、彫刻が施されているのだった。

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職人技が生きていて、素晴らしい。ひっそりと埋もれていることが不思議なくらいだ。

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住吉神社を後にしたら、裏通りから表通りに、そして、「昭和幻灯館」へ、ご案内。
masaさんもkanさんも、多彩な趣味の持ち主で、その中でもアートの世界は独特な才能を持っている方たちだから、多分、ここにある「ジオラマ」は気に入ってもらえるのではと思っていた。

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昭和の懐かしい風景を再現した、精密でかつ芸術的なジオラマの世界。

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案の定、お二人のツボだったようで、思った以上に喜んでくださった。

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熱心に見入るお二人に、わたしはホクホク(^^)v

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嬉々として目を輝かせ、お二人が話す少年の日の思い出話など聞きながら、嬉しくなってしまうのだった。
「どれもこれも細工が細かい!いいなぁ!」
「うわぁ~!面倒くさい~♪こんな細かい作業をチマチマやってみたいなぁ♪」こんな感じ(^^)

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板観さんという、看板師の描く、映画看板の世界も多数展示されている。
斜に構えたチャップリン、なかなか良いです。

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さて、昭和幻灯館を後にして、「昭和通り」と名前が付いた裏道を辿る事に…
こんな、電話ボックスもアーティストチック。

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青梅の町は猫をモチーフにしているのだが、ここは、何屋さん?というような不思議なお店が軒を連ねている事に、何だか楽しくなるのだった。

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「看板の陰が壁に映って面白いよ!」とmasaさん発見!

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軒下の鳥かご?

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これも猫。「それにしても、猫がいないね。野良猫がうろうろしてたら写真撮るのになぁ」とkanさん。

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“通り抜けられます”なんて、入り組んだ細い路地に看板あり、さっそく、kanさんが、入っていく。
すると、なんだ、また元の通りに飛び出した。「ちっとも、通り抜けじゃ、ないじゃん(笑)」

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不思議なポスターや看板や、いろんなものを見て振り出しの青梅駅に着いたのだった。

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さて、ちょうどお腹もいい具合に空いてきたところで、masaさんの車に乗り込み、次なる目的地の奥武蔵の吾野にあるうどん屋さんへと移動した。
ここで、青梅編を終了です。残りはまた、次の記事に綴ります。

category: 里山

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帰り花 

霜の降りた野道で、スミレの花の帰り花にであった。
最後に残った楓の葉も、くすんだ赤い葉をはらりと散らした朝だった。

春の野辺を薄紫に染めて、可憐に咲くはずのスミレ花
これから寒い冬に向かうさなかに、咲いてしまった帰り花…
そして、光に満ちた春が忘れられずに咲いてしまった忘れ花…

でも、霜に凍えても、凛と咲いていた。
逆境のなかで、震えながらも、けしてくじけない
健気な姿に貴女を想った。

貴女に、この花の姿を贈ろう。
そして、この歌を贈ろう。

過ぎてゆく季節は流れてゆくけれど
貴女の夢を諦めないでください。

人知れず流した涙があった…


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   栄光の架け橋 / ゆず

誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった けれど確かに歩んで来た道だ
あの時 想い描いた夢の途中に今も
何度も何度もあきらめかけた夢の途中

いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架け橋へと…
終わらないその旅へと
君の心に続く架け橋へと…

栄光の架け橋/ゆず

category: 音楽

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ジョンの命日 

昨日(8日)は、ジョン・レノンが、凶弾に倒れた日…
まだまだ生きて、いろんなメッセージや美しい樂曲を世に送り出してくれていたはず
本当に残念で悲しい出来事だったと思う。

今から7年ほど前になるのだろうか?
わたしは、さいたまアリーナのジョン・レノンの追悼コンサートに出かけた。
大雪で、電車が止まってしまうかもしれない。そんな日だった。

こんな日に、出かけるのか?と主人に叱られたけれど、どうしても行きたくて
出かけてしまった。
夜になって、雪は、大分小降りになって電車が止まるという事態にはならずにホッとしたけれど…

山崎正義、トータス松本など、メジャーなアーティストたちによる、ジョンの名曲は、本当に聴き応えがあり素晴らしかった。
わたしは、感動を胸に家路に着いたのだった。

そして次の年も、追悼コンサートに出かけた。
この年は、会場にオノ・ヨーコさんもいらっしゃって、このHappy Xmasを熱唱されていた。
その後、いろいろな事があって、コンサートに出かける事も無くなってしまったけれど、この時季になるといつも思い出すことがある。

『イマジンも名曲だけれど、わたしは、Happy Xmasが好きで、ジョンの命日は朝からずっと聴いています。』
そう言っていたy!さん…どうしていらっしゃるだろうか。
その頃、いつもお邪魔しては、BBSで語り合ったビートルズ
そして、辛い日々を励まし、癒してくれた素晴らしい友情…
大雪の日にコンサートに出かけたわたしを心配して、ネットの向こうでずっと待っていてくれた、こころ優しい友達・・・
あの頃の友との語らいを、いつも、ジョンの命日が近づくと思い出してしまう。
ことしもHappy Xmasを聴いた
青春にも似た、あの日々が懐かしくて…

John Lennon Happy Xmas (War is Over)

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category: 音楽

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銀杏のお話 

『そらのてっぺんなんか冷たくて冷たくてまるでカチカチの灼きをかけた鋼です。
 そして星が一杯です。けれども東の空はもう優しい桔梗の花びらのようにあやしい
底光りをはじめました。
 その明け方の空の下、ひるの鳥でも行かない高い所を鋭い霜のかけらが風に流され
てサラサラサラサラ南の方へ飛んで行きました。
 実にその微かな音が丘の上の一本いちょうの木に聞える位澄み切った明け方です。』

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これは、宮澤賢治の「いちょうのみ」の出だしの文章です。
ほんとうに、澄み切った言葉の綺羅が集まったような、美しい文章で、わたしは、いっぺんで好きになりました。

この文章を読んだ時、わたしは、桔梗の花びらのように底光りをはじめた空の色を感じる事ができました。
そして、明け方の空の下をサラサラサラサラ流れていく鋭い霜のかけらの微かな音が聞こえました。
それは、尾瀬で出逢った大霜の朝の光景でした。

こんな美しい光景を、わたしも、かつて見ていたのだと思いました。
それにしても、あの光景をこんなにも素敵な言葉で描く宮澤賢治と言う人を、どんなに心優しく素晴らしい人だったかと改めて思うのでした。
そして、こんな光景の朝に、燃えるように色づく銀杏の樹を見てみたいと思いました。

未明の朝ではありませんでしたけれど、陽射しに輝く美しい銀杏の樹の黄葉を今年は何度も見ることが出来ました。

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銀杏って本当に美しい樹だと、今年ほど思ったことはありません。
“いちょうのみ”のお話は、おかあさんの銀杏の樹に実った1000人のこどもたち(いちょうの実)が、旅立って行く日の事を綴っています。それぞれの個性を持ったこどもたちが生き生きと夢を語る姿や、旅立ちの不安を語り合う姿が描かれています。

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 『そうです。この銀杏の木はお母さんでした。
 今年は千人の黄金(きん)色の子供が生れたのです。
 そして今日こそ子供らがみんな一緒に旅に発つのです。
 お母さんはそれをあんまり悲しんで扇形の黄金の髪の毛を昨日までにみんな落してしまいました。』

そして、黙って見守る、おかあさんの銀杏の樹は、別れの悲しさに、夕べのうちに金色の扇形の髪の毛をみんな散らしてしまいましたと、いう一行の言葉だけで、母の気持ちの全てが描かれているのでした。

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川岸に立つ大きな銀杏の樹が、ハラハラと金色の葉を散らす姿を見たとき、この「いちょうのみ」のお話を思い出して、思わずその樹の下に歩み寄りました。

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銀杏の下の小道も、土手も、川岸も、散り敷いた銀杏の葉で埋まっていました。

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さらさらと流れる透き通った浅い川は、青い空の色を映してとても深いブルーです。

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そこに、お日様の光が落ちて、きらきら、きらきら…

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ちいさな銀杏の葉が、流れていきました。

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光を連れて…

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わたしは、そんな光景を見送って、いつまでも川岸に佇みました。

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小さな里山の、小川の岸辺に佇む銀杏の樹でした。

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青空に、映えて…金色の姿が美しかったです。

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category: 里山

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