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風立ちぬ

日々の想いを風に乗せて…

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森に還る 

色とりどりの木の葉たちの物語

耀いていた森は、いつのまにか葉を落とし、色とりどりの落ち葉が森を埋め
やがて、色を失くし、枯れて、森に還って行きます。

晩秋から初冬にかけての森を、落ち葉たちが紡ぐ物語を聞きながら歩きます。
枝先に残る残り火のような彩りや、足元の一枚の葉の輝きを見つめながら…
初冬の森歩き、大好きです。

デジブックにしてみました。よろしければご覧ください。

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category: 森・山

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奥多摩分校秋の遠足2013 

毎年恒例の奥多摩分校の秋の遠足の季節が近づいてきました。
この時期になると、なぜかそわそわ落ち着かなくなってくるわたし。
今年の紅葉はどうだろう?時期はいつ頃がベストだろう?候補地はどこにしようか?
例年の統計や、昨年度の記録などから、今年は11月3週から4週がベストではないかと予想しました。
そして、日にちを11月17日(日)と決定しました。

この頃になると、尾瀬は小屋締めとなり尾瀬仲間さんたちも、シーズンオフとなるわけです。
そこで、奥多摩分校の遠足にも参加可能になり、多くのお仲間が駆けつけてくださいます。
今年は少し事情があり、来られなくなってしまった方々がいらっしゃったので、
いつもの年より、こじんまりとしたオフ会となりましたが、7名の方が参加してくださいました。
何度か下見をして、御岳渓谷周辺の紅葉の美しい場所をピックアップしてご案内し、その後、
山間にある小さな湖の紅葉を愛でました。

この日は、時折、陽が陰るものの、晴天に恵まれ、色づいたばかりの一番綺麗な紅葉を楽しめました。
紅葉の最盛期は、この一週間後だったのですが、負け惜しみではないですが、紅葉の走りは新鮮で
美しかったです。
みなさんにも喜んでいただけ、無事、今年も奥多摩分校の秋の遠足を終わることが出来ました。
遠路はるばるご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。

余談ですが、今回、珍しく女性の参加者が0名となってしまい、わたしは、紅一点となってしまいました。
女子会ならぬ、男子会になってしまいましたが、みなさん、和気藹々で楽しかったです。

遠足の写真は、二つのデジブックにまとめましたので、よろしければご覧くださいね。





category: 森・山

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整いました(^^) 

みなさん、青梅・奥多摩方面、紅葉が良くなってきました。
山々や森の木々たちがこぞって艶やかな紅や黄や橙色に染まっています。
さぁ、おもてなしの準備が整いましたよ(^^)

釜の淵公園《青梅美術館より》

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美術館の1Fのテラス席から眺める釜の淵自然公園は最高!
知る人ぞ知る、隠れた紅葉スポットです(^^)v

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こんな景色が手に取るように、眺められます。

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時間的には朝が最高です。9時開館を待って入館すれば、朝の光がキラキラ…

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川面のさざ波に反射して、綺麗でしょう(^^) お勧めです。

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この日、テラス席の石畳の上には、ちいさな、ちいさな、お客様が…
すっかり弱って飛べなくなったハチが、陽射しで暖まった石の上で体を休めていました。
微かに動く足や触覚…あなたは、もうじき往くのでしょうね…

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ロビーの床に映し出された彩りも往く秋の色

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垣根の山茶花の花びらに陽射しが透けて、何て美しいのでしょう。

      山茶花の陽に溶け淡き旅心

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竹林寺界隈 《吉野梅郷》

吉野梅郷の外れから五日市へと抜ける旧鎌倉街道沿いは、新しい住宅も増えていますが、そのなかにも、
長閑な農村風景を残している場所があります。

なかでも、このお宅は今もなお茅葺屋根の民家です。茅葺屋根の維持管理は大変な事と思います。
時代と共にだんだんと消えていく運命なのでしょうが、郷愁溢れる風情をいつまでもと願ってしまいます。

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コスモスの花越しに

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この野道が旧鎌倉街道です。

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柿の木も秋色

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柚子もたわわに、秋の色

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竹林寺、周りは竹林に囲まれています。

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山茶花の花びらが散り敷いて、地面は一面紅色に…

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吉川英治記念館 《吉野梅郷》

記念館の大楓が真っ赤に色づきました。

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実ものも真っ赤です。

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青空に映えますね。

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お庭の楓も鮮やかな橙色に

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狭い路地を抜けると愛宕神社に着きます。こちらも柔らかな秋色に

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奥多摩園 《日向和田周辺》


こちらも隠れた紅葉の名所です。いきなり目の覚めるようなカエデの紅葉が迎えてくれます。

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この日は、まだ少し早かったけれど、これから紅葉のトンネルになります。

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ほら、この通り~♪

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わぁ~♪ なんて綺麗なの(^^)
青空に放射線状に伸ばした枝ぶりは、確かにケヤキの樹なんですが、このまばらな葉の美しさと言ったら…
まるで、早春の頃、芽吹き始めたばかりの葉っぱのように見えるんです。
こんな紅葉もあるんだなぁと、改めて千差万別、十人十色ならぬ十木十色じゃありませんか!

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青空に、レモンイエローが、とっても綺麗です。

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紅葉のトンネルを抜けて川岸へと降りて来ます。御嶽渓谷と釜の淵の中間あたりの川の流れは、
早くも遅くもなく、ちょうどいい感じ…かな?

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川岸のススキが、逆光でいい感じ、風にいっせいにそよぎます。

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銀杏はこれからですね。

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枝垂れ桜は散ってしまいました。

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そして楓は真っ盛り

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青空では、悠々とトビが舞います。

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アメリカセンダングサ…雑草と呼ばれる花ですが、可愛いです。

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空には満天の紅い星

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沢井楓橋周辺 《御嶽渓谷》

今年は欅の紅葉が素晴らしいです。オレンジ、黄、赤、朱…さまざまな色のグラデーションです。

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ケヤキの巨木

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流れに寄り添う…

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野鳥たちもやってきます。

ジョビ子、今年初めて逢えました。冬鳥ジョウビタキの雌です。

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シジュウカラ 背中の色が綺麗です。

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ボケボケですが、可愛いエナガさん。

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川沿いの遊歩道を辿れば…

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輝くアキニレの大木に出逢いました。

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玉堂美術館 《御嶽渓谷》

御嶽小橋を渡ります。

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玉堂美術館の前の大銀杏は、ちょうど今が旬です。

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今年は、とってもいい色に染まりました。
これから、少ししてからの散り際もまた良しなんですよね。

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美術館の石庭越しの大銀杏は、格別です。

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川向うの古い旅館も、借景になります。

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石庭の上を動く陽射しも良いです。

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白い山茶花に薄紅色の縁取りが可愛いです。蕾もピンクでかわいいなぁ❤


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御嶽美術館周辺 《御嶽渓谷》

玉堂美術館の銀杏に別れを告げて、少し、足を伸ばし遊歩道の終点まで辿れば、
素晴らしい楓の紅葉に出逢えます。

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むかし絵美術館の屋根を包むように…

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透過光に映える

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白丸ダム 《鳩ノ巣渓谷》


鳩ノ巣渓谷の先に、白丸ダムが現れる。魚道があるこのダム、小さなダムだけれど好きなんです。

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このダムの上の斜面は紅葉が綺麗な場所です。そして、二本、形のいい銀杏の木が寄り添って立っています。
湖面のコバルトグリーンの色合いに、とっても映えます。

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本当に綺麗なレモンイエロー…

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今は、遊歩道が閉鎖されているので、しばらく車道を歩き数馬峡橋へ

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数馬峡橋周辺 

この橋から眺めるこの湖は、最高です。
冬の早朝には、湖面を川霧が覆う幻想的な光景も見ることが出来ます。

深緑の頃、この湖面のエメラルド色と競い合うような、若葉のコラボも美しいです。
そして秋、湖岸の楓が真っ赤になりました。

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錦秋のこの時期の夕暮れ時には、エメラルド色の湖面に七色のオーロラが現れます。
奥多摩分校のこいちゃんが、名付けた、湖面のオーロラ…素晴らしいです。
こいちゃんは、一番よく見れる場所を見つけてくれました。
こいちゃんのフットワークと、発見する目線はすばらしいです。
おかげで、奥多摩の新しい名所が出来ました。こいちゃんに感謝です。

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木々が午後の陽射しに輝き出します。

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美しい、美しいオーロラです。

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さぁ、奥多摩の山々は、秋のおもてなしの準備が整いました。
明日は、奥多摩分校の遠足です。どちらに、ご案内しましょうね(^^)
ご参加くださるみなさん、よろしくお願いします。

松ぼっくりからのメッセージ 『お・も・て・な・し  おもてなし』(^_-)☆

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category: 森・山

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奥多摩分校秋の遠足候補地1 

奥多摩でも、高い山では紅葉が見頃となったようです。
これから徐々に麓へと降りて来ます。
毎年、この時期に、奥多摩分校の秋の遠足を開催しています。
紅葉の様子を見ながら、開催日とにらめっこ、どの辺りに行こうかと考えています。

自分の頭の中では、いくつかコースを組み立てていますが、正直悩みます(笑)
でも、それが楽しいのです。そして、上手く紅葉の良い場所にご案内できたて皆さんに
喜んでいただけたら、ホスト役としてこんなうれしい事はありません。
今日は午後から時間が空いたので、いくつかの候補地を歩いてみました。

山々に囲まれた白丸と言う無人駅から、今日の旅は始まります。

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白丸は、川井玉堂(日本画の大家)ゆかりの場所で、戦時中のひと時を疎開していた村だそうです。
“玉堂が愛した散歩道”という石畳の道が残されています。

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本当に、何もない山里の道ですが、素朴な時間が流れているような気がします。

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石畳は、片側が修復されていますが、味わい深い道です。

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さらに、畑の脇を細い小道が続きます。

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小さな神社の銀杏の木はまだ青いままでした。夏にはこの境内で獅子舞も行われるそうです。

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野辺の花が秋の日に…

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エノコロ草もキラキラ

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ススキの穂は銀色に

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かわいいムラサキシキブの実がとても好きです。

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草生した垣根にはホトトギスの花も残ります。

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青空を鳶が舞います。

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集落の一番上にある観音堂へと細い石段を登り上げれば、古い石仏が眺めているこんな景色。

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周りの山々の紅葉はまだまだだけれど、遠足の頃には良くなるかな?

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かつては奥多摩を結ぶ道でした。江戸時代に拓かれた数馬の切り通し

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石門

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白丸湖の青い湖面がのぞきます。

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湖面に続く細い道を降りてみます。

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カヌーを浮かべる人も…

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まだ、紅葉には早いですが、独特のコバルトブルーの水面はいつみても神秘的です。
もう一度登り返し、川岸に佇むカフェ、アースガーデンに向かいます。
ここは、以前、うどん懐石 鴨の下 という落ち着いた和の雰囲気の素敵なお店でした。
でも、オーナーが代わり、建物はそのままですがだいぶ雰囲気が変わってしまいました。

以前のお店が大好きでしたので、新しいお店になって、まだ一度も足を運んでいません。
今日は、初めて訪れる事にしました。

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店内もテーブルも以前のままでした。

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お料理は、ヘルシーな感じで体にいいものを使っているそうです。
奥多摩特産のわさびやこんにゃく、きのこなど、食材も良いですね。
わたしは、マコモタケのドリアと言うのを注文しました。
アツアツで、キノコとわさびの風味が効いていて美味しかったです。
キノコのスープがとても美味しかったなぁ…

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食後に珈琲とお豆腐ケーキを注文したら、『よかったら、テラス席に移動されますか?』と、
わざわざ席を移動させてくださいました。
白丸湖に面したテラスで、風を感じながらのティータイムは、気持ちいい。
寒くないようにとひざ掛けも用意していただき、温かく過ごせました。

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お豆腐ケーキは、チーズケーキのような味わいに、ほんのりお豆腐の風味、なかなか美味でした。
珈琲も薫り高くて、おいしかったので、満足でした。

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この日も店内は混み合っていたので、日曜日は混みますかと聞いてみました。
紅葉期間は激混みで、かなりお待ちいただくようですとの答え。人気のお店らしいです。
それでは、遠足の時の昼食は、無理そう…ほかのお店にすることにしましょう。
でも、お茶に寄るのはいいかも…(^^)v

お店を後にし、数馬峡橋を渡ります。
今は、まだ、こんなに緑ですが、遠足の頃には、美しい紅葉がこのコバルトブルーの湖面に
映えていたらいいのですけれど…

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夕陽に輝く紅葉と、映り込んだ錦の水面を、みなさんにお見せしたいと思っているのですが。

category: 森・山

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森羅万象 

森羅万象…森を歩く時、いつもこの言葉が浮かびます。
深い森であればなおさら…

木々が繁り、連なり、そしてそこに生きとし生けるものすべての姿、在り様、
それは宇宙の広がりの全てにまで通じるものと思ったりします。

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金岱山のミズナラ…その樹の存在を知ったのは、6年ほど前だったでしょうか、巨樹が好きだったわたしは、
奥多摩にもたくさんの巨樹があることを知って、捜し歩くようになっていました。
そして、奥多摩の駅前の観光案内所で、その樹の写真に出逢いました。

巨樹は新緑の森の中に、大きな体を曲げるように前方に伸ばした姿で写っていました。
その幹に付いた不思議な形の瘤は、口の形、あるいは目、あるいは耳のようにも見えました。
二本の腕を空に伸ばしたような姿、わたしは、心を掴まれたように釘付けになりました。



金岱山のミズナラ《2006年11月に撮影》

両腕を空に伸ばした姿

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背筋が逞しく成長した背中

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大きな口(目、耳)のように見える瘤

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この樹に逢いたい…その頃は正式な登山道も無くて、教えてくれる人もなく、
見つけるのが大変でしたが、逢えた時は、本当に感無量でした。


わたしには、この瘤は口に見えました。
巨樹が『よく来たな』と言っているような気がしたのでした。

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でも、今年の8月、その樹が折れてしまったと聞きました。始めは倒伏してしまったのかと思いました。
哀しくて残念な気持ちでいっぱいになりましたが、一本の幹を落としたけれど、生きているらしいのです。
わたしは居ても立ってもいられず、逢いに行く事にしました。

台風が去った後の快晴の一日、抜けるような青空の下、一年ぶりで日原行のバスに乗り込みました。
日原鍾乳洞近くの山々はまだ紅葉には間がありそうです。川は水嵩もまし迫力のある流れでした。

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急な山道を黙々と登ります。木々の間からは、石灰岩の巨岩の燕岩が聳えているのが望めます。
この山中には他にも巨木が多くあります。



ケヤキの巨樹

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巨岩に根を張った山桜の巨木

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イヌブナの株立ちの巨木

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すでに倒伏してしまった山桜の巨樹

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黙々と高度を上げていくと、真っ赤なカエデの紅葉が目に入りタワ尾根に出ます。

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ハウチワカエデ

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木洩れ日の中のコハウチワカエデ(オレンジがかった紅葉が美しい)

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はっきりしたピークはありませんが、この辺りが一石山です。以前は無かった山名標がありました。
どなたが作ったのでしょう?なかなか素敵な標識でした(*^_^*)

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タワ尾根はやっぱり素晴らしい…いち早く染まりだしたカエデの紅葉が目を楽しませてくれます。
コハウチワカエデ

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陽に透けてなんて美しい…
ハウチワカエデ、全体に丸みを帯びているので、別名をメイゲツカエデといいます。
英名も月を連想するもので、フルムーン・メイプルと呼ばれているそうです。


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まだ、緑の葉も輝いている ハウチワカエデ

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まるで金色に輝く葉、コハウチワカエデ
コハウチワカエデは、別名をイタヤメイゲツといいます。
ハウチワカエデと形はそっくりですが、少し小さめで、色もオレンジがかっています。

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青空に、錦の星  ハウチワカエデ

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上ばかり眺めていたけれど、足元にはたくさんのミズナラの実が落ちていました。
まだ、帽子をかぶったものもあって可愛いです。

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紅い実もたくさん…いくつか拾ってみて、フルーツバスケット(^^)
紅い実は、オオカメノキかガマズミの実でしょうか?

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こちらはカマツカの実かな?色合いが素敵!

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カエデの翼果、多分ハウチワカエデの実です。

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ホウの落ち葉に、光が射しこんで、まるで灯りが点ったようでした。

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森のサンゴみたいな、ミズキの実殻です。黒紫色の実と真っ赤な枝、何ともエキゾチックな装いですね。

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色とりどりの葉がまるで星のよう…たぶんイロハカエデですね。
これから秋の深まりと共に赤く、赤く、染まって晩秋まで燃えています。

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カエデの尾根が尽きると、ミズナラ、山桜、ブナ、ケヤキ、シデなどの森になります。
大きな葉っぱは、ウダイカンバ、高級木材になる樹だと教えていただいたことがあります。

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白樺の幹に似ているけれど、銀色に輝いて見える樹肌です。

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横縞模様がとっても綺麗な山桜の幹。真っ直ぐに伸びあがっています。

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この幹には、クマさんのひっかき傷が残っています。登るんですね!クマさん。

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たくさんの広葉樹の中の、細々と続く、結構急な登りを登って行きます。
わたしは、いつ、ミズナラの巨樹が姿を現すだろうかと、祈るような気持ちで足を運びました。
そろそろ・・・この辺で上の方が見えたはず。でも、見えない。
ああ、もしかしたら…

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そんな想いで、最後のカーブを曲がったら…ああ、見えました。立っていていてくれました。でも…


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それは、壮絶な姿でした。
二股に分かれた幹を、まるで両腕を斜め上に目いっぱい伸ばしたような樹形の樹でした。
幼木の頃から、光を求めて斜め前方に伸びて行ったのでしょうか、斜めに傾いた体を支え続けた根は、
大きくしっかりと張り、幹の背中にあたる部分は、筋骨逞しいく背筋が発達していました。
まるで、大きな恐竜か巨人を思わせるような樹でした。

その、片方の幹が、引き裂かれたように、もぎ取られたように、折れて地に伏せていました。

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痛々しいその傷跡に絶句して身動きできずに立ち尽くしてしまいました。
あのシンボルだった、大きな口のような瘤は、無残にも地面にめり込んでいました。
少し愛嬌のある、あの姿で話しかけてくれることもないのでしょうか?

しばらくして、思い直し、巨樹の下に進み出てその幹に触れてみました。
「痛かったろうね…」
でも、見上げると、残ったもう一方の幹は力強く空へと伸びてたくさんの葉を繁らせていました。
わたしは、心の中で話しかけながら巨樹の周りをぐるっと回ってみました。

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その背中もその根も、変わらずに生命感に満ち溢れていました。
「元気なんだね。よかった、生きていてくれて…」

___大丈夫だ、わたしは、まだ死にはしない___

___生き抜くために、片方の腕を落としたのだよ___

巨樹がそう言ってくれたような気がしました。
そう、巨樹は自ら選択して、幹を落としたのですね。山地に生き抜く巨樹は、こうして命を繋いでいくと
巨樹の事を教えてくれた友人から聞いたことがありました。日原には、そういう樹がたくさん存在すると。

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自然は、あまりに偉大ですね。気の遠くなるような長い年月を生きてきた巨樹たち。
今、その前に立ち、その幹に触れているわたしは、あまりに小さいと思うと同時に、時空を越えて
その長い記憶の片隅を垣間見、一端を共有できているのかもしれないと思えるのでした。

森羅万象、遥かな宇宙と一体化するような不思議な気持ちになりました。
森には神が宿っているのかも知れない…

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傷ついたミズナラが、なぜか、より大きくなったような気がしました。
逢いに来て、良かったと心からそう思いました。
きっと、これからも金岱山のミズナラは、生き続けることでしょう。
小さな人間のわたしの命が途絶えた後も、ずっと…

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わたしは、ミズナラと共にお弁当を食べました。初めてここに来た日のように静かな静かな森でした。
巨樹の周りには、たくさんのミズナラたちが生きています。

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そのひとつ、“ナラ太朗”ミズナラの幹が曲がったところに、笑っている顔が見えますか?
ニッコリ笑った丸顔のかわいいお顔が、あなたには、見えるかなぁ(^^)

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“ナラ太朗”の幹は、こんなに元気です。

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倒木には緑の苔が生えています。そこに、カツラの葉っぱ

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カエデの葉っぱとサルノコシカケ

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ポトリと落ちたミズナラの実が、もう、芽を出しました。

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ミズナラの幹に映えたキノコ、ちょっと食べられそうなキノコに見えるけど?
やっぱり、毒キノコかしら?

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さようなら。金岱山のミズナラさん。あなたの傷が癒えて元気になってくれますように…
また来る時には、何を語ってくれますか?また、逢いに来ます。

わたしは、何度も振り返りながら、ミズナラの森に別れを告げました。
___また、おいで___と、巨樹が手を振ってくれたような気がしました。

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美しいブナも多くある森です。ブナの黄葉はもう少し先のようですね。

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真っ直ぐな白い幹を、美しいなぁと思います。

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午後の陽射しは、少し力を弱めています。急いで降りましょう。

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わたしは辿り来た道を急いで降りて行きました。尾根からの下りは急坂なので慎重に、慎重に。
綺麗な幹の夏椿を撮った後は、もう夢中で降りたので写真はありません(笑)


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気の抜けない下りを降り切って、一石山神社に降りて来ました。そう、あのミズナラに出逢ったのは、
この一石神社から始まりました。今回も無事に行って来れたことに感謝します。
山の神さま、ありがとうございました。

帰り道、薄紫のリンドウが、道路のアスファルトの隙間に咲いていました。健気ですね。

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ヤクシソウもネットの下から体を起こして咲いています。綺麗な花色です。

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リュウノウギクの花束が、あんなところに…野の花たちも逞しいです。

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日原川の流れを眺め、この渓谷沿いが、木々の彩りに飾られた頃、もう一度来ようと思いました。
でも、金岱山のミズナラには、また、しばらくは逢いに行けないと思いますが…

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category: 森・山

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